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伝統菓子に大胆アレンジ!シャトレーゼ「フロランタン」とは?
今年の夏はまだまだ暑い日が続きそうだというお話ですが、お盆も過ぎ、そろそろ秋のお菓子などもお店に並び始めます。シャトレーゼからもそんな秋らしい焼き菓子が、リニューアルして新登場しました。
名前はシンプルにシャトレーゼ「フロランタン」(税込162円)ですが、このフロランタン、多くの方がイメージするフロランタンとは一味違います。
そもそもフロランタンというお菓子は、イタリアからフランスに伝わったと言われるフランス菓子で、サブレなどの生地にキャラメルコーティングしたナッツなどを乗せて焼成した物の事です。香ばしいナッツがカリカリとした、かなりポピュラーなお菓子でもあります。
そんなフロランタンですが、発祥の地がアーモンドの産地であったこともあり、アーモンドスライスを使用されることが一般的で、アーモンドのフロランタンを想像する方が多いのではないでしょうか。
シャトレーゼのフロランタンはそこがあえてココナッツのヌガーを使用という事で、香りから食感から、一般的なフロランタンとは大きく違うことが想像されます。
また、もう1つ、普通のフロランタンでは見られないアレンジとして、サブレの間に長野県産の苺のジャムを挟んであるのだとか。苺ジャムとココナッツヌガー、なかなか組み合わさることのない素材なので、ちょっとお味の想像がつきません。どのようなお味なのでしょうか?
シャトレーゼ「フロランタン」の独自のアレンジを、実食して詳しくお伝えします。
酸味と香りが新しい!ちょっと柔らか食感のフロランタン
ココナッツヌガーの色味がしっかりキャラメル色のため、パッケージの文字が同化していますが、よく見るとシンプルな文字でフロランタンと書かれています。
袋から出してみると、まずキャラメルの強い香りがして、その後からココナッツっぽい香りがします。ココナッツの香りは、あまりダイレクトな感じではなく、ココナッツの香りかな?というくらいの香ばしい感じで、きつい香りではありません。
横から見てみると、いちごジャムが挟まっているのが分かります。見た感じでは、ちょっと乾燥しているゼリー状なジャムです。
カットしてみると、サブレ部分は思いのほか柔らかくホロフワで崩れそうなのですが、ヌガー部分はまとわりつく感じでなかなか切れません。ようやくカット出来ました。
よく見るタイプのフロランタンはサブレが厚めのドッシリした感じが多いのですが、薄めのサブレが二枚重ねになり、ヌガー部分の厚みもサブレと同じくらいです。
上のサブレを剥がして、苺ジャムを食べてみます。ねっとりとした粘りの強いタイプで、水分量が少なくゼリー状です。酸味も甘みもはっきりしたジャムです。
サブレは、食べてみるとちょっとケーキっぽい柔らかさのある生地です。アーモンドの風味とバターの香りがして美味しい生地です。甘みはそんなに強くありません。
全体を一緒に食べてみます。ココナッツの香りが嫌らしくはないのですがしっかりしています。キャラメルの香りとバターの香り、ちょっと焦げた感じがココナッツの独特さを和らげてくれています。アーモンドとは違うジュワっとした食感です。
そして、何と言っても、苺が驚くほどいいアクセントです。食べる前は組み合わせを不安に感じていましたが、苺の酸味と香りがちょっと重くなりそう部分を軽やかにしています。
ただ、少し気になるのは、ヌガーのちょっと歯につく感じや、バターのジュワっとした感じです。苺の酸味はありますが、まだ暑い季節なのもあり、食べ進めていくと食べにくい重さも感じました。
そこでお勧めしたいのが、冷蔵庫で良く冷やしてから食べることです。冷やしてからいただくと、サブレ部分も少しサクッとして歯ごたえがあり、ヌガー部分のねっとり感も軽くなります。固めの歯ごたえにはなりますが、苺の香りも冴えて、冷たい食感が清々しいです。
シャトレーゼ「フロランタン」は他所では食べられない、ちょっと個性的なフロランタン。涼しくなった頃には、バターの香りの強いとろけた感覚でいただくのも良いですが、暑い季節には冷たく冷やしてカリっといただくのもお勧めです。ぜひ一度お試しください。
商品情報
店名 | シャトレーゼ |
商品名/購入価格 | フロランタン/162円(税込) |
購入エリア | 神奈川 |
購入日 | 2020年8月15日 |
▲jouerライター実食