カルディの袋はデザインがかわいい！有料化しても欲しくなる紙袋とは

2020年7月1日に始まったレジ袋の有料化ですが、カルディでは一足早く2020年4月1日よりプラスチック製のレジ袋を廃止しました。そして同時に、紙袋も無償提供が廃止され、有料での提供に切り替えられました。

他社に先立ったレジ袋の有料化の背景には、カルディを運営するキャメル珈琲グループの企業理念があります。それは「地球にいいことしてる？」をテーマに、自然や環境、人への想いを大切にして日常に世界のおいしいもの、食文化を提案するというものです。

政府のレジ袋有料化の目的は、海洋プラスチックゴミの削減、地球温暖化などの環境問題への意識を高めることです。 カルディは、プラスチック製レジ袋の廃止をすることで、政府に先駆けて「地球にいいこと」を実践したといえるでしょう。

さて、カルディの紙袋といえば、チャーミングなヤギの「ヤギベエ」に代表されるアートデザインです。これらはイラストレーターの井上リエさんによって描かれています。井上エリさんの表現する世界観に魅了されるファンも多くいます。

カルディの紙袋の魅力の一つは、期間限定のデザインの紙袋です。毎年、井上エリさんによって四季折々の異なるデザインが描かれています。インスタグラムでは、このかわいいデザインを活かして、紙袋をブックカバーや封筒にリメイクした様子も数多く投稿されています。

カルディの有料化された紙袋の値段は、S・M・Lサイズ各15円（税込）となっています。また、ワイン用紙袋も同様に15円（税込）で販売されています。オンラインでの購入の際も同様の金額です。

レジ袋の有料化にあたり、レジ袋の価格設定は最低でも「1枚につき1円以上」にするように定められました。

そして実際には、スーパーやコンビニなどで1枚2円～5円で販売されることになりました。つまりカルディの紙袋は一般的なプラスチック製のレジ袋と比較すると3～7.5倍の価格ということになります。

カルディの紙袋が有料となり残念に思うかもしれませんが、お金を払えば気兼ねなく欲しいだけ買うことができるという見方もできるかもしれません。

カルディでは、オリジナルエコバッグも販売されています。上の写真にあるカルディの大きな文字入のポリエステル製エコバッグは、ライトブルー・カーキ・ブラックの3色のバリエーションがあります。値段は250円（税込）で、使わない時はコンパクトに収納することができ、普段使いに便利です。

また紙袋と同じデザインがかわいい「カルディ伝説エコバッグ」は、通常サイズが187円（税込）、ミニが165円（税込）です。どちらも折り畳みはできませんが、水濡れにも強いポリプロピレン製です。

通常サイズは、最大荷重25kgで持ち手は長短2種類が付いているので、荷物に合わせて持ち替えができます。ミニサイズは、A4サイズのものをすっぽり収納でき、最大荷重10kgで、持ち手は肩に掛けやすい長さになっています。

どちらのサイズも、マチ付きでポリエステル製に比べて丈夫で荷重に耐えられる設計なので、カルディで瓶入の商品やワインなど重いお買い物をする際に活躍します。

手拭いの生地で作られた、手ぬぐいエコバッグは300円（税込）です。結ぶ位置を自由に調整することができます。使わない時は、手拭いのように折り畳み持ち運びできます。

ご紹介したように、カルディのオリジナルエコバッグはそれぞれ、用途によって使い分けることができます。カルディの紙袋も、オリジナルエコバッグと利点を比較して、「紙袋かエコバッグにするか」の使い分けをすることができるでしょう。
※商品情報は、2023年4月時点、カルディ公式HPの情報より。

カルディの紙袋が有料化されオリジナルエコバッグも登場したことから、カルディの紙袋を見掛ける機会が減ってしまうかもしれません。しかし、紙袋ならではの多様なデザイン、風合いといった良さもあります。

ストックしておけば、ちょっとしたプレゼントを入れたり、お弁当を入れるサブバッグにも使うことができます。エコバッグを使っていても、ストック用に紙袋を購入するのもいいでしょう。