総持寺は大阪で美しい自然が魅力の人気スポット!御朱印やアクセスは?

総持寺は大阪で美しい自然が魅力の人気スポット!御朱印やアクセスは?

大阪府茨木市にある「総持寺」の魅力をまとめました。紅葉の穴場的スポットであり、美しい自然や庭園の風景を拝むことができます。総持寺の御朱印情報やアクセス方法、さらに有名な年間行事についてもご紹介します。総持寺の魅力特集です。

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記事の目次

  1. 1.大阪の総持寺とは?
  2. 2.総持寺は紅葉が人気?魅力を解説
  3. 3.総持寺の年間行事について
  4. 4.総持寺の御朱印を紹介!
  5. 5.総持寺の施設概要について
  6. 6.総持寺に一度行ってみよう!

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大阪の総持寺とは?

大阪府の茨木市に位置する高野山真言宗の寺院であり、西国三十三所第22番札所になることから、大阪府内の方だけでなく遠方からも巡礼に大勢いらっしゃいます。巡礼者は平安時代から訪れ、現在に至るまで多くの人々を見守ってきた大阪の名刹「総持寺(そうじじ)」です。

総持寺には地元民だけでなく御朱印を集めている方や寺社仏閣好きの方も訪れます。本記事では大阪の有名なお寺・総持寺の歴史や魅力、紅葉のおすすめ人気スポットについてご紹介します。意外と知られていない大阪・総持寺の特徴をまとめ、新たな魅力を発見していきます。

総持寺の歴史について

まずは大阪のおすすめスポット・総持寺の歴史を紐解いていきましょう。大阪の西国三十三所第二十二番礼所・総持寺の創建は886年(仁和2年)のこと、漁師たちが大きな亀を捕まえているのを藤原山蔭の父・藤原高房が見つけ、「今月18日は観音様の縁日」という理由で亀を買い取って逃がしました。

その日の夜に山蔭は継母の計画により船から落とされ、父高房はひどく悲しんで観音様に祈っていました。すると助けた大亀が山蔭を背中に乗せて現れたというのです。高房が亡くなった後、山蔭は恩に報いるために観音像をつくり祀ったのが総持寺の起源といわれています。

お出かけに人気の総持寺は日本遺産に選ばれています。「1300年つづく日本の終活の旅~西国三十三所観音巡礼」が認定を受けたことで、大阪府茨木市の総持寺も構成文化財のひとつとして認められました。総持寺が選ばれた日本遺産は文化庁が認定するもので、文化等の活用を目的にしています。

世界遺産と似て非なるものであり、総持寺が認められた日本遺産というものは、市区町村が申し込んで認定されると観光や地域活性化を図るために利用できるという特長があります。文化や歴史、慣習などをストーリーとしてまとめ上げ、名勝地などをパッケージ化するユニークなものです。

日本遺産となった総持寺はますます注目され、お出かけのおすすめスポットとして人気を集めることが予想されます。また、2016年(平成28年)には、本堂・仁王門・薬師金堂を含む9棟が茨木市指定文化財になり、総持寺の見どころのひとつとなっています。

総持寺は紅葉が人気?魅力を解説

隠れた穴場スポットとして総持寺の紅葉が注目されています。10月下旬から12月上旬が北摂エリアの紅葉シーズンといわれています。

紅葉の穴場スポット!

大阪府内には数多くの人気紅葉スポットがありますが、総持寺も負けず劣らず美しい景色を拝めるおすすめスポットです。ガイドブックには掲載されていない穴場的な名所であり、紅葉のシーズンにはたくさんの方が訪れるものの、平日は比較的見やすく、散歩がてら紅葉を眺めるのにおすすめです。

総持寺の境内には大きな鯉が泳ぐ池があり、木々が色づくと何とも言い表せない日本らしい景色が目前に広がります。美しい庭園や周囲の紅葉が秋の訪れを知らせる光景からは、浮ついた心や日々のストレスを浄化させてくれるような雰囲気が漂っています。

お出かけに人気のスポット・総持寺には池泉回遊の庭があります。丁寧に手入れされた様子で、石をあちらこちらに配し、季節によって新緑の瑞々しいグリーンや紅葉の朱色とのコントラストで美しさをより強めています。中には大きな石を使用した枯山水の庭園もあり、紅葉とともに楽しめます。

総持寺は庭が美しいことでも知られ、秋になると地元の方が散歩に来てはじっくりと紅葉を眺めていきます。おすすめは庭園内のベンチに座って、休憩がてら景色を楽しむことです。随所に日本らしい情緒を漂わせる場所があり、紅葉の季節に限らず、花が咲く春の散歩にも人気の総持寺です。

多数の神様を祀っているお寺

総持寺は創建に深い関りを持つ観音様をはじめ、数多くの神様や仏様を祀っています。観音様とは菩薩様のことであり、総持寺では千手千眼観世音菩薩を本尊としています。千手千眼観世音菩薩は奈良時代より信仰されている仏様で、千本の手と掌に千個もの目を持っているといわれています。

その千の眼で千人が抱える悩みや苦しみを隅々まで見渡すという姿をあらわしています。観音様の慈悲や力の広大さが伝わり、人々はそのお姿に救いを求めるのです。総持寺における千手千眼観世音菩薩は、子育て観音様・厄除け観音様とも呼ばれており、悩み苦しむ人々が参拝に訪れます。

お出かけにおすすめの大阪・総持寺は千手千眼観世音菩薩の他に薬師如来を祀っています。薬師如来は病気に苦しむ人々を助ける仏様として知られ、正式には薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい)と呼びます。現世すなわち生きている間に願いを叶え、病を治すという薬師如来です。

総持寺でもお祀りしている「地蔵菩薩」は、いわゆるお地蔵様のことです。地蔵菩薩は閻魔大王の化身であるとされ、お地蔵様に手を合わせれば身代わりとなって苦しみから救ってくれるといわれています。広大な慈悲で人々を包み込み、生命すべてを育む大地を司るのが菩薩です。

総持寺では「不動明王」もお祀りしています。不動明王は大日如来の化身であり、悪人をも仏の道に導くという決意を表した姿といわれています。降三世明王(ごうざんぜみょうおう)や大威徳明王(だいいとくみょうおう)を含む五大明王の中心的存在にあたります。悪を滅し、破壊と再生を司ります。

他にも弘法大師や稲荷大明神、如来荒神などの仏様・神様を祀る総持寺です。総持寺という名前は、人々の願いを持ち備えた仏様のお寺という意味があり、あらゆる願いや悩み・苦しみを聞いてくれるお寺になります。

ペット供養もできる?御祈願とご供養について

愛する家族のペットが亡くなったら、総持寺でペット供養が行えます。ペット供養の納骨料は10000円で、8月にはペットの御霊をなぐさめるためペット盆経を執り行います。総持寺の観音様は亀の上に立っておられるので、動物とも縁が深いといいます。

日々祈願として祈願・安産腹帯・初参りを行い、厄除け祈願や胡瓜加持なども利用可能です。永代供養や永代納骨、お彼岸の法要なども行う総持寺です。詳細は公式ホームページで確認できます。

総持寺の年間行事について

総持寺にはさまざまな年間行事があります。1月には修正会と題して健康を祈願する法要を行い、加持料500円で参拝者は額に宝印を受けます。4月15日から21日の間は秘仏本尊御開扉 西国御砂踏となり、一年に一度だけ本尊様御開扉を行います。

各札所から受けた御砂の上を歩くと三十三所の巡拝と同様の功徳が得られるといわれています。他には一般的な春と秋のお彼岸や節分会、精霊送り、七五三詣りなどの年間行事があります。

庖丁式とは?

「庖丁式」は毎年の4月18日12:00から執り行われる有名な行事です。室町時代からこの形態は受け継がれており、当主が古来宴席で来賓を前に料理して見せたことが由来とされます。総持寺を開いた山蔭卿は庖丁道の祖として崇められたこともあり、料理人に親しまれている総持寺です。

庖丁式には全国から調理師が集まり、烏帽子と直垂という正装に身を包みます。右手に包丁を持ち、左手には真魚箸を持ち、素晴らしい包丁さばきを披露するものです。手を触れずに魚を捌く様は見事で、息をのんでしまいます。庖丁式を何事もなく終えると、庖丁道山蔭流の免許の許し状がもらえます。

総持寺の御朱印を紹介!

最近話題になっている御朱印とは、神社やお寺をお参りした証明として授かれる印のことです。寺社仏閣の名前とご本尊の名前、お参りした日付を墨でいただきます。寺社仏閣によってデザインが異なり、コレクションする方もいます。また、御朱印帳も多種多様で授与所の他、本屋やネットでも買えます。

おすすめの御朱印について解説

総持寺のおすすめ人気御朱印を解説します。総持寺では2017年1月1日から「草創1300年記念限定押印」を実施していました。総持寺オリジナルデザインの限定となるレアな特別印で、この時期に訪れた方は草創1300年記念限定押印の御朱印をもらえます。特別印を目当てに来る方も多い総持寺です。

草創1300年記念限定押印の総持寺オリジナル御朱印は、亀の恩返しをデザインしたもので、西国三十三所草創1300年の文字も入ります。この草創1300年記念限定押印の総持寺オリジナル御朱印がもらえるのは2020年12月18日までの期間となるので、早めの参拝がおすすめです。

左に御詠歌、右に西国22番の御朱印となります。御詠歌とは仏教の教えを五・七・五・七・七の和歌に表し、旋律いわゆる曲に乗せて唱えるものをいいます。御朱印帳にこだわるなら各札所の象徴となるものを水彩画にしたものもおすすめで、総持寺をはじめ、各所の風景を思い出せます。

総持寺と穴太寺の限定で復刻御朱印を授与していました。江戸時代に使われていたもので、右上に札所番号印・左下に寺名印・中央に本尊印という配置です。現在使用されている御朱印とは特徴が異なるので特別感があります。御朱印の中にはレアなものもあり、コレクターには非常に人気です。

限定50体授与ですが、総持寺では本尊様御影と江戸時代復刻朱印、現在の朱印の3点が1セットになった「本尊御影入り朱印帳」を販売していました。御朱印帳にはさまざまな種類があるので、人気商品や口コミでおすすめされているものなども参考にしてお気に入りをぜひ見つけてみてください。

御朱印を頂ける場所と時間は?

御朱印はいつでももらえるわけではありません。総持寺の場合は、本堂内を正面にして右手にある近代建築物の様相を呈した1Fの納経所でいただけます。お寺と違う建物なのでわかりやすいです。御朱印の通常受付時間は8:00~17:00となり、拝観時間とは異なるので間違えのないようご注意ください。

総持寺のお守りについて

総持寺にはお守りなどグッズを取り扱う売店があります。寺社仏閣へ行ったら御朱印だけでなくお守りもチェックしましょう。ここでは総持寺で人気のお守りやおすすめのお守りをご紹介します。売店をのぞくとさまざまな商品が陳列され、参拝者は願いや思いに寄り添ってくれるものを探しています。

総持寺は料理人が訪れるパワースポットとしても人気があるため、料理上達のお札やお守り、火伏せのお札をチェックしています。もっと美味しいごはんを作れるようになりたい・プロとして活躍したい・火難除けのお守りが欲しいという方におすすめの授与品が総持寺にあります。

亀がデザインされたお守りや「トイレの神様」として人気の烏枢沙摩明王様のお札もあり、多くの神様・仏様をお祀りする総持寺らしい品揃えです。トイレをキレイに保つと運気が上がるといわれ、ビジネスや芸能の成功者の中にはトイレ掃除にこだわったという方も多いです。

実際に烏枢沙摩明王様のお札をお手洗いにお祀りし、清潔な状態を維持すると運気が上昇すると考えている方がいます。総持寺の売店には他ではあまりお目にかかれない授与品があります。

総持寺の施設概要について

拝観時間と所在地、アクセス情報や駐車場についてご案内します。総持寺へ向かう前にしっかり確認しておきましょう。

拝観時間と所在地について

Photo byanncapictures

総持寺で参拝できるのは開門6:00~閉門17:00の時間帯となります。なお、納経受付時間は8:00~17:00となり、受付開始時刻が開門より2時間遅れるので、早朝に行っても御朱印をもらえません。御朱印をいただきたい方は8:00からの受付となるため、混同しないようご注意ください。

総持寺は大阪府茨木市総持寺1-6-1にあり、最寄り駅はJR総持寺駅と阪急京都線の総持寺駅となります。駅から徒歩で行きやすいお寺です。

アクセス方法と駐車場は?

総持寺へのアクセス方法をご紹介します。電車でアクセスする場合、JR京都線・JR総持寺駅から徒歩5分で行くことが可能です。JR総持寺駅の南口を利用して府道126号に向かいましょう。府道126号を横断し、茨木病院(清風会)の手前の道に入って道なりに進んでいくと総持寺にアクセスできます。

また、阪急京都線・総持寺駅を利用したアクセス方法もチェックしましょう。総持寺駅の西出口から斜め右方向に進み、道なりに歩くと駅から5分ほどでアクセスできます。両駅とも普通電車での停車となります。駅から行きやすく、徒歩圏内となるためお散歩コースにもぴったりです。

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車でアクセスするなら、名神高速茨木ICより国道171号線を京都方面へ走行します。西河原交差点で右に曲がったら 一般道を南下し、JR東海道線の高架橋をくぐりましょう。信号を1つ抜くと総持寺の案内板が見えるので見逃さないようにしてください。

総持寺へ車でアクセスする方は普通車のみ利用可能な駐車場に停めてください。20台収容できる駐車スペースがあり、最初の40分は300円になります。以降20分毎に100円かかるので、計画的な参拝がおすすめです。公共交通機関と車でアクセスできる総持寺です。

名称 西国第二十二番 高野山真言宗 総持寺
住所 大阪府茨木市総持寺1-6-1

総持寺に一度行ってみよう!

総持寺は駅からアクセスしやすく、紅葉の季節になると美しい日本風景を見ることができます。たくさんの神様や仏様を祀っていることから、さまざまなご利益があるのも興味深いポイントです。紅葉のシーズンでなくも気持ちよく参拝できるお寺です。

anemone4
ライター

anemone4

生まれも育ちも福岡のanemone4です。ホッキョクグマや犬が好きで愛犬チワワにいつも癒されています。上手ではないですがカラオケが娯楽の一つで友人と7時間は歌っていることもあります。

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