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意外と楽ちん!トースターお掃除は簡単にできる
最近はパンを焼くだけでなく、いろいろな機能がついたトースターや、インテリアにもなるおしゃれなトースターが増えています。トースターを購入したばかりの頃はこまめに掃除をする人が多いですが、継続してトースター掃除をする人は意外と少ないです。
「年末の大掃除の時にする」という人もいれば、「買ってから一度も掃除をしたことがない」という人もいます。しかもトースターは取り外しができない部分があるため、「掃除のやり方がわからない」「掃除に時間がかかる」という悩みもよく聞きます。
ところが実際のトースター掃除は簡単です。正しい掃除方法や汚れ落とし方がわかれば、15分程度で終わります。さらに掃除するだけで、焼きムラやトースターの臭いも解決します。
トースターはお掃除しないと危険!
トースターの掃除は、意外と後回しにしがちです。トースターは購入から5年を目安に買い替えるのが理想といいますが、10年たっても操作に問題がないこともよくあります。これらが言い訳になってしまい、トースター掃除はどんどん後回しにされます。
当然ですがトースター掃除をさぼれば、汚れはどんどんひどくなります。そればかりかトースターの掃除をさぼったせいで、ボヤや火事が起きる危険もあります。
たとえばトースターの下の部分にあるトレーにパンくずがたくさんたまっていると、加熱したときにトレーのパンくずが焦げ、煙が出ることがあります。パンくずに油分が含まれている場合、煙と一緒に火が出ると大変危険です。
トースターの掃除をさぼったことで起こる危険は、他にもあります。たとえば長年トースターの電源コードをコンセントに差し込んだままにしていると、差し込み口付近にほこりがたまります。
なにかの拍子でコード周辺に火花がおきると、ほこりに引火し、火災が起きることがあります。このように「たかがトースターの汚れだから掃除をしなくても大丈夫」と簡単に考えていると、思わぬ事故を引き起こしかねません。
このような危険な事故に巻き込まれないためにも、簡単にできるトースターの掃除方法を覚えて、定期的に掃除をするのがおすすめです。
トースター掃除におすすめのアイテム
トースターは、外側だけでなく庫内も掃除するのが基本です。掃除する場所によっては、汚れがひどかったり、掃除がしにくかったりします。そこで簡単に汚れが落ちる、トースター掃除のおすすめアイテムを紹介しましょう。
キッチン用の中性洗剤
キッチン用中性洗剤は、トースター掃除のおすすめアイテムです。トースターの扉やトレー(パンくずの受け皿)などの汚れの原因は、食材から染み出た油や調味料であることがほとんどです。
たとえばトースターでピザトーストを焼く場合、ピザソースや溶けたチーズがこぼれることがあります。このようなトースターの汚れは、キッチン用中性洗剤で簡単に掃除ができます。
キュキュットクリア泡スプレー
セスキ炭酸ソーダ
セスキ炭酸ソーダ(セスキ炭酸ナトリウム)は、トースター掃除だけでなくキッチン周りの掃除全般に使えるおすすめのアイテムです。セスキ炭酸ソーダは、鉱石に含まれる天然由来の成分で作られています。
一般的に粉末の状態で販売されているので、掃除に使う場合は、水に溶かして使います。なおセスキ炭酸ソーダは、ワイシャツの襟汚れや黄ばみ落としなど、掃除だけでなく洗濯にも使えるおすすめアイテムです。
セスキ炭酸ソーダ
キッチンペーパー
トースターの汚れは、汚れたときに掃除すれば簡単に落とせます。ところが時間が経った汚れは、こびりつき、簡単には落とせません。このような時は、汚れた部分に中性洗剤やセスキ炭酸ソーダ水をかけ、汚れが浮き上がったところで拭き取ると簡単です。
キッチンペーパーは吸収力が高いので、浮き上がった汚れの拭き取りに適しています。しかも使用済みのキッチンペーパーはゴミとして処分するだけなので、簡単・手軽にトースター掃除ができます。
スプレーボトル
トースター掃除におすすめのセスキ炭酸ソーダは、水に溶かして使います。ですから掃除に使う時は、水に溶かしたセスキ炭酸ソーダを入れるスプレーボトルが必要です。
スプレーボトルはどのサイズでも構いませんが、大きすぎるとトースターの庫内に入らないことがあります。特に二段式トースターの場合は横幅が狭いので、小さめのスプレーボトルがおすすめです。
ゴム手袋
トースターの掃除では、ゴム製の手袋を着用するのがおすすめです。指先の汚れ防止にもなりますが、汚れ落とし用液剤から手を保護する効果もあります。
特にセスキ炭酸ソーダを使う掃除のやり方の場合は、忘れずにゴム手袋をつけてください。セスキ炭酸ソーダは天然素材ですが、強いアルカリ成分が皮膚のたんぱく質まで分解するため、肌荒れの原因になります。
ヘラやメラミンスポンジ
こびりついたトースターの汚れを楽に掃除するには、洗剤やセスキ炭酸ソーダなどを使う前に、剥がせる汚れを取り除くのがポイントです。焦げてへばりついた汚れは、ヘラを使うと楽に剥がせます。
専用のヘラを準備する必要はありません。ただし金属製のヘラを使うと、トースターに傷がつきます。ヘラを使いたくない場合は、メラミンスポンジで汚れを落とすやり方もあります。
メラミンスポンジは、水にぬらして汚れた部分を軽くこするだけで汚れが落ちます。しかもスポンジの目が非常に細かいので、こすってもトースターに傷がつきにくいです。
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トースターの簡単お掃除方法・やり方
トースター掃除のやり方は、「トースターの分解→汚れ落とし→拭き取り」の三段階で進めるのが、楽に汚れを落とすポイントです。
取り外せる部分はすべて分解
トースター掃除の第一段階は、「トースターを分解する」です。分解するといっても、トースター本体から取り外しができるのは、トレー(パンくずの受け皿)と焼き網だけです。
トレーと焼き網をトースター本体から取り出すだけでも、庫内の奥まで手が入るようになります。トースターによってはほかの部分の取り外しができることもあるので、そのような場合は取り外し可能な個所はすべて取り外してください。
ただし工具などを使用して汚れた部分を取り外すのは、トースター本体の故障につながる恐れがあるのでやめましょう。
受け皿や焼き網にセスキ水をスプレー
トースター掃除で最も厄介なトレーや焼き網の汚れは、セスキ水(セスキ炭酸ソーダーを水に溶かしたもの)を使うと、楽に落ちます。セスキ水を使用する際は、手の保護のためにゴム手袋を付けましょう。
セスキ水は即効性のある汚れ落としアイテムではないので、スプレー後すぐにスポンジでこすっても、汚れは落ちません。そのためシンクの上にトレーと焼き網を置き、スプレー後は汚れが浮き上がるまで待ちましょう。
キッチンペーパーでパック
セスキ水の効果を高めたい場合は、キッチンペーパーを使った「汚れ落としパック」という方法がおすすめです。
セスキ水は粉末状のセスキ炭酸ソーダを水に溶かしているため、水のようにさらさらしています。そのため時間が経つと、トレーや焼き網に吹き付けたセスキ水が、汚れを分解する前に流れ落ちてしまいます。
このような場合は、トレーや焼き網にキッチンペーパーをかけ、その上からセスキ水を吹き付けます。やり方のポイントは、キッチンペーパー全体にセスキ水が染みるよう、たっぷりと吹き付けることです。
この方法なら、重曹のようにクリーム状の汚れ落とし材を使わなくても、セスキ水で汚れ落としパックができます。浮き上がった汚れをこすり洗いする場合も、セスキ水を含ませたキッチンペーパーを使えば一石二鳥です。
セスキ水の汚れ落としパックは、焼き網を取り外せない場合にもおすすめです。この場合はセスキ水をしみこませたキッチンペーパーを、直接焼き網の上にのせます。この時にセスキ水がキッチンペーパーからしたたるようなら、軽く絞ってから焼き網にかぶせてください。
全体を拭く
セスキ水で汚れが浮きあがってきたら、キッチンペーパーで汚れを拭き取ります。この時は「浮き出た汚れをキッチンペーパーで取る」というイメージが正しいやり方です。
浮き出た汚れを取り除かないうちに全体を拭いてしまうと、せっかく落とした汚れを再びトースターにつけてしまうため、セスキ水を使った正しい掃除方法とは言えません。仕上げに全体を拭くときは、汚れを取り除いてからにしましょう。
セスキ水をかけても汚れが落ちにくい場合は、歯ブラシやメラミンスポンジを使った仕上げ磨きの掃除方法を試してください。セスキ水で油分は中和されているので、歯ブラシやメラミンスポンジで軽くこすれば、残った汚れも楽に落ちます。
トースター掃除の注意点
トースター掃除の正しいやり方がわかれば、短時間でも簡単に汚れが落とせます。ただしトースター掃除を安全に行うには、注意すべきポイントがあります。
必ず電源プラグを抜く
トースター掃除をする際は、作業中に誤って電源が入らないよう、必ず電源プラグを抜くようにしてください。作業の途中で抜き忘れに気が付いた場合は、すぐに作業を中断し、濡れた手をタオルでしっかりと拭いてから、電源プラグに触れるようにしましょう。
焦げはへらなどで落としておく
セスキ水はトースターの油汚れを落とすのに便利なアイテムですが、強力な汚れ落とし成分を含むアイテムではありません。あくまでも酸性の油分をアルカリ性で中和して、汚れを浮かせるだけです。
ですから汚れに焦げが混ざっている場合は、ヘラやメラミンスポンジで落としてから、セスキ水を使いましょう。
トースターがアルミ製だとセスキ水は使用不可
楽に汚れが落とせるおすすめのセスキ水(セスキ炭酸ソーダ)は、アルミ製のトースターには使用できません。アルカリ成分はアルミニウムを腐食させるため、掃除に使うと変色が起こります。
中性洗剤やクエン酸を使用
アルミ製トースターの掃除には、セスキ水ではなく、キッチン用中性洗剤またはクエン酸を使います。アルミ製のトースター掃除には、原料であるアルミニウムを腐食させるアルカリ性のセスキ水は使えません。
その代わり中性のキッチン用洗剤と酸性のクエン酸には反応しないので、変色などの心配なく汚れ落としに使えます。
トースターのお掃除はこまめにしよう!
トースターの掃除方法はいろいろありますが、汚れたときにすぐ掃除するのが最も楽にできます。また年末の大掃除で一気に汚れを落とすより、毎日コツコツ汚れを落とす「小掃除」のほうが、トースター掃除も楽ですし、汚れも簡単に落とせます。
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