佐賀の人気ご当地B級グルメ「シシリアンライス」とは？人気の秘密や名店をご紹介

佐賀のまちおこし団体が中心となってPR活動を行っていることで有名になったシシリアンライスは、家庭でも作られているご当地B級グルメです。シシリアンライスが誕生したのは昭和49年、佐賀県内にある喫茶店のまかないとしてつくられていたのが始まりです。

シシリアンライスと名付けられた理由は、イタリアの国旗を連想させるトマトの赤・ゆで卵の白・キュウリやレタスの緑と、シシリアンライスの考案者がシチリア島に憧れていたことからとされています。

最初はまかない料理であったため、ありあわせの材料で作られていたシシリアンライスですが、現在は佐賀県内の家庭料理として定着するほどの人気となりました。

当初はまかない料理であったため、シシリアンライスの決まりはありませんでした。しかし、佐賀県内の喫茶店のメニューとして定着したことでシシリアンライスの決まりができました。

佐賀のシシリアンライスは、ごはんの上に炒めたお肉やトマト・きゅうり・レタスといった生野菜がたっぷりのせられ、ゆで卵を彩りよく添えて仕上げにマヨネーズがかけられたものになります。

店舗により味や肉、野菜などの違いがあるので、佐賀では自分好みのシシリアンライスを探す楽しみもあります。ボリューム満点でもヘルシーなシシリアンライスを、ぜひお試しください。

佐賀には、絶品シシリアンライスが食べられる名店があります。佐賀に訪れたとき、どこのシシリアンライスを食べたらよいのか迷ったときの参考にしてください。佐賀のシシリアンライスの名店3件を紹介します。

佐賀のシシリアンライスの名店1つ目は「昭和レトロでシシリアン」です。佐賀でシシリアンライスを食べるなら「昭和レトロでシシリアンがおすすめ」という声も多いお店です。レトロな雰囲気が漂う外観と同じく、店内には骨董品や絵画が飾られ、家具もアンティークを使っています。

ゆったりコーヒーを飲むのにぴったりな昭和レトロでシシリアンで食べられるシシリアンライスは「佐賀のシシリアンライスはこれ」といわれるほど決まりを守ったイメージ通りのものです。

ほかほかのごはんの上にのせられたお肉とたっぷりの野菜、仕上げのマヨネーズのコントラストは、1つの芸出作品のようです。見た目から楽しめる昭和レトロでシシリアンのシシリアンライスを、ぜひお召し上がりください。

佐賀のシシリアンライスの名店2つ目は「さがんれすとらん志乃」です。創作和食レストランであるさがんれすとらん志乃では、アレンジの効いたシシリアンライスが食べられます。また、地上50mの位置にあるお店なので眺望も抜群です。

食材にこだわっているさがんれすとらん志乃のシシリアンライスは、たっぷり野菜の下に温泉玉子が入っており、さらに、特製ソースで炒めた佐賀牛が入っています。贅沢なシシリアンライスを食べたいときにおすすめです。

佐賀のシシリアンライスの名店3つ目は「浪漫座」です。100年の歴史がある旧古賀銀行内のカフェでシシリアンライスは、食べられます。高級感が漂う店内と同様に、浪漫座のシシリアンライスも気品を感じる一品になっています。

ごはんの上にはハーブが香るローストビーフがのせられ、さらにデミグラスソースがかけられています。また、ごはんとローストビーフの上にたっぷりと盛られた野菜には、バジル入りのさっぱりとしたソースがかけられています。ぜひ一度お召し上がりください。

佐賀のご当地B級グルメシシリアンライスは、ヘルシーなのにボリューム満点な1皿です。家庭的なものから贅沢な食材を使ったものまであり、好みの1皿を探す楽しみもあります。佐賀で人気のシシリアンライスを、ぜひご賞味ください。