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岩手の人気のお土産といえば奥州ポテト
岩手県には人気のお土産品が数多くあります。古くから愛されている定番品から、最近話題になってきたようなものまで非常に多種多様です。
今回紹介していく「奥州ポテト」は後者に当てはまるお土産品です。2016年の発表から今まで、口コミやお土産のお取り寄せでの商品レビュー評価で徐々に話題になっていき、現在ではすっかり岩手の代表的なスイーツ系お土産の地位を確立しました。
岩手には古くからの伝統的な郷土菓子であるシンプルな味わいが魅力の「南部せんべい」や、岩手の人気観光スポットである「小岩井農場」が生み出したスイーツ「純良醗酵バターケーキ」等、スイーツ系だけで見ても非常に強豪揃いだということが分かります。
そんなスイーツ系お土産激戦区の中で奥州ポテトは何故生き残り、スイーツ系お土産の定番という地位を勝ち取ったのでしょうか。奥州ポテトが持つ魅力と秘密をお伝えします。
奥州産の生クリームと鳴門金時の相性抜群!
奥州ポテトの一番のこだわりは、選び抜かれた素材です。スイートポテトの味の決め手であり、出来の良し悪しがここで決まると言っていいほどに大切な素材といえば当然「さつまいも」と「卵」そして「生クリーム」です。
奥州ポテトで使っているさつまいもは徳島県で栽培されている「鳴門金時」と呼ばれる品種のさつまいもです。鳴門金時が持つ特徴はまずその名前の通りキラキラと黄金色に輝く中身です。
見た目が綺麗なだけではなく当然味も一級品で、ほくほくとした栗を思わせる食感が特徴です。また非常に糖度も高く、シンプルにただ焼いただけでも、鳴門金時が持つ豊かな甘みを感じられるほどです。もちろんお菓子の素材としても人気で様々なお菓子にも使われています。
もう一つの重要素材、卵は奥州ポテトの地元である岩手奥州の地でのびのびと育った「菊地農場」の鶏たちの卵が使われています。
菊地農場のこだわりは飼育法にあります。昔ながらの自由な放し飼いスタイルで鶏たちは飼育されています。出来る限り自然な形へ近づけるため餌へのこだわりもとても強く、有機物やアミノ酸がたっぷりと含まれた自然由来の餌を与えています。
そんな努力の甲斐あり、菊地農場の卵は臭みが少なく甘みのある卵に仕上がっています。また、菊地農場の卵は一般的な卵に比べてコレステロール値が低い点にも注目です。
奥州ポテト魅惑のしっとり感を生み出す最大のポイントが奥州の大地で育まれた牛たちからの恵みである生クリームです。鳴門金時に、菊池農場の卵、そして上質な生クリームが合わさることで奥州ポテトの人気の秘訣であるしっとり感が生みだせます。
スイートポテトのもさもさ感が苦手な人にもおすすめ
スイートポテトは、材料となるさつまいもの特性ということもあり、もさもさとした食感のものもあります。口の中の水分を全て持っていかれるような気分になってしまいスイートポテトが苦手だとおっしゃる方も一定数いらっしゃいます。
しかし奥州ポテトは、もさもさスイートポテトのせいでスイートポテトが苦手になってしまった方にこそ、騙されたと思って1度食べていただきたいスイーツです。こだわりの素材たちが醸し出すなめらかさは今まで食べてきたスイートポテトとは一線を画すなめらかさです。
奥州ポテトのなめらかさを知ってしまうと奥州ポテト以外のスイートポテトはもさもさで食べられなくなってしまうと言っても過言ではないレベルです。
こだわりの素材の他にも奥州ポテトのなめらかさを出す秘密があります。奥州ポテトを2つに割ってみると分かるのですが、奥州ポテトには生地の中にカスタードクリームが詰まっているのです。中に潜むカスタードクリームが奥州ポテト自慢のなめらかさを生み出す決め手なのです。
一口かじれば、生地のなめらかさを更に惹きたてるように口当たりの良いなめらかさなカスタードクリームが顔を出します。生地とクリームの抜群の組み合わせこそが奥州ポテトの人気の秘訣です。
奥州ポテトの販売店
読み進んでいるうちに奥州ポテトが食べたくなってきたことでしょう。では、肝心の奥州ポテトはどこで買い求めることが出来るのでしょうか。
販売店はどこにあるのか、また、そもそも販売店は何という名前のお店なのかをご紹介していきます。また、岩手より遠方に住んでいらっしゃる方は販売店に行きたくても行けないという方もいらっしゃるでしょう。
そんな方のために通販を行っている販売店も併せてご紹介させていただきます。岩手の人気スイーツをお土産で買っていきたい方やお家でゆっくり味わいたい方は必見です。
「フルールきくや」
販売店であり、奥州ポテトの生みの親であるお店が「フルールきくや」です。岩手の名産品や地元で育った材料を主に使い、地元に縁の深い美味しいお菓子を作ることをモットーに掲げているお店であり、岩手県では町のお菓子屋さんとして親しまれています。
きくやでは奥州ポテトの他にも様々なお菓子を作っています。そして奥州ポテト以外のお菓子たちも岩手土産として有名なものもたくさんあります。ここでは奥州ポテト以外の有名なきくや自慢のスイーツを取り上げてご紹介していきます。
先ずは奥州ポテトと並び立つレベルで人気があり、奥州ポテト以上の歴史をもつ銘菓「三代杉」をご紹介します。三代杉は独特の食感と風味が魅力の根強い人気を誇るお土産スイーツです。意外な3種類のスイーツを合体させて作った異色のスイーツは数あるスイーツの中でもかなり珍しい雰囲気です。
三代杉はバウムクーヘンの真ん中の穴にオレンジの良い香りのするガナッシュを詰め、さらにバニラ味のクッキーで挟むという3種類のスイーツの三位一体が楽しめるスイーツです。
一見それぞれバラバラに食べた方が美味しいのでは?と思ってしまうような組み合わせですが、それぞれ食感の違うスイーツたちの持ち味を殺してしまわぬよう試行錯誤が重ねられており、それぞれの魅力が絶妙なバランスで活きている絶品スイーツとなっています。
きくやの通販売上ランキングの中に奥州ポテトと三代杉に並んでベスト3となっているスイーツ「もちもちシュー」も注目です。普通のシュークリームに比べると色白な皮が特徴で、もちもちと名前に付くようにもっちりとした皮が特徴のシュークリームです。
シュークリームの中にはぎっしりとチーズ風味のカスタードクリームが詰まっており、もちもち感とチーズのような酸味、そしてカスタードクリームのまろやかな甘みが絶妙にマッチします。
しかし残念なことに、もちもちシューは2019年12月現在通販では販売していないという状況となっています。販売店では店頭に並んでおりますので販売店に足を運べる方は是非味わってみてください。
他にも、岩手県産のリンゴ「奥州リンゴ」をシャキシャキとしたリンゴの食感を活かし、パイの中に閉じ込めた「りんごパイ」も人気です。また、最近新たに仲間入りした特製のキャラメルクリームとサブレで挟んだ「奥州リンゴサンド」も要チェックです。
奥州リンゴサンドは常温ではふんわりしたくちどけを、冷やしておけば引き締まったしゃっきりとした食感を楽しめる1度で2度美味しいスイーツとなっております。
きくやは岩手で銘菓と言われる数々のスイーツを手掛けており、そのラインナップは実に多種多様です。ご紹介させていただいたスイーツたちはあくまで一部でありさらに多くのスイーツが味わえます。奥州ポテトの他にも様々なスイーツを味わってみてはいかがでしょうか。
きくやの販売店舗情報ですが、きくやは岩手県内に11か所の販売店を構えています。盛岡の本店をはじめ、盛岡駅の構内にある百貨店、盛岡フェザン内にも販売店を構えております。また、一関市川崎町、江刺、摺沢、大鐘、常盤通、前沢には専用の販売店を構えております。
さらに岩手県内には10か所以上のイオングループの店舗がありますが、そのうちの3店舗の一関、金ヶ崎、前沢がきくやの販売店を有しています。
きくやの販売店は岩手県内にしかありませんが、かなり広範囲に分布しておりますので観光て訪れた場合、目的地に近い販売店に足を運ぶと良いでしょう。
通販サイトで取り寄せも可能
きくやはホームページから通販で奥州ポテトをはじめとする銘菓たちを購入することが出来ます。単品は勿論ギフト用や色々なスイーツの詰め合わせなどもあり販売店と同じくらいの品揃えを誇ります。
住んでいる場所が岩手から遠すぎて販売店に足を運べないけれど食べてみたい!と思う方は是非こちらの通販を利用してみてください。
利用の際に気になる送料はというと、10000円以上の購入で送料が無料になるようになっております。しかし、無料の条件は1か所に発送する場合となっている点に注意です。
知り合いに奥州ポテトをおすすめしたいから奥州ポテトを購入し、送るという場合、1人のお家に10000円分購入して送るのであれば送料無料となります。
しかし、複数名の方に送る予定でそれぞれバラバラの住所に奥州ポテトを送りたいとなった場合は合計金額が10000円以上でも送料が送り先の数かかってしまいます。奥州ポテトを誰かに贈りたいとお考えになっている方は注意しておいて損はないでしょう。
住所 | 岩手県盛岡市永井23地割18番3 |
電話番号 | 019-601-4841 |
賞味期限は21日
お土産を購入する際に気になる点の1つとして挙げられるのが賞味期限です。特にスイーツ系のお土産だと、生菓子もありますので賞味期限が非常に短い物も多いです。
賞味期限が短いと注意したい事柄は、やはり買うタイミングです。旅行初日に賞味期限が短いお土産を買ってしまうとお土産を渡すタイミングには既に賞味期限が明日や今日で切れてしまうような状況や、最悪賞味期限が切れてしまっていることもあります。
美味しそうなスイーツを賞味期限の兼ね合いで購入を諦めたという方もいるでしょう。しかし奥州ポテトは購入の際、賞味期限を気にする必要がほとんどないのです。
奥州ポテトはスイーツ系の中ではかなり賞味期限が長い21日間となっています。21日間という長さであれば、旅行初日で販売店に立ち寄ったとしても十分に賞味期限に余裕をもたせて相手にお土産を渡すことが出来ます。
ちなみに、通販で奥州ポテトを購入した方に関しては、奥州ポテトの発送日から通算して21日間が賞味期限となります。
常温で保管
もう1つ、お土産選びの際に注意したい事といえばやはり保管温度でしょう。スイーツ系のお土産は特に常温、冷蔵、冷凍と保管する際の温度がかなり細かく決まっており、守れないと品質が落ちるどころではなく痛んで食べられなくなってしまうことも考えられます。
しかし奥州ポテトは温度も気にしなくても良いという点が最大の利点と言えます。保管が常温で良いので、たとえホテルの冷蔵庫が使えなくても、帰る際の時間が販売店で貰える保冷剤の有効期限より長くても全く問題ありません。
賞味期限、保管温度、どちらを見ても奥州ポテトは非常に管理が楽な部類のお土産品と言えるでしょう。ですが、賞味期限に余裕があるからと言って長くとっておくようなことはせず、冷暗所で保管し、美味しいうちに食べることをおすすめします。
奥州ポテトの値段は?
お土産を購入する際どうしても気になってしまうのがお値段です。とくに会社へのお土産等数が必要なものであればあるほど「お手頃なお値段で美味しい岩手らしいお土産」を求めてしまうものです。
そんな貴方におすすめなのが奥州ポテトです。奥州ポテトであればお手頃なお値段で、美味しく、更に岩手県らしいお土産で全ての条件をばっちりクリアしてくれます。
そして奥州ポテトは箱入りサイズも豊富です。家族がそれほど多くない方へのお土産向きの5個入、いっぱい食べたい方や家族が多い方向けの10、15個入、会社で配る人向けの20個入と4種のサイズが用意されています。
肝心のお値段はというと5個入は850円、10個入は1670円、15個入は2460円、20個入は3250円となっています(お値段は全て税込価格です)。それぞれを1個あたりのお値段に換算すると奥州ポテトは1個170円~162.5円となります。
奥州ポテトはお土産スイーツの中ではかなりリーズナブルなお値段と言えるでしょう。お土産のお値段を気にしてしまったり、あまりお土産にお金を割けない、割きたく無い方にもおすすめです。
奥州ポテトにはお祝いバージョンがある
岩手県のお土産として人気となった奥州ポテトですが、活躍の場はお土産品界隈だけに止まりませんでした。奥州ポテトはお中元やお歳暮といったギフトとしても非常に人気です。
更にお祝い用として特別な包装とサービスを行っている奥州ポテトもあります。お土産だけでなく幅広い用途で、たくさんの方に奥州ポテトを味わってもらうための工夫や取り組みが満載です。
フルールきくやが提供するお祝い品としての奥州ポテトやギフトとしての奥州ポテトも余すところなくご紹介していきます。
「お祝いポテト」
親戚の方の結婚、出産や入学、卒業の他、会社であれば創立記念日等、お祝いをする理由はたくさんあります。晴の日を人気、もしくはお気に入りのスイーツでお祝いすることが出来れば、相手も自分も嬉しいことでしょう。
そんな気持ちをサポートしてくれるのが奥州ポテトの「お祝いポテト」です。お祝い用の紅白の包装紙と熨斗で彩られ、高級感のある黒い箱に収まった奥州ポテトはまさにお祝いに最適です。
さらにお祝いポテトはお祝いの内容や相手の方に配慮したサービスも付いている点が人気の秘訣と言えるでしょう。ではサービスとはいったいどのようなことをしてくれるのでしょうか。
熨斗には必ず表書きや相手の名前、会社名が入っているものです。お祝いポテトを購入すると、名入れをやってくれるだけでなく上段の「祝」の文字、いわゆる表書きもある程度であれば自由にカスタムして記入してもらうことが出来ます。
例えば、結婚のお祝いとしてお祝いポテトを送りたいという時、もちろん「祝」でも問題ありませんが、相手の方が身内であれば「内祝」に変えてもらうことでその場や相手に応じた言葉の使い分けが出来るというアピールも出来てしまいます。
下段のお名前を入れる部分も、ご夫婦の連名にしたり、会社の役員の方々の名前を連名にしたりととても細やかなことにまで対応して頂けます。
様々なきめ細かなサービスが付いたお祝いポテトのお値段はというと6個入で1100円、12個入で2060円、18個入で3060円となっております。
また、お相手の方にお店の方から直接配送してもらうことも出来ます。直接発送の際は出荷後にお店から発送確認のメールが届くような安心システムとなっております。
ギフトにもおすすめ
奥州ポテトはギフトとしても非常に人気です。特徴であるとろりとなめらかな食感のおかげで子供から年配の方まで幅広い人気を誇り、賞味期限も長めであるため焦って食べる必要もありません。
話題性もあるスイーツですのでちょっと流行りに敏感な方でも喜んでいただけること間違いなしのギフトと言えるでしょう。
奥州ポテトギフトはお祝いポテトと同様熨斗や直送のサービスを行っていますが、ギフトだけにしかないサービスも存在します。なんと奥州ポテトギフトは箱が風呂敷に包まれています。
美しい風呂敷は見た目に華やかさを与えてくれるのはもちろんですが実用性も高い点が魅力と言えるでしょう。風呂敷にはお店のロゴ等は入っていないためお洒落な風呂敷として日常で使用することも可能となっております。
肝心のお値段は12個入で3100円、18個入3980円となっています。さらに、ギフト限定でお値段の中に送料が含まれているため送料が別途かからなくなっています。本来は総額10000円以下の購入だと送料がかかってしまうのでかなりお得なお値段になっていると言えるでしょう。
奥州ポテトのおすすめの食べ方は?
非常に美味しいという口コミで話題となり、人気お土産スイーツの座に上り詰めた奥州ポテトを最も美味しい状態で食べるとしたらどのような状態がおすすめなのでしょうか。おすすめの状態を理由と合わせてご紹介させていただきます。
奥州ポテトは常温で食べるのがおすすめ
最もおすすめの状態は奥州ポテトの最適な保存温度とも言われる常温の状態です。ちなみに、常温とは15~25度の間の温度を指しています。
特別手を加えることはありません。普通に置いてあるものをただ食べるのが最も美味しいのです。理由はというと、奥州ポテトのなめらかさをより感じていただくためには、冷やしすぎても温めすぎてもだめだからです。
奥州ポテトの一番の魅力であるとろりとしたクリーミーな舌触りは常温の状態でこそより良く保たれ、食べたときに風味と舌ざわりを感じることが出来ます。
夏は冷やしても美味しい
しかし、例外的に少し冷したものもまた違った味わいがあって非常に美味です。この時に気を付けていただきたいのが、冷やすだけであって決して凍らせてはいけないということです。
なめらかな舌ざわりが特徴のスイーツ代表格、プリンなどはとくに凍らせたり半解凍の状態のシャリシャリとした食感が好きという方もいらっしゃいます。もちろん奥州ポテトも凍らせて食べてももちろん良いですが、凍らせてしまうとせっかくのクリーミーさが損なわれてしまいます。
ちょっと冷やす程度であれば、魅惑のなめらかさはそのままに程よいひんやり感を味わえ、真夏の暑い時に食べるスイーツにぴったりです。
岩手発のなめらかスイーツ奥州ポテトを食べてみよう
奥州ポテトの秘密はいかがでしたでしょうか。岩手に遊びに行って販売店で購入するのも良いですが通販も充実しておりますので販売店に行けなくても気軽に楽しめるスイーツです。記事を読んだことを機に是非奥州ポテトを味わってみてください。