石神井公園は都内屈指の自然豊かな場所！周辺のおすすめスポットもご紹介

東京都内の練馬区石神井台一・二丁目と石神井町五丁目にまたがる石神井公園をご紹介します。憩いの広場として親しまれている石神井公園は昭和34年に開園し、225650.03平方メートルの面積です。桜の名所として知られており、春になるとソメイヨシノを見に多くの方が訪れます。

石神井公園では春に桜をはじめチューリップなどが咲き、夏になるとカキツバタやスイレンが見られます。また秋はミソハギが咲き、冬にはウメなどが見られる自然豊かなスポットです。花に誘われて数種類の鳥が集まり、自然を散策するのにもぴったりな石神井公園です。

石神井公園には「武蔵野三大湧水池」に含まれる三宝寺池と石神井池があります。石神井公園・三宝寺池は江戸時代に豊かな湧き水として知られていましたが、都内の環境変化や整備などにより状況が変わってしまいました。しかし、井戸水を使用して池を満たし、自然の景観を維持しています。

石神井公園の三宝寺池には「三宝寺池沼沢植物群落」というものがあります。浮島の群落が国の天然記念物に指定され、氷河期から生育していた貴重な植物「ミツガシワ」などが生えています。思うがままに散策するのもいいですが、歴史や成り立ちを知った上で植物・池を観察するのもおすすめです。

もうひとつの石神井公園の見どころ、石神井池をご案内します。景観保護の目的のためにつくられた人工池です。現在はボート場として利用され、子ども連れのファミリーやカップルが遊びに訪れています。石神井公園・石神井池ではローボートとサイクルボート、スワンボートの利用が可能です。

各ボートで利用人数が異なり、ローボートは大人3人まででサイクルボートは大人2人と小人1人、スワンボートは大人・小人ともに各2人になります。通常営業時間は9:30～17:00ですが、受付時間は16:30までです。11月から2月の間は10:00～16:00（受付15:30）になります。

石神井公園へのアクセス手段には、電車とバス、車の3つがあります。電車を利用したアクセスだと、西武池袋線・石神井公園駅の南口から歩いて約7分の場所に石神井公園があります。また、西武新宿線・上井草駅におりた場合は、長久保行きバスに乗り換えて三宝寺池のバス停で下車します。

上井草駅からのアクセスで、石神井公園行きバスに乗り換え、石神井公園バス停でおりる方法もあります。西武バス（吉60）に乗車し、石神井中学校で下車した場合は石神井公園まで徒歩5分です。石神井公園には2つの有料駐車場を備え、1時間までは400円、以降は30分毎に200円かかります。

石神井公園周辺の商店街には美味しいグルメの飲食店が豊富に揃っています。石神井公園からアクセスしやすいため、公園の行き帰りに立ち寄るのにおすすめです。商店街をぶらりと散策したり、公園までのストロークを楽しんだり、街の風景を楽しめる一押しのスポットです。

石神井公園駅からアクセスしやすい場所には、モーニングが好評の「元町珈琲 石神井公園の離れ」という喫茶店やイートインスペースのある美味しいケーキ屋「パティスリーカシュカシュ」もあり、デートにもぴったりです。双方ともに石神井駅から歩いて5分圏内にあります。

石神井公園の裏通りに位置する「スプラウト」では、国内外の美味しいビールを用意しています。ケサディーヤやピザといったお酒に合うフードメニューもあり、お酒好きの方がよく訪れるバーです。さらに、石神井公園駅から2分の好アクセスエリアには韓国グルメ「韓無量」があります。

人気のチーズダッカルビやドリンク類も298円で提供している覚えておきたいお店です。石神井公園周辺にはカフェやお酒が飲める場所、美味しいグルメ店が多数点在しています。

都内の人気スポット石神井公園をご紹介しました。自然にあふれた公園は人々にエネルギーを与えてくれる場所であり、地元の方に親しまれています。休日はゆっくりする時間を作って公園を散歩するなど、心と身体を癒してあげましょう。