アボカドは日持ちするのか徹底調査！上手な保存・加工方法もご紹介

アボカドは森のバターとも言われるほど、脂肪分が多く栄養価の高い食材です。この脂肪分は不飽和脂肪酸が多く含まれていて、コレステロールを減らす働きが期待されているので、ダイエット中の方などから高い人気を得ています。

さらに、食物繊維も豊富に含まれていることに加え、美肌効果やデトックス効果が期待できる栄養素も豊富に摂取出来るので、女性から高い支持を集めています。

栄養価の高いアボカドは常備菜として冷蔵庫に1つは入れておきたい食材ですが、皮付き食材なのでいつが食べごろなのか、賞味期限はどれくらいなのかなかなか分かりにくくて困ることがあります。

一般的な食材では冷蔵庫に入れたら日持ちするものや、冷凍庫に入れたら日持ちするものがありますが、アボカドはどうなのでしょうか。

ここでは、アボカドが日持ちするのかどうか、どうすれば長く日持ちすることが出来るのか、賞味期限などを紹介していきます。

日持ちするなら、食べごろの状態のアボカドを日持ちするようにしたいものです。まずは、アボカドが日持ちするかどうかを紹介する前に、アボカドはどの状態が食べごろなのかを紹介します。

アボカドの食べごろは、皮が黒くなり、皮を押すと弾力があるものが食べごろです。アボカドはヘタの部分から熟していきます。ヘタが取れているものや、皮と身の間に隙間があり、押した時に弾力がないものは熟し過ぎて食べごろを過ぎており、賞味期限が切れている状態です。

アボカドはもともと熱帯地域の食材で、収穫後も熟し続けるという性質があります。なので、スーパーで買った後、気温が20度前後の場所で保存してアボカドを熟させるのがベストです。暑過ぎたり寒過ぎる場所で保存すると味が落ちたり、実に変色がおきることがあります。

熟していないアボカドが熟すまで3日〜5日と言われています。熟したアボカドが日持ちするためには、冷蔵庫での保存と冷凍庫での保存が有効です。出来るだけ賞味期限をのばしてアボカドが日持ちする方法を紹介していきます。

アボカドを日持ちするようにする方法として、冷蔵庫での保存があります。丸ごと保存する場合は、アボカドが熟してからポリ袋に入れて乾燥を防ぎ、冷蔵庫の野菜室で保存します。

切った状態のアボカドを冷蔵保存する場合は、レモン汁などを振り掛け変色を防いだ状態で、ポリ袋などに入れてしっかりと空気を抜き、冷蔵庫に入れ保存します。この時、無理に種や皮は取らなくて大丈夫です。これで4日〜5日ほど日持ちすることが可能です。

他にアボカドが日持ちする方法として、冷凍庫保存があります。丸ごと保存する場合は、ポリ袋に入れて空気を抜き冷凍庫に入れます。切った状態で保存する場合は、アボカドの種と皮を取り除いて一口大に切って、ポリ袋などに入れしっかりと空気を抜いて冷凍庫へ入れます。

これにより、変色せず、熟成も進まないので、より長く日持ちすることが可能です。この方法では1ヶ月ほど日持ちすることが可能になります。

アボカドは日持ちするだけでなく、様々な加工が出来る食材です。加工せずにそのままサラダなどにして食べても良いですし、加工するにしても、ベーコンと炒めたり、夏野菜と一緒にオーブンで焼いたり、コンソメスープに入れて煮たり、加工の方法は様々です。

アボカドのおすすめの食べ方の一例としては、アボカドとサーモンのユッケ丼です。一口大に切ったアボカドとサーモンに、醤油・コチュジャン・ごま油・砂糖・にんにくで味をつけてご飯の上に乗せて完成です。アボカドのコクとまろやかさが存分に引き出せるメニューです。

アボカドは、栄養価が高いだけではなく、冷凍庫に入れていれば1ヶ月も日持ちする万能な食材です。冷凍庫に入れなくても4日〜5日ほどは日持ちするので、常備菜として冷蔵庫にストックしておくのもおすすめです。

これほど栄養価が高く日持ちする食材はなかなかないので、ぜひスーパーに行った際にはアボカドをお手に取ってみて、日持ちする方法を試してストックしてみてください。