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讃岐うどんとは?
「讃岐うどん」といえば、香川県を代表する名産品の1つで、日本三大うどんの1つとしても全国的に名前が知られています。香川県自身も自分の県のことを「うどん県」と名乗ってしまうほど、讃岐うどんは香川の代名詞でもあります。
讃岐うどんの始まりは江戸時代ころと言われています。その後、1980年代頃から徐々に讃岐うどんのブームが始まり瀬戸大橋の開通、明石海峡大橋の開通などで香川県に訪れやすくなったことも手伝いますます需要が高まっていきました。
全国的にチェーン展開をしている「丸亀製麺」も讃岐うどんが食べられる1番身近なお店として、子供から歳を重ねた方まで幅広い世代に愛されています。丸亀製麺を通じてますます讃岐うどんは全国的に愛される香川県の名物品として知られています。
日本三大うどんの1つ
讃岐うどんも選ばれている日本三大うどんは、他にどこの地域のうどんが入っているのでしょうか。一般的には香川の讃岐うどん・秋田の稲庭うどん・群馬の水沢うどんの3つが、日本三大うどんといわれています。
しかし、日本三大うどんの3つ目の候補は他地域からもいろいろと挙がっており、長崎県の五島うどんも日本三大うどんの1つの有力候補とされています。また、富山県の氷見うどんも含めて五大うどんと呼ばれることもあります。
讃岐うどんの魅力
人々を惹きつける日本三大うどんの1つ、讃岐うどんの魅力はいったい何なのでしょうか。讃岐うどんの特徴といえば、コシが強くのど越しのいい麺・もっちっとした食感・イリコ出汁の利いた汁が挙げられます。一番の魅力は、やはりコシではないでしょうか。
讃岐うどんと名乗るには、きちんと定義を満たす必要があることをご存知でしょうか。厳しい基準を満たして、手作りしているからこそ香川県では麺がなくなり次第終了となっているお店が多いのです。
讃岐うどんの定義とは、香川県内で製造されたうどんであること・手打ちもしくは手打ち式のうどんであること・加水量が小麦粉の総量に対して40%以上であること・食塩が小麦粉の総量に対して3%以上であること、熟成時間が2時間以上であること・茹で時間15分でアルファ化されていることです。
ちなみに日本三大うどんの1つ「稲庭うどん」は手延べ式で作られており、幅2~3mの平たい麺が特徴です。日本三大うどんの3つ目の有力候補五島うどんは、遣唐使時代の中国から伝わったとされており、稲庭うどんと同じく手延べ式のうどんです。
最後に打ち粉で伸ばすのではなく、五島の特産品「椿油」を塗って細長く伸ばしており、伸びにくくコシが強いのが特徴です。讃岐うどんを味わったら他の日本三大うどんも味わって食べ比べするのも楽しいのではないでしょうか。
地元の讃岐うどんの名店・老舗5選
それでは、地元香川県でも有名な讃岐うどんのお店を5つご紹介します。行列のできる人気有名店や老舗有名店がたくさん軒を連ねる香川県ですが、たくさんある讃岐うどんのお店の中でもおすすめの讃岐うどんが食べられるお店が登場します。
香川県の名物、日本三大うどんの讃岐うどんを、美味しくいただけるお店に足を運んでみてはいかがでしょうか。
手打ちうどん三徳
讃岐うどんの地元、香川の名店・老舗店1つ目は、店主の似顔絵の看板が目印の「手打ちうどん 三徳」です。三徳では、うどん作りに必要な水と粉、塩に強いこだわりを持って日々の営業を行っています。
讃岐うどんのお店はメニュー数が少なくシンプルなお店が多いのですが、三徳では30種類以上と、王道から変わり種まで豊富なメニューがあるのも特徴の1つです。
うどんの作り置きをしないことで、いつでも茹でたての本場の讃岐うどんがいただけます。三徳の一押しメニューは、山かけ鉄火醤油うどんと肉うどんです。芸能人が訪れたりメディアにも登場する老舗有名店です。
うどん以外にもラーメンや蕎麦も美味しいと評判を得ています。通常の営業時間は11時〜16時で、定休日は木曜日です。
名称 | 手打ちうどん 三徳 |
住所 | 香川県高松市林町390-1 |
麺処綿谷
讃岐うどんの地元、香川の名店・老舗店2つ目は、安い・早い・うまいが揃った「麺処 綿谷」です。常に行列が出来ている人気の老舗有名店ですが、回転率が非常に早い為あまり待つことはありません。
お昼時には地元の昼休憩の人と観光客が訪れますが、きちんと席を分けてくれるので焦らずゆっくり食事をすることができます。
綿谷の人気メニューは1日で60キロもの肉を使用する「肉ぶっかけうどん」です。3種類の小麦粉をブレンドした麺と、地元伊吹島産のいりこ、国産の昆布、地元の醤油を使用して作られた肉ぶっかけうどんは、小サイズで通常の一人前ほどの量が入っています。
より本場讃岐うどんの味を堪能したいのであれば、冷やで食べるのがおすすめです。通常の営業時間は8時半から14時までですが、麺がなくなり次第閉店します。
駐車場は5つあり、50台停められる上バスの駐車も可能です。定休日は毎週日曜日です。60年もの歴史を持つ、香川に訪れたなら是非一度は足を運びたい老舗有名店です。
名称 | 麺処 綿谷 丸亀店 |
住所 | 香川県丸亀市平山町2-6-18 |
谷川米穀店
讃岐うどんの地元、香川の名店・老舗店3つ目は、食べログうどん百名店に3年連続で選ばれている「谷川米穀店」です。
谷川米穀店は高松市内からも1時間ほどかかる山の中にあるため、公共交通機関を利用するよりは自家用車やレンタカーを使用して訪れるのをおすすめします。公共交通機関を利用しても来店できますが、バスを逃すと何時間待ちにもなってしまうのでご注意ください。
しかし、香川県でも山の中にあるにも関わらずひっきりなしにお客さんが訪れるほど美味しいと人気の有名店です。谷川米穀店ではメニューは、しょうゆうどん(大・小)と卵の2つしか用意れていません。
トッピングに七味や酢、名物メニューの青唐辛子の佃煮が用意されているので好みに合わせてトッピングしましょう。讃岐うどん本来の美味しさを味わいたいならノーマルがおすすめです。冬になるとうどんだけではなく、蕎麦もはじまり蕎麦も口コミで高い評価を得ています。
通常の営業時間は10時半から13時半で売り切れ次第閉店となっています。定休日は毎週日曜日です。1962年創業の人気老舗店の味を味わってみてはいかがでしょうか。
名称 | 谷川米穀店 |
住所 | 香川県仲多度郡まんのう町川東1490 |
おか泉
讃岐うどんの地元、香川の名店・老舗店4つ目は、2019年度の食べログうどん百名店に選出された「おか泉」です。おか泉では、うどんの踏み方にもこだわりを貫いており、踏む人の体重やその日の温度、湿度で踏む時間を調整しています。
「一筋の麺にどれだけまごころと情熱を添えることができるか」をコンセプトに、日々こだわり抜いた讃岐うどんを提供しています。
名物メニューは商標登録もされている「冷天おろし(1000円)」です。15センチほどの大きな海老天2本と、ネギ、大根おろしとしょうががトッピングされています。通販も行っているので、遠くて足を運べない方は利用してみるのもおすすめです。
通常の営業時間は11時から20時と、讃岐うどんのお店にしては少し遅い時間まで営業しているのも嬉しいポイントの1つです。定休日は月曜と火曜日ですが、祝日の場合は営業しています。
名称 | おか泉 |
住所 | 香川県綾歌郡宇多津町浜八番丁129-10 |
田村
讃岐うどんの地元、香川の名店・老舗店5つ目は、食べログうどん百名店を2017年から3年連続取得している「手打ちうどん 田村(たむら)」です。1980年に創業された老舗人気店で、気さくなマスターが出迎えてくれます。
うどんの丼をもらったら並べられている天ぷらを自由にトッピングできる、昔ながらのセルフスタイルのお店です。いりこをベースに昆布とカツオ出汁の効いたスープが評判の温かいうどんが名物です。
通常の営業時間は9時頃から13時までで、日・祝日がお休みです。必ずしも9時に開いているわけではないので、注意しましょう。
名称 | 手打ちうどん田村 |
住所 | 香川県綾歌郡綾川町陶1090-3 |
知る人ぞ知る讃岐うどんの穴場3選
日本三大うどんと銘打っているだけあって、老舗店や有名店がたくさんあるのが讃岐うどんです。いくら美味しいとはいえ、人混みが苦手な人やいつもと違った讃岐うどんのお店に訪れたいと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本章では、地元香川の人しか知らないような穴場の讃岐うどん屋をご紹介します。比較的オープンして間がないお店が登場しますので、まだ観光客には知られていない穴場スポットになります。
あかみち
讃岐うどんの穴場店1つ目は「あかみち」です。2019年にオープンしたばかりなので、地元の人を中心に人気を集めているまだまだ穴場のお店です。メニューによって出汁の素材を変えるこだわりをもっています。
一押しの名物メニューは、鶏ガラをベースにした赤と黒のカレーうどんです。讃岐うどんが好きな方は、かけ・ぶっかけ・つけの3種類が食べられる「利き出汁うどん(480円)」にチャレンジしてみるのもあかみちの楽しみ方です。通常の営業時間は8時から15時までで、定休日は月曜日です。
名称 | 本格手打うどん あかみち |
住所 | 香川県丸亀市田村町915-1 |
岡じま丸亀店
讃岐うどんの穴場店2つ目は「岡じま」です。モンドセレクションで金賞を獲得した奄美諸島のさとうきびから作られた「素焚糖」、北海道産の真昆布、伊吹産のイリコ出汁を使って作った出汁が魅力のお店です。
地元香川大学を中心に開発された、太らない、血糖値の上昇を抑える、内臓脂肪の蓄積を抑える効果があるといわれている魔法の希少糖を使用しているので、普段糖質制限を行っている方でも美味しい讃岐うどんが食べられます。
老舗店が多い讃岐うどんの中では、2014年にオープンしたばかりと比較的新しいお店なので、まだまだ穴場のお店となっています。通常の営業時間は6時から15時までで、麺がなくなり次第閉店となります。定休日は1月1日のみで、基本的には年中無休で営業しています。
名称 | 岡じま 丸亀店 |
住所 | 香川県丸亀市塩屋町3‐11-24 |
カマ喜ri
讃岐うどんの穴場店3つ目は、カフェのようなおしゃれな店構えの「カマ喜ri」です。カマ喜riでは、他の讃岐うどんのお店にはないような新しく斬新なメニューを提供しており、人気を集めています。
基本のメニューはシンプルですが、ちくわとすだちやレモンを使って麺の上に顔を作ってくれるので、お子さまからの人気も高いお店です。1日15食限定のメニューなども提供しているので、早めに来店した時は是非注文してみましょう。
カフェのようなカジュアルな店構えですが、味はしっかりと讃岐うどんの美味しさが味わえる人気店です。ご飯ものとしていなり寿司やおにぎり、一品料理でおでんもあります。通常の営業時間は11時から15時までで麺がなくなり次第終了です。定休日は毎週日曜日です。
名称 | うどんや カマ喜ri |
住所 | 香川県観音寺市柞田町46-3 |
東京で讃岐うどんが食べられるおすすめ店3選
ここまでの記事を読んでいて讃岐うどんが食べたくなってきたのではないでしょうか。本場香川で食べる讃岐うどんも美味しいですが、時間がなく、遠方まで行くのが少し大変な方もいらっしゃいます。
本記事では、日本の首都東京で食べられる讃岐うどんのお店を3つご紹介します。東京にいながらも日本三大うどんの1つである本場の美味しい讃岐うどんを食べに行ってみませんか?
本格手打ちもり家
東京で食べられる讃岐うどんのお店1つ目は「本格手打ち もり家」です。もり家は讃岐うどんの本場香川で2001年に創業されたうどん屋で、年間15万人以上が来店するといわれています。
香川の本店と同じく、席で注文をして最後に会計をするシステムになっています。定番メニューは大根おろしと徳島県産のすだちを乗せた「ぶっかけうどん」です。また東京店限定の名物メニューとして「オリーブ豚のカレーうどん」や「オリーブ豚と薬味野菜の胡麻つゆうどん」なども提供しています。
また、うどん屋としては珍しく宴会コースも用意されています。香川名物のオリーブ豚と鶏肉を使用したうどんすきが宴会の名物コースです。各種メディアでも取り上げられたことのある名店に、足を運んでみてはいかがでしょうか。
通常の営業時間は昼が11時〜15時まで、夜は17時半〜21時までです。土曜日は15時までの営業となっており、日・祝日は定休日です。
名称 | 本格手打 もり家 東京店 |
住所 | 東京都港区浜松町2-6-5 浜松町エクセレントビル ポンテせとうみ2F |
うどん 丸香
東京で食べられる讃岐うどんのお店2店舗目は「うどん 丸香」です。常に行列の絶えない人気店で、2017年から4年連続でうどん百名店にも選ばれています。
讃岐うどんの美味しさが味わえる、かけ・ぶっかけ・冷や以外にも、少し変わり種の名物メニューが置いてあります。その名物メニューとは辛口のカレーをかけていただく「釜玉カレー」と「釜玉カルピスバター」です。
カルピスバター?と不思議に思った方もいらっしゃるでしょう。あつあつの釜玉うどんにカルピスバターを溶かし粗挽きの黒胡椒をかけていただくのですが、うどん版カルボナーラのようで美味しいと人気の名物メニューです。
通常の営業時間は平日が11時から16時までと、17時から19時半まで、土曜日が11時から14時半までとなっています。自家製麺ですので、麺がなくなり次第閉店となります。土曜日は少し早めの来店をおすすめします。定休日は、日曜・祝日とGW、お盆、年末年始です。
名称 | うどん 丸香 |
住所 | 東京都千代田区神田小川町3-16-1 ニュー駿河台ビル1F |
うどん五郎
東京で食べられる讃岐うどんのお店3つ目は「うどん 五郎」です。2017年から4年連続で食べログのうどん百名店に選ばれているお店です。
香川県から取り寄せた粉と、秩父奥多摩流水を使用した水で打った手作りうどんは、本場香川のコシの強いうどんが味わえて大人気です。極太麺なので、小さなお子様や歯が弱い方には少し辛いほどのコシの強さがあるので、ご注意ください。
すっきりとした味わいの透明なうどんスープは、香川県伊吹産のいりこをだしに使用しています。純手打ちにこだわっているので、東京にいながらも本場の讃岐うどんが味わえると評判の高い人気店です。
讃岐うどんの名物である天ぷらメニューや、ビール、日本酒も提供しています。いろいろな種類が楽しみたい人は、小サイズのうどんが2つセットになった「しょうゆうどんセット」がおすすめです。
通常の営業時間は11時から15時までで、定休日は土・日・火になっています。土日が休みなので来店しにくい方もいらっしゃるかもしれませんが、香川名物の本場讃岐うどんを是非味わってみてください。
名称 | 純手打ち讃岐うどん 五郎 |
住所 | 東京都墨田区江東橋1-13-1 |
本場の讃岐うどんは通販で買える?
日本三大うどんである讃岐うどんをぜひとも食べたい!と思っても、東京からも香川県からも遠い場所に住んでいるという方も少なくありません。そんな時に役に立つのがインターネットによる通販です。
本場の讃岐うどんは老舗店や名店をはじめ、香川県で営業している讃岐うどん屋が公式HPで通信販売を行っている場合が多くあります。今回ご紹介した店舗でも、通販に対応しているお店があるのでチェックしてみてください。
また、大手通販ショップのAmazonや楽天市場などでも、1000円くらいの安価な商品から本格的な商品まで取り揃えられていますので、併せてチェックしてみてはいかがでしょうか。
讃岐うどんの美味しいアレンジレシピ
いざ通販で香川名物の讃岐うどんを購入しても、美味しく食べられないと意味はありません。本章では、基本の茹でかたやアレンジレシピも併せてご紹介します。
お取り寄せなどで購入した生タイプのうどんは1人前に対して1リットルの水で茹でます。パスタを茹でるような大きい鍋を使用するとよりおいしく仕上がります。
うどんを入れたら、うどん同士がくっつかないように軽く混ぜ、あとは好みの硬さに茹でるだけです。目安は釜揚げや釜たまは約10分、かけは約12分、ざるやぶっかけは約15分です。讃岐うどんはとてもシンプルなため、どんな具材でも相性がいいのも特徴的です。
通常のかけうどん、ざるうどん、ぶっかけうどんをはじめ、お出汁を効かせたカレーうどんや、牛丼のように甘辛く炊いたお肉をトッピングした肉うどんも定番でおすすめです。今回はアレンジレシピを少しご紹介します。
はじめに紹介するアレンジレシピは「味噌絡めうどん」です。丼に大さじ1ほどの味噌を入れたら、茹でたての麺を入れます。うどんと味噌を絡めてごまをたっぷりと入れていただきましょう。
味噌の量はお好みで調整しましょう。また、茹でて締めた麺にたっぷりネギとポン酢をかけて食べる「ネギポンうどん」も簡単でおすすめです。
近年人気の缶詰サバ缶を使ったレシピもご紹介します。温めたサバ缶をうどんに乗せてよく混ぜてからいただきます。好みでかつお節やネギ、のりを入れるのもおすすめです。家庭にあるもので簡単にアレンジレシピができるのも、讃岐うどんが人気の理由の1つです。
讃岐うどんは香川が誇る人気の名物ご当地グルメ!
香川県の名物グルメ、讃岐うどんの魅力をとことん掘り下げてご紹介しました。香川県に訪れて、老舗有名店や穴場のお店を訪れてみてはいかがでしょうか。香川県には今回紹介した以外にもさまざまな有名店があります。
香川県に訪れるのが難しい場合でも、通販を駆使して是非本場の讃岐うどんを味わってみてはいかがでしょうか。日本三大うどんを食べ比べてみるなど、讃岐うどんの楽しみ方は無限大です。