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QBBとは?
QBBは、神戸に本社がある六甲バター株式会社の商品ブランドです。六甲バター株式会社では、QBBブランドのチーズなどの製造・販売のほかにも、ナッツの販売やチョコレートの輸入販売を主な事業としています。
とはいえ六甲バター株式会社の構成比率は圧倒的にQBBブランドが多く、全体の95.1%がQBB関連です。「QBBといえばチーズ」といわれるほど有名な六甲バター株式会社ですが、社名に「チーズ」ではなく「バター」とあるのが気になります。
これは創業当時、農林省指定のマーガリン製造工場だったからです。創業当時は社名も「平和油脂工業株式会社」といい、工場で作られたマーガリンはすべて農林省に納入していました。
そんな六甲バター株式会社がQBBチーズの製造・販売を始めたのは、1958年11月のことです。オーストラリアから原料チーズを輸入し、国内工場でプロセスチーズを作り始めます。こうしてできたチーズが、QBBチーズ(QBBブランド)です。
ベビーチーズなどのチーズ商品が人気のメーカー
QBBのチーズといえば、ベビーチーズが有名です。QBBのベビーチーズは種類が豊富ですが、ベビーチーズ以外もQBBブランドのチーズはたくさんあります。それはQBBの歴史を見ると、よくわかります。
QBB立ち上げ当初のプロセスチーズは、ブロック型をしていました。現在でもこのタイプのQBBチーズは販売されており、コスパのよさから人気があります。
ただしチーズがほとんど普及していなかった当時は、「固形石鹸のように見える」「においがきつい」「味が嫌い」などの意見も多く、好き嫌いがはっきりしていました。
そこでQBBは、世界初・スティックタイプのチーズを開発します。スティックタイプのチーズは、細長い魚肉ソーセージのような形をしています。さらに見た目だけでなく味や香りも日本人好みに変えたことで、「子供の給食やおやつによい」と人気になりました。
スティックタイプチーズによって、QBBチーズの知名度は一気にあがります。一般家庭でチーズを食べる機会が増えたことを受けて、QBBブランドは個別包装したスライスチーズの開発・販売を始めます。これが1971年のことです。
当時もスライスチーズはありましたが、個別包装ではありません。使うたびにくっついたスライスチーズを剥がさなければいけないので、「使いづらい」という意見もよくきかれました。
そんな時に個別包装したQBBスライスチーズは登場します。個別包装のQBBスライスチーズは、「使いやすくて衛生的」と評判になります。
このころにはチーズを使った西洋式料理が、家庭料理でもブームになります。このタイミングでQBBがスライスチーズを個別包装化したのも、人気となった理由の1つです。さらに進化し続けたのが、QBBチーズのすごさです。
QBBの人気商品であるスイーツ系チーズですが、その原点には、1982年から始めたQBBレアチーズケーキの存在があります。
QBBのレアチーズケーキは売れ行きが好評だっただけでなく、第24回モンドセレクション金賞を受賞します。しかもQBBレアチーズケーキだけでなく、QBBスライスチーズとQBBポコットチーズも金賞を受賞しました。
こうしてQBBチーズは、世界的にも有名なチーズメーカーとなります。しかもQBBチーズは時代を先取りした商品開発によって、今なおバリエーションを増やし続けています。
QBBの意味
「六甲バター株式会社の名前は知らないけど、ベビーチーズで有名なQBBなら知っている」という人もいます。それだけ全国的な知名度を誇るQBBですが、そのブランド名には、六甲バター株式会社のチーズ作りへの想いが詰め込まれています。
QBBは「Quality's Best & Beautiful」の略です。Quality's Best & Beautifulは六甲バター株式会社の造語ですが、ここには2つの想いがあります。
QBBの「Q」はQuality's Best のことで、「QBBブランドはすべて品質にこだわって作られたチーズである」ということを表しています。QBBの2つの「B」は、Best & Beautifulで、「美味しい品質」を意味します。
美味しい品質の中には、「チーズを食べる楽しみ」「新しいチーズとの出会い」「自由にアレンジする楽しみ」などの意味も含みます。つまりQBBのブランド名には「最高の品質と、毎日でも食べられる美味しいチーズを作る」という想いが込められているのです。
QBBのチーズ基本情報
六甲バター株式会社のチーズブランド「QBB」は、子供から大人まで食べられるチーズがたくさんあります。そんなQBBのチーズは、あえてプロセスチーズにこだわっています。その理由こそ、QBBチーズの美味しさの秘密です。
プロセスチーズとは?
QBBチーズの原点であるプロセスチーズは、ナチュラルチーズを加工して作ります。QBBがチーズ業界に参入した際も、オーストラリアから輸入してきたチーズを加工し、プロセスチーズとして販売しました。この2種類のチーズには、決定的な違いがあります。
まずナチュラルチーズは、牛やヤギなどの乳から直接作るチーズです。そのため原材料の特徴が、ストレートに味や香りとして現れます。また基本的に加熱および熟成をしないので、保存期間は短いです。
プロセスチーズは、複数のナチュラルチーズを溶かして作ります。加工過程で加熱するため、チーズの細菌を消滅させます。加熱処理の殺菌作用によって、プロセスチーズは長期間の保存が可能です。
さらにプロセスチーズは溶かしたチーズで成形するので、いろいろな形のチーズが作れます。QBBチーズはプロセスチーズの特徴を最大限に生かしているからこそ、スライスチーズやポコットチーズのように、ボックス型以外のチーズが作れるのです。
チーズが給食で出るほど栄養たっぷり!
QBBのチーズは、美味しいだけでなく栄養も満点のため、学校給食の定番メニューとして昔からなじみがあります。もちろん学校給食に出されるのも、QBBが得意とするプロセスチーズです。
プロセスチーズは、複数のナチュラルチーズを混ぜて使うため、原料の組み合わせによって味やにおいが変えられます。ナチュラルチーズは癖が強いのが特徴なので、苦手な子供が多いです。そこで学校給食用のチーズは、誰でも食べられるよう工夫しています。
このような工夫をしているのも、「成長期の子供に必要な栄養を食事で補ってほしい」いう想いがあるからです。QBBのチーズには、子供の成長に必要なカルシウム、たんぱく質、ビタミン、脂肪が含まれています。
これらの栄養は、子供の骨や肉を作るだけでなく、病気に対する抵抗力をつけたり、お腹の調子を整えたりするのに必要な成分です。このような点も、QBBチーズが学校給食の定番メニューとなった理由にあります。
さらにQBBチーズは牛乳を加工して作るため、乳糖の量が牛乳よりも少ないです。乳糖はおなかの調子を整えるのに大切な栄養成分ですが、日本人には乳糖をうまく分解できない人が多いといわれています。
特に成長発達期にある子供は、大人よりもこのような症状が出やすいです。いわゆる「乳糖不耐症」と呼ばれる症状のことで、このような症状を持つ人は、牛乳を飲むとお腹の調子が悪くなる(お腹が緩くなる)ことが多いです。
その点QBBのチーズは、加熱加工によって乳糖が減るため、牛乳が苦手な子供でも安心して食べられます。だからこそQBBのチーズは、子供の成長をサポートする学校給食に適した食材なのです。
QBBの子供におすすめのチーズ
複数のナチュラルチーズを加工して作るQBBのチーズは、子供におすすめのチーズがたくさんあります。その中でも特に子供に人気がある、おすすめのチーズを紹介しましょう。
ポコットチーズディズニー3個入
ポコットチーズディズニーは、子供が大好きなミッキーやその仲間たちの形をしたユニークなQBBチーズです。ポコットチーズはモンドセレクション金賞を受賞しており、形のユニークさだけでなく、味や品質の高さもおすすめです。
1個あたり平均10gなので、小さな子供のおやつとしても人気があります。もちろん小さなポコットチーズの中には、たんぱく質、脂肪、 炭水化物、カルシウムがしっかりと含まれています。
特に骨を作るカルシウムの含有量は高く、1個あたり57mgです。1袋に3個入っていますが、全て異なるデザインなので、食に興味のない子供でも楽しんで食べてくれます。
栄養がしっかり摂れるうえに見た目もかわいいので、幼稚園や保育園のお弁当にポコットチーズディズニーを入れる親御さんも多いです。
チーズでカルシウムベビー4個
チーズでカルシウムベビーは、子供の健康を栄養でしっかりサポートしたい親御さんに人気のQBBチーズです。原材料のナチュラルチーズにカルシウムとビタミンDを配合しているので、栄養の偏りが気になる大人や妊婦にも人気があります。
商品名にもある通り、「チーズでカルシウムベビー」は、カルシウムの補給に特化したQBBチーズです。1個あたり平均15gですが、これ1つで大人が一日に摂取すべきカルシウムの1/4が摂れます。
さらに骨を健康に保ってくれるビタミンDも、1個あたり0.71μɡ含まれています。成長期の子供にはもちろんですが、骨の健康が気になる高齢者にもおすすめです。
QBBの大人に人気のチーズ
QBBのチーズは、子供だけでなく大人にもおすすめです。大人におすすめのQBBチーズは、味のバリエーションが豊富で、おやつだけでなくビールやワインにもあいます。
また大人向けにおすすめのQBBチーズには、モンドセレクション金賞を受賞した経験を活かして開発した、スイーツ系チーズもふくまれます。
ブラックペッパー入りベビー4個
ブラックペッパー入りベビーは、おつまみにピッタリな大人向けのQBBチーズです。パンチのきいたブラックペッパーがまんべんなく練りこまれているので、そのままでもしっかりおつまみになります。
ベビーチーズのおつまみアレンジで定番の「海苔巻きチーズ」にしても、「スパイシーさがしっかり感じられて美味しい」と評判です。
チーズデザート ラムレーズン6P
チーズデザートラムレーズンは、QBB定番のベビーチーズではなく、6Pタイプのチーズです。濃厚なクリームチーズに、ラム酒漬けしたレーズンを口当たりがよいサイズにカットし、全体にちりばめています。
甘みだけでなくラム酒の風味が効いたレーズンがたっぷり入っているので、贅沢な大人向けスイーツチーズとして人気です。チーズデザートラムレーズンは、ホイップクリームを混ぜてビスケットにはさみ、冷凍庫でしばらく冷やすと、ビスケットアイスになります。
ほかにもチーズデザートラムレーズンを使えば、いろいろなオリジナルスイーツが簡単にできるので、「アレンジしやすい大人のチーズ」としてもおすすめです。
QBBのチーズは種類が豊富!
QBBのチーズは、とにかく種類が豊富です。子供が喜ぶ味やデザインのチーズはもちろん、ビールやワインに合う大人味のチーズまで、さまざまな種類のチーズがあります。
特にQBBチーズの代名詞・ベビーチーズは、新作のほかに期間限定チーズも発売されるため、こまめにチェックすると新しいQBBチーズに出会えます。
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