宮古島のソウルフード「宮古そば」特集!人気そば屋のこだわりポイントは?

宮古島のソウルフード「宮古そば」特集!人気そば屋のこだわりポイントは?

宮古島に行ったなら立ち寄って欲しいそば屋があります。今回は「沖縄そば」とは一味違う宮古島のソウルフード「宮古そば」が美味しいお店を紹介します。サイドメニューも充実した宮古島で人気のお店を食べ歩きしてみてはいかがでしょう。

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記事の目次

  1. 1.宮古島ってどんなところ?
  2. 2.宮古島で有名なそばとは
  3. 3.宮古島の人気そば屋1:古謝そば屋
  4. 4.宮古島の人気そば屋2:麺屋 サマー太陽
  5. 5.宮古島のおすすめそば屋3選
  6. 6.宮古島のそばの名店で食べ歩きを楽しもう!

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宮古島ってどんなところ?

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宮古島は太平洋と東シナ海の間にある宮古列島のひとつです。宮古島は平たんな島で殆ど山がありません。宮古島では生活に使う水を地下水に頼っているので、「エコアイランド宣言」をして、地下水を守るための環境づくりに励んでいます。

宮古島は「亜熱帯海洋性気候」で1年を通して暖かい所です。温暖な気候の宮古島は「スポーツアイランド宮古島」として、プロ野球のキャンプや世界的なイベント、全日本トライアスロンの大会などが行われます。

美しい海が有名な宮古諸島の中心

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沖縄本島から飛行機で約50分の所にある宮古島は自然の残る人気の観光スポットです。海の青さが美しく、さまざまな青色が混ざり合う宮古島の海は「宮古ブルー」と呼ばれています。美しい自然そのままの宮古島は観光客の心を鷲掴みにすることでしょう。

宮古島には「東洋一美しい」と言われる与那覇前浜ビーチがあります。宮古列島の一つである来間島と来間大橋が対岸に見える与那覇前浜ビーチは砂がサラサラとしてきめが細かい砂浜です。また、宮古島の東側にある吉野海岸ではシュノーケリングが盛んです。

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宮古島の北側にある八重干瀬は日本で最大のサンゴ礁群です。沖縄で最も透明だと言われている海はダイビングスポットとして人気があります。宮古島の南には入り江の形がそのまま楽しめる海浜公園があり絶景スポットとなっています。

宮古そばなど人気ご当地グルメも楽しめる

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観光で宮古島を訪れたなら、まず食べて欲しいものは宮古島伝統の味「宮古そば」です。しかし、宮古島の美味しいご当地グルメは「宮古そば」だけではありません。

宮古牛の刺身や島バナナのアイスクリーム、沖縄ならではの具材「てびち」が入ったおでんなど、宮古島ならではのご当地グルメが揃っています。また、サイドメニューの宮古島の泡盛も絶品です。

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宮古島で有名なそばとは

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「そば」と言われると「蕎麦」を思い浮かべますが、沖縄の人たちは違います。「そば」と言えば「沖縄そば」であり、宮古島の人たちにとっては「宮古そば」なのです。

宮古島で有名な「そば」は宮古島発祥の「宮古そば」です。宮古島の伝統的な「宮古そば」は「沖縄そば」とは違いあっさりとしたスープです。また、宮古島の宮古そばは油の処理をされた茹で置きの麺を使います。

宮古そばと沖縄そばの違い

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「沖縄そば」という名前は良く聞きますが、宮古島の「宮古そば」という名前にはあまり馴染みがないのではないでしょうか。沖縄そばと宮古島の宮古そばにはどんな違いがあるのでしょうか。似ているようで違いがあるという2つの「そば」について調べてみました。

沖縄そばの発祥の地と言われる本島中南部の麺は「ちぢれ麺」で3~4mmの幅があります。宮古島の宮古そばの麺は沖縄そばの「ちぢれ麺」とは違い、ほぼストレートで沖縄そばに比べて細くなっています。沖縄そばの食べ歩きをする際は、老舗の多い那覇周辺がおすすめです。

沖縄そばと宮古島の宮古そばの違いはビジュアルです。沖縄そばは具材を麺の上にトッピングしますが、宮古島の宮古そばは具材が麺の下に隠されています。これは宮古島の宮古そばの伝統で、一見するとネギのみのシンプルなそばに見えます。

見た目がシンプルな宮古島の宮古そばは、年貢の取り立てに抵抗するために具を麺の下に隠したという説があります。人頭税に苦しめられた宮古島の歴史を考えると説得力がある話です。

沖縄そばと宮古島の宮古そばのスープには違いはありません。どちらのスープも鰹出汁が基本となっています。鰹出汁に加える食材は、豚骨であったり、鶏ガラや昆布であったりとお店によって違いがあります。

調味料にはカレー粉を置く店も

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沖縄そばのお店のテーブルには「コーレーグース」が置いてあります。これも宮古そばのお店との違いです。ちなみに沖縄そばには欠かせない独特の風味の調味料「コーレーグース」は泡盛に漬け込んだトウガラシです。

宮古島で「そば」の食べ歩きをしていると、テーブルに「カレー粉」が置いてあるお店に出会います。この「カレー粉」こそが宮古そばの最大のポイントです。カレー粉を加えると鰹出汁のあっさりとしたスープが、まるでカレーうどんのような味わいへと変化します。

宮古島でカレー粉が置いてある名店に出会ったら、味変としてカレー粉を加えることを忘れないでください。宮古そばの違った美味しさをきっと楽しめることでしょう。「沖縄そば」と「宮古そば」は調味料にも違いがあるのです。

宮古島の人気そば屋1:古謝そば屋

宮古島で人気のあるそば屋1軒目は「古謝(こじゃ)そば屋」です。「せっかく宮古島に来たのなら」と観光客が多く立ち寄る古謝そば屋は地元の人も通うお店です。80年以上の歴史がある古謝そば屋は宮古島の人々のソウルフードなのでしょう。

古謝そば屋のメニューは定番の「宮古そば(580円)」をはじめとして、豚あばら肉をトッピングした「ソーキそば(730円)」や豚の内臓をトッピングした「なかみそば(700円)」、豚足をトッピングした「てびちそば(700円)」があります。

古謝そば屋の宮古そばとじゅーしー、日替わりおかず、もずく、漬物、飲み物がセットになった「宮古そばセット(800円)」はお得です。「ソーキ180円」、「てびち(2個入)300円」は追加でトッピングすることができます。

古謝そばの歴史とこだわり

古謝そば屋は創業が昭和7年の老舗です。古謝そば屋は自社の「古謝製麺所」を併設しています。衛生管理の整った工場で作られている生麺は、昔ながらの手打ち麺だった頃の古謝そば屋の歴史を支えています。

伝統の味を守り続け、昔ながらの手法を守り続ける古謝そば屋の「宮古そば」は通販も行っています。古謝そば屋の伝統の味である宮古そばのセットは2人前から送料無料で全国に発送しています。支払方法などの詳細については古謝そば屋のホームページを確認することをおすすめします。

古謝そばの宮古そば

古謝そば屋の「宮古そば」は、かつお・豚骨・昆布でとったスープの素朴な味わいで地元の人からも愛されています。古謝そば屋の宮古そばには定番の豚ロース肉をやわらかく煮たものと島のかまぼこ、ネギがトッピングされています。

おすすめサイドメニュー

宮古島の「古謝(こじゃ)そば屋」には「焼きそば(680円)」、「昔ながらのカレーライス(580円)」、「黄色いカツカレー(730円)」、「かつ丼(700円)」などのサイドメニューがあります。サイドメニューの中でも一番人気があるのが「じゅーしー(130円)」です。

「じゅーしー」とは、沖縄の炊き込みご飯のことです。豚肉を茹でたスープと昆布の出汁で炊き上げた具だくさんの「じゅーしー」は、冬至や祝い事など人が集まる時に食べます。沖縄では、炊き込みご飯は「クファジューシー」、雑炊は「ヤファラジューシー」と呼びます。

一般的なジューシーはコッテリ味のものが多いのですが、古謝そば屋のサイドメニュー「じゅーしー」はあっさりとした味で、そばとの相性も良いのでおすすめです。

住所 沖縄県宮古島市平良字下里1517-1
電話番号 0980-72-8304

宮古島の人気そば屋2:麺屋 サマー太陽

宮古島で人気のあるそば屋2軒目は「麺屋サマー太陽」です。地元のラーメンが大好きな人たちから絶対的な支持を得ているお店です。麺屋サマー太陽のメニューは「宮古そば(並盛700円)」、甘く煮付けたソーキが人気の「ソーキそば(並盛800円)」があります。

他にも、魚介のタレを絡めて食べる「まぜそば並盛(850円)」、小麦の香りを楽しめる「つけそば並盛(850円)」もあります。宮古そばはプラス100円で大盛にすることができます。中盛の場合は並盛と値段が変わらないのはお腹を空かせた人にはうれしいサービスでしょう。

麺屋サマー太陽にはラーメンメニューも揃っています。幻の牛と呼ばれる宮古牛のホルモンをトッピングした「宮古牛ホル麺(1000円)」は人気メニューです。サイドメニューのピリ辛に味付けされたそぼろが美味しい「スパイシーそぼろご飯(200円)」も人気です。

特製の自家製麺が特徴

麺屋サマー太陽の宮古そばに使われている「そば」は全粒粉を練りこんである自家製麺です。小麦の風味が感じられる「そば」はもちもちとした食感でコシがあります。ラーメンの麺は宮古そばの麺よりも細く喉越しの良いコシが強い麺です。

麺屋 サマー太陽の宮古そば

麺屋サマー太陽の宮古そばのスープは、沖縄で育った丸鶏と鹿児島県枕崎の本鰹で作り出された出汁で飲み干せてしまう程に美味しいと評判です。

麺屋サマー太陽の宮古そばには豚の三枚肉と島かまぼこ、紅ショウガ、ネギがトッピングされています。柔らかな三枚肉と香りが高く旨味の詰まったスープの相性は抜群です。また、ソーキそばにトッピングされた自家製の甘く煮付けたソーキと麺の組み合わせは最高です。

おすすめドリンク

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麺屋サマー太陽のサイドメニューにあるおすすめドリンクは「さんぴんハイ(400円)」です。沖縄では定番の「さんぴん茶」を焼酎で割った「さんぴんハイ」はすっきりとした飲み心地です。

ちなみに沖縄で飲まれている「さんぴん茶」は、リラックス効果があると言われる「ジャスミンティー」と基本的にはお同じお茶です。さんぴん茶はジャスミンティーよりもまろやかで、優しい味わいがします。

住所 沖縄県宮古島市平良下里570-2
電話番号 0980-79-0508

宮古島のおすすめそば屋3選

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宮古島には、まだまだおすすめの名店があります。宮古島に行ったらぜひに食べ歩きをして欲しいサイドメニューも充実しているそば屋の名店を3軒紹介します。宮古島に観光に行った際には、食べ歩きの参考にしてください。

丸吉食堂

宮古島で食べ歩きをしたいそば屋の名店1軒目は、宮古そばの元祖と言われる「丸吉食堂」です。1961年に開業した丸吉食堂は地元の人が通う老舗です。店内には芸能人などの写真もたくさん飾ってあります。丸吉食堂の一番人気メニューは「ソーキそば(900円)」です。

大きなソーキが3つもトッピングされているソーキそばは、にんにくの香りが食欲をそそるあっさりとしたスープです。また、割りばしに刺さった甘さを抑えた黒糖味のアイスキャンディーは食後の口直しにうれしいサービスです。

住所 沖縄県宮古島市城辺砂川975-1
電話番号 0980-77-4211

お食事処 すむばり

宮古島で食べ歩きをしたいそば屋の名店2軒目は平成14年から営業をしている宮古島で唯一のタコ料理専門店「お食事処すむばり食堂」です。「お食事処すむばり食堂」で人気の宮古そばは、玉ねぎと人参、タコを炒めたものとアーサをトッピングした「すむばりそば(1010円)」です。

また、頼んだ人がびっくりするほど真っ黒なスープが美味しい「墨入りタコそば(1010円)」を食べられるのは宮古島でも「すむばり食堂」だけです。サイドメニューとして「タコ炒め(580円)」、「沖縄の名物すみ汁(1160円)」、「タコと野菜の盛り合わせ(580円)」などもあります。

すむばり食堂は宮古島の名産であるタコを美味しく食べたい方に行っていただきたいお店です。ちなみに「食事処すむばり食堂」のサイドメニューには、一般的な「とんかつ定食(860円)」、「しょうが焼き定食(960円)」もあります。

大和食堂

宮古島で食べ歩きをしたいそば屋の名店3軒目は「大和(だいわ)食堂」です。地元の方に美味しいそば屋を聞くと、口を揃えて「大和食堂」と答えます。地元民に愛されている「大和食堂」はガイドブックにも掲載されている宮古島での食べ歩きに欠かせない名店です。

宮古島で本場の宮古そばが食べられる「大和食堂」の人気メニューは大きな三枚肉とネギがトッピングされた「沖縄県産三枚肉そば(650円)」です。カツオで引いたあっさりとした出汁とツルツルとした平麺、コクのある三枚肉が絶妙な美味しさです。

宮古島の大和食堂のメニューには「そば大(500円)」、「そば小(450円)」があります。最初は大和食堂の「そば」はネギだけのトッピングなのかと心配になりますが、具は麺の下に隠すという宮古島伝統の盛り付けになっています。テーブルには宮古そば特有の調味料「カレー粉」が置いてあります。

大和食堂のサイドメニューは、コンビーフと島豆腐などが入った「沖縄風具だくさん味噌汁(600円)」、「かつ丼(650円)」、「カレーライス(600円)」「ポーク玉子定食(650円)」などが揃っています。

住所 沖縄県宮古島市平良西里819-3
電話番号 0980-72-0718

宮古島のそばの名店で食べ歩きを楽しもう!

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観光地である宮古島で、ぜひに食べ歩きをしていただきたい名店のそば屋を紹介しました。それぞれの名店が特徴のあるメニューを提供しています。名店の宮古そばの違いを比べながら食べ歩きをするのもきっと楽しいでしょう。

宮古島の名店のそば屋を食べ歩き、宮古島の素晴らしい景色を堪能して疲れた心と体をリフレッシュしてください。

nelomaki
ライター

nelomaki

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