レンジで作る簡単なおかゆの作り方をご紹介！赤ちゃんの離乳食もこれでOK

爆発しそうなたまご料理も、じっくり手間暇かかる煮込み料理も、「電子レンジ」を使えば簡単・スピーディに作ることができます。加熱する時間も短く、光熱費節約にもおすすめの便利キッチンツール、それが電子レンジです。

飲みすぎ食べ過ぎ、体調の悪い日などに活躍するごはん、「おかゆ」も、電子レンジで簡単調理が可能です。今やスーパーでも、レトルトで美味しいおかゆがたくさん販売されていますが、家庭で作ったおかゆは別格の美味しさがあります。

おかゆは大きくわけて「炊き粥」と「入れ粥」の2種類があります。「炊き粥」は生米から炊いたおかゆで、入れ粥は炊いたごはんから作るおかゆのことです。レトルトで販売されているおかゆは生米から炊いたおかゆで、米本来の甘みが味わえます。

家庭で作るならごはんから炊く「入れ粥」のほうが簡単で、手早く仕上がります。美味しさで言うなれば、やはり生米からコトコトと炊く「炊き粥」がおすすめです。忙しい人や洗い物も素早く済ませたい人は「入れ粥」が良いでしょう。シーンに見合った作り方のおかゆのチョイスが大切です。

美味しさを追求するなら、生米からおかゆを作りましょう。ただ土鍋でコトコトじっくり炊けば、それなりに時間がかかります。そこで活用したいのが「電子レンジ」です。電子レンジなら生米からでも比較的短時間で、とろっとろのおかゆを作ることができます。準備する材料は米・水・塩のみです。

電子レンジのおかゆの作り方は非常に簡単です。おかゆのできあがり300gであれば、生米50g、水300gと塩小さじ1を準備します。耐熱容器に研いだ生米と水、塩を入れ、耐熱容器の端に少し隙間をあけて、ふわっとラップをします。

600Wの電子レンジで6分加熱し、その後電子レンジの解凍モードで10分から15分、加熱します。ラップの端を開けることで米が吹きこぼれることもなく、電子レンジで簡単に生米からとろとろのおかゆを作ることができます。

シンプルに塩のみのおかゆは、米本来の甘みが際立つ、大人が食べて美味しい素朴な味わいのおかゆに仕上がります。米の中心からふっくら炊けたおかゆは、何杯でもおかわりしたくなる美味しさです。

ちなみにおかゆ300gはお茶碗で軽く3杯分、水分も充分含まれているため、ボリュームもたっぷりです。生米から電子レンジでおかゆを作る場合、実質50gの米量なので、大変低カロリーなのも魅力です。美味しさ・満足感ともにあり、ダイエットにもおすすめでしょう。

おかゆと言えば赤ちゃんのごはん、離乳食に欠かせない主食です。はじめての赤ちゃんの離乳食に、10倍粥を作るママさんは多いでしょう。忙しいママにはすでに炊いてある家族分のごはんから、赤ちゃん分だけ電子レンジでおかゆを炊くことができる「入れ粥」がおすすめです。

電子レンジで10倍粥を作るのも、実はとても簡単です。大人用に炊いたごはんから赤ちゃん分のおかゆを、電子レンジで作る方法をご紹介しましょう！

10倍粥は、米1に対して水量が10のおかゆのことです。赤ちゃん1食分のおかゆを電子レンジで作るなら、炊いたごはん小さじ1に対し、水を大さじ2用意します。電子レンジで赤ちゃんのおかゆを作る際に注意することは、大人のおかゆとは違い、塩を入れないことです。

離乳食を与える赤ちゃんには、電子レンジ調理するしないに関わらず、なるべく素材の自然の味を食べさせることが大切です。電子レンジでおかゆを作る場合、塩は入れずごはん・水のみで調理しましょう。

電子レンジでの離乳食、10倍粥の作り方は次の通りです。耐熱容器にごはんと水を入れ、スプーンで軽く混ぜ、ラップをふんわりかけます。600Wの電子レンジでおよそ1分加熱します。レンジ加熱してできあがったおかゆは、まだ米の粒が残っていますから、おかゆを裏ごしして滑らかにします。

裏ごし器はベビー専用の裏ごし器を使ったほうが、おかゆが滑らかになります。電子レンジを使えば5分と経たずに、赤ちゃん用おかゆが完成です。初期の離乳食、10倍粥が進み、8倍、5倍になってきたら、徐々におかゆに野菜などを加えていくと良いでしょう。

生の米から炊いたおかゆは、食べた瞬間ため息が出ます。ふっくら膨らんだ米の甘さが口いっぱいに広がるシンプルな白かゆは、どんなご馳走より美味しいに違いありません。赤ちゃんの初めてのごはんに選ぶのは、愛情込めて炊いた、「おかゆ」と言う名のご馳走にしましょう！