人気の和スイーツ【かき氷】の魅力を総まとめ！おすすめのお店や絶対食べたい逸品も

日本の夏の風物詩といえば、かき氷です。子どもから大人まで、みんな夏になると食べたくなるかき氷は、手軽に楽しめる夏の人気スイーツです。かき氷といえば、夏の夜店で食べるかき氷を思い浮かべますが、最近ではカフェやレストランなどでも美味しいかき氷を楽しむことができます。

最近のカフェやレストランでは、フルーツがたっぷりトッピングされたスイーツのようなかき氷や、こだわりのシロップがかかったかき氷、雪のようなきめ細やかな氷を削って作られるかき氷など、さまざまな種類のかき氷があります。

日本では清少納言の「枕草子」に登場するかき氷ですが、明治頃からかき氷の専門店が始まり、現在でも夏の定番スイーツとしてかき氷が楽しまれています。

日本以外でかき氷を楽しんでいる国もたくさんあります。アメリカではグミなどのお菓子をトッピングしたり、フランスでは、かき氷のことを「フラッペ」と呼び、リキュールなどをかけて食べるスイーツのかき氷や、マンゴーをたっぷりとトッピングした台湾のかき氷は日本でも有名です。

かき氷は、トッピングするフルーツやクリーム、シロップによって様々な味のかき氷を楽しむことができます。かき氷にかけるシロップは王道のところでは、いちご、メロン、レモン、ブルーハワイ、みぞれなどがあります。

通販で買ったかき氷機を使って家庭でかき氷を作るときは、カルピスを原液のままかけたり、濃いめに入れたコーヒー、大人は梅酒をかけていただくのもおすすめです。かき氷機があれば家でも簡単に美味しいかき氷が楽しめるのもうれしいポイントです。

かき氷のトッピングにもさまざまな種類があります。海外ではフルーツを煮込んだジャムや、小豆、お餅などをたっぷりとトッピングしたかき氷が有名です。日本でもお店によって、オリジナルのトッピングやシロップで美味しいかき氷を楽しむことができます。

贅沢に氷が隠れるほどのフルーツが盛り付けされたかき氷や、和スイーツらしい抹茶やあんこがトッピングされた宇治金時など、お店オリジナルのかき氷スイーツが楽しめます。

こだわりのかき氷を提供しているお店は、使っている氷にもこだわりがあります。普通の水道水から作られたかき氷でも十分に美味しいのですが、さらにこだわりのあるお店では、氷の質も大切にしています。

最近よく聞く「天然氷」ですが、「天然氷」とは天然水を凍らせた氷ではなく、良質な湧き水が自然の中でゆっくりと時間をかけて凍っていった氷のことを言います。冷凍庫を使わず、自然の力だけで氷になるので、硬い、透き通った透明感のある氷ができます。

「天然氷」は自然の中で氷になっていくので、落ち葉はほこりなどがつかないように毎日丁寧に手入れする必要があります。自然の力と人の努力によって作られた「天然氷」は、ただの水とは思えないほど深みがあり、削るとサクサク、ふわふわといった様々な食感で楽しませてくれます。

ここからは、東京で食べられる絶品かき氷と、珍しいかき氷のお店、全国でかき氷の名物店を厳選してご紹介します。どのお店もこだわりの食材を使った美味しいかき氷が食べられるお店ばかりです。暑い夏に、かき氷店巡りをするときの参考にもしてみてください。

まずは、東京でおすすめした絶品かき氷のお店を5件ご紹介します。週末になると行列ができるほどの人気店もあるので、かき氷好きの方は必見です。

まず最初にご紹介する東京のおすすめかき氷店は、東京でかき氷屋さんといえば、かならず名前が上がるほどのかき氷名物店「ひみつ堂」です。「ひみつ堂」では、夏だけでなく1年中かき氷が楽しめるお店としても有名です。

「ひみつ堂」では天然氷を手動のかき氷機を使って作られているので、機械で削るかき氷とはまた違ったふわふわのかき氷を楽しむことができます。季節によって氷の削り方や、トッピングするフルーツはお店手作りの無添加なので安心安全にいただけるのもうれしいポイントです。

「ひみつ堂」の一番人気のかき氷は、「ひみつのいちごみるく」（900円）です。ふわふわの氷の上に、甘く煮詰めたいちごがたっぷりとかけられた絶品かき氷です。繁盛期には行列ができて2時間～6時間ほどの待ち時間になることもあり、整理券の配布もあるほどの人気店です。

続いてご紹介する東京のおすすめかき氷店は、まるで崖のように盛られたかき氷が名物の老舗和菓子店「志むら」です。目白から徒歩4分のところにあるお店では、夏になると行列ができるほどの人気店で、並んでいる人のお目当ては、断崖絶壁を見立てたインパクト大の絶品かき氷です。

「志むら」で一番人気のかき氷「生いちご」（1100円）は、静岡県の契約農園で作られた紅ほっぺを入荷直後に冷凍保存することで、いつでも新鮮で美味しいいちごを使った自家製シロップを楽しむことができます。

「志むら」では、プラス150円で天然氷を使ったかき氷に変更することもできますが、時期により天然氷があまりとれない年は早めの終了になるので、天然氷のかき氷を食べたいときはお店にチェックしてみてください。

続いてご紹介する、東京のかき氷を名物店は、JR巣鴨駅から徒歩約5分、とげぬき地蔵の近くにある「かき氷工房 雪菓」です。「かき氷工房 雪菓」では3週間かけてゆっくりと凍らせた富士山の天然氷を使用することで、溶けにくいふわふわ食感のかき氷を楽しむことができます。

「かき氷工房 雪菓」のシロップはすべて自家製シロップになっています。旬のフルーツを贅沢に使ったシロップや、「安納芋のかき氷」（900円）、抹茶と抹茶チョコ、抹茶クリームの3層になった「抹茶無双」（950円）など、大人も楽しめるかき氷のメニューが豊富に揃っています。

続いてご紹介する、東京のおすすめかき氷店は、浅草でたい焼きの有名店として知られる「浅草浪花家（あさくさなにわや）」です。およげたいやきくんの歌にも出てくるお店として知られていますが、実はかき氷も絶品と評判で、夏になると行列ができるほどの人気店です。

「浅草浪花家」のかき氷は、こんもりの丸く盛り付けられたきめ細やかな氷の上に、抹茶やきな粉といった和風なシロップがたっぷりとかかったかき氷です。メニューは、「宇治金時」（800円）、「宇治ミルク」（800円）の他、季節によって変わる限定のシロップも」人気です。

最後にご紹介する、東京で食べられる絶品かき氷のお店は、浅草でフルーツ専門店が作るかき氷が有名な「フルーツパーラーゴトー」です。1946年創業の「フルーツパーラーゴトー」では、厳選して仕入れされたフルーツのみを使用し、かき氷の他、パフェやフルーツサンドなどを提供しています。

「フルーツパーラーゴトー」の一番の人気メニューは、「かき氷 すいか」（830円）です。注文が入ってから作るシロップは、新鮮そのものの美味しさが味わえます。厚く削った氷と、やわらかく削った氷を使っているので、喉ごしがよく、食欲のおちる夏に食べたくなるかき氷です。

「フルーツパーラーゴトー」では、少しだけかき氷が食べたい方のための、ミニサイズの「小さめかき氷　マンゴーミルク」（700円）や、旬のフルーツを使った日替わりのパフェも人気です。

続いて、珍しいかき氷が食べられる東京のおすすめのお店を3件ご紹介します。王道のかき氷も美味しいですが、いつもは食べないようなかき氷に挑戦したくなったときに、おすすめしたい東京の名店ばかりです。

インスタ映え間違いなしのフォトジェニックなかき氷や、夜の22時までかき氷を楽しむことができるお店など、どこも休日になれば行列必須の人気です。

まず最初にご紹介する、珍しいかき氷が食べられる東京のおすすめのお店は、北品川にある「いちょうの木」です。美大出身の店主が作るかき氷は、美味しいだけでなく見た目がユニークで、フォトジェニックなかき氷が楽しめると話題のお店です。

「いちょうの木」の一番の人気メニューは、SNSでも話題になった「紫陽花」（800円）です。中は、ふわふわのかき氷に抹茶クリームとほろ苦いコーヒーがかかっており、ザクザクとしたシリアルが良いアクセントになっています。

トッピングには紫陽花をイメージした色とりどりのゼリーが乗っており、フォトジェニックな見た目の華やかさだけでなく、最後まで美味しくいただける絶品かき氷です。

続いてご紹介する、東京で珍しいかき氷が食べられるおすすめのお店は、ジンジャー専門店の「銀座のジンジャー銀座本店」です。おしゃれな大人の街、銀座にあるジンジャー専門店では、しょうがを使った自家製のシロップやコンフィチュールがあり、様々なショウガの楽しみ方を教えてくれます。

「銀座のジンジャー銀座本店」では2階にカフェスペースがあり、北海道産のミルクを使ったオリジナルのジンジャーシロップを楽しむことができます。ショウガは身体を温める効果もあるので、冷たいかき氷を食べているはずなのに、自然と身体がポカポカと温まってくる不思議なかき氷です。

東京の食べられる珍しいかき氷のお店、最後は大人女子に人気の紅茶を使ったかき氷が食べられる「椛屋（もみじや）」です。東京の梅島の中にひっそりとたたずむ「椛屋」は、古民家を改装して作られた隠れ家的な雰囲気が漂う素敵なお店です。

「椛屋」では、旬のフルーツを使った季節限定のかき氷と定番メニューのかき氷があります。「椛屋」の人気メニューは、かき氷メニューとしては珍しい、紅茶を使った「ミルクティークリーム」（1050円）が人気です。

飲みやすいアールグレイのミルクティーがしみこんだふわふわのかき氷に、ホイップクリームをたっぷりと乗っており、紅茶とホイップの絶妙な組み合わせに思わず笑みがこぼれてしまうほどの美味しいかき氷です。

続いて、東京以外で美味しいかき氷が食べられるおすすめのお店を厳選して5件ご紹介します。和スイーツの定番であるかき氷は、日本全国に美味しいお店があり、あらゆるところで絶品かき氷に出会えることができます。

美味しいだけでなく、インスタ映えが狙えるようなかき氷や、まるでスイーツのようなかき氷など、どれもお店のこだわりが詰まった美味しいかき氷ばかりです。

日本全国のかき氷名店、まず一つ目は大阪の地下鉄中崎から徒歩約3分のところにあるかき氷専門店「がるる氷」です。大阪の吹田にある人気カフェ「ガルル珈琲」の姉妹店で、2016年のオープン以来、SNSでは常に話題沸騰の人気かき氷専門店です。

「がるる氷」では、シロップだけでなく氷の温度や削り方にもこだわりがあり、ふんわり食感になるように削られたかき氷は、どのシロップとも相性抜群の美味しいかき氷を楽しむことができます。

「がるる氷」のおすすめメニューは、「ストロベリーフロマージュVer2」（1000円）です。かき氷の定番の味、イチゴのかき氷を「がるる氷」流にアレンジした絶品かき氷です。旬のいちごををつかった酸味が感じられるシロップと甘いミルクが相性抜群の美味しいかき氷です。

続いてご紹介する、全国のかき氷の名店は、秩父にある老舗天然氷の製氷業者が展開するかき氷専門店「阿左美冷蔵（あさみれいぞう）」です。テレビや雑誌にも頻繁に取り上げられるほど有名で、夏になれば長蛇の列ができるほどの人気店です。

「阿左美冷蔵」は、金崎にある金崎本店と長瀞に支店があり、それぞれの店舗限定のかき氷メニューも用意されています。金崎本店では純和風の庭園でかき氷を食べることができるので、暑い夏も自然に囲まれた涼しいところで食べるかき氷は格別です。

続いてご紹介する全国のかき氷名店は、世界遺産の日光東照宮がある日光でひっそりとたたずむ古民家風のカフェ「日光珈琲御用邸通」です。観光のメインストリートから少し入ったところにあるので、静かにゆっくりと過ごしたいときにおすすめのカフェです。

天然氷の蔵元である「四代目氷屋徳次郎」が作る天然氷を使用したかき氷は、一口食べるとすぐに溶けてしまう、ふわっとした柔らかい口当たりが自慢のかき氷です。おすすめのかき氷は、クリームあんみつとふわふわのかき氷が同時に楽しめる「氷あんみつ」は外せない1品です。

次にご紹介する全国のかき氷名店は、鹿児島にある「味処 むじゃき亭」です。「味処 むじゃき亭」では、九州の夏の風物詩「白熊」のかき氷を楽しむことができます。「白熊」とは、かき氷の上に練乳やフルーツ、豆類が乗っている見た目も豪華なかき氷のことをいいます。

「味処 むじゃき亭」の人気メニューは「白熊」（740円）です。ふわふわのかき氷の上に、自家製のミルク、プラム、みかん、桃の他、季節によって変わる旬のフルーツが盛りだくさんにトッピングされた贅沢なかき氷です。リピーターも多く、テイクアウトや通販も可能なのもうれしいポイントです。

最後にご紹介する、全国のかき氷名店は、沖縄の波照間島にある「パーラーみんぴか」です。日本最南端にある島で、きれいな海と夜になるときれいな星空を眺めることができる美しい島です。

石垣島からフェリーで1時間ほど揺られたところにある波照間島で、今話題になっているカフェが「パーラーみんぴか」です。沖縄特有のゆったりとした時間の流れが楽しめるカフェで、店内の席からは二ノ浜を眺めることができるロケーション抜群のカフェになっています。

「パーラーみんぴか」のおすすめは、「波照間黒みつスペシャルかき氷」（500円）です。波照間島で作られた自慢の黒蜜ときな粉、練乳がたっぷりとかかっており、ふわふわになるように削られた氷との相性は抜群のかき氷です。

続いて、通販で購入できるかき氷機についてご紹介します。美味しいかき氷は通販で簡単に家で楽しむことができるスイーツです。使い勝手やお手入れの方法、大きさなど、使うときを想像しながら通販で購入すると、思い通りのかき氷機に通販で出会えることができます。

通販で、家でもふわふわのかき氷を再現したい方におすすめのかき氷機が、「ドウシシャ」の2020年モデルの電動かき氷機です。ふわふわのかき氷が作れるポイントは、歯の高さが変えられる調整ねじがついていることです。

通販で購入できる「ドウシシャ」のかき氷機は、氷の状態に合わせて調整できるので、いつでも簡単にふわふわのかき氷がを作ることができます。一見すると、手動のように見えるところがレトロでおしゃれな雰囲気をだしていると口コミでも評判のかき氷機です。

続いてご紹介する通販でおすすめのかき氷機は、収納に便利なコンパクトサイズの電動ハンディかき氷機です。従来のようなかき氷機と違い、場所をとらず食べたいときにさっとかき氷を作ることができるので、手軽に家でも美味しいかき氷を通販で楽しむことができます。

使う氷は一般的な家庭で作られるバラ氷を使用することができるのもうれしいポイントです。通販のハンディかき氷機はコンパクトサイズでありながら、お店で食べるようなふわふわの氷を作ったり、かき氷以外にも、フローズンドリンクやスイーツを作ることもできます。

本格的な天然氷のかき氷を家で楽しみたい方には、天然氷の通販もおすすめです。山梨県南都留郡山中湖村の天然水を、72時間かけてゆっくりと凍らせた富士天然水の氷は、ミネラルをたっぷりと含んでおり、本格的な天然氷のかき氷を作ることができる通販の天然氷です。

かき氷のシロップは、市販のものを使っても十分美味しいかき氷になりますが、自分好みのフルーツを使ってさらに美味しいかき氷を作ってみるのもおすすめです。

イチゴ、グラニュー糖、レモン汁少々を電子レンジで約3分加熱するだけで、ゴロゴロイチゴが美味しいシロップができます。イチゴのシロップは、かき氷だけでなくアイスクリームやパンケーキにかけても美味しいスイーツとしていただけます。

大人には、梅酒をかけたり、思い切って白ワインを凍らせてかき氷機で削ってみるのもおすすめです。さらに凍らせたフルーツも削って乗せると、まるで高級レストランで出てくるような豪華なかき氷スイーツの完成です。

美味しい和スイーツ、かき氷の魅力についてご紹介してきました。こだわりの詰まった絶品かき氷が食べられるお店や、通販でおすすめのかき氷機、通販で購入できる天然氷など、美味しいかき氷を楽しむためには欠かせない情報ばかりです。

美味しいかき氷をお店食べたり、通販で購入したかき氷機を使って家で楽しんだりと、暑い夏を乗り切るためのお気に入りのかき氷を見つけてください。