花博記念公園鶴見緑地は美しい花畑が人気！見頃やアクセス方法は？

大阪市と守口市にまたがる「花博記念公園鶴見緑地」は、1990年に大阪で開催された「国際花と緑の博覧会」の会場跡地です。現在の花博記念公園鶴見緑地は、花と緑があふれておりスポーツをしたりバーベキューを楽しんだりする場所として地元の人々に親しまれています。

花博記念公園鶴見緑地は120ヘクタール、東京ドーム25個分の広大な敷地を持っています。木々の間を流れる小川、どこまでも続く並木道や広大な芝生などを自由に散策して楽しむことができます。花博の開催地として、季節ごとに様々な花が咲き美しい風景が人気となっています。

花博記念公園鶴見緑地の園内では様々な緑や四季折々に咲き誇る花を楽しむことができますが、その中の「日本庭園」は山のエリアの中にある穴場スポットです。むらさき亭という茶室のすぐ裏手には池があり、毎年5月ごろにスイレンが見ごろになります。

広い池一面に咲くスイレンの花は、可憐ながらも迫力満点です。野鳥が飛来してくることもあるので、見られたらラッキーです。花博記念公園鶴見緑地のなかでもフォトジェニックな写真を撮ることができるスポットでもあり、写真撮影を楽しむ場所としておすすめです。

また、国際花と緑の博覧会で、参加した各国がそれぞれの国で特徴的な庭園や花壇、珍しい植物や新品種、日本で関心の高い花や木などが出展された60もの庭園が花博記念鶴見緑地に「国際庭園」として今も残されています。

花の咲き誇る夏の季節には、世界の珍しい植物や日本とは少し違う風景を楽しむことができ、ミニ世界巡りができます。建物の老朽化に加え、大型台風による倒木被害などもあったため、工事中で立ち入り禁止となっているエリアもありますが、写真撮影をするなど十分に楽しむことができそうです。

花博記念公園鶴見緑地の中で写真映えする風景が人気なのが、風車の丘です。春はネモフィラとチューリップ、夏はひまわりとマリーゴールド、秋はコスモスと季節ごとに色々は花が満開になります。コスモスの終わる時期には摘み取り体験もしています。

花畑の中には通路があり、お花に囲まれたように写真を撮ることもできます。風景写真を撮る際には、花と一緒に風車を入れて撮影するのがおすすめです。

花博記念公園鶴見緑地では、季節ごとに花の植え替えが行われており、季節ごとだけでなく、毎年違う風景を楽しむことができます。花畑の写真を撮りに、カメラを持って散策するのにおすすめです。花の開花状況を参考に、素敵な写真を撮りに出かけてみましょう。

先ほど紹介した、風車の丘のすぐ隣にはバラ園があります。花博記念公園鶴見緑地では、約3800平方メートルにわたってバラが植えられています。バラ園全体がほのかなバラの香りに包まれており、きれいなバラを楽しむことができます。

花博記念公園鶴見緑地のバラ園では、毎年5月と10月に「ローズツアー」を開催しています。花博記念公園鶴見緑地のバラを管理しているスタッフが、バラの特徴や栽培のコツなどを説明してくれます。

花博記念公園鶴見緑地には、約400品種のバラが植えられており春と秋に見頃を迎えます。春の見頃は5月中旬から6月上旬、秋の見頃は10月下旬から11月中旬となっています。バラはだいたい見頃になってから1～2週間楽しむことができます。

バラの開花状況は、毎年の気候によって変わるのでバラを見に行かれる際には、花博記念公園鶴見緑地の公式サイトやSNSなどで開花状況を確認するとよいでしょう。イベントなどの開催期間も、開花状況によって変わることがあるので、チェックしてからお出かけされることをおすすめします。

また、花博記念公園鶴見緑地の公園部分には休園日がなく、だれでも無料で入園できます。気軽にバラを楽しむことができそうです。

ここからは、花博記念公園鶴見緑地へのアクセスを紹介します。花博記念公園鶴見緑地は、地下鉄長堀鶴見緑地線の鶴見緑地駅から徒歩すぐのところにあります。JR大阪駅からは、環状線で京橋駅へ向かい、そこから地下鉄へ乗り換えましょう。

地下鉄御堂筋線は心斎橋駅で、地下鉄谷町線は谷町六丁目駅でそれぞれ長堀鶴見緑地線に乗り換えることができます。門真南行きに乗り、鶴見緑地駅で降りて徒歩で花博記念公園鶴見緑地に向かいましょう。

車でアクセスする際には、内環状線から花博通りに入ります。高速道路からは門真ICまたは大東鶴見ICから出てください。花博記念公園鶴見緑地内には5か所駐車場があるので、そこを利用しましょう。

花博記念公園鶴見緑地の花の見頃やアクセスを紹介してきました。季節ごとに様々な花を楽しむことができ、花と緑に癒されることができるでしょう。花に囲まれてスポーツをしたり、ピクニックをしたりして楽しみましょう。