サバ缶でできるダイエット向けレシピまとめ！簡単で美味しい食べ方とは？

缶詰にもいろいろな種類がありますが、その中でも特に幅広い世代から人気があり、テレビや雑誌でも頻繁に取り上げられている缶詰が、サバ缶です。栄養豊富なサバ缶は、味付けがされているものから、シンプルな水煮まで用途に応じて選べるところもサバ缶のメリットです。

サバ缶はすでに火が通っており、骨まで柔らかく煮込まれているので、小さな子どもや高齢者でも骨を気にすることなく安心していただけます。味付けされているサバ缶は食べ方も簡単なので、夕食にあと1品ほしいときにもおすすめです。

まずは、サバに含まれている栄養素からご紹介します。魚の中でも、サバ、と聞くとそれだけで栄養価が高いイメージですが、実際にはどのような栄養が含まれており、ダイエットや身体にとってどんな効果があるのか気になるところです。

サバには不飽和脂肪酸と呼ばれる、DHAとEPAを豊富に摂取することができます。DHAやEPAは、血液をサラサラにしたり、血中のコレステロール値を下げる効果もあるので、ダイエットにはおすすめの魚です。

また、DHAやEPAは新陳代謝を高める効果もあると言われており、ダイエットだけでなく、特に女性の天敵である、冷え性に悩まされている方にもぜひ取り入れていただきたいです。

サバに含まれるGLP‐1は、別名「やせホルモン」と呼ばれるほど、ダイエットに効果があると言われている栄養素です。GLP‐1は、口から摂取した食べ物を胃から小腸へ運ぶスピードを遅らせてくれる効果があると言われています。

そのため、血糖値が上がることを抑えてくれたり、さらに満腹中枢への働きかけで、食べすぎを防いでくれる効果もあると言われているので、ダイエットにもおすすめの缶詰です。

サバ缶のもうひとつの特徴は、尿酸値が上がりにくいといわれていることです。様々な症状の原因となる尿酸値の上昇は、自覚症状があまりないため、気が付くと尿酸値が上がってしまっているということも多々あります。

尿酸値を下げるには日々の生活習慣を見直す必要があります。無理なダイエットはせずに、バランスの取れた食事をとることが大切です。その中でもサバ缶は尿酸値の上昇を防ぎ、栄養価も高いのでダイエットにもおすすめの食材です。

せっかくサバ缶を食べるなら、できるだけダイエットにも効果的な方法で食べたいものです。ここからは、ダイエットのためにも、サバ缶をより効果的に食べるためのポイントをご紹介します。美味しく、さらにダイエットにも期待が持てるおすすめの方法です。

近頃のサバ缶には、ダイエットにおすすめの水煮缶の他に、味噌煮や醤油煮のサバ缶などが出ています。味付けされているものは、缶をあけたらそのまま食べることができますが、よりダイエットの効果を期待するなら、水煮缶がおすすめです。

ダイエットにぴったりのサバ缶の水煮には、サバ本来の栄養素がぐっと詰まっており、汁ごと使うことで栄養もとれてダイエットにも効果が期待できます。

ダイエットのためにサバ缶を食べるときは、食物繊維が含まれたキャベツなどの野菜や根菜類、乳製品と一緒に摂取することもポイントです。食物繊維は腸内環境を整えてくれる働きもあるため、サバ缶だけを食べるよりも、より一層ダイエットにも効果があると言われています。

ダイエットにおすすめで、いろいろな食べ方があるサバ缶ですが、1日の摂取量は1缶が目安になります。身体に良いと言われていても、食べすぎるとかえって身体にとってマイナスになることもあります。缶詰の大きさにもよりますが、できれば2人で1缶を使いきるくらいがおすすめです。

続いて、サバ缶ダイエットにおすすめのサバ缶を3つご紹介します。各種メーカーから様々な種類のサバ缶が出ていますが、どれも一般的なスーパーで購入できる、ダイエットにおすすめなお手頃価格の美味しいサバ缶ばかりです。

極洋の「さば水煮 190g」は、国産のサバと天日塩を使用しており、サバの脂のりとほどよい塩加減が絶妙で美味しいと評判のサバ缶です。原材料と加工でこだわったサバ缶は、ほかの水煮のサバ缶と違って、薄く塩味がついているので調理せずにそのままでも美味しくいただくことができます。

カルディは、各国の輸入食料品や、一般的なスーパーには置いていないような珍しい食材が手に入る、若者にも人気のスーパーです。カルディオリジナルのサバ缶の水煮は国産のサバと塩を使用した安心安全なサバ缶で、これを食べたら他のサバ缶には戻れないと言われるほど人気があります。

高木商店の「朝獲れさば水煮 190g」は、地元の漁港で朝に獲れたサバだけを使用し、その日の内にサバ缶へと加工された、新鮮さが自慢のサバ缶です。朝獲れのサバは、柔らかい身とほどよい脂のりが絶品と評判があり、まとめ買いする人もでるほどの人気ぶりです。

最後に、サバ缶を使ったダイエットにおすすめの食べ方をご紹介します。ダイエットにぴったりなサバ缶の水煮を使った、簡単にできるダイエットレシピばかりなので、ランチや1人ご飯のときなど、さっと作りたいときにおすすめのダイエットレシピです。

まずは、サバ缶とオートミールを合わせたダイエットレシピです。栄養価が高く、食物繊維が豊富に含まれているオートミールは、ダイエットにはぴったりの食材です。サバ缶を、食物繊維と一緒に摂ることさらにダイエットへの効果が期待できる、おすすめの食べ方です。

使う材料は、サバ缶、オートミール、トマト缶、コンソメ、その他に玉ねぎやニンジン、いんげんなどお好みの野菜です。フライパンに、オートミール以外の材料をいれて、野菜が柔らかくなるまで煮ます。野菜が煮えたら、オートミールを入れて混ぜたら完成です。

コンソメの変わりに塩だけでも、十分に美味しくいただけます。カロリーは少し上がりますが、最後にチーズを乗せるのもおすすめです。あらかじめ茹でてある野菜を使う場合は、すべての材料を耐熱容器に入れて、電子レンジで温めるだけで、火を使わない簡単時短レシピにもなります。

続いて、女性や子どもに人気のパスタを使ったサバ缶のダイエットレシピです。ダイエット中で、カロリーが気になりがちなパスタも、サバ缶を入れるだけで、簡単にダイエットにおすすめのメニューになります。

材料は、いつものペペロンチーノにサバ缶とキャベツをプラスするだけです。フライパンにオリーブオイルとにんにく、鷹の爪を入れて炒めます。そこへ、お好みの量のキャベツ、サバの水煮缶を汁ごと入れて、サバの身をほぐすようにして炒めます。

あらあじめ茹でておいたスパゲティを入れて、塩コショウで味をととのえたら完成です。サバはあえて崩さずに大きい状態にしておくと、サバの美味しさを存分に楽しむことができるダイエットレシピになります。

最後にご紹介する、サバ缶ダイエットのおすすめ食べ方は、子どもから大人までみんな大好きなカレーです。ダイエットはしたいけれど、サバのにおいが気になる方も、カレースパイスやにんにくを入れることで魚臭さが消えて、子どもにも食べやすいダイエットカレーになります。

サバ缶カレーは、お肉を使ったカレーを作るよりも簡単に作ることができます。使う野菜は、たまねぎやにんじん、じゃがいもなどお好みの野菜を使ってください。深めの鍋ににんにくを入れて、香りが立ってきたら、野菜を入れて全体を炒めます。

そこへ、サバ缶、水を入れて野菜が柔らかくなるまで煮ていきます。野菜が煮えたら、市販のカレールーを溶かし入れると、簡単ダイエットカレーレシピの完成です。

さらに簡単にサバ缶を使ったダイエットカレーを作りたいときは、キーマカレーがおすすめです。耐熱ボウルに、みじん切りにした玉ねぎ、こまかく砕いたカレールー、おろししょうが、ケチャップ、身をほぐしたサバ缶を入れて混ぜたら、ふんわりとラップをして電子レンジで加熱します。

電子レンジから取り出し、全体を混ぜてご飯にかけたら完成です。お好みできざみネギや、温泉卵を落とすのもおすすめです。簡単なうえにダイエットにもおすすめの時短カレーは、忙しい主婦やダイエット中に方にぜひ試していただきたい食べ方です。

ダイエットにおすすめのサバ缶の魅力をたっぷりとご紹介してきました。サバ缶は、美味しいだけでなく栄養もたっぷり詰まった、ダイエットにぴったりの缶詰です。

ダイエットにおすすめの水煮缶はアレンジの幅が広く、ダイエットでつい行き詰ってしまいがちな、飽きの来ない食材です。おすすめのサバ缶を使って、お気に入りのサバ缶ダイエットレシピを見つけてください。