「伊香保ロープウェイ」を徹底紹介！アクセス方法や料金情報も！

人気のロープウェイがある伊香保は群馬県渋川市にあります。渋川市には、群馬県で有数の温泉地である「伊香保温泉」があり、「伊香保ロープウェイ」はその「伊香保温泉」と「物聞山（ものききやま）山頂」に乗り場を持つロープウェイです。

伊香保のある渋川市は、群馬県のほぼ中心に位置しています。まずは、電車でのアクセスからご紹介します。東京・埼玉方面からお越しの場合は、上越新幹線・北陸新幹線「東京駅」から「高崎駅」まで約50分です。また「大宮駅」から「高崎駅」までは約30分となります。

JR東日本高崎線では「大宮駅」から「高崎駅」まで約1時間20分です。「高崎駅」から「渋川駅」までは、上越線・吾妻線で約25分となります。上野東京ラインの特急をご利用の場合は、「上野駅」から「渋川駅」まで約1時間35分、「大宮駅」から「渋川駅」まで約1時間です。

電車で茨城・栃木方面からアクセスされる方は、JR東日本水戸線の「水戸駅」から「小山駅」まで1時間20分ほど乗ります。そこから両毛線で「小山駅」から「新前橋駅」まで1時間40分ほど乗り、上越線・吾妻線で「新前橋駅」から「渋川駅」まで約15分乗ると到着です。

新潟方面からお越しの方は、上越新幹線「新潟駅」から「高崎駅」まで約1時間15分です。長野方面からからお越しの場合は、北陸新幹線「長野駅」から「高崎駅」まで約50分、「軽井沢駅」から「高崎駅」までは約15分となります。

次に高速バスでのアクセスをご紹介します。東京・埼玉方面からお越しの方は、上州ゆめぐり号で「バスタ新宿」から「渋川駅・伊香保温泉」まで約2時間30分です。四万温泉号では、「東京駅八重洲通り」から「渋川駅」まで約2時間30分となります。

また、季節運行になりますが、伊香保・四万温泉号に乗ると「新越谷駅西口・川越西口」から「渋川駅・伊香保温泉」まで約2時間での到着となります。

自動車でのアクセスの場合、東京・埼玉方面からお越しの方は、関越自動車道「練馬IC」から「駒寄スマートIC」・「渋川伊香保IC」・「赤城IC」まで約1時間です。ロープウェイ乗り場付近には駐車場もあるので安心です。

茨城・栃木方面からアクセスされる方は、東北自動車道・北関東自動車道「友部JCT」から「栃木都賀JCT」を経由し「岩舟JCT」まで約50分、「岩舟JCT」から「高崎JCT」を経由し「駒寄スマートIC」・「渋川伊香保IC」・「赤城IC」まで約50分となります。

新潟方面からお越しの方は、北陸自動車道・関越自動車道「長岡JCT」から「赤城IC」・「渋川伊香保IC」・「駒寄スマートIC」まで約1時間40分です。

長野方面からは、上信越自動車道・関越自動車道の「佐久小諸JCT」から「藤岡JCT」を経由し「駒寄スマートIC」・「渋川伊香保IC」・「赤城IC」まで約1時間での到着となります。

ここからは、「伊香保ロープウェイ」へのアクセスや乗り場、運行時間や所要時間などについてご紹介していきます。

「伊香保ロープウェイ」の乗り場までのアクセスをご紹介します。「伊香保ロープウェイ」の乗り場は「伊香保温泉」のすぐ近くにあります。

鉄道でアクセスされる方は、「渋川駅」から「伊香保温泉行き」のバスが通っているため、それに25分ほど乗ることで「伊香保ロープウェイ」の乗り場まで行くことができます。

自動車でお越しの方のアクセス方法は、「渋川伊香保IC」から一般道路で伊香保温泉街までおよそ7kmほどを約20分走ります。「伊香保ロープウェイ」の乗り場は温泉街のすぐ近くなので、温泉街を目指して行けば大丈夫です。

「伊香保ロープウェイ」の営業時間は9時から17時までで、15分間隔にて運行されています。ただし、お昼の12時15分の運行は無く、上りの最終時間は16時45分となっています。片道の所要時間はおよそ4分です。

「伊香保ロープウェイ」の利用料金は、中学生以上の大人が、片道490円、往復820円です。小学生以下の子供が、片道240円、往復410円となります。1歳未満は料金無料で、6歳未満の子供については、大人1人につき1人まで料金無料です。

「伊香保ロープウェイ」の料金を抑えて、お得に利用できるクーポンがあります。伊香保に行くならぜひ活用してもらいたいクーポンの情報をご紹介します。

関越交通が発行する「伊香保温泉周遊フリー乗車券」というバス乗車券を買うと、特典としてロープウェイの往復料金が10％割引されるクーポンが付きます。クーポンを適用すると、大人往復740円、子供往復370円になります。

「伊香保温泉周遊フリー乗車券」の1日フリー乗車券は、大人が800円、子供が400円です。路線バスの車内で購入することができます。伊香保に来たらぜひバスを利用して、クーポン価格でロープウェイに乗りましょう。

「伊香保温泉逗留券」は、タウンバス乗り放題と周辺観光施設のクーポン券がセットになったものです。「伊香保ロープウェイ」の大人片道料金が200円になるなど、非常にお得なクーポンチケットとなっています。

このクーポンチケットのセットは、観光協会などで買うことができます。1枚あたり1,000円販売されています。クーポンを賢く利用して、お得に楽しみましょう。

「伊香保ロープウェイ」のふもと側の駅を「不如帰（ほととぎす）駅」といいます。「不如帰駅」のすぐそばに「渋川市営物聞駐車場」があり、そこに自動車を停めることができます。

駐車料金は、普通自動車が2時間300円で、以降1時間につき100円となります。バイクの方は2時間まで100円で停められます。

物聞山の山頂にあるのは、ロープウェイの駅や展望台だけではありません。ここからは、そんな物聞山の山頂についてご紹介します。

「伊香保ロープウェイ」のふもと側の乗り場を「不如帰駅」というのに対して、山頂側の乗り場を「見晴駅」といいます。ゴンドラは約20人乗ることができ、4人分だけイスがあります。

「伊香保ロープウェイ」の「見晴駅」乗り場を下りるとすぐに「上ノ山公園」という公園が広がっています。初夏には新緑や山ツツジ、秋には紅葉など、季節に合わせて自然を楽しむことができます。

「上ノ山公園」にはロープウェイだけでなく、自動車でも行くことができます。「上ノ山公園」の前には25台分の駐車場が用意されています。この駐車場には無料で停められるので、直接「上ノ山公園」へ行きたい方にはおすすめです。

「見晴駅」から、「わんぱく広場」や「もみじ広場」を抜けると、「ときめきデッキ」という展望台があります。

展望台の「ときめきデッキ」からは、群馬の山々、さらに伊香保の温泉街から市街地にかけてを望むことができます。また、夜になると伊香保温泉街から前橋市までの夜景を見渡すことができ、デートスポットとしても人気となっています。

「見晴駅」から「ときめきデッキ」への途中にある「わんぱく広場」には、ゾウの滑り台や木製のブランコなど、子供の遊べる遊具が設置されています。見晴らしの良い山頂で開放感を味わいながら、思う存分はしゃぎ回ることができます。

伊香保は「温泉とスケートの街」ともいわれています。冬季になると、物聞山の頂上にスケートリンクが現れるのです。標高932メートルの高さで滑るスケートは、格別の爽快感を味わうことができるでしょう。

「伊香保ロープウェイ」に来たら、物聞山に登るでけでは足りません。ロープウェイに乗る前後に立ち寄りたい観光スポットをご紹介していきます。

「伊香保温泉」には、「伊香保神社」まで続く365段の石でできた階段があります。この石段の歴史は約400年にもなります。1980年から改修が行われ、それは約5年にも及ぶ大きな改修でした。

その際、石段に御影石が敷き詰められ、その中の一部に、伊香保を愛した与謝野晶子の『伊香保の街』という詩が彫り込まれました。頂上にある伊香保神社まで石段が365段なのは、「365日にぎわってほしい」という願いが、詩に込められているからなのです。

石段の途中にはが日帰り温泉あるほか、料金無料の足湯も入ることができるため気軽に立ち寄れます。またお土産屋さんや射的場などもあり、楽しみながら石段坂を上ることができます。

石段坂の温泉では「伊香保温泉逗留券」のクーポンを利用できます。このクーポンを使うと、温泉の料金が大人400円から200円と半額になります。

石段坂の近くにある「徳冨蘆花記念文学館」でも「伊香保温泉逗留券」のクーポンを使うことができます。通常、大人350円のところ、クーポンを使うと200円で入れます。「伊香保温泉逗留券」は多くの施設で使えるので、伊香保に来たら必須のクーポン券です。

石段街は、「伊香保ロープウェイ」の乗り場である「不如帰駅」から徒歩5分ほどのところにあります。電車でアクセスされる方は「渋川駅」からバスに乗り「伊香保温泉」で下車するとすぐに到着です。

石段街周辺にはお車でお越しの方向けに駐車場が多数用意されています。「徳冨蘆花記念文学館駐車場」は、普通自動車で2時間まで300円、それ以降は1時間ごとに100円ずつ加算されます。

「石段アルウィン公園西駐車場」と「石段アルウィン公園内駐車場」、「石段アルウィン公園北駐車場」は、普通自動車で2時間まで500円、それ以降は1時間ごとに100円ずつ加算されていきます。

収容台数は、「石段アルウィン公園西駐車場」が10台、「石段アルウィン公園内駐車場」が9台、「石段アルウィン公園北駐車場」が27台です。営業時間はすべて24時間となっています。

石段を上った先には、「伊香保神社」があります。「伊香保神社」は、温泉の神を祀る神社で、「伊香保温泉」を守護しています。また縁結びや子宝に御神徳があるそうです。

「伊香保神社」は、紀元前29年から70年、垂仁天皇の時代に山の神を祀っていたといわれています。しかしその後、飛鳥・奈良時代に、大己貴命（おおなむちのみこと）、少彦名命（すくなひこなのみこと）を祀るようになりました。

大己貴命と少彦名命は温泉の神でもあるということで、温泉地などで多く祀られているとのことです。「大己貴命」は「大国主命」とも呼ばれ、出雲大社で有名な縁結びの神様です。多くの神々との間に子をもうけたため、子宝の神とも呼ばれています。

「伊香保神社」も「大己貴命」を祀っているので、縁結び、子宝のご利益があるそうです。そのほかに、五穀豊穣、安産、子育、病気平癒、家内安全のご利益もあります。

お車でアクセスされる方には無料駐車場も用意されていますが、3台しか停めることができないので、ここが空いていなければ石段坂周辺の有料駐車場に停めることになります。

「伊香保温泉」のすぐ近くに「伊香保グリーン牧場」があります。「伊香保グリーン牧場」では、乗馬体験や羊やヤギの餌やりなど、動物たちと触れ合うことができます。また、バターづくり体験や、アーチェリー、パターゴルフなどのアクティビティも楽しむことができます。

シープドッグショーでは、牧羊犬の群れが斜面を駆け下りる様子や、忠実に仕事をこなしている場面を見られます。ドッグランも整備されており、自分の愛犬と一緒に広々とした施設で遊ぶことができます。

入場料金は、中学生以上の大人が1200円、3歳から小学生までの子供が600円です。障がい者の方は、手帳の提示が必要ですが、大人が700円、子供が400円となります。65歳以上の方は証明書を提示すると700円で入場が可能となります。

お車でアクセスの方は、700台停められる無料駐車場があります。電車でお越しの方は、「渋川駅」からバスに15分ほど乗り、「グリーン牧場前」で降りてすぐです。

「伊香保ロープウェイ」は絶景やアクティビティ、温泉など、季節を問わず親子で楽しめるおすすめのスポットが満載です。ぜひ、ご家族で「伊香保ロープウェイ」を訪れてみてはいかがでしょうか。