ケンタッキーで糖質制限中でもOKなのは？【実食写真付き】低糖質メニューをご紹介！

糖質制限中はどうしても食べるものが限られてしまいます。糖質制限用のメニュー本を購入して自炊を頑張っていても、仕事や家事などで作れない日もあります。レパートリーが尽きて同じようなものをローテーションで食べている方もいるかもしれません。糖質オフの料理を作るのは意外と大変です。

たまには外食したり、テイクアウトしたり、お店の料理に頼りたくなるものです。そこで、糖質制限中でも支障なく食べられる「ケンタッキーフライドチキン」についてご紹介します。ケンタッキーは糖質制限している方にとって救世主ともいえるファストフードチェーン店です。

糖質オフしたいときにぴったりなケンタッキーは、70年以上も前の1952年にアメリカ・ケンタッキー州で設立しました。美味しいチキンを作るため、日々研究を重ね、9年もの時間をかけて人気メニュー・オリジナルチキンのレシピを完成させたといいます。子どもから大人まで大好きな味わいです。

本記事ではフライドチキン専門店であるケンタッキーに焦点を当て、中でも糖質制限している方におすすめのメニューや部位を紹介するとともに、ケンタッキー人気メニューやケンタッキーのサイドメニューの気になる糖質量についても解説します。

ケンタッキーのすべての商品が糖質オフの対象というわけではなく、より賢く糖質制限するために糖質の低い食べ物をチェックしていきます。人気グルメや部位による糖質の違いにも注目です。

あらゆる食品・食材に糖質は含まれています。最近では「糖質ゼロ」とうたう食品がスーパーに並べられていますが、そればかり食べていると飽きる上に栄養が偏ってしまいます。野菜や魚、肉などをバランスよく食べることが何より重要です。ただ、摂りすぎると元も子もないので注意しましょう。

肉類で糖質量が低いのは部位にもよりますが鶏肉といわれています。高たんぱくでありながら糖質の低い嬉しい食材です。ケンタッキーは鶏肉を主に扱うお店なので、糖質オフ中の利用に最適というわけです。ケンタッキーの一押し商品やおすすめの部位をチェックしていきましょう。

ケンタッキーには主要の商品をはじめ、サイドメニューなど数種類のグルメが並びます。どれも美味しくてつい食べたくなるケンタッキー商品ですが、種類によっては糖質量が高くなってしまうものもあります。ケンタッキーのお店へ行く前に糖質量をしっかり調べて注文するものを決めておきましょう。

ケンタッキーに限らず、糖質オフに見えても実際は思っていた以上の量が含まれていることがあります。見た目や味わいに惑わされることなく、数値を確認して判断するのが賢いやり方です。ケンタッキーの気になる栄養成分を調べていきます。ケンタッキー好きの方、糖質制限中の方は必見です。

ケンタッキーではエネルギーやたんぱく質、脂質、食塩相当量などの栄養成分表を開示しています。詳細について知りたい方はケンタッキー公式サイトにアクセスし、下へスクロールしましょう。「栄養成分・アレルゲン」をタップし、PDFをダウンロードするとケンタッキーの栄養成分表を確認できます。

ただし、ケンタッキーの栄養成分表には糖質の項目がありません。炭水化物から食物繊維の数値をひくと糖質量が判明します。本記事ではこの計算式からケンタッキーメニューの糖質量を算出しています。

ケンタッキーオリジナルチキンのエネルギーは218kcal、炭水化物は9.1gで食物繊維は0.4gなので糖質量は8.7gになります。ちなみにたんぱく質は16.5g・脂質12.8g・食塩相当量は1.5gです。糖質制限の目安は個人差がありますが、およそ70g～130gといわれています。

日本人の一般的な食生活からすると1日に300gもの糖質を摂取していることになるので、ケンタッキーオリジナルチキンは制限している方におすすめな食品といえます。

骨がなくて食べやすくやわらかい肉質が特徴です。骨なしケンタッキーのカロリーは191kcal、炭水化物が8.3g・食物繊維が0.3gなので計算式に当てはめると糖質量は8.0gとなります。オリジナルチキンと比較すると0.7g少ないうことです。

骨なしケンタッキーの栄養成分を見ていきます。たんぱく質が20.3gで脂質が8.5g、食塩相当量は1.7gです。11種類ものスパイスをまぶしたこだわりのケンタッキー商品、骨がないのでお子さんやおじいちゃんおばあちゃん世代でも食べやすいです。

ケンタッキーから数量限定の新商品が発売されています。糖質コントロール期間でも新商品は気になるもの、楽しく糖質制限を続けられるよう新しくお目見えした商品の栄養成分を調べていきましょう。ケンタッキーのポップコーンチキンは186kcal、炭水化物は8.0gで食物繊維総量は0.3gになります。

8.0gから0.3gを差し引くとケンタッキー・ポップコーンチキンの糖質量は7.7gということがわかります。オリジナルチキンより0.1g多く、骨なしケンタッキーより0.3g少ないです。ちなみにたんぱく質が14.3gで脂質は10.7g、食塩相当量は1.4gになります。

国内産ハーブ鶏を使用したケンタッキーのこだわりオリジナルチキン、1つずつ店舗で手作りしています。オリジナルチキンは5つの部位に分かれ、キール（胸）とウィング（手羽）、リブ（あばら）とサイ（腰）、そしてドラム（脚）です。名称は知っていても部位までは知らないという方も多いです。

ケンタッキーオリジナルチキンの中で最も糖質が低い部位は、胸肉・ささみにあたるキールです。脂が少なくあっさりした味わいで、カロリーや脂質が低いことも容易に想像できます。一方、ドラムやサイは脂部分が比較的多いため、ジューシーで美味しいですが糖質量には要注意です。

サンドメニューはお肉だけでなく、バンズと一緒に食べる商品なのでカロリーや糖質は高くなってしまいます。具体的な数値を確認していきましょう。

ランチにぴったりなケンタッキーのバーガー商品についてチェックしていきましょう。ケンタッキーのチキンフィレバーガーは401kcal、炭水化物は31.0gで食物繊維総量が1.7gなので糖質量は29.3gになります。先述した骨なしケンタッキー8.0gと比べるとおよそ3.7倍に近い量になることがわかります。

ケンタッキー・チキンフィレバーガーのたんぱく質は24.5gで脂質は20.0g、食塩相当量は2.4gです。ジューシーな国内産チキンフィレをサンドし、シャキシャキのレタスとオリーブオイルを含んだマヨネーズが全粒粉バンズとの一体感を生み出します。

続いてのケンタッキーサンド商品は和風チキンカツバーガーです。醤油風味の照り焼きソースがアクセントになった大人気商品、ボリュームたっぷりな食べ応えのある一品です。和風チキンカツバーガーのカロリーは454kcal、炭水化物が40.3gで食物繊維総量は2.1gなので糖質量は38.2gになります。

たんぱく質は16.2gで脂質は25.4g、食塩相当量が2.0gです。和風チキンカツバーガーは今回取り上げた商品の中で一番カロリーが高く、糖質量もトップです。制限中の方は和風チキンカツバーガーを避けた方がいいということがわかりました。

ケンタッキーにはコールスローやビスケットなどのサイドメニューがありますが、ここではフライドポテトとナゲットの糖質をご紹介します。

ケンタッキーはサイドメニューも大人気です。フライドポテトSは195kcalで炭水化物は28.7g、食物繊維は2.4gなので糖質は26.3gになります。たんぱく質は2.6gで脂質が7.8g、食塩相当量は1.2gです。LサイズはSの2倍重量になるため、すべての栄養成分も2倍量の計算となり、糖質は52.6gです。

ケンタッキーのサイド商品、最後にご紹介するのはナゲット5ピースです。222kcalで炭水化物は11.8g、食物繊維は0.3gなので糖質は11.5gということになります。たんぱく質は13.3gで脂質が13.4g、食塩相当量は1.5gです。

糖質オフ期間中は食べるものが制限されてしまいます。その中で楽しみながら食事するために糖質が低いとされる鶏肉メインのケンタッキーを利用する方法があります。ただし、より糖質の低いものを選ぶためにも数値からメニューを選ぶのがおすすめです。※商品やメニューの情報は2023年1月12日時点、ケンタッキーフライドチキン公式HPより。