菖蒲（あやめ・しょうぶ）が美しい大阪の名所5選！見頃やおすすめの穴場も

日本には四季折々さまざまな種類の花が咲き誇りますが、今回は大阪で花菖蒲が美しいスポットをご紹介します。よく菖蒲と花菖蒲が間違われやすいですが、本題に入る前に見分け方をご紹介します。

あやめは畑など乾燥した場所で咲くのが特徴で、水辺で咲くのが花菖蒲です。今回ご紹介する大阪のスポットでも水辺に咲き乱れる花菖蒲が見学できます。

毎年初夏が近くなると、菖蒲が咲き、続いて花菖蒲の花が咲き出します。花菖蒲は地域により開花の時期はまちまちですが、およそ初夏、梅雨入りくらいが見頃になっています。

同じ時期に咲き出すのがアジサイで、花菖蒲とアジサイはよく一緒に見学できるようになっています。大阪の花菖蒲の見頃は6月上旬から下旬頃となっています。

それでは早速大阪府の中でおすすめな、花菖蒲が美しいスポットを厳選して5つご紹介します。大阪には今回ご紹介するスポット以外にも、花菖蒲が美しいスポットはたくさんあります。大阪の穴場スポットを探してみてはいかがでしょうか。

ラグビーの聖地でもある大阪花園ラグビー場の隣にあるのが「花園中央公園」です。図書館や美術センターなど文化やスポーツの施設が多くあり東大阪の文化とスポーツの拠点にもなっています。

公園の東側にある花菖蒲池には約5000株もの花菖蒲が咲き誇っています。他にも桜の広場など季節の花も見られるのでのんびり散歩するのにもぴったりです。ラグビー型の遊具やすべり台などお子様と一緒に遊べるスポットもあり、家族連れでも賑わっています。

続いては枚方市にある「山田池公園」です。山田池公園の北側にある「水生花園」には花菖蒲をはじめ、あじさいやスイレンの花が咲く池があり、水辺を散歩する人の姿が多く見られます。

約1万株にも渡る花菖蒲は圧巻です。他にも、桜や紅葉、梅など四季折々の花が楽しめるスポットが多くある公園です。

中でも広さが約2.5ヘクタールもある「実りの里」では、都会ではなかなか見られない棚田や果樹園、雑木林があります。土との触れ合いを通じて自然を学ぶことをコンセプトに各スポットでさまざまな体験ができるので、お子さまに自然体験させたい方にはおすすめのスポットです。

敷地面積約9.5ヘクタールの広さを誇るのが「城北公園」です。旧淀川の河川敷を利用して作られた公園で、大きな池や1万3000株もある花菖蒲園がおすすめのスポットです。毎年6月ごろには花菖蒲の花が咲き誇り、地元住民をはじめたくさんの人を楽しませてくれます。

菖蒲園には入場料が必要で、高校生以上が200円になります。菖蒲園の通常の開園時間は9時30分から17時00分までで、16時30分まで入場できます。

大阪の公園と言えば挙げられる公園の1つが「万博記念公園」です。太陽の塔をはじめ、巨大立体アスレチック迷路や、バーベキュー場、アヒルボートや温泉までさまざまな楽しみ方ができる大阪を代表するおすすめスポットです。

中でもおすすめなのは日本庭園にある花菖蒲です。春の海や美吉野などをはじめ約90品種、およそ1万2000株もの花菖蒲が咲き乱れます。日本庭園は静かで穴場スポットです。

最後にご紹介するのは「水月公園」です。人工的に作られた滝と池が魅力的な公園で、通常なら毎年花菖蒲が咲く頃には花菖蒲祭りも開催されています。

友好都市である中国の蘇州市から贈られたと言われる斎芳亭（せいほうてい）の周りには、約60品種、6000株の花菖蒲が咲き乱れます。また初春には紅白・枝垂れ合わせて約250本の梅の花も咲き誇り、初春から初夏にかけて多くの人を楽しませてくれる穴場スポットです。

大阪で花菖蒲が美しいスポットを5つご紹介しました。花菖蒲だけではなく、バーベキューができたり広場があったりとゆったり過ごしやすい場所を多くご紹介しました。

本格的に暑くなる前に、お弁当を持ってピクニックがてら花菖蒲の見学を行い、日頃の喧騒から離れてみるのもおすすめです。