箕面の滝は紅葉が人気のレジャースポット！おいしいランチやアクセスは？

箕面の滝とは「箕面大滝」とも呼ばれ、大阪府箕面市の「明治の森箕面国定公園（以降、箕面公園）」に位置する滝です。1年に200万人もの観光客が集まる、大阪府内でも有数の観光名所です。

大阪府内でも有数の紅葉名所のひとつ「箕面の滝」がある箕面山は、修験道の日本で最も古い修行地のひとつとされ、箕面の滝は滝修業の場でもありました。現在では、大阪北摂エリアの中でも、箕面の滝は紅葉が人気のレジャースポットとしても有名です。

そこで、本記事では、箕面の滝散策休憩におすすめのおいしいランチスポットや、箕面の滝までのアクセスも調べました。紅葉狩り好きや、名瀑好き、カメラを携えた人は特に必見です。

箕面の滝がある「箕面公園」は観光名所として、昔から地元でも「滝」と「紅葉」で有名でした。公園の面積は83.8haに及んでおり、箕面の滝はその一角を占めています。

箕面の滝の特徴は、あふれるほどの豊かな自然環境ともいえます。大阪市内からも、阪急電車で約30分程度と利便性が良い点でも、地元や近隣の人々から支持を集めています。

春季は桜や新緑、夏季は圧倒的に納涼、秋季は有名な紅葉、冬は意外にも鍛錬の場など、多彩に魅せます。1年間を通じ性別や世代を問わず、地元や周辺の多くの人々に箕面の滝は親しまれています。

実は複数の名前があるのが箕面の滝です。仮に「箕面滝」と表記すると、読み方は「みのおのたき」や「みのおたき」または「みのおだき」など定義されていません。その荘厳な姿に敬意を示す意味でも「箕面大滝」とすることもあります。

箕面の滝は1990年4月に箕面の滝は「日本の滝100選」のひとつとして選ばれています。「日本の滝100選」とは、文字通り1990年に制定された、日本を代表する100カ所の滝を意味します。

「日本の滝100選」のひとつに選ばれた、滝幅5m落差33mの大滝でもある箕面の滝です。ちなみに大阪府には6カ所の滝がありますが、選ばれたのは「箕面の滝」だけです。

その「箕面の滝」の「箕面」は、木々のすき間から「蓑（みの）」のように滝が流れるようすや、「尾」のつく地名が多くあり、そのひとつ「水尾」から「箕面」に変化したといわれています。

日本には約2500を数える滝があるとされています。その中から選ばれた滝100選の1つが箕面の滝なのです。ちなみに、箕面の滝がある「箕面公園」は、1986年に「森林浴の森100選」のひとつに選ばれています。

日本の滝100選にも数えられる箕面の滝だけに、その見どころも多彩です。その中でも箕面の滝一番の見どころは、やはり秋季の紅葉ですが、それだけではありません。

緑多き箕面の滝や箕面公園なので四季に応じたさまざまな姿も、箕面の滝の見どころです。その箕面の滝の主な見どころを紹介します。

阪急電車「箕面駅」前から、一の橋（公園の入口）を通り抜け、箕面川の渓流に沿いながら、箕面の滝まで、片道約2.8kmの距離があります。その「箕面大滝」につながる道は、「滝道（たきみち）」と呼ばれています。

その「滝道」は、阪急電車「箕面駅」前から、箕面公園の随一景勝「箕面大滝」まで、整備された遊歩道となっているので、初の箕面の滝散策でもわかりやすいでしょう。歩いて片道40～50分で行けるのでおすすめです。

純粋に片道約2.8kmの距離を歩くだけでも、適度な運動にも最適でハイキング初心者にもおすすめできます。また、箕面公園内、阪急電車「箕面駅」から歩いて15分の箕面川沿いに蝶の生体展示の種類の多さで有名な「箕面公園昆虫館」があります。

昆虫館の近くにある紅葉スポットのひとつ「箕面山 瀧安寺」や、大門橋に差し掛かる場所にある2つの巨大な岩「唐人戻岩」も、「滝道」沿いにあります。

秋の紅葉が有名な箕面の滝や箕面公園ですが、実は1年中四季を通して見どころが多い景観スポットです。紅葉スポットは、多くの場合はサクラのスポットと被っているものです。

春季は、箕面の滝や箕面公園は万博記念公園とのセットで春のドライブプランとしても有名で、ヤマザクラやソメイヨシノなどの箕面市内のサクラのスポットにひとつです。

夏季は、ズバリ納涼や避暑スポットとしても有名で全身に浴びるマイナスイオンの気持ちよさと、目に飛び込む「新緑」が、心身とともに癒やしをもたらします。

秋季は言わずもがな「紅葉」で、冬季は葉が枯れ落ちて見晴らしが良くなり、純粋に滝の名瀑ぶりが楽しめます。また、季節によってはライトアップイベントも開催され、たっぷりと非日常的な箕面の滝の景観に浸れます。

大阪府内でも有数の箕面の滝ですが、観光スポットらしく食事休憩に最適なランチスポットも点在しています。中には「おいしいランチが食べられる」と評判の人気グルメスポットもあり、箕面の滝の周辺散策に彩りを与えています。

その箕面の滝周辺のおいしいランチができる、おすすめ人気のグルメスポットをご紹介します。箕面の滝散策の際は、ぜひ立ち寄ってみてください。

箕面の滝周辺でおいしいランチが楽しめるスポット1店めは「Ogawatei」です。地元でもおいしいと大人気のステーキハウスです。厳選のこだわり旬野菜と黒毛和牛が堪能できるコースを提供しています。行列必須の人気店なので、予約した上での来店をおすすめします。

店舗自慢のステーキは、厳選黒毛和牛のみを使用し、約30日間かけて氷温熟生された牛肉は、みずみずしくうま味が凝縮されています。「ソムリエ常駐レストラン」として有名で、ソムリエおすすめワインを筆頭に日本酒もそろえています。

おすすめメニューですが、ひとつに絞りきれません。例えば、前菜3種+サラダ+カルビ+ライス+スープがセットになった黒毛和牛カルビランチが、2000円（税抜）から食べられます。ちなみにランチメニューだけで約15種前後を提供しています。

お店までのアクセスですが、阪急電車「箕面駅」より徒歩で約30分です。通常の営業時間は、ランチ11:00～15:30、ディナー17:00～22:00で、定休日は火曜日です。駐車場は、最大19台分の駐車スペースがあります。

箕面の滝周辺でおいしいランチが楽しめるスポット2店めは「ゆずりは」は、阪急箕面駅から、滝道に沿って歩くこと10分程度の場所に建つ隠れ家的カフェです。身体に優しい限定ランチやカフェメニューもそろえています。

人気のカウンター席は掘りごたつになっており、眼前に展開する景観を目的に来店するお客さんも多い、ある意味において景観スポットです。箕面の滝観光帰りにおすすめメニュー「ゆずりはランチ」がいかがでしょう。

ゆずりはランチとは「主菜1品」+「副菜3品」+「鯛茶漬」+「ご飯(おかわり自由)」+「漬物」+「ミニデザート」がセットになった、「一汁二菜うえの」の料理人が関わる限定ランチです。

お店までのアクセスは、阪急電車「箕面駅」より徒歩で約10分です。営業時間は11:00～16:00までですがランチメニューがなくなり次第その日の営業は終了です。定休日は月曜・火曜になり、日曜日は営業しています。駐車場はありません。

箕面の滝までのアクセスは次の通りです。阪急電車「箕面駅」下車すぐに、「もみじの天ぷら」が買えるお土産屋がある通りが目に入ります。その通りに入り、箕面川に沿うように歩き続けると、やがて川を渡る「一の橋（滝道入口）」に着きます。

あとは、箕面の滝に向かってひたすら「滝道」を歩くだけです。この「滝道」はちょっとしたハイキングコースになっています。ちなみに、所要時間は阪急電車「箕面駅」から徒歩で約40～50分です。

JR大阪駅から電車でのアクセスは、次の通りです。交通費は片道270円で、所要時間は約34分です。まずはJR大阪駅から阪急大阪梅田駅まで歩きます。阪急宝塚本線に乗り石橋阪大前で阪急箕面線に乗り換え箕面駅で下車、歩いて箕面の滝へ向かいます。

JR大阪駅からバスでのアクセスですが、次の通りです。交通費は片道280円で、所要時間は約1時間32分です。JR大阪駅から阪急百貨店前（阪急バス梅田）バス停へ歩きます。箕面行きバスに乗り箕面バス停で下車、歩いて箕面の滝に移動します。

車移動の場合、大阪市内の新御堂筋を北に上がり、国道171号線～牧落交差点を右折で阪急電車「箕面駅」へ移動します。阪急電車「箕面駅」から箕面の滝までは、歩いて移動します。

または阪急電車「箕面駅」から国道9号線を東へ移動し、国道43号線に沿って箕面山へ向かいます。そのまま北に向かうと大日駐車場（無料、収容台数70台）があります。駐車場から歩いて15分ほどで箕面の滝に到着します。

しかし大日駐車場は常に混んでおり、少なからず渋滞は避けられません。車の場合は「市立箕面駅前駐車場（8:00～20:00内は30分100円、収容台数285台）」での駐車を推奨します。

箕面の滝観光の交通手段は、できる限り公共交通機関の利用をおすすめします。公園内は、徒歩での散策を推奨します。

大阪府内には全部で6カ所の滝があり、この数が多いか少ないかは判断におまかせします。その中でも断トツに有名な、日本の滝100選のひとつ「箕面の滝」の魅力の徹底解説はいかがでしたでしょうか。

昔から何ひとつ変わらないそのままの自然をぜいたくに堪能できる「箕面の滝」は、身体いっぱいにマイナスインを浴びて心身スッキリ目覚めさせたい時におすすめです。

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