コストコで返品する方法まとめ！返品保証制度の詳細や注意点も解説

コストコは大容量の食料品や日用品を多彩に扱っているため、返品ができるのか気になります。コストコ商品の返品ルールを知り、コストコをお得に賢く利用しましょう！

コストコではどのような返品制度が設けられているのでしょうか？コストコの返品制度の特徴をご紹介します。

コストコの返品制度は、コストコが定める2大保証の中の1つです。コストコの2大保証とは「商品保証」と「年会費保証」を指し、返品制度は商品保証に該当します。

コストコの商品保証は商品を購入した後に万が一満足してもらえなかった場合、購入した会員本人に限り、商品と引き換えで代金を全額返金するという内容です。

そして年会費保証は、年会費を支払って会員登録したものの、コストコのシステムや提供するサービスに満足できなかった場合は、会員有効期限である1年以内なら解約して年会費を全額返金するという内容です。

コストコではどのような商品を返品できるのでしょうか？コストコで返品可能な対象商品をご紹介します。

コストコで返品可能な対象商品は、基本的に全ての商品です。ただし商品の種類によって返品期限が異なる他、倉庫店で購入した場合とオンラインで購入した場合とでは返品方法が異なります。

コストコ商品の返品手順は、「倉庫店で購入した場合」「オンラインで購入した場合」「大型商品を返品する場合」でそれぞれ異なります。

倉庫店で購入した商品を返品する手順

1. 購入した倉庫店舗のメンバーシップカウンターへ商品を持ち込む
2. 返品の理由を告げる
3. 購入履歴の確認が取れれば返品完了

オンラインで購入した商品を返品する手順

1. コストコ公式サイトを開く
2. 「マイアカウント」から「注文履歴」を開く
3. 返品に必要な事項を入力する
4. 返品したい商品をヤマト運輸宅急便の着払いでコストコ物流センターに送る（※詳細は別項にて解説）
5. 返品手続き完了メールが届く
6. 決済時に使用したクレジットカード口座に返金されているのを確認すればOK

オンラインで購入した商品の返品方法に関しては、後段でも詳しく解説します。

大型商品を返品する手順

1. カスタマーセンターに問い合わせをする
2. 返品の理由から配送費用の負担が決まる
3. 商品をヤマト運輸宅急便の着払いでコストコ物流センターに送る
4. 後日返品完了メールが届く
5. 決済時に使用したクレジットカード口座に返金されているのを確認すればOK

コストコオンラインショップで購入した商品のうち、大型商品を返品する場合に限り、カスタマーセンターへの問い合わせが必要になります。コストコでの大型商品の基準は、3辺の合計が160cm以上のものです。これに該当しない場合は、問い合わせは不要です。

また注意が必要なのが、オンラインで大型商品を購入した場合の返品になります。オンライン購入の場合、返品理由によって配送費用の負担の有無が決まるので、問い合わせの際に確認すると安心です。

ただし例外として、食品を返品する際はカスタマーセンターへの問い合わせまたはメンバーシップカウンターへの相談が必要です。詳しくは「コストコの商品の返品期限やルール（食品）」でご紹介します。

メールで問い合わせをする際の手順

1. コストコ公式サイトを開く
2. 「カスタマーサービス」→「商品返品について」→「オンライン購入した大型商品の返品はこちら」→「メールでのお問い合わせはこちら」の順に進む
3. メール送信画面が開く
4. 問い合わせ種別を選択
5. 会員種別を選択
6. 氏名とメールアドレスを入力
7. メッセージ欄にオンライン購入の大型商品を返品したい旨を入力
8. 内容を確認し送信すれば完了

基本的に全商品が返品対象となるのがコストコ人気の大きな理由といえますが、納得できる返品対応をしてもらうためには、問い合わせを上手に活用することが重要です。

中でも返品理由は非常に大きなポイントで、気まずくなるのではと遠慮するのは得策ではありません。そこで返品する理由として認められた事例を挙げるので、問い合わせ時の参考にしてください。

返品理由として認められた例

• 食品が腐っていた（カビが生えていた）
• 購入した家電製品が壊れていた
• 実際に使ってみると使いにくい家電だった
• 食べた食品が口に合わなかった
• 買った商品よりももっと良いものが見つかった

メンバーシップカウンターへ商品を持ち込むのは、返品対応をスムーズに行うのにおすすめの方法です。コストコの倉庫店で購入した商品、あるいはオンライン購入した大型以外の商品は、直接メンバーシップカウンターへ持って行くことで対応してもらえます。

基本的に全商品返品に応じるのがコストコ倉庫店ですが、その際に必ず申告が必要となるのが「返品理由」です。面と向かってショップスタッフに返品理由を申し出ることに気後れしてしまう気持ちもわからないではないのですが、正直に伝えることが重要になります。

コストコの商品を返品する方法で忘れてはいけないものが、本人確認を行うための会員証です。サービスカウンターでは購入履歴の確認をしますが、合わせて本人確認もします。ここで本人確認ができないと返品不可となるので、必ず会員証を持参しましょう。

コストコ商品の返品で気を付けたいことは、箱などのパッケージのあり・なしです。コストコでは商品を返品する際、箱など外装パッケージなしでも返品は可能です。ただし全額返金してもらう以上、箱なしよりも購入した時と同じ状態で返品する方が望ましいと言えます。

そのためコストコで初めて買う商品など、実際に使ったり食べたりしないと自分にとってありの商品かなしの商品かわからないといった場合は、とりあえず箱を取っておくことをおすすめします。そして満足できると判断した時点で捨てるのがベターです。

コストコ商品のうち、食品の返品にはどのような条件が設けられているのでしょうか？コストコで扱う食品の返品期限やルールをご紹介します。

コストコ公式サイトでは食品の返品について「状況により対応方法が異なるため、メンバーシップカウンターにて相談またはカスタマーサービスへの問い合わせをお願いします」とし、明確な条件は掲載していません。

ただSNSでは、購入時の半分以上が残っている場合のみ返品OKという口コミが多く見られます。返品理由は「口に合わない」「想像していた味付けと違う」など自己都合でも全く問題ありませんが、半分以上食べた後の返品は対応できないとされています。

そのため試しに買ってみたというような食品は、最初に味見をしておくと安心です。味見をして自分にはなしと判断したら、正直に理由を伝えて返品しましょう。

コストコで返品可能な食品には、フードコートメニューも含まれます。そしてコストコのフードコートメニューも同様に、半分以上残っている状態なら食べかけでも全額返金に対応してもらえます。

ただしコストコのフードコートメニューは、返品場所がメンバーシップカウンターではなくフードコートのレジです。さらにフードコートメニューはレシートなしだと返品できない場合があるため、レシートは捨てずに保管しましょう。

コストコで食品の返品が可能な条件としては、「賞味期限が切れていないこと」という口コミも多く見られます。どのような理由でも全額返金に対応するコストコですが、「賞味期限が切れたから」という理由は返品対象外になります。

また本人都合で食品を返品する際も、賞味期限内での手続きが基本です。ただし返品手続き中に賞味期限を過ぎていても、賞味期限内にカスタマーサービスへ問い合わせている場合は返品を受け付けてくれることがあります。

すぐに倉庫店舗に持ち込みすることが難しい場合も、必ずカスタマーセンターに問い合わせして下さい。食品類など消費期限が短いものは、返品するまでの商品の管理の仕方や証拠の残し方なども詳しく説明してくれるので、問い合わせ時には必ず確認をしましょう。

コストコ商品のうち、日用品の返品条件は食品と異なります。では日用品にはどのような返品条件が設けられているのでしょうか？コストコで扱う日用品の返品期限やルールをご紹介します。

コストコで扱う日用品の返品期限は基本的に、会員の有効期限内です。つまり日用品は購入日にかかわらず、会員の有効期限内にメンバーシップカウンターへ持って行けば全額返金してもらえます。

そのため会員の有効期限内なら食品の様に慌てて手続きを行う必要はありませんが、日用品の返品においては自身の有効期限がいつまでなのかを把握しておく必要があります。

コストコ会員は有効期限が切れてから1年半未満であれば更新が可能な上、1年半以上経過していても期限切れの会員証提示で入店は可能です。しかし日用品の返品は会員期限内が条件なので、うっかり期限が切れていた場合は再更新しても返品に応じてもらえません。

コストコで扱う日用品の中で、返品ルールが大幅に異なるものが電化製品です。コストコで扱う電化製品の返品は、保証書添付が絶対条件です。

また全てのテレビ・コンピューター機器（デスクトップやノートブック）・タブレット端末・SIMフリー端末・プロジェクター・カメラ・ビデオカメラ・MP3プレイヤー・白物家電は、返品有効期限が購入から90日以内です。

なお返品対応有効期限の90日を経過すると、受けられる保証やサポートは、製造メーカーが提供する保証・サポートのみとなるので注意しましょう。

電化製品の保証書はメーカーや製品によって多種多様で、用紙サイズや形式の他、添付されている場所も異なります。

例えば封筒に入っているものや、取扱説明書の最終ページに付いているもの、あるいは保証書と説明書がセットで外箱に付いているものもあります。保証書が外箱に付いていなくて不安な場合は、購入時にショップスタッフへ確認するのがおすすめです。

コストコ公式オンラインで購入した商品の返品手続きは、「小型商品」「大型商品」でそれぞれ違います。小型商品を大型商品の区別は、3辺の合計で変わります。ちなみに合計の数値が160cm未満であれば小型商品、160cm以上は大型商品です。

小型商品の返品手続きは、カスタマーサービスへの問い合わせがなくても可能です。基本的にオンライン手続きができますが、コストコ倉庫店内にあるメンバーシップカウンターに返品したい商品を直接持ち込めば、面倒なネットでの手続きは必要ありません。

小型商品をオンラインで返品手続きする方法

1. コストコ公式サイトを開く
2. 「マイアカウント」の「注文履歴」から返品したい商品を選択し、「商品の返品」をクリック
3. 「選択した商品の返品を申し込む」を選択
4. 画面に表示された内容をメモしておく
5. ヤマト運輸の着払い伝票を用意する
6. お届け先の欄にコストコの郵便番号・住所・氏名を記入
7. ご依頼主の欄に、あなたの電話番号・あなたの住所・あなたの氏名を記入
8. 備考欄にメモしておいた9桁の注文番号を記入する
9. 着払い伝票にてコストコオンライン返品受付に返品する
10. 後日商品が届き次第、登録したメールアドレス宛に返品手続き完了メールが届く
11. 返品商品の代金は、支払い時に使用したクレジットカード口座に返金される

大型商品は、返品理由が本人都合とコストコ都合で配送料をどちらが負担するかが変わります。そのため、必ずカスタマーサービスへの問い合わせが必要です。

オンライン購入の大型商品返品手続き

1. 公式WEBサイトの「コストコカスタマーサービス」ページより、「商品の返品について」を開く
2. 「オンライン購入した大型商品の返品はこちら」→「メールでのお問い合わせはこちら」へ進む
3. メール送信画面が開く
4. 問い合わせ種別
5. 会員種別の選択
6. 必要事項を入力し、メッセージ欄に「大型商品返品希望」を記入し送信
7. カスタマーサービスセンターより連絡がある
8. 返品荷物の集荷日、返品商品のサイズや個数の確認
9. 返品完了後、購入時に使用したクレジットカード口座に返金される

コストコの返品保証について詳しく説明してきましたがいかがだったでしょうか？コストコの二大保証はコストコ会員にはとてもうれしい神サービスです。コストコでは食品も日用品も、条件を満たしていれば使用後や食べかけでも全額返金に対応してもらえます。また箱や現金支払い時のレシートなしでも返品可能ですが、あった方がベターです。コストコの返品は会員本人が行き、スムーズに手続きしましょう！

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。サービス情報は2023年11月15日時点の情報です。