本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。
天窓は北九州の人気ご当地B級グルメ
九州の玄関口である北九州市、そこにある小倉は、交通の要所でもありますが、グルメの街でもあります。特にB級グルメブームで注目されたものに「天窓」があります。北九州といえば、「焼うどん」の発祥地としても有名です。
そもそもなぜ焼うどん、天窓が北九州で生まれたのは、戦後の物不足の時代に手に入りやすかった乾麺使って腹持ちがいい焼うどんを作ったのが始まりです。北九州の小倉には天窓を提供する老舗がいくつもあります。
濃厚ソースが特徴の天窓の麺は、当初は乾麺でしたが太めの茹で麺を使用するお店もあります。いずれの麺も、もちもちとした食感でウスターソースが上手くマッチした北九州の人気グルメです。
それでは北九州、小倉のご当地B級グルメを求めて散策してみましょう。おすすめの名店をいくつかご紹介します。
名前の由来は?
北九州で大人気の天窓は戦後の食糧難の時に生まれた、焼うどんが始まりとされています。ご当地グルメとして人気のあるB級グルメ天窓は、焼うどん・焼きそばの真ん中に卵を落として焼いた物です。
真ん中に鎮座する卵が、天窓から月を見た時の様子を連想させることから名前が付けられました。当時乾麺のうどんしか手に入らず、これを代用したのです。現在でも、乾麺を使うことが一般的ですが、茹で麺もあります。
北九州の天窓の特長
北九州ご当地グルメ、天窓は弾力のある麺と相性の良いシャキシャキしたキャベツを使います。また玉ねぎの甘さが絶妙な味わいを出しています。焼うどん・焼きそばの上にはお店によっては温泉卵を使用する店もあります。
天窓の特長は、麺を先に焼いて、くぼみを作って水でといた小麦粉を少し落としてから卵を1個流れ出ないように置いて、全体をひっくり返します。卵は半熟が鉄則なので頃合いを見て再度ひっくり返して出来上がりです。
戦後の北九州で庶民の空腹を満たした天窓ですが、現在はご当地B級グルメとして全国にその名が知れ渡っています。北九州を訪れる観光客は小倉に立ち寄り、焼うどん、天窓を食べるのがお決まりのコースになっています。
北九州の天窓の名店
北九州市小倉にある天窓の名店といえば、言わずと知れた名店「だるま堂」です。メディアで何度も取り上げられた昭和20年代から営業を続けてきた、焼うどん発祥の店です。
だるま堂でいただく天窓は、濃厚なウスターソースでコッテとした味は一度食べたら忘れられなくなります。だるま堂の天窓は、キャベツ・玉ねぎ・豚肉の3種類だけですがウスターソースと絡んで、口に入れると旨味が広がります。
乾麺のもちもち感と素朴な味付けが評判のだるま堂ですが、店主の3代目坂田チヨノさんが2019年12月に亡くなられて、お店は一旦閉鎖されました。しかし、「小倉焼うどん研究所」が現オーナーから運営を委託され、近々再開される予定です。
北九州小倉には「井筒屋」というデパートがあります。こちらの地下街にはテイクアウト専門「めんテツ」では焼うどんを販売しています。
イートインもあって気軽に立ち寄れます。テイクアウトして近くにある小倉城の周辺にある公園でのんびり食べてもいいでしょう。こちらは太麺を使い、酸味と甘味のあるソースを使用しています。
現在、小倉駅周辺だけでも約20店舗以上の焼うどんを提供するお店があります。北九州はグルメの街で焼うどんの他にも、名物がたくさんあります。まだ知られていない焼うどんのお店もいっぱいあります。
同じ焼うどんでもお店によって、味に個性があってそれぞれ美味しさもあります。あなた好みの焼うどん、天窓を求めて食べ歩くのもおすすめです。
人気の北九州の天窓を食べてみよう!
北九州市小倉区は「小倉焼うどん」の聖地であり、だるま堂はその最たる名店で昭和20年代創業のお店です。小倉にはその他、焼うどん・天窓を提供してくれるお店がいくつもあります。
北九州と言えば、焼うどんと言われるほどグルメな街です。天窓はそうした北九州で誕生した庶民のグルメなのです。北九州においでになる機会があれば、ぜひ小倉で天窓を堪能して下さい。
※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。