大阪・箕面公園は見どころがいっぱい！昆虫館などおすすめスポットをご紹介

箕面公園は大阪の箕面山周辺にあり、明治の森箕面国定公園の中に位置している国定公園です。箕面公園は東京ドーム17個分に相当する83.8ヘクタールもの面積を有し、自然豊かな場所としても知られています。箕面市北部の低山岳地帯にあり、花崗岩や石英閃緑岩が一部に露出する特徴的な地形です。

箕面公園といえば豊かな自然がおすすめポイントで、1300種類もの植物や3500種類の昆虫、哺乳動物や野鳥などあらゆる生物が棲息しています。大阪市内から電車で行ける距離にありながら、豊かな緑や生物を身近に感じられる人気の箕面公園です。

箕面公園の見どころのひとつが箕面大滝までの道のりです。阪急箕面駅前をスタートし、箕面公園の入り口から箕面川沿いの約2.8kmは散策にぴったりで、子連れファミリーやカップルなども訪れています。また、シニア世代の方やおひとりで散歩する方もおり、多くの方に親しまれている箕面公園です。

箕面公園・箕面大滝までの道のりは滝道と呼ばれ、歩きやすく整えられた遊歩道になっています。歩きやすいとはいえ自然の中を歩くので、スニーカーや運動靴など履きなれたシューズを持参するようにしましょう。箕面公園の入り口から、目的の箕面大滝までは40分ほどかかります。

大阪の名所としても人気の箕面公園の見どころといえば、日本の滝100選に選ばれた箕面大滝です。景勝地の箕面公園・箕面大滝は落差が33ｍあり、ダイナミックな光景を望むことができます。滝の流れる様子が農具の箕に類似しているということから、地名になったといわれています。

秋になると燃えるような紅葉が周辺に並び、箕面大滝とあわせて日本らしい絶景を鑑賞できます。この時期は遠方からも多くの方が訪れ、写真を撮っている姿が目立ちます。夏には涼感を楽しめるクールスポットとして人気があり、冬になると雪をまとった木々の様子が見られます。

箕面公園の入り口から歩いていき、川のせせらぎや鳥のさえずりを聴きながら、箕面大滝を目指します。箕面公園に訪れる方は30代の女性が多いですが、4歳から12歳のお子さん連れのご家族からご夫婦、友人同士でハイキングを楽しんでいる方もいます。

箕面公園には昆虫館があります。1953年に開園し、昆虫好きのお子さんから大人まで大勢の方が来館しています。箕面公園・昆虫館は、見たことのある虫から珍しい海外の昆虫まで幅広く取り扱っており、標本や生体展示が楽しめるスポットです。

常設展示では触ることのできる昆虫オブジェがあり、昆虫の生体を観察できる展示物も用意しています。昆虫と触れ合えるキッズルーム、箕面公園の周辺に棲息している昆虫の展示、さらに海外の昆虫生体もあります。また、お土産におすすめの昆虫グッズもあって、虫好きが楽しめるエリアです。

箕面公園・昆虫館ではイベントを開催しています。毎月第4日曜日に未就学児から小学生を対象にしたイベントを行い、昆虫観察したり、木工クラフトでバードコールを制作したり、楽しい体験ができます。詳細は箕面公園の昆虫館ホームページをご覧ください。

昆虫館の通常会館時間は10:00～17:00（入館は16:30）、毎週火曜が休館日になりますが、祝日の際は翌日がお休みです。12月29日から1月3日も休館日になります。高校生以上の入館料は280円で中学生以下は無料です。

箕面公園には駐車場がないため、公共交通機関を利用したアクセスがおすすめです。車で向かう場合は、阪急箕面駅周辺の有料駐車場を利用することになります。電車のアクセスは、阪急箕面線・箕面駅で降りて公園入口まで徒歩5分です。

バスは北大阪急行線・千里中央駅から11番停留所の阪急バスに乗り換え、箕面の停留所（箕面駅前）で降ります。

豊かな自然を堪能できる大阪の箕面公園です。ハイキングにちょうどいいコースがあり、目的地の箕面大滝では厳かな滝の流れ落ちる様子を一望できます。自然や生物を観察しながら、ゆっくりと散策できるエリアです。