【実食レポ】シャトレーゼの銘菓に抹茶味が登場！【シャトレーゼ】富士の名月 宇治抹茶

山梨県に本社を構えるシャトレーゼは、素材や製法にこだわって作ったお菓子類を販売しており、スイーツだけでなくアイスやパン、ワインまで幅広く扱っています。

シャトレーゼと言えば、販売以来の大ヒット商品「ダブルシュークリーム」や「チョコバッキー」というアイスバーなどが有名ですが、和菓子の種類も充実しています。シャトレーゼの和菓子には、ようかんやぜんざい、どら焼きなどがラインナップしています。

シャトレーゼの和菓子のなかでも人気なのが「富士の名月」という洋風の蒸し饅頭です。新鮮な卵を使用したふんわりとした生地が特徴で、定番のカスタード味は子どもからお年寄りまで幅広い世代に愛されています。

そんな富士の名月に、新しいフレーバーが登場しました。その名は「富士の名月 宇治抹茶」。宇治抹茶の他に、小倉クリームも新たに発売されています。

公式サイトの商品情報によると、「新鮮な卵と宇治抹茶を使用したスポンジ生地に、自家製の粒あんと抹茶葛を包んで蒸し上げた洋風の饅頭」とのこと。粒餡は、白州名水・北海道産の小豆を使用しているそうです。シャトレーゼの人気和菓子の新しいフレーバーですから、そのお味に期待が高まります。

パッケージは和紙のような素材を使用していています。月と山のようなイラストがプリントされていて、和菓子らしい落ち着いたデザインです。パッケージを開封すると、濃い緑色のお饅頭がお目見え。コロンとした丸いフォルムがとても可愛らしい印象です。

カットすると、スポンジの中に粒あんと抹茶葛が入っていました。粒あんの粒は大きめで食べ応えがありそうな印象です。抹茶葛は艶があり、とても綺麗です。

それでは、早速いただいてみます。スポンジ生地はふわふわ、しっとりした食感で柔らかく、ほのかに抹茶の苦味があります。粒あんの小豆の粒はほくほくとした食感で、濃厚な小豆の甘みを感じます。

粒あんの下に入っている抹茶葛は、つるっとしたゼリーのような口当たりでさっぱりとした味わいです。やわらかいスポンジ生地と抹茶葛の食感が意外にもマッチしており、驚きました。

全てを一度に口に含むと、爽やかな苦味の抹茶風味スポンジと濃厚な甘さの粒あんに、すっきりとした味の抹茶葛が合わさって、とても美味しいです。粒あんの甘みが抹茶の風味を引き立てていて、甘みも苦味も丁度良いバランスに仕上がっています。

シャトレーゼの「富士の名月 宇治抹茶」は、涼やかな抹茶葛が夏にぴったりなお饅頭です。暑い日は冷蔵庫に入れて冷やして食べるのもおすすめです。冷たい緑茶のおともに、おひとついかがでしょうか。