菖蒲（あやめ・しょうぶ）が美しい千葉の名所5選！見頃やおすすめの穴場も

私達の身のまわりには、実にたくさんの種類の草花があふれています。千葉の公園や花壇でも、園芸種の華やかな花々が真っ先に目に飛び込んできて、華やかな気持ちにさせてくれるものばかりです。過酷な環境に負けず、健気に花を咲かせている菖蒲の姿にも心打たれるものがあります。

千葉では、菖蒲が見られる名所がたくさんあります。菖蒲の穴場スポットもありますので、ぜひ今年は千葉の菖蒲を見に訪れてみましょう。千葉の菖蒲は人気があり、多くの人から愛されています。美しい菖蒲を見るためには、菖蒲が咲く時期を調べてから行くことをおすすめします。

千葉ではお店や施設などが徐々に営業再開していますが、一部ではまだ短縮営業しています。通常営業とは異なる場合がありますので、訪れる際は施設の公式サイトや電話で確認するようにしましょう。

菖蒲にはアヤメ、カキツバタ、花菖蒲と種類があります。菖蒲は「ショウブ」とも「アヤメ」とも読みますが、花菖蒲とアヤメは別物です。咲く時期も少し異なりますので、千葉の菖蒲の見頃を見逃さないようにしましょう。きれいに咲いた千葉の菖蒲は、疲れた心を癒してくれます。

菖蒲はアヤメ科の多年草です。花菖蒲は水辺や湿地を好み、初夏に花が咲きます。アヤメは5月頃に花が咲き、咲く場所は草地です。カキツバタは水辺を好み、5月頃に咲きます。菖蒲は江戸時代から栽培されていて、たくさんの品種があります。

5月5日は子供の日です。端午の節句として、千葉でも病気などの厄災を避けるために菖蒲を飾ります。花屋で菖蒲を購入しても丁度良く咲くかは運次第です。

菖蒲は草丈60～100cm、花の径10～15cmと、大きく華やかな花です。千葉をはじめ日本各地に名所があります。菖蒲にはアヤメ、カキツバタ、花菖蒲の3種類があり、アヤメの仲間の野生種として有名です。いずれも良く似ていますが、模様が異なります。

アヤメは花びらに網目模様があり、カキツバタは花びらのつけ根が白いのが特徴です。花菖蒲は花びらのつけ根に黄色い筋があります。アヤメ、カキツバタ、花菖蒲の3種類の見分けができるようになったら菖蒲の千葉の名所がより一層楽しるでしょう。

千葉できれいな菖蒲を見られる場所はたくさんあります。千葉は首都圏からも車で行ける距離にあるので、ちょっとしたドライブにも最適です。

都内から約1時間で行ける場所にある、千葉県の最大の公園が「昭和の森」です。菖蒲を眺められる水辺や、散策路があります。貸し自転車で菖蒲を鑑賞するのもおすすめです。敷地内にはキャンプ場や広い芝生などもあり、1日自然を満喫できます。

水運で栄えた千葉県佐原には、江戸末期から昭和前期に建てられた町屋や蔵が今も残っています。水郷佐原あやめパークに咲く約400品種150万本の菖蒲が楽しめます。船頭さんが漕ぐサッパ舟と呼ばれる小舟に乗り、船上からきれいに咲いた菖蒲を楽しみましょう。

千葉県佐倉市は小江戸の風情を残しており、佐倉城の跡地は佐倉城址公園として、水の張っていない空堀などに当時の城の面影を垣間見れます。佐倉城址公園は桜や紅葉の名所としても有名です。佐倉城址公園では、四季折々の草花を楽しむことができ、初夏には菖蒲が見られます。

千葉県にある袖ケ浦公園は季節の美しい花々が鑑賞できる公園です。6月中旬の菖蒲園では、白や薄紫などの15000株もの花菖蒲が見頃を迎えます。ゆったりと花々を眺められる「花テラス」は、デートの穴場スポットです。四季折々の花々を見ながら、会話に花を咲かせましょう。

いちはらクオードの森は、菖蒲だけでなくアジサイも見られます。菖蒲が開花する時期は梅雨とかぶりやすいので、急な雨に対応できるように折りたたみ傘を持って行きましょう。いちはらクオードの森では夏にはキャンプ、冬にはイルミネーションなども楽しめます。

千葉には菖蒲の見どころがたくさんあります。首都圏からのアクセスも良いので、訪れやすいのも嬉しいポイントです。広い敷地に咲き誇る菖蒲の姿は圧巻で、見ごたえがあります。梅雨の時期に咲く菖蒲を見に、傘を持っておでかけしてみませんか。