【実食レポ】しみじみ美味しい【シャトレーゼ】かりんとう饅頭でほっこりおやつタイム

シャトレーゼといえば、洋菓子のイメージがあるかもしれません。ですが、実は洋菓子と同じくらいに和菓子の種類も豊富。大福や饅頭など、魅力的な商品が数多くある中で、今回筆者がチョイスしたのは「かりんとう饅頭」です。

和菓子の中でも、丸くて茶色い素朴な見た目の「かりんとう饅頭」は、黒糖生地のおまんじゅうを油で揚げたもの。筆者はあまり馴染みのないお菓子だったのですが、かりんとうと饅頭の組み合わせが合わないわけがない！

ということで、シャトレーゼの「かりんとう饅頭」を今回はじっくりレポートしていきます。どんなこだわりが詰まっているのか、期待ですね！

かりんとう饅頭は、店頭で1個ずつバラ売りにされています。透明なフィルムに包まれたお饅頭は、フィルム越しにもわかるほど、つやつやした見た目です。普通の饅頭にはない、かりんとう饅頭ならではの見た目ですね。

封を開けると、かりんとうならではの匂いが漂います。黒糖の芳しい香りと、油で揚げた匂い。揚げ油には、風味の良い米油を使用しているそうです。

美味しいものは脂肪と糖で出来ている、とはよく言ったものですが、まさにそんな香りです。もう、脳みそが「これは美味しい！」と言っています。

お饅頭の裏側を見てみると、油がジュワッとにじんでいました。これはもう、魅惑的なビジュアル。「シズル感」とはこのことをいうのでしょうか。ですが、気になる方はキッチンペーパーなどで吸い取ると良いかもしれません。

カットして断面を拝見。かりんとうなだけあり、皮は少し硬めでした。その中には、みっちりとこしあんが。そして、カットしたことにより、より一層黒糖と油のいい匂いがしてきています。

ひとくち、いただきます！濃厚な黒糖の風味と米油の味わいが口の中に広がり、くせになる美味しさです。中のこしあんは水分少なめの食感ですが、噛むたびに甘さとコクが染み出すような皮と合わせると、ちょうど良い塩梅になります。

底の部分は少しカリッとした食感が残っており、それも良いアクセントです。油で揚げた香ばしい風味と黒糖のコク、甘み。そして、あっさりとしたこしあんが、とてもバランスの良いお饅頭になっています。

美味しさの秘密は、北海道産小豆を使用した自家炊きこしあんと、沖縄県産の海水塩を加えた黒糖生地。この2つの組み合わせが、シンプルながらも深い味わいを生み出しています。ほっこりしたいおやつタイムに、ぜひ、おひとついかがでしょうか？