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アロマネックレスとは?
アロマネックレスはアロマオイルやアロマエッセンスをペンダントに入れて持ち歩けるアクセサリーです。ペンダント状のものだけでなく、コルクや粘土に香りをしみこませたものや、小瓶に詰めたものなど種類は豊富にあります。
ネックレスは店舗で買うイメージですが、アロマネックレスは材料と好きなアロマの香りがあれば誰でも手作りできるおしゃれなアイテムです。また、ネックレス部分だけゴールドからシルバーに変えるなどアレンジをするとネックレス全体の印象が変わって楽しめます。
身に付けることで外出先でも好きな香りが楽しめる
香りを楽しめるという点では香水がありますが、高価なものというイメージもあります。アロマオイルなら値段の高さに悩むことはないでしょう。アロマオイルには百円ショップでも買えるお手軽さがウリです。もちろん高品質なオイルもあり、価格も割高な商品もあります。
好きな香り以外にも、活発な気分ならレモンなどの柑橘系にしたり、上品さと落ち着いた雰囲気を出したければローズ系の香りにしたりと自分の服装やイメージにプラスさせることができるでしょう。
ただしアロマオイルの扱いには注意が必要で、肌へのダメージが強く直接付けられないものもあります。また、オイル1滴でも香りが強いものもあるので、一度に多くは使えません。
体温でふんわりアロマが香る
アロマオイルは少量でも長く香りますが、熱を使うことでさらに良い香りを出せます。その特性を存分に利用したい場合は、金属製のアロマオイルペンダントがおすすめです。自分の体温を熱源にして、中に仕込んだアロマをふんわりと香らせることができるでしょう。
アロマネックレス・ペンダントの作り方
ではさっそくアロマネックレスの本体、アロマペンダントの作り方を見ていきましょう。今回はアロマネックレスを初めて作る初心者の人でも作りやすいタイプをご紹介します。
アロマネックレスはアロマを入れる容器だけでなく、ネックレスの部分にもこだわってみても良いでしょう。紐のネックレスであればアロマの香りをしみ込ませることができ、より深く香りに浸ることができます。
テラコッタ製のネックレス・ペンダント
テラコッタとは、粘土の素焼きのことを指します。テラコッタの元となる粘土は、オーブンレンジで焼ける百円ショップの陶芸セットや、手芸店などにある「オーブン陶土」を使いましょう。基本の材料はオーブンで焼ける粘土とペンダント用の紐だけです。
作り方は単純で、粘土なので自由にデザインを作り出すことができるでしょう。クッキーの型などを使えば表現の幅がもっと広がります。十分に形成できたら粘土の説明書にある焼き時間と温度に従って焼くだけです。
仕上がったテラコッタに紐を通してアロマオイルを1、2滴垂らせばアロマネックレスが完成します。吸水性が高いのでしばらくアロマの香りが続くでしょう。ネックレスの部分にも香りを浸せばさらに持続します。
金属製の開閉式ネックレス・ペンダント
開閉できる留め具の付いたネックレスパーツは、ひと目見ただけで心が踊るようなデザインが多くあります。使い方はとても簡単で、蓋を開けて中にアロマオイルを詰めるだけです。自分の体温によってアロマオイルから香りが出て、長続きします。
アロマオイルは、コットンやペンダント専用の石にしみ込ませます。外から見えるデザインの場合は、真っ白のコットンでは違和感を感じてしまうかもしれません。その際は色の付いたパステルカラーのコットンを利用するのがおすすめです。
デザインから自分で作る場合は、ロケット型でも小さく穴が開いたもの、または開けたものを使いましょう。アロマオイルの香りを外に香らせるために必要不可欠です。細部までこだわる場合はネックレスもデザインと合ったものを選択するとより良い見栄えが期待できます。
コットンの毛羽立ちが目立つときは、吸水性のある半紙を使います。半紙をコットンの上と下に挟むように置いてから、上からアロマオイルを垂らします。ペンダントの裏にも穴が開いているときは裏も忘れずに垂らしましょう。
コルクを使ったネックレス・ペンダント
どのネックレスも服にオイルが滲んでシミができるのでは、と不安な人にはコルクネックレスがおすすめです。コルクにはたくさんの穴(多孔質)があるので、アロマオイルそのものや香りをゆっくりと吸収していきます。使い方は開閉式と同じく簡単で、栓を開けてオイルを少量注ぐだけです。
ネックレスの紐を結ぶときはしっかりと瓶のくぼみに合わせて結びましょう。中身はオイルだけでなく香りの付いたビーズなどもおすすめです。透明なのでピンセットを使ったデコレーションも楽しめます。
またアロマオイルを吸収させたコルクだけでも、紐を通す金具のパーツさえあればネックレスとして楽しめます。コルクのデザイン次第ではそのままでもおしゃれなアイテムに見えることでしょう。
アロマネックレスを作るときのおすすめのパーツ
作り方は分かったけれども、どんなパーツが良いのか迷ってしまうという人へ、アロマネックレスを作るときにおすすめのパーツがあります。
ガラスボトル・プラスチックボトル
アロマネックレスを初めて手作りするなら、ネックレスとボトルの蓋が一体化したタイプのモノを選ぶのがおすすめです。コルク瓶のペンダントよりも揮発が抑えられます。蓋を開ければいつでもどこでも好きな香りが身近にあるので、ハンカチに少し垂らして匂いを楽しむのもよいでしょう。
シンプルな容器でもひと手間加えるだけで、自分好みのアロマネックレスが手作りできます。その作り方はグルーガンとラインストーン、ピンセットを使って蓋の部分にストーンを配置するだけです。デザインを考えて完成していく喜びを感じながら楽しんでみましょう。
なお蓋を緩く締めていると、瓶が落ちてしまうことが起こりえます。また、ガラス製であれば転んだり落としたりといった衝撃で割れてしまうことがあります。扱いには十分気を付けましょう。
アロマオイルがしみ込んだビーズ
アロマオイルを直接注がなくても、あらかじめしみ込ませたビーズを使うことで見た目の華やかさも得られます。小瓶に詰めるのであれば百円ショップなどに売られている、子ども用の香りつきビーズ、香り玉も手軽です。
また、中に注射針でアロマオイルを注入するガラス製のアロマビーズのパーツがあります。香りがなくなったらすぐ足せるだけでなく、逆さまにしても漏れない作りになっています。少し変わったパーツのアクセサリーを求めている人におすすめです。
また、手作りのネックレスではあまり使われませんが、一滴垂らすことで香りを持たせることができる特殊なアロマビーズもあります。
アロマネックレスのおすすめブランドと商品は?
ここからはアロマネックレスのパーツとして使いたい、おすすめのブランドを紹介していきます。ネックレスのチェーンを変えたり、素材にデコレーションを加えるなど、作り方を工夫することでブランド製品でも自分だけの色を出すことができます。
Collageful「スワロフスキー製キュービックジルコニア使用 一粒ネックレス」
スワロフスキー製のアロマネックレスです。球型のポッドは愛らしく、羽がついたものやハートをかたどったもの、クリスタルをあしらったきらびやかなデザインなど6種類から選べます。本体のカラーもゴールドやプラチナなど4色あり、自分好みにカスタマイズが可能です。
長く親しまれてきたブランドということもあり、洗練された造形とデザインの美しさが身に着けた人の印象を華やかさにさせます。アロマオイルをしみ込ませるカラフルなボールが10個付いており、その日の気分に合わせて香りやカラーを選択できるでしょう。
PLUS&PLUS「アロマペンダント アロマネックレス ハワイアン ホヌ Jewel Aroma オリジナルセット」
トンボ玉を使ったコルク栓付き小瓶のアロマネックレスです。ピンク以外にも赤や緑、青といったカラーも用意されています。見た目の可憐さに癒されつつ、蓋を開ければ大好きな香りでうっとりとした時間を楽しめることでしょう。
小瓶のイメージカラーに合わせたネックレスはそのままでも十分に機能しますが、ネックレスの長さを簡単に調整できるスライドアジャスターに変えることも可能です。
Coco natural 「フレーバーライフ アロマネックレス スモールサークル」
太陽を思わせる光沢と繊細な模様の美しいデザインです。アロマオイルをコットンなどにしみこませておけば、しっかりと体温と反応して豊かな香りを楽しめます。
中身がティッシュやコットンであっても、白であれば光沢をより一層感じさせます。カジュアルな服ともデザインの相性が良いので普段使いにおすすめのブランドです。
生活の木「アロマネックレス マットシルバー」
ネックレスの付け根部分(ペンダントトップ)を回し開けると香りの芯が出てくるアロマネックレスです。本体にアロマオイルを2、3滴垂らしてキャップをしっかり戻しましょう。
体温で温められたオイルが開けられた穴から漂います。デザインよりも機能を重視したいという人にぴったりのブランドです。替え芯も販売しているため、長く愛用する人にもおすすめといえるでしょう。
手作りでアロマネックレスを作ってみよう!
アロマネックレスの作り方や使い方を知ることで、沈んでしまった気分も和らいだり落ち着くことができるだけでなく、自分の気分やイメージを香りから変えることも思いのままです。おすすめのパーツ、ブランド商品などを使ってアロマネックレスに好きな香りを詰め込んでみましょう。
手軽にアロマオイルを楽しんでみたい人やアクセサリーを自分で手作りしたい人だけでなく、新しいネックレスが欲しい人も、アロマネックレスを手作りして身に着けてみてはいかがでしょうか。