竜頭の滝は日光で絶対に外せない観光スポット！アクセスや駐車場は？

竜頭の滝は栃木県の日光市にある滝の1つで、華厳滝・湯滝と並ぶ奥日光三名瀑の1つになっています。竜頭の滝の全長は210メートル・滝の幅は約10メートルある滝となっており、迫力のある姿を見ることができるのが竜頭の滝の魅力の1つです。

長さ210メートルの急斜面が途中で二手に分かれており、二手に分かれた滝が正面から見たら竜の頭に見えたことから竜頭の滝と名前が付けられたとされる説や、二手の流れを髭に見たてたとの説もあります。

竜頭の滝の下流側面の観瀑台からの景色が絶景と評判になっています。東側の側面には散策路がありますので、色々な角度から滝の姿を見ることができるようになっています。

滝の岸壁は、男体山の火山活動の際に噴出した軽石流により形成されており、巨大な湖であった戦場ヶ原を埋め尽くした物が竜頭の滝まで流れてきたものです。

竜頭の滝は紅葉が美しいと評判で、奥日光一帯では、いち早く紅葉を見ることができる場所にもなっています。紅葉が見ごろを迎える時期には、美しい紅葉を見るために多くの観光客が訪れています。

まずは、竜頭の滝の見どころについて紹介していきます。竜頭の滝を見に行くおすすめの時期などについて詳しく見ていきましょう。

竜頭の滝は紅葉とのコラボレーションが美しいと評判のスポットです。竜頭の滝では鮮やかな紅葉と白い布のような滝のコラボレーションが絶景で、日本庭園のような美しい姿を見ることができます。

竜頭の滝と紅葉のコラボレーションの見ごろは例年では、10月の上旬ごろから中旬ごろになります。黄色から赤に変わっていくコントラストを見ることもできますので、美しい紅葉とのコラボレーションを見る場合には、10月ごろに竜頭の滝に訪れるのがおすすめです。

竜頭の滝は、紅葉が見ごろを迎える時期が一番観光客が多く訪れる時期になりますが、1年を通して四季の自然を楽しむことができるようになっています。竜頭の滝では、5月から6月には赤紫色のトウゴクミツバツツジとのコラボレーションを見ることができます。

夏には、緑の木々と竜頭の滝により、マイナスイオンを感じることができます。冬の時期には、雪とのコラボレーションを見ることができることもあります。

続いて竜頭の滝へのアクセス方法を紹介していきます。公共交通機関でのアクセス方法、自動車を利用した場合のアクセス方法や駐車場の有無などについて詳しく紹介していきます。

まずは、電車やバスなどの公共交通機関を利用して竜頭の滝までアクセスする方法を見ていきましょう。竜頭の滝へ公共交通機関を利用してアクセエスする場合、まずはJR日光駅まで行きます。

JR日光駅に到着した後は東武バスの湯元温泉行きに乗車をして竜頭の滝のバス停で下車をするとすぐの所に竜頭の滝があります。バスの乗車時間は約60分となります。

竜頭の滝の周辺には無料で利用することができる駐車場が多数ありますので、自動車でのアクセスもおすすめです。東京方面からは高速道路を利用して約2時間30分、長野からは約3時間40分でアクセスをすることができます。

竜頭の滝の周辺には、竜頭ノ滝上駐車場・竜頭ノ滝駐車場・竜頭ノ滝下駐車場（養魚場前)・竜頭ノ滝臨時駐車場の4つの駐車場が用意されています。駐車台数も多く停車することができる駐車場となっていますので、ドライブ感覚で竜頭の滝に行くことができます。

続いて、竜頭の滝を観光したあとに休憩することができる、スポットを紹介していきます。美しい滝を眺めた後に、美味しい食事やコーヒーを味わってみてはいかがでしょうか。

1つ目に紹介する、おすすめの休憩スポットは、竜頭の滝のバス停から歩いて2分ほどのところにある「龍頭之茶屋」です。古くから訪れた人たちの安らぎの場所として親しまれているお茶屋さんで、店内からも竜頭の滝を見ることができます。

営業時間は時期により異なります。通常5月から11月は9:00から17:00の営業時間となり無休で営業をしています。12月から4月は10:00から16:00の営業となり、平日に不定休での店休日があります。12月から4月の店休日についてはホームページなどで直接確認が必要となります。

うどんメニューやカレーライス・だんご・おしるこなど様々なメニューが提供されていますが、一番の看板メニューは「お雑煮」です。龍頭之茶屋でしか味わうことができない、特製のお雑煮となっています。

お雑煮に入っている揚げ餅の表面はパリパリでちょうどいい揚げ具合いで、お雑煮のダシとの相性バツグン、山菜なども入っていてボリュームもあるのにリーズナブルなど口コミでも高い評価を獲得しています。

ドリンクもコーヒーの他、濃厚ココアなど子どもが飲むことができるドリンクも用意されています。また甘酒や抹茶なども提供していますので、竜頭の滝を眺めながら和の雰囲気を味わうこともできます。

竜頭の滝を観光した後のおすすめ休憩スポット2つ目は、中禅寺金谷ホテルから歩いて4分ほどのところにある「コーヒーハウス ユーコン」です。ログハウス風の落ち着いた雰囲気の店内が魅力のお店です。

中禅寺金谷ホテル直営のコーヒーハウスとなっており、湖を見渡すことができるロケーションが人気があります。サンドイッチなどの軽食メニューが豊富で可愛い見た目でインスタ映えも抜群です。

お店の看板メニューは、大正時代のレシピを基本にして再現した百年ライスカレーです。百年ライスカレーはレトロな味わいがクセになると、口コミでも評判のメニューになっています。

サンドイッチやカレーの他にも牛ほほ肉を赤ワインでゆっくりと煮込んだ牛ほほ肉のラグーなども用意されています。ドリンクは紅茶やコーヒー・リンゴジュースなどがあります。

紅茶は、アールグレイ・ソフトピーチ・バニラルイボスなどの種類があり、お好みの味の紅茶を楽しむことができます。デザートメニューには、チーズケーキやアップルパイ・チョコレートケーキがあります。観光のあとや合間などのランチ休憩やティータイムに最適のお店です。

営業時間は通常11:30から15:30となっておりラストオーダーは15:00になります。店休日については直接お店が必要となります。

最後に竜頭の滝や周辺の観光に泊まりで行く場合のおすすめの宿を2つ紹介していきます。泊りで観光を楽しんで竜頭の滝や周辺のスポットを散策しましょう。

1つ目に紹介する竜頭の滝周辺の観光におすすめのホテルは、中禅寺湖の絶景を楽しむことができる「日光中禅寺湖温泉 ホテル花庵」です。日光中禅寺湖温泉 ホテル花庵は、中禅寺湖の入口の朱い鳥居が目の前にあるホテルです。全ての客室から中禅寺湖を眺めることができます。

プライベート空間を大切にしてくれるサービスと、客室から望むことができる夕暮れ時や朝焼けの美しい風景を楽しむことができます。また、温泉は硫黄泉・アルカリ性単純泉2つの泉質があります。ストレス解消や疲労回復・皮膚病・生活習慣病に効果があると言われています。

ホテル自慢のかけ流しの露天風呂などで、観光の疲れをゆっくりと癒すことができますので、温泉と美しい景色を眺めることができる客室で疲れを癒しましょう。

食事つきの宿泊プランなど様々な宿泊プランが用意されていますので、予算やご自身の宿泊スタイルに合わせて最適なプランで宿泊しましょう。

竜頭の滝周辺の観光におすすめの宿泊施設2つ目は、静かな森の中に佇む温泉宿「奥日光 ゆの森」です。奥日光 ゆの森は客室に露天風呂が付いている12室のみの温泉宿になります。

奥日光 ゆの森は、木立に囲まれた静かな森の中に佇んでいる為、木々のざわめきや小鳥のさえずりを聞くことができ、日々の喧騒から離れた落ち着いた時間を過ごすことができます。

奥日光 ゆの森に湧き出ている天然温泉は、高い温度と湯量に恵まれているため、寒い時期でもゆっくりと温かい温泉に浸かることができます。温泉はタケイ酸が多く含まれている為、美肌効果に優れており他にも高血圧・疲労回復・神経痛・冷え性などにも効果があります。

食事も地元の食材や厳選した食材を使用して、最高の料理を提供してくれるため、観光の疲れを取ったり、日々の忙しさから離れて静かな宿で優雅でゆっくりとした時間を過ごすことができます。

栃木県の日光市にある竜頭の滝の見どころやおすすめの休憩スポット・宿泊施設などを紹介してきました。竜頭の滝は、日光に訪れた際には、外すことができないと言われているほど迫力のある滝と周辺の木々とのコラボレーションが美しい場所になります。

竜頭の滝の近くには、休憩をしながら滝を眺めることができるお店もありますので、竜頭の滝の美しい自然の風景を眺めて日々の疲れを癒してみてはいかがでしょうか。