日光東照宮は日本有数の観光名所!世界遺産に登録された理由や見どころは?

日光東照宮は日本有数の観光名所!世界遺産に登録された理由や見どころは?

世界遺産日光東照宮観光の魅力について紹介します。観光名所であることはもちろん400年の歴史を肌に感じることができます。日光東照宮おすすめの観光スポットの目白押しです。観光をしながら運気アップしてみましょう。基礎知識を入れておくと楽しくなります。

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記事の目次

  1. 1.観光の名所!日光東照宮とは?
  2. 2.日光東照宮:観光のおすすめを紹介
  3. 3.日光東照宮のパワースポットについて紹介
  4. 4.観光だけじゃない!日光東照宮の御朱印とは?
  5. 5.日光東照宮:施設概要について
  6. 6.日光東照宮に一度は観光に行ってみよう!

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観光の名所!日光東照宮とは?

日光は秋の行楽シーズンを中心に、多くの観光客で賑わいます。その観光の中心地ともある日光東照宮は、数々の国宝や重要文化財があり、日光観光のメインスポットです。今回はその日光東照宮観光の魅力について、徹底リサーチしました。

徳川家ゆかりの地:日光東照宮の歴史

日光東照宮は、江戸幕府初代将軍徳川家康を祀った神社です。江戸城からほぼ真北の位置にあり、江戸幕府を見守る存在として、1617年第2代将軍徳川秀忠により建てられました。正式に東照宮となった状態は1635年に第3代将軍徳川家光により現在に近い形になります。

400年前の姿をそのままに残す日光東照宮は、世界遺産にも認定されています。歴史を感じる数々の建物や、建物の装飾、パワースポットは、見どころ満載です。

平成に入り各建物の改装が行われ、より当時に近い形に生まれ変わりました。日光観光ではおすすめで、外せないスポットが日光東照宮です。ちなみに正式には東照宮と言い、他の東照宮と差別化をするために、日光東照宮と言われています。

日光で有名な強力パワースポット!日光東照宮の三大スポットや二荒山神社などものイメージ
日光で有名な強力パワースポット!日光東照宮の三大スポットや二荒山神社なども
日光と言えば、日光東照宮など強力なパワースポットが多く存在します。また、自然豊かで食べ物も美味しく、体の中からもエネルギーをチャージすることが出来る場所です。パワースポット日光で、素敵な一時を過ごしてみてはいかがでしょうか。

日光東照宮:観光のおすすめを紹介

世界遺産日光東照宮の観光スポットについて、おすすめの理由と共に紹介します。建物の装飾など細部に至るまで、神経をとがらせて観光探索すると、より歴史の重みを感じることでしょう。

観光の名所:日光東照宮が世界遺産に登録された理由

日光東照宮は、400年も変わらない形で、維持管理されたことが世界遺産に認定された大きな理由です。観光の名所として今では認知されていますが、従来の国宝や重要文化財と言われるものがこれだけ1ヶ所に固まってあるのは、国内でも有数です。

なぜここまで歴史の荒波の中で日光東照宮を元の状態に近い形に維持できたかというと、江戸時代は、専門に境内を守る武士の部隊がいました。そのほとんどは、徳川と繋がりのある旧武田家や旧北条家の家臣が元です。

武田家や北条家は戦国時代に滅び、その旧領のほとんどは徳川家康のものになったため、浪人となった彼らに「仕事」を与える役目がありました。多くは土地の管理などをしていましたが、江戸時代になり、その維持はあまり必要としなくなったため、日光東照宮の警備になります。

戦時中、多くのアメリカ軍機から落とされる焼夷弾や爆弾で、関東平野にある多くの重要文化財などは失われてしまいます。その中でも戦火を逃れ、400年まえの姿をそのままに残す、日光東照宮は、貴重な観光遺産です。その細部まで当時のままを残すことは容易ではありません。

1999年に世界遺産に認定され、その後平成の大改修を経て、現在の日光東照宮になります。400年の歴史を伝える貴重な遺産として、観光名所と共に、関東平野を見守っている場所です。

日光東照宮の見どころ:国宝や重要文化財について

それでは世界遺産日光東照宮観光の見どころを見てみましょう。数々ある国宝や重要文化財の中でピックアップして紹介します。観光には外すことができない名所ばかりです。観光前に少し覚えておくとより日光観光が楽しくなります。

石鳥居

日光東照宮の入り口で、一の鳥居とも言います。福岡藩初代藩主黒田長政により建てられました。現在の福岡県で切り出された石を運搬し、作っています。石鳥居の「東照大権現」の文字は後水尾天皇が書かれたものです。この功績もあり、黒田家は徳川一族の性「松平」をもらいます。

10段ある石段は計算をされており、上に上がるほど狭く、段差も小さくなっています。これは鳥居を遠くに見せる錯視をもたらし、全体的にみると奥行きのある作りになっています。鳥居をくぐるときは、左か右の端を通りましょう。歴史を感じる世界遺産境内への観光の入り口です。

五重塔

1650年に若狭小浜藩藩主酒忠勝により建てられましたが、焼失し1818年に10代藩主酒井忠進により再現された懸垂式の高さ36mの塔です。一番下の塔の装飾には干支である十二支が描かれており、当時の名工の技術の粋を観光できるスポットです。

塔の要である心柱は、下の礎石にはつながっておらず、浮いた形をしています。これは当時では理解されているのかは定かではないですが、地震に強く、塔の揺れを抑える方法です。この技術は東京スカイツリーにも応用されています。一段と目を引く観光スポットです。

表門

1636年に徳川家光の日光東照宮と共に改装され、細部に至るまでこだわって作った装飾が見事な門です。石鳥居から数えると2番目の門になり、第2の門、仁王門とも言われています。入り口側と反対側からの像が違うために、行きと帰りそれぞれに楽しめる観光スポットです。

入り口から入ると仁王像が左右で出迎え、帰りは狛犬が見送ります。対を成し阿吽の関係になっている像も見どころです。邪気を払うと言われている獏の彫刻、江戸時代の平和の象徴である牡丹の彫刻は、この時代の歴史の栄華を表していると言われています。

神厩舎

1636年に建てられ、日光東照宮の建物の中では異彩を放つ素朴な作りをしています。徳川家康の愛馬を眠らせると言われているスポットです。有名な三猿(見ざる聞かざる言わざる)の装飾がおすすめ観光名所となっています。

牡丹や菊の彫刻が施され、この神厩舎には、徳川の家紋である「三つ葉の葵」の装飾が無いのが特徴です。この謎はいろいろな説がありますが、歴史上定説と言われている説は無く、日光東照宮の謎として語り継がれています。

三神庫

下神庫、中神庫、上新庫を合わせて、三神庫と言います。校倉造を模しており、宝物を入れる倉庫として建てられました。細部に至る装飾まで見どころでおすすめな日光東照宮の観光スポットです。

上神庫には、象の装飾があり、当時のイメージで描かれた象を見ることができます。言い伝えの中から作られた象は、作者のイメージの中から浮かんだものです。当時の歴史を思い浮かべながらじっくりと観察するのもおすすめです。

御水舎

水盤は1618年、舎は1636年に作られています。別名手水舎とも言われています。今では当たり前のように神社にある手水舎は、江戸時代当時にはまだどこの神社にもなく、この日光東照宮の建物が日本では初めてだと伝えられています。

コーヒーを作るサイフォンの方式を用いており、水盤の水が減ったら自動的に水を継ぎ足す方式です。どうやって開発したのかは、日光東照宮の謎として歴史に刻まれています。解説できたら日光観光も楽しくなるスポットです。

陽明門

日光東照宮一の観光スポットで、豪華絢爛な数々の装飾が施されている門です。1636年徳川家光により建てられました。数々の霊獣を見ることができ、細部に至るまで見どころ満載のおすすめ観光スポットです。この陽明門に施されている霊獣で、日光東照宮の霊獣全てを見ることが出来ます。

陽明門の屋根下には、龍の頭があります。これは徳川家光の干支である龍を意味していると言われています。江戸時代初期の建築技術の粋を集め、部材により塗り方も変えている点は見どころです。

Photo by hiyang.on.flickr

陽明門を支える12本の柱のうち2本だけ装飾が違い、下向きの模様をしています。観光名所の日光東照宮の建造物全体に言えることなのですが、完成させない状態で、魔よけと言う意味合いを持ち、また歴史上完成品は壊れるだけという説を採用していると言う論理からです。

唐門

1617年に建てられ、改築を繰り返して現在の形になりました。唐破風作りの弓なりのアーチが特徴的です。昇龍と降龍の彫刻の柱が一段と目を引きます。611人の彫刻が施されており、日光東照宮の中では本殿に次ぐ多さです。陽明門より繊細に描かれている彫刻を見てみましょう。

唐門の装飾はいろいろな見方ができ、舜や幻想的な生きものなども描かれています。おすすめ注目観光ポイントの唐門の扉の模様が1カ所だけ異なっている点は、日光東照宮の謎として語り継がれています。

神輿舎

1636年に造られた神輿を入れる社殿です。見どころは天井の天女の絵で、日本一美しいと言い伝えられています。中に入っている神輿は昭和40年に作られたものです。

東西廻廊

陽明門をくぐり中に入ると周囲を囲う装飾が施されている壁です。観光スポットとして穴場的な存在ですが、一見の価値があります。立体的な彫刻の数々は他の建造物と比較しても遜色ありません。細かな場所まで観光で巡るのは難しいですが、じっくりと観たいスポットです。

透かし彫りなど建立当時の装飾技術の粋を集めた歴史を感じる圧巻の観光スポットです。日光東照宮観光で時間があるのならば、じっくりと見ておきたいおすすめスポットです。

御本社

日光東照宮の中でも最も彫刻の多い場所で、参拝及び観光のメインスポットです。拝殿、石の間、本殿があり、観光のついでには3つとも立ち寄りたいおすすめスポットです。本殿そのものが強大なパワースポットだと言われています。

徳川家康公の像が安置され、そこに行くのは江戸時代では将軍家だけだったと言われています。神前に向かって左側には豊臣秀吉公、右側には源頼朝公の像が安置されています。ただ江戸時代は山王神と摩多羅神という神様がいました。なぜ変わったのかと言うとそれは謎です。

奥宮・御宝塔

奥宮は徳川家康が祀られている場所で、一般人が入れるようになったのは1965年からです。日光東照宮の奥にあり数々の建物それぞれが重要文化財などに指定されています。日光東照宮観光では外せないパワースポットです。外側は質素に作られていますが、内側には装飾が施されています。

日光東照宮のパワースポットについて紹介

世界遺産日光東照宮のパワースポットについて紹介します。観光には外せないコースを巡り、良い気をもらいましょう。

観光に立ち寄りたいパワースポット

日光東照宮には数々のパワースポットがあります。一度に全てを回ると、1日かかってしまうかもしれません。ここでは観光におすすめのパワースポットに絞ったコースを紹介します。パワースポットを効率よく巡り、観光ついでに運気を上げてみてはいかがでしょうか。

パワースポットの回り方について

おすすめの観光コースは日光東照宮の3つのパワースポットを効率よく巡ります。1つ目のパワースポットは、神厩舎を抜けた先にある手水舎の付近に右に石畳がカーブしている場所です。この場所から陽明門を唐銅鳥居がぴったりと収まる位置があります。目線を少し下げるためにしゃがみます。

キレイに陽明門と唐銅鳥居が収まるパワースポットで写真を一枚撮ります。ここは北極星と江戸と本殿を結ぶ位置だと言われ、日光東照宮の中でも有名な観光名所のパワースポットです。

日光東照宮の本殿に参拝したのちに奥宮へと向かいます。奥宮は日光東照宮観光では欠かせないパワースポットです。家康公のご神体がある場所は巡り、内部を見てそれだけで運気が上がると言われています。

最後の観光パワースポットは、日光東照宮の表門から出て、右手にある道です。石灯籠が並んでおり、静寂の中にも神聖な空気が流れています。さらにパワースポットを巡る観光をしたいのならば、この道を通り、二荒山神社へと向かうのが観光コースです。

観光だけじゃない!日光東照宮の御朱印とは?

観光だけでは世界遺産の日光東照宮巡りはもったいないです。日光東照宮観光のついでには、御朱印をもらう方法もあります。日光東照宮の御朱印ともらい方について解説します。

日光東照宮の御朱印を紹介

日光東照宮観光で御朱印をもらえる場所は境内に2カ所あります。日光東照宮の御朱印はシンプルに徳川家の家紋である三つ葉の葵が押されています。奥宮の御朱印も同じようなデザインです。3カ所目は陽明門の近くにある薬師堂で日光山輪王寺の御朱印がもらえます。

その他に期間限定のものを合わせると、17種類もあります。期間限定の御朱印は、建造物の改修記念や、創建記念の度に発行されます。専用の御朱印帳も販売していますので、日光東照宮オリジナル御朱印をコンプリートしてみましょう。

御朱印がいただける場所とは?

日光東照宮と奥宮の御朱印は日光東照宮の陽明門をくぐって右手にある授与所です。日光東照宮の御朱印は書いてくれますが、奥宮の御朱印は書置きのみのものです。御朱印帳に書いてもらうことができないため注意しましょう。受付の時間が8:00~15:30で冬季は14:30までです。

薬師堂の御朱印は薬師堂でもらえます。こちらの受付時間も日光東照宮と同じ時間です。時間に余裕をもって観光に訪れましょう。

日光東照宮:施設概要について

最後に日光東照宮の施設概要について紹介します。日光観光の時間調整に役立てましょう。渋滞などがありますので、アクセスなどに注意し、少し余裕をもって観光したいです。

アクセスと駐車場

日光東照宮の拝観時間が、4/1~10/31は9:00~17:00で11/1~3/31は9:00~16:00です。拝観料は大人1,300円です。

アクセスは東武線の浅草駅から特急けごんで約1時間半の東武日光駅から、バスで7分の西参道入口下車すぐです。車でのアクセスは東北自動車道から日光宇都宮道路を経て、日光ICより2kmです。付近の道路は季節によっては渋滞します。駐車場は普通車1日600円です。

名称 日光東照宮
住所 栃木県日光市山内2301

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日光東照宮に一度は観光に行ってみよう!

日光東照宮の名所、観光おすすめスポットの紹介をしました。世界遺産に認定された日光東照宮にはこれ以外にも見どころ観光スポットが沢山あります。一度と言わず二度三度とハマるリピーターが続出しています。日光東照宮へ行ってみましょう。

古澤 弘一
ライター

古澤 弘一

フリーライターです。旅と猫好きで、食べ歩き大好きです。「日常のちょっとしたことにプラスになる情報を届ける」をモットーに活動しています。

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