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県立幕張海浜公園は海が見える運動公園として人気
千葉県幕張は、40年ほど前は潮風の香りが漂う海辺の町でした。1990年代から開発が進み、現在では「幕張新都心」とまで呼ばれます。幕張には花見川区と美浜区とがあります。花見川区は内陸側で、JR総武線と京成電鉄千葉線が通っています。美浜区は海浜側で、JR京葉線沿いです。
潮風が芳しい幕張美浜区に「県立幕張海浜公園」が建設され始めたのは1987年(昭和62年)4月からのことでした。県立幕張海浜公園の最初は「青葉の森」から始まりました。現在、県立幕張海浜公園は、広大な芝生広場や日本庭園なども有する、自然に満ち溢れた大人気の運動公園です。
県立幕張海浜公園は幕張の都会と海とが合体した、大変広い運動公園です。都会では滅多に見られない芝生の自然や森が目の前に広がっています。県立幕張海浜公園は、幕張のさざ波の音と共に、芝生という大自然が、高層ビルのすぐ手前に臨める運動公園であると共に、散歩や日本庭園を楽しめます。
県立幕張海浜公園は、大自然と高層ビルとの微妙で美しい調和が見事と言えるでしょう。県立幕張海浜公園でゆったり過ごすと、都会の人工的なムードと、芝生と海といった自然の広大さの不思議なバランスが心地良く感じられます。
2012年(平成24年)8月からは、県立幕張海浜公園が千葉市民の花火大会会場に指定されました。大自然と大変広い芝生公園に、幕張の海、そして幕張の大都会の中で上がる花火の美しさは「幕張ビーチ花火フェスタ」と呼ばれます。
都会では、よく安全な河川敷が花火会場になりますが、県立幕張海浜公園では、花火の下は広大な海です。都会と広大な芝生公園、そして海と連なる規模の大きな楽しさが、県立幕張海浜公園での花火フェスタではより一層盛り上がります。
幕張ビーチ花火ェスタが開催される場所は、公園に隣接した「幕張の浜」です。幕張の浜は、日本で最初に造られた人工海浜です。そこで、普通の海岸とは異なり、遊泳は禁止されています。
県立幕張海浜公園の特徴は?
県立幕張海浜公園は、大都会幕張のすぐそばに造られた公園だけあり、念を入れた計画的なデザインが美しい公園です。ブロックはA~Cまであります。Aブロックには出会いの広場、彫刻と緑のプロムナード、創作の広場以外に、芝生広場、ふれあいのプロムナードなど、芝生の広大さを展開しています。
県立幕張海浜公園は、高層ビルが周囲を取り囲む公園であるだけに、ちょっと見るとマンションの公園のような雰囲気があります。Aブロックの出会いの広場には、美しい噴水があります。豊かな緑の樹々に囲まれた都会の中のオアシスのようです。シックな大人の雰囲気が漂う広場です。
AブロックとBブロックの間に海浜幕張駅があります。Aブロックは創作的な趣旨ですが、Bブロックはにぎわいの広場、健康の広場、大芝生広場、わんぱく広場と都会では見られない運動公園の魅力に溢れています。また、花時計がランチの時間も教えてくれる、おしゃれなアートです。
花時計は、Bブロックの大芝生広場の西にある、大変巨大な時計です。AブロックとBブロックとを隔てる海浜幕張駅近くに賑わいの広場がありますが、そのすぐ左手の花時計が美しい時間を知らせます。
Bブロックは大芝生広場と花時計が見どころの、体を思いっきり動かす健康的な運動公園です。わんぱく広場には大人も遊べる遊具がありますので、服装は汚れてもいいような、運動着とシューズで遊びに来た方がいいでしょう。
また、Aブロックには、マンションや高層ビルと一緒になった「彫刻と緑のプロムナード」があります。街路には緑が植え込まれ、道行く人の心を癒します。県立幕張海浜公園は、公園だけが独立しているのではなく、近隣の街中にも広がっている点が見事です。
彫刻と緑のプロムナードはAブロック「芝生広場」から、海浜幕張駅近くの公園駐車場まで続いています。県立幕張海浜公園の駐車場はA、Bブロックの南及びCブロックの日本庭園「見浜園」の入り口にあります。
芝生広場など広い敷地に自然がいっぱい?
Aブロックには芝生広場、Bブロックには大芝生広場があります。芝生は戦後復興期、団地がどんどん建設される中で、子供たちの遊び場として盛んに植えられましたが、バブルの頃ともなると、部屋に和室がなくなり、フローリングがもてはやされました。そんな中で芝生は都会から消えて行きました。
芝生は柔らかく、子供たちが体をふんだんに動かすことのできる、うってつけのスペースでしたが、今ではマンションの前はほとんどがコンクリートです。芝生は、マンションの前にある小さな公園の隅にしかありません。しかし県立幕張海浜公園では、広大な芝生が存分に目の前に広がっています。
スタジアムやバイクコースも?
県立幕張海浜公園にはD、Eブロックがあり、「自由広場」と呼ばれます。公園を訪れた人々が自由に楽しめる広場です。1995年度(平成7年度)には第12回全国都市緑化フェアの会場ともなりました。
またFブロックには「千葉マリンスタジアム」があります。千葉マリンスタジアムは別名ZOZOMARINE STADIUMと呼ばれます。千葉マリンスタジアムは、プロ野球やアメリカンフットボールのスポーツ会場として使われます。
千葉マリンスタジアムでは野球やフットボール以外に、千葉のJリーグ・ジュフユナイテッド千葉の公式戦などのスポーツの熱い祭典が繰り広げられる広大なスタジアムです。また野外コンサートも開催され、歌手のライブ会場ともなります。
県立幕張海浜公園にはGブロックまであります。Gブロックは「マウンテンバイクコース」です。1周800メートルほどのコースが設定されています。千葉マリンスタジアムはメッセ大橋を境に、有名な幕張メッセの正面にあります。マウンテンバイクコースはスタジアムの左側です。
メッセ大橋を渡り、約100メートル先にマウンテンバイクコースがあります。マリンスタジアムからはほぼ5~10分ほどの場所にあります。駐車場の道路向かいに精神医療センターがありますが、医療センターから人口海浜幕張の浜方面へ進むと、マウンテンバイクコースが見えてきます。
県立幕張海浜公園には日本庭園や茶室など文化施設もある
県立幕張海浜公園で素晴らしいのは、Cブロックに佇む日本庭園です。大都会と芝生、そして海が見える大自然の中に日本庭園というのも粋なものです。日本庭園から眺める県立幕張海浜公園は大変美しいと人気です。まさに広い自然と合体した静かなスペースがCブロックの日本庭園「見浜園」です。
日本庭園見浜園内の茶室は「松籟亭(しょうらいてい)」と呼ばれます。約1.6ha(1万6千平方メートル)の日本庭園です。見浜園は日本古来から継承されている「池泉(ちせん)回遊式庭園」の形式です。池泉回遊式庭園は、室町時代から江戸時代にかけて完成されました。
大名など地位のある武将屋敷では、池泉回遊式庭園がごく一般的です。大きな池を中心とし、その周囲に園路を巡らす形式です。日本庭園は、園路の所々に築山(ちくざん)や橋をかけ、また池の中には小島や名石など、日本各地の景勝を再現し、屋敷と庭園との一体美を愛でます。
回遊式庭園での園路では、散策の休憩所として、東屋(あずまや)が所々設けられます。県立幕張海浜公園のCブロック内にある松籟亭には駐車場すぐの場所に「上の池」がありますが、瀟洒な松籟亭から眺められる広い「下の池」の南北には東屋が用意されており、日本庭園の雰囲気が漂います。
見浜園では「灯篭祭り」が秋に開催されます。繊細な和風建築の合間に灯りの輝く灯篭の風景は、一見の価値があります。灯篭祭りの際は、紅葉を扇子風呂敷で三角形に覆い、ライトアップされます。その光景は幻想的で、県立幕張海浜公園Cブロックに風流な趣を添えます。
見浜園の灯篭祭りでは、日本庭園が美しく輝きます。また、東屋で炊いている白檀(びゃくだん)のお香が池や橋を伝ってほのかに漂ってきます。県立幕張海浜公園でのさまざまな催しはどれも見逃せないものばかりです。
大人気の県立幕張海浜公園へは、電話でお問い合わせできます。お問い合わせ先は、公園パークセンター管理事務所で、9:00~17:00まで受け付けています。
住所 | 千葉県千葉市美浜区ひび野2-116 |
電話 | 043-296-0126 |
運動するなら県立幕張海浜公園がおすすめ!
すぐに街に帰ることができそうな高層ビルを眺めながらの、芝生での悠々とした時間が過ごせる県立幕張海浜公園は、ランニングなどの運動に大変適しています。海を眺めながら、芝生で遊べる公園は珍しいでしょう。運動公園として大人気の県立幕張海浜公園で一度深呼吸はいかがでしょう。