インスタントコーヒーおすすめランキング！美味しい銘柄を厳選してご紹介

インスタントコーヒーと聞くと、手軽な反面、味や香りは劣る印象もあり、ブラックで飲んでも美味しくない、眠気覚ましに飲むことが多いイメージの強い飲み物でした。しかし最近のインスタントコーヒーは産地や製法にこだわったものも多く、インスタントだからと侮れません。

本来、コーヒー豆を粉状に挽いてお湯を注いで淹れて、という手順を省いて楽にコーヒーを飲むために開発されたインスタントコーヒーですが、各ブランドもどう製造すれば美味しいインスタントコーヒーになるのか、日々研究を重ねたものが販売されています。

しかし、美味しいものが数多く出されている一方、スーパーなどの店頭に並んでいるインスタントコーヒーは、どのような選び方をすれば好み通りのものが飲めるのでしょうか。

美味しいコーヒーとは言っても、人によって重視するポイントはそれぞれで、銘柄ごとにこだわっているポイントと好みを合わせる必要があります。具体的に言うと、苦味・酸味・甘味・コクといったそれぞれの味の要素のバランスで何を重視するかで選ぶ銘柄も変わってきます。

味の要素のバランスに関係してくるのは、コーヒー豆の焙煎度合いと豆の産地、そしてコーヒー豆の品種で、インスタントコーヒーでもパッケージに記載されていることも多いです。

マイルドな味のコーヒーを好む人であれば、モカなどの品種を選ぶと比較的飲みやすいインスタントコーヒーが手に入ります。反対に、しっかり苦味のあるインスタントコーヒーを求めるのであれば、ブラジル産の豆を使った銘柄や深煎りと表記されたものがおすすめです。

そして酸味が強いコーヒーをインスタントで飲みたい人には、浅煎りの豆を使ったものやコスタリカ産の豆であればほぼ希望通りの味のものが手に入ります。普段、外でコーヒーを買う時もサードウェーブ系のコーヒーショップが好みであれば、酸味があるものもおすすめです。

コクについては、豆がグアテマラ産などであればコクのある風味のものが飲める傾向にあります。また、メーカー側もコクがあるものはパッケージに記載し、売りにしていることも多いです。

パッケージに記載されている産地やコーヒー豆の品種を見ればある程度味の方向性は予測出来ますし、ブランドごとに得意な味のタイプもあるので、後でご紹介するランキングも参考にしつつ、自分に合った美味しいインスタントコーヒーを見つけてみましょう。

また、インスタントコーヒーを後々まで美味しいままで飲むための選び方のポイントとしては、ほぼ毎日飲むなど消費量が多いなら大容量タイプ、飲む頻度が高くないなら小分けタイプを購入することをおすすめします。

インスタントコーヒーは基本的に湿気に弱く、開封してから長い時間が経つと香りが飛んでしまったり、粒同士がくっついてしまって上手く溶けなかったりします。良い状態で飲みたいなら、一定期間で使い切れる量を購入し、冷暗所に保管するようにしましょう。

インスタントコーヒーにも使っているコーヒー豆や焙煎によって様々な味のものがあることを知った上で、実際のインスタントコーヒーのおすすめランキングを1つずつご紹介していきます。

どのブランドのものか、というだけでなく味のタイプやどういった好みの人におすすめしたいか、という点も含めて説明していくので、インスタントコーヒー難民になりつつある人もお店やネットで購入する際の参考にしてみてください。

インスタントコーヒーのランキングの中でも最初におすすめしたいのは、「ちょっと贅沢な珈琲店」です。ブラジル産のコーヒー豆の中でも欠点のある豆の割合が非常に低い、上質なコーヒー豆を使用しているので雑味の少ない味に作られています。

味のタイプとしては、酸味はそれほど強くないものの苦味とコクが強いので、インスタントコーヒーでもコーヒーらしい味を感じたいという人に飲んでみて欲しい銘柄です。

UCCはコーヒーのブランドの中でも知名度が高く、インスタントコーヒーに限らず多くの銘柄のコーヒーを生産していますが、数ある銘柄の中でも厳選した産地や製法によって注意して作られたインスタントコーヒーが「ザ・ブレンド有機栽培珈琲」です。

コーヒー豆の産地はコロンビアで、有機栽培を行っているだけでなく森林や生態系保全、生産者の労働環境などの基準をクリアした農園のコーヒー豆をインスタントコーヒーにした贅沢な一品です。

インスタントコーヒーの味については、バランスの取れたタイプでコクと甘味が出たタイプなので、コーヒーが得意でない人も飲みやすいのが特徴です。

UCCのブランドの中でも、味にこだわって作られたインスタントコーヒーが「UCCザ・ブレンド」です。500種類もの様々なブレンドサンプルを試す中で、わずか2種類だけに絞られた味は、口に入れてすぐのタイミングだけでなく後味にも注目して作られています。

同じ「ザ・ブレンド」の銘柄の中でもナンバー117と114があり、コクや苦味が強めの117と、香りが豊かで味は比較的マイルドな114といった違いがあります。

商品のパッケージタイプも、大容量の袋タイプから瓶入り、小分けのスティックまで幅広いので、飲む頻度や使い方に合わせて、美味しいままで長く楽しめる形状を選べるのもおすすめ出来るポイントです。

続いて、インスタントコーヒーおすすめランキングの8位～6位の内容をご紹介していきます。ブラックコーヒーだけでなく、ミルクを合わせても楽しめるインスタントコーヒーや、寝る前にもおすすめのカフェインレスタイプなど、様々なインスタントコーヒーが揃っています。

全国各地に店舗があり、気軽に利用出来るカフェとして知られているドトールですが、ドトールのブランドからもインスタントコーヒーの商品が出されています。インスタントコーヒーとなっているのは「ドトールカフェオレ」のシリーズで、ホットからアイスまで幅広く楽しめるラインナップです。

カフェオレの味でインスタントコーヒーが作られているので、後からミルクを付け加えなくてもお湯だけで飲めるのが手軽と人気な上に、通常お湯で溶かすインスタントコーヒーが水で溶けるアイスカフェオレの商品もあり、夏場は特に重宝されています。

味はミルク感の強いものからほろにがさを強めたものまであるので、自分の好みに合わせて好きなカフェオレを楽しんでみてください。

最近では種類も増えたカフェインレスのインスタントコーヒーということで、おすすめランキング7位となっているのが「UCCおいしいカフェインレス」です。コーヒーは好きだけれどカフェインの摂りすぎが気になる人にとって、美味しいカフェインレスは非常に喜ばれています。

カフェインレスコーヒーは、カフェインを取り除く過程で味や香りが失われてしまうことがある為あまり人気がありませんでしたが、UCCおいしいカフェインレスは味や香りをそのままにするカフェイン除去方法を採用しており、味もちゃんと美味しいのが特徴です。

コーヒーの味についてはバランスが良いタイプなので、ブラックもミルク入りもどちらも合わせられます。1日にたくさん飲む人にもおすすめのインスタントコーヒーです。

CMなどでブランド名を耳にした人も多い「ブレンディ」から出ている、濃厚な風味が特徴のインスタントコーヒーの銘柄が「ブレンディカフェラトリー」です。スティックタイプのインスタントコーヒーなので1回あたりの量が分かりやすく、保存もしやすくなっています。

「ブレンディカフェラトリー」の銘柄ではカフェラテで何種類もの味を展開しており、ビターからクリーミーまで広く味を選べるのが魅力です。特に人気があるのが「濃厚ミルクカフェラテ」と「濃厚ビターカフェラテ」で、一息つきたい時につい飲みたくなる美味しいカフェラテです。

様々な味がありますが、カフェラテはミルクの要素が多い味となっているため、お茶をする時にもミルク多めのカフェラテを飲むことの多い人におすすめします。

インスタントコーヒーと聞くと手軽なイメージが強いですが、高級路線のものも作られています。これからご紹介する、おすすめランキング5位～2位のインスタントコーヒーは、使っている豆にもしっかりこだわった本格派のコーヒーが多く、コーヒーマニアにも愛されている銘柄です。

豊かな香りとコクを楽しめるものを中心とした、美味しいインスタントコーヒーをチェックしていきましょう。

コーヒーに詳しくない人でも知っている豆のブランド「ブルーマウンテン」をベースとしてブレンドし作り上げたのが「ハマヤブルーマウンテンブレンド」です。ブルーマウンテンというブランドは、限定されたエリアで生産され、数も限られていることから非常に希少と言われています。

品質が高く、味の要素のバランスが黄金比とも言われるブルーマウンテンをベースにしている「ハマヤブルーマウンテンブレンド」は、柔らかく上品な味なので、インスタントコーヒーをブラックで飲んだことがない人にも一度挑戦してみて欲しい出来上がりです。

また、風味や香りを残しやすいフリーズドライ製法で作られているインスタントコーヒーなので、よりコーヒーらしさを味わいたい人におすすめします。

ほぼ毎日コーヒー、特にカフェオレを楽しんでいる人におすすめのインスタントコーヒーが「ブレンディ」です。スタンダードな味に加えてマイルドタイプ、エスプレッソタイプと幅広い味が展開されています。

大容量の袋や瓶入りで販売されているので価格面でもお得で、毎日飲んでもコストパフォーマンスは抜群です。また、ブレンディの特徴として冷たい水でもミルクでも溶けやすくなっているので、季節を問わず飲みやすいと幅広い層に好まれています。

使用しているコーヒー豆はベトナムやコロンビア産が中心で、まろやかな味が特徴です。ミルクとの相性が良い味となっているため、カフェオレ好きには安定した人気があります。

飲みやすいブレンディのブランドの中でも、持ち運びも楽でより便利に使えることからランキングでも3位となっているのが「ブレンディスティック」です。1杯分ごとのスティックタイプで販売されており、分量を測らなくても手軽に淹れられます。

味は微糖のエスプレッソオレから甘さ控えめなカフェオレ、他にも様々なフレーバーが用意されているので自分の好みは何かを確かめるのにも向いています。気分によって日替わりでカフェオレを飲みたい人にとって嬉しいシリーズです。

朝に飲む1杯として、メリハリを感じられる濃いインスタントコーヒーが欲しいという人におすすめなのが「ネスカフェエクセラ」です。インスタントコーヒーを濃く淹れると起こりやすい、溶け残ってしまったり苦味ばかりで飲みにくかったりすることが無いままにコーヒーを楽しめます。

「ネスカフェエクセラ」はネスカフェのブランド史上最大の深煎りとされているインスタントコーヒーで、深煎りの特徴である、香りと苦味、そしてコクが充分に味わえます。目覚めと共に飲むインスタントコーヒーとしては、手軽な上に美味しいので強い人気があります。

また、風味も強く濃いのでお湯を注いでホットで飲む以外にも、アイスにしてもミルクと合わせてカフェオレにしても、元の味を活かして堪能出来るのがポイントです。

11位から2位まで、様々な銘柄のインスタントコーヒーをご紹介してきましたが、味のタイプや形状、飲み方も多種多様な中で気になるものや飲んでみたいものはあったでしょうか。ここからは、おすすめランキング1位のインスタントコーヒーをご紹介します。

単に美味しいだけでなく、味の特徴やインスタントコーヒーのイメージを超えた飲み方についても合わせてご紹介するので、インスタントコーヒーの可能性をより感じられます。

インスタントコーヒーのおすすめランキング1位に君臨するのは「ネスカフェゴールドブレンド」です。多くの人が耳にしたことも多いブランドですが、やはり味や香りなどの内容が素晴らしいことからコーヒー好きには根強い人気があります。

「レギュラーソリュブルコーヒー」として販売されているインスタントコーヒーは、微粉砕した焙煎コーヒー豆の粒を包み込むような製法によって作られており、インスタントコーヒーでなく豆から淹れたような味わいが感じられます。

ネスカフェゴールドブレンドの特徴は、雑味の少なさと上品な味わいで、バランスは取れているもののコーヒーとしての力強さもしっかり感じられる味です。シリーズ内ではバランス型からコク深め、香りが華やかなど風味の異なるタイプが複数出ており、組み合わせて楽しむ人もいます。

他のインスタントコーヒーと同じく、お湯を注いで溶かして飲む飲み方でも充分に美味しいネスカフェゴールドブレンドですが、ネスカフェから出されている「ネスカフェゴールドブレンド バリスタ」で淹れる方法もあります。

同ブランドのコーヒーマシンということもあり、お湯の温度など、ネスカフェゴールドブレンドに合わせた最適な淹れ方で淹れてくれるので、単にお湯を注いで淹れる時よりも香りがさらに広がり、かつボタン操作だけで淹れられるので何杯も飲む人にもおすすめです。

手間をかけずに、はずれなく美味しいインスタントコーヒーを求めるのであれば、バリスタを用いてネスカフェゴールドブレンドを淹れ、コーヒータイムを楽しみましょう。

家や職場でコーヒーを飲む時は手軽に出来るのが一番ですが、インスタントコーヒーの銘柄にこだわるだけでもコーヒータイムを至福のひとときにすることが出来ます。一口にインスタントコーヒーと言っても味もおすすめの淹れ方も様々なので、場面に応じて変えても楽しめます。

今回ランキング形式でご紹介した情報を参考に、自分のコーヒータイムを豊かにしてくれるインスタントコーヒーのブランドを探してみてください。