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レンジで簡単にパンが作れる
ご紹介するのは、レンジを使った簡単で美味しいパンの作り方についてです。レンジを使うと簡単に且つ時短で美味しいパンを作ることができるので便利です。レンジを使った美味しいパンの作り方やおすすめの人気レシピをご紹介します。
パン作りが趣味の方もパン作り初心者の方もぜひ参考にしてください。パン作りは手間と時間がかかる作業です。身近なコンビニやスーパーでは最近ふんわりモチモチの美味しいパンがたくさん販売されています。街の美味しいパン屋には子どもが好きな総菜パンや菓子パンが並びます。
本格的なハード系パンやこだわりのパンなど色々な種類のパンがあります。最近は特に高級生食パンが人気でしっとりモチモチのリッチなパンが身近になってきました。
パンは買った方が美味しいし早いのでは?と思う方も多いでしょうが、自分で焼いたパンは格別です。パンをこねる作業や発酵しているパン生地を見るのも、自分でパン作りをする醍醐味です。
オーブンに入れてこんがりと焼けていくときの香ばしい香りや焼き立てのパンをほおばる感覚は、自分でパンを作らなければ味わえません。また、自分で材料を選べるのも良いポイントです。オーガニックや国産の材料にこだわる方なら、粉から選ぶことができます。
全粒粉などヘルシーな粉を使うのもおすすめです。砂糖や塩の種類、牛乳の産地なども自分の好きなものを入れることができます。自分で作れば自ら選択した材料で作るので安心して子どもに食べさせることができます。手軽に作って美味しい焼き立てのパンとコーヒーでランチはいかがでしょうか。
お手伝い好きの子どもなら一緒にパン作りをするのもおすすめです。粉から作業するパン作りは、子どもにとって楽しい作業ですし食育にもなります。手間と時間がかかるイメージのパン作りですが、レンジを使って簡単に作る方法をご紹介します。
レンジで美味しいパンを作るコツとは?
一般的にパンを作る場合、3時間ほどの時間がかかります。パン作りの工程は、パンをこねる、一次発酵、フィンガーチェック、ベンチタイム、分割、成形、二次発酵、焼成です。小麦粉や全粒粉にバター、砂糖、塩、水、イーストなどを入れて混ぜ、こねます。
ひとまとまりになったら、ボウルなどに入れラップをして休ませます(一次発酵)。この時、発酵が進みやすいように湿度と温度の高い場所に置くのがポイントです。最初の生地から倍くらいの大きさに膨らんだら、人差し指で生地の真ん中を刺し、膨らみの状態をチェックします(フィンガーチェック)。
発酵の状態がOKなら、丸めなおして10分ほど休ませます(ベンチタイム)。生地を分割し、好みの形に成形します。総菜パンや菓子パンの場合、この時点で生地にフィリングをのせたり包んだりします。
クッキングシートを敷いたオーブンの天板に、成形したパン生地を並べ、二次発酵させます。一次発酵の時と同じく、発酵しやすいように温かい場所に置きましょう。二次発酵が終わったら、予熱したオーブンで焼きます。これで焼き立てパンの完成です。
パンの種類にもよりますが、通常、一次発酵・二次発酵は、発酵しやすい温かい場所に置いたとしてもそれぞれ40分ほどかかります。パン作りの作業自体は慣れてしまえばそれほど大変ではないのですが、発酵に時間がかかるため「パン作り=長時間かかる」というイメージがあります。
ホームベーカリーの早焼き機能を使ったとしても、材料を投入してから焼き上がるまで2時間半から3時間かかります。レンジを使うと、「発酵」にかかる時間を短縮することができます。つまり「レンジ発酵」をするということです。
通常はパン生地を置いた場所の湿度や温度まかせで、時間をかけて一次発酵・二次発酵していますが、レンジの加熱機能を使うことで、パン生地に刺激を与え、酵母の働きをより効率的に促すことができます。酵母の働きが促されれば発酵が早まりますので、早く生地が膨らみます。
結果、時短につながるというわけです。なお、オーブン機能も備えたオーブンレンジの場合、発酵キーという機能があるものもあります。
これは、オーブンの庫内を30~40度にキープし、パン生地の発酵を促してくれるというものです。頻繁にパン作りをする方などにとってはとても便利な機能です。しかし、オーブンレンジに発酵キーがない場合はこの機能は使えませんので、レンジを使ったレンジ発酵についてご紹介します。
レンジ発酵をする場合、気をつけなくてはならないのが、生地に使う材料の分量です。レンジ発酵の場合、短時間で発酵させるので、早く発酵させても美味しいパンになるようにちょっとしたコツがあります。コツは、イーストと砂糖の量を多めに入れることです。
長い時間をかけて発酵させた通常のパンに比べて、短時間で発酵させたパンはふっくら感や美味しさが物足りなくなる場合があります。しかし、イーストと砂糖を多めに入れることでその問題に関しては解決できます。
イーストの量を多めにし、酵母のエサとなる糖分(砂糖)の量も多めにするということです。次の章では、時短レンジ発酵を活用したおすすめの人気レシピをご紹介します。
おすすめの人気レシピを紹介
便利なレンジ発酵を使用したおすすめの人気レシピをご紹介します。ご紹介するレシピと分量で手のひらサイズの丸パンが4つできます。レンジで作りやすい分量になっていますので、初めての方はまずこの分量からお試しください。
まずは生地づくりです。牛乳50gと水55g、バター15gを耐熱容器に入れて、ラップをしないで600Wのレンジで30秒加熱します。レンジから取り出し、泡立て器で混ぜます。バターが溶けるまでしっかり混ぜてください。インスタントドライイースト3gと砂糖20g、塩1gを順番に加えてよく混ぜます。
次に強力粉150gを加え、箸を使って全体をよく混ぜます。手で混ぜてももちろんOKです。全体に混ざってきたら、スケッパーやゴムベラなどで丸くひとまとまりにします。
ラップをふわりとかけ200Wのレンジで20秒加熱します。加熱が終わったらそのままレンジの中で15分放置してください。発酵が進みますので15分放置した方が良いですが、時間のない方は15分放置の工程はカットしてもOKです。
取り出したら、打ち粉をして板の上に取り出します。まな板などの上でOKです。生地を4分割して丸めます。左手の上に生地を置き、きれいな面が外側になるように丸めます。一か所にとじ目を集中させてクルクルと丸めます。とじ目はしっかりと閉じましょう。
とじ目を下にして、オーブンシートを敷いた耐熱皿にのせ、ふわりとラップをかけて200Wのレンジで30秒加熱します。いったん取り出し、オーブンを200度に予熱します。
オーブンレンジ一体型ではなくオーブンとレンジが別々の場合は、事前にオーブンを予熱しておきましょう。ラップを外して生地をオーブンシートごとオーブンの天板に移します。
かたく絞った布巾をかけて、温かい場所に置いておきます。ラップだと生地に張り付いてしまい焼く前に取り外すのが大変になってしまうので、布巾を硬く絞ってかけましょう。予熱をスタートしたオーブンの上などに置くと、ちょうど温かい温度で生地が良い状態になります。
オーブンの予熱が完了したら、200度で12分焼いてください。オーブンの機種によって焼き具合が異なりますので、焼きが足りなそうな場合は数分時間を延長してください。また、余裕のある方は焼く直前に生地の表面に溶き卵か牛乳をハケで塗りましょう。
焼き上がったときにパンにテカリが出て見た目も良く美味しくなります。時短を目指して余裕がない方は塗らなくてOKです。この方法ですと早ければ30分で自家製パンができます。従来のやり方ですと3時間ほどかかるので1/6に短縮できます。
材料の水分に牛乳と水を使っていますが、牛乳だけだと焼き上がったときにパンが硬くなりやすいので、水を使用しています。
丸パン作りに何度か挑戦して慣れてきたら、次はぜひ総菜パンや菓子パンにも挑戦しましょう4分割して丸める段階で、ハム&チーズを中に入れて丸めたり、あんこをつめて丸めても良いでしょう。
生地を棒状に伸ばして、ウィンナーソーセージの周りに巻きつければ、ウィンナーロールも作れます。パン作りは自由にアレンジが可能ですので楽しんで作ってみてください。
レンジでのパン作り・従来のパン作りの違いとは?
レンジを使ったパン作りのコツとおすすめレシピをご紹介しました。レンジを使うと従来のパン作りよりも圧倒的に短時間で作ることができます。時間がないけどパンが好きという方におすすめです。
長時間かかることでハードルが高かったパン作りも30分でできるとなれば挑戦してみたくなります。ただ、レンジ発酵の場合は短時間で発酵するため生地のふっくら感や美味しさに物足りなさを感じることがあります。やはりパンはゆっくりと時間をかけて発酵した方がふっくらして香りも良くなります。
時短で作るときはイーストと砂糖の量を多めに入れてください。先ほどご紹介したレシピ通りでOKです。従来のパン作りとの違いはイーストと砂糖の分量です。また、従来のパン作りの場合は3時間ほどかかりますがレンジの場合は30分ほどでできます。レンジで時短パン作りに挑戦してみましょう。
レンジでパンを作ってみよう!
レンジ発酵を使ったパン作りのコツやレシピについてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。忙しくて発酵時間の長いパン作りは無理と思っていた方にもぜひ挑戦してほしいです。早ければ30分で焼き立てのパンを食べることができますので、ぜひ作ってみてください。