【実食レポ】レモンたっぷり♪しっとり甘酸っぱい極上スイーツ【無印良品】レモンケーキ

無印良品は「しるしの無い良い品」として、素材にこだわった上品な生活雑貨や、シンプルなデザインの服、ナチュラルな化粧品や食品などを幅広く販売しているメーカー。

冷凍食品やレトルトが主ですが、店舗限定（2020年7月で全国92店舗）でチルドスイーツも販売中。ラインアップは「2層仕立てのチーズケーキ」「宇治抹茶ケーキ」などに加え、今回「レモンケーキ」が季節限定で新しく仲間に加わりました。

砂糖とバターで濃厚に仕上げたレモンカードと、レモンピールのコンフィ、ふんわりスポンジの3層仕立て。税込み350円。

鮮やかなビビッドカラーに、目が覚めるような酸味が夏にぴったりです。午後のおやつに、アイスティーといただきたい「レモンケーキ」。

ケーキが入っている箱は、展開してそのままお皿として使えます。洗い物を増やさず、形も崩さずに食べることができるので便利です。

「レモンケーキ」は、とってもやわらかくてデリケート。上層のレモンカードはクリーム状で、下がスポンジになっています。手で持つと、レモンクリームが手に付いてしまうので、お皿にうつす時はナイフなどを下に入れて持ち上げるといいでしょう。

ちなみに“レモンカード”とは聞きなれないですが、レモンなどの果汁とバター、お砂糖、卵を煮詰めて作る伝統的なクリーム。イギリスでは、ジャムやバターと同じようにして食べられているようです。

はっきり層に分かれているわけではありませんが、一番下がスポンジ、真ん中にレモンピールのコンフィ、一番上がレモンカードでしょうか。

なめらかなクリーム状のレモンカードは、はっとするほどレモン感が強く、甘酸っぱいです。紅茶を一緒に飲むとレモンティーになるのではないかと思うほど濃厚で、単体ではたくさん食べられませんが、ちびちびと味わいたいおいしさです。

コンフィはレモンピールが粒々していて、ちょっと苦味があります。こちらは酸味はほとんどなく、ジャムのような甘さがあります。

バターの薫り高いスポンジはカステラのように甘くて、上のレモンと相性抜群。シロップを染み込ませてあるのか、とってもしっとりしています。ナイフで切る必要もなく、スプーンで食べられるケーキです。

無印良品のチルドスイーツ「レモンケーキ」は、目が覚めるような酸味のレモンカードと、レモンピールのほど良い苦み、スポンジの甘さが計算しつくされた極上スイーツでした。