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観心寺はどんなお寺?
観心寺は、701年に飛鳥時代の呪術士である役 小角(えんの おづぬ)が開祖し当時は雲心寺と呼ばれていました。そして、100年以上が経った808年に真言宗開祖である弘法大師空海が訪れて北斗七星を分霊した由緒あるお寺です。観心寺は日本で唯一、北斗七星を祀っているお寺です。
再度雲心寺に訪れた弘法大師空海は、厄除けのために本尊如意輪観音像(ほんぞんにょいりんかんのんぞう)を刻み観心寺の寺号を与えたとされています。
観心寺の境内には、国宝である「本尊如意輪観音像」「金堂」「観心寺勘録縁起資財帳(かんしんじかんろくえんぎしざいちょう)」の宝物が奉納されています。また、観心寺には非常に多くのお堂や像といった約40の重要文化財が存在します。
観心寺は、鎌倉時代末期から南北朝時代に活躍した武将・楠木正成を始めとした楠木氏の菩提寺として有名です。1334年に先の天皇である後醍醐天皇によって金堂を外陣造営するように楠木正成へと命じました。観心寺の金堂は、1346年から1370年の4年の歳月をかけて完成しました。
楠木正成は、湊川の戦いで討ち死にした際に首が観心寺に届けられたため、境内には首塚が祀られています。楠木正成の死によって境内にある建掛塔は、未完成のままの三重塔の一部です。屋根が茅葺で作られており当時の情景を色濃く残しています。
観心寺の入口である山門の左手には、寺の全体を守るように楠木正成像が建っています。観心寺の歴史を感じながら境内を散策するのがおすすめです。
観心寺は河内長野の人気観光スポット!おすすめは?
観心寺は、大阪府河内長野市にありますが、奈良県・和歌山県の境目にも位置する荘厳なお寺です。観心寺は、河内長野市の観光地ナンバー1にも匹敵する人気スポットです。河内長野市がおすすめする観心寺について紹介します。
国宝!本尊如意輪観音像とは?
観心寺には、弘法大師空海によって刻んで安置されたと言われる「本尊如意輪観音像」が国宝として登録されています。本尊如意輪観音像は、平安時代に彫刻した最高の木像です。
本尊如意輪観音像は、右足は膝を立て6本の手を持ちます。右手には如意宝珠を持ち、左手には法輪を支えています。如意宝珠とは、「意のままに願いをかなえる宝」と言われています。また、法輪を持つことで煩悩を打ち消すと言われています。
本尊如意輪観音像は、木像の中で非常に巧妙な技法で作られています。観心寺の本尊如意輪観音像は、秘仏とされおり毎年4月17日と18日のみ開帳され拝むことができます。
一度は見てみたい!観心寺の紅葉
観心寺は、河内長野市の中でも紅葉の名所として毎年観光客で賑わいます。観心寺の紅葉シーズンは、毎年11月上旬から12月上旬でイチョウやモミジ、カエデの樹木が境内を彩り散策が可能です。
観心寺を訪れたら最初に山門を潜り石畳の階段を上ると、朱色の国宝である金堂が見え周りを紅葉がお出迎えをします。金堂にてお参りをしてから境内にある宝物や重要文化財、星塚の要所内でも紅葉が色づいています。
観心寺の境内は非常に広いため、建造物や像の場所によってSNS映えがするため非常に人気です。また、観心寺は高台にあるため、見どころが多い紅葉の観光スポットとしても有名です。
紅葉以外のおすすめも
観心寺は、紅葉の名所であるとともに椿、梅、桜が咲き誇る場所として有名です。2月上旬からは、わびすけ椿が咲き始め、3月上旬には約300本の梅林やピンク色の枝垂梅が境内を彩ります。
観心寺の梅の木は、綺麗な紅梅が多く植えられており辺りは梅のほのかな甘い匂いが漂います。同時期には河津桜が咲いており、春の訪れを感じます。そして、観心寺の3月中旬は、紅色の椿、黄色のモクレン、雪柳が続きます。
4月上旬には、桜の名所として観心寺が一気に春が真っ盛りとなります。観心寺にはソメイヨシノを中心に約200本の桜が満開に開花します。観心寺は紅葉以外にも日本の四季が見られる観光スポットとして人気です。
観心寺の口コミ評価を調査
観心寺の口コミ評価を調査します。観光地を訪れる際には、景色の写真も重要ですが口コミ評価も大切です。観心寺を観光する際の参考にしてください。
観心寺は、「大阪みどりの百選」に選ばれており自然が豊かな場所です。観心寺の紅葉や梅、桜を見に訪れた人が口コミでは多く評判です。特に紅葉のシーズンは、非常に混み合うことで有名です。紅葉が散っても地面が赤や黄色の絨毯となり、違った景色を見せてくれます。
観心寺で静寂な時間を過ごしたい場合は、新緑の時期5月から6月に訪れると気候の温かさと涼しさも相まって楽しめます。国宝や重要文化財を目当てで訪れる人や星塚を辿りパワースポット巡りをしている観光客もいます。楠木正成の縁の地として有名なことから歴史好きにも人気です。
観心寺では梅の開花時期から春分のお彼岸まで、期間限定で名物の「梅どら焼き」が販売されます。あっさりとして食べやすい白あんに甘露煮の青梅が入った一品です。梅どら焼きは、1個と5個入りのセットが販売されているので、試しに買って味わってみてください。
観心寺の斜め向かいには、土日祝日限定で営業している甘味処「茶店 阿修羅窟」があります。わらび餅やあべかわ餅の名店として有名で休憩する人が多いと口コミで人気です。ぜひ、観心寺で散策が終わり次第訪れてみてください。
観心寺のカフェが評判
観心寺にはカフェが併設されています。観心寺のカフェを目当てに訪れる人も多いです。観心寺にある創作精進料理「KU-RI」は、予約制でなかなか予約の取れない人気のカフェです。また、お寺にあることから話題となり、各メディアで取沙汰されています。
KU-RIは、精進料理を現在の食に合わせ、地元の食材を中心として作られています。メニューは1日限定20食の「季節の蒸し料理 デザートとドリンク付き」のみを提供しています。精進料理の禁忌である肉や魚、五辛は使っていません。1品ずつ丁寧に作られており美味しくて健康的な料理です。
KU-RIの店内は、約400年が建ったお寺の台所である庫裏(くり)を和と北欧風にリフォームしたインテリアで歴史も残る空間となっています。営業日は月から水曜で、11時30分から15時です。
観心寺の基本情報について解説
観音寺への関心も高まったところで基本情報について解説します。観音寺の拝観時間や入山料、アクセス方法をまとめました。
拝観時間や入山料は?
観心寺の拝観時間ですが、9時から17時で最終受付は16時30分です。観心寺の年末年始ですが、納経所と霊宝館が拝観ができない場合やご朱印帳を受け付けていない場合があります。また、観心寺の大晦日については終日開門しているため参拝は可能です。
観心寺の入山料は、小学生から中学生までは100円、高校生からは300円です。観心寺の本尊御開帳日である4月17日と18日は、特別拝観料が700円かかります。
アクセスについて
観心寺のアクセス方法について紹介します。観心寺までの交通機関でのアクセスですが、南海電鉄鉄道高野線もしくは近畿日本電鉄長野線に乗車し「河内長野駅」で下車します。
河内長野駅前から南海バス小深線「金剛山ロープウェイ前行」もしくは「石見川行」に乗り換えて、約10分でバス停「観心寺」に到着です。また、河内長野駅前から南海バス小吹台団地線「小吹台行」に乗り換えて約10分でバス停「観心寺」に到着です。駅からのアクセスは抜群です。
観心寺までの車でのアクセスですが、最寄駅が南海電鉄鉄道高野線「三日市町駅」です。三日市町駅東出口から、北方向へ府道214号線から209号線を道なりに約5分を進むと観心寺に到着します。観心寺では、無料の駐車場を用意しています。大晦日やお正月は有料で500円がかかります。
名称 | 高野山真言宗遺跡本山 檜尾山観心寺 |
住所 | 大阪府河内長野市寺元475 |
観心寺は是非一度立ち寄ってみたいお寺
観心寺について紹介しましたが、いかがでしたか。観心寺は、国宝・本尊如意輪観音像を始めとした宝物の見物が可能です。また、観心寺では紅葉や梅、桜の名所のため季節ごとに色とりどりの景色を見せてくれる見どころ満載のお寺です。
観心寺の荘厳さに触れた後に、併設されているカフェにて絶品で健康にも良い精進料理が味わえます。河内長野市の観心寺は、心もお腹も満たされる人気の観光スポットです。
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