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摩周湖は、日本で1位、世界では、バイカル湖の次に透明度が高い湖です。水の透明度は、セッキー円盤を水中に沈め、肉眼により水面から認識できる限界の深さのことを言います。摩周湖の透明度は、20メートルです。
摩周湖は、火山の陥没原(カルデラ)に水が溜まってできた、流入・流出河川のない閉鎖湖です。周囲に降った雨水は周りの土壌でろ過されて、流入するので有機物がないです。また、住宅や農地からの生活用水の流入もなく、観光客が湖を汚すこともありません。
摩周湖は、寒冷地の山の上に湖があることから、微生物やプランクトンが増殖することが少なく、湖が汚れないため、透明度が非常に高いです。透明度は、夏と冬で変わります。夏は、植物プランクトンの数が増えるため、透明度が下がります。
神秘的な絶景「摩周湖ブルー」が見られる
摩周湖の神秘的なブルーは、摩周湖の水深と透明度が関係してます。摩周湖の水深は、211メートルあり、日本の五指に入るほど深い湖です。そして高い透明度は日本一となっています。水は水深が深いほど、青以外の色を吸収してしまう性質を持っています。
摩周湖の神秘的なブルーは、光が高い透明度の水の中を、水深の深い部分まで進み、青い光のみ反射することによって、生まれた深い青という事です。
「霧の摩周湖」の異名通り霧が多い
摩周湖は、1年のうち100日以上も霧が発生してます。特に6月から8月にかけて、霧が多く発生します。摩周湖の霧には、様々な種類があり、場所や時刻によって異なります。
「放射霧」は、夜の放射冷却現象が起こり、湖面の空気が冷やされ発生する霧です。摩周湖はカルデラ湖なので、湖の周りの130メートルに以上の急なカルデラ壁に囲まれているため、霧が貯まりやすい地形です。この霧は、明け方に発生して、午前9時には消えてしまいます。
「滑昇霧」は、水蒸気を含んだ空気が山の斜面を上昇する時に、上の方で冷えて発生する霧です。6月から9月は、湖だけではなく、摩周湖周辺の山も霧に包まれます。「移入霧」は、夏、釧路沖で発生し海霧が、摩周湖まで達します。あっという間に湖面が見えなくなります。
霧の中でも、夏に数回しか見ることのでいない霧があります。「滝霧」と言います。摩周湖を取り囲む崖から、霧が白い滝のように流れ込みます。この霧は、東北の三陸沖から500キロの距離を北上し、釧路湿原や広い牧場を覆いながら、摩周湖まで達します。
「霧の摩周湖」は長続きしたいカップルにおすすめ
霧の摩周湖には、色々な都市伝説があります。未婚者が、晴れた摩周湖を見ると、婚期が遅くなるという噂もありますが、カップルで摩周湖を見に来た際、霧で湖面が見えなければ、関係が長続きすると言われています。カップルにおすすめです。
摩周湖の絶景を楽しむおすすめ展望ポイント
摩周湖の絶景を楽しむ事ができる、おすすめの展望ポイントがいくつかあります。摩周湖は、自然を保護するため、国立公園の中でも特別保護区に指定されています。決められた場所以外での展望はできませんので、注意しましょう。
展望ポイントによって、摩周湖の見え方が違い、それぞれ楽しめます。絶景の見えるおすすめの展望ポイントをご紹介します。