コストコで買えるポップコーンのカロリーを徹底調査！美味しすぎて食べすぎ注意？

コストコでポップコーンと言えば、自社ブランドであるカークランドシグネチャーの商品「マイクロウェーブポップコーン」が人気です。コストコのポップコーンの魅力は何と言っても、最高のコスパ力にあります。価格は93.5g×44袋入1638円（税込）、1袋当たり約37円です。

ポップコーン豆の1人分の目安は30g～50gなので、コストコのポップコーン1袋は2～3人分でわずか37円ということになります。さらにコストコのポップコーンは電子レンジで加熱するだけでOKのお手軽アイテムなので、いつでも簡単にアツアツが食べられるのです。

そんなコスパ抜群のコストコのポップコーンだからこそ、やはりカロリーが気になってしまいます。コストコのポップコーンはどのくらいのカロリーがあるのか、早速調査してみましょう！

コストコのポップコーンのカロリーは100g当たり518kcal、脂質33.8gです。糖質は記載されていませんが、市販のポップコーンを参考にするとコストコのポップコーン100g当たりの糖質は50.2gと予想されます。

つまりコストコのポップコーン1袋（93.5g）当たりのカロリーは約484kcal、糖質約47g、脂質約31.6gが目安なので、2人で1袋食べた場合の1人分のカロリーは242kcal、糖質約23.5g、脂質約15.8gと計算できます。

一方市販の板チョコレート1枚（50g）当たりのカロリーは279kcal、糖質約26g、脂質約17.1gが目安なので、コストコのポップコーン1／2袋は板チョコ1枚分のカロリー・糖質・脂質とそれほど大きな差はありません。

そう考えるとコストコのポップコーンは高カロリーでダイエットの敵という印象を受けますが、実は単に高カロリーというわけではなく現代人が不足しがちな栄養素も豊富に含まれています。

ポップコーンの原料であるトウモロコシは米や小麦に並ぶ三大穀物の1つですが、果皮や胚などを取り除かずに丸ごと食べられるため、分類上は全粒穀物です。全粒穀物には玄米や雑穀などがあり、精白米や白い小麦粉に比べて栄養価が高く健康に良い食材とされています。

ポップコーンは全粒穀物であるトウモロコシの種皮を加工せず、ほぼそのまま使っているためカロリーはそれなりにありますが、栄養価が優れているお菓子なのです。中でも注目したい栄養素は3つあります。

注目したい栄養素1つ目は「食物繊維」です。食物繊維は腸内環境を整えて便秘予防に役立つ他、血糖値の急上昇を抑えたりコレステロール値を正常に保ったりと、太りにくい体質づくりにつながります。コストコのポップコーン1袋にはレタス約4個分もの食物繊維が含まれているのです。

注目したい栄養素2つ目は「ポリフェノール」です。トウモロコシの種皮には抗酸化作用・抗菌作用で知られるポリフェノールが含まれているため、活性酸素を取り除く働きによってアンチエイジング作用や生活習慣病予防が期待できます。

注目したい栄養素3つ目は「ビタミン・ミネラル」です。コストコのポップコーンには抗酸化作用を持つビタミンEに加え、骨を丈夫にするカルシウムやカルシウムの働きをサポートするマグネシウムといったミネラルが含まれています。

つまりコストコのポップコーンは、同じカロリーのスナック菓子や甘いお菓子を食べた場合に比べ、はるかに高い健康・美容効果が期待できるのです。

コストコのポップコーンは高カロリーだけにバターの甘みやコクが豊かで、トウモロコシの香ばしさを引き立てています。またしっかりとした塩加減なのでおつまみにもおすすめです。

コストコのポップコーンは美味しい上に栄養価が優れたコスパ抜群の商品ですが、高カロリーであることに変わりはないのでダイエット中は食べ過ぎに注意が必要です。カロリーオーバーを防ぐために、必要なカロリー分の量をお皿に出して食べるようにしましょう。

残ったポップコーンはお菓子などに付いてくる乾燥剤と一緒に密閉袋に入れておくと日持ちしますし、しけってしまった場合でも電子レンジでラップをかけずに30秒～1分ほど加熱すると出来たてが再現できます。

コストコで人気のポップコーンは高カロリーですが、ダイエットに嬉しい栄養素も豊富に含まれています。また手軽に作れておやつにもおつまみにもおすすめの商品です。コストコの美味しいポップコーンは、カロリーを気にしながら堪能しましょう！

※ご紹介した商品は地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格、栄養成分が異なることがあります。商品情報は2023年1月27日時点のものです。なお、価格はすべて税込み表示です。