ピザーラの生地を徹底解説！【実食レポ付き】種類ごとの違いやおすすめの理由は？

ピザーラは1985年に、東京・目白で創業した宅配ピザ店です。創業者である浅野秀則氏は、当時、映画「E.T.」に出てきた宅配ピザ店からインスピレーションを受けてピザーラを開業したそうです。

ピザーラのピザ生地は、3種類から選ぶことができます。他の宅配ピザ店と比べると少ない気もしますが、ピザーラのピザ生地はどの生地を選んでも追加料金がかかりません。ピザーラでは、追加料金を気にせずにピザ生地を選ぶことが出来るのです。

ピザーラのピザ生地は、「ハンドトス」「イタリアン」「スーパークリスピー」の3種類から選べます。それぞれに違いがあり、どれもこだわり抜いた製法で作られているので、それぞれの美味しさがあります。

1番オーソドックスな「ハンドトス」は、小麦の風味が豊かでもちもち食感が特徴です。みみまでふっくらしているパンタイプの生地で、食べ応え抜群です。

「イタリアン」は、ふんわり柔らかな生地と最後の一口までチーズの美味しさを味わえるタイプとなっています。そこまで厚くなく、ピザソースの味と生地の小麦の風味のバランスがちょうどいいです。

ピザーラのピザ生地の中で1番薄い生地である「スーパークリスピー」は、サクッとした食感が美味しい、薄型のクリスピー生地です。薄いのでお腹にたまりにくく、ピザを思う存分楽しむことが出来ます。

前述の通り、ピザーラのピザ生地は3種類あり、それぞれに違いがあります。ここでは、ピザーラで作られている3種類のピザ生について、それぞれの違いを詳しく紹介していきます。

「ハンドトス」は、日本人の好みに合うように作られたピザ生地です。ピザーラのハンドトスは、ふっくらとしたパン生地タイプで、みみまでもっちり食感なのが売りになっています。小麦の風味が豊かでなピザ生地で、ピザーラ独自の製法で作られています。

ピザソースの旨味が詰まった中央部分から、小麦の風味をより感じられるみみ部分に食べ進んで行くことで、味に変化がつきます。それによって最後まで飽きることなく食べ進めることが出来ます。また、厚めの生地で食べ応え抜群なのもハンドトスの魅力の一つです。

しっかりとした生地で、小麦の味や風味がしっかりと感じられるのがピザーラのハンドトス。濃い味のピザソースを選んだ場合でも、みみ部分はソースがかかっておらず、プレーンな生地の味が楽しめるので、最後まで飽きることなく食べられます。

生地の旨味をダイレクトに味わえるだけでなく、ピザーラこだわりのピザソースの味も、他の具材の味に邪魔されず、十分に楽しむことが出来ます。

またハンドトスは、みみ部分にソースがかかっていないことで、ピザソースで手が汚れにくいというのも魅力のひとつです。BBQやお花見などのアウトドアでピザを食べる場合など、手を汚すことなく食べられるのは嬉しい点です。

ハンドトスは一番スタンダードなピザ生地なので、トッピングもピザの王道がおすすめ。「熟成サラミ」や「粗びきソーセージ」、「マッシュルーム」「オニオン」などこれぞピザ！というようなトッピングとの相性がいいでしょう。

ピザメニューでは「ペパロニラバー」や「ソーセージと厚切りベーコンのミートソース」が特におすすめです。人気の「もち明太子ピザ」も、もちもち食感のハンドトス生地との相性抜群です。

「イタリアン」は、みみまでチーズが楽しめる、ふんわり柔らかな食感のピザーラのピザ生地です。チーズは中に入っているのではなく、上から乗せていることによって、最後の最後まで美味しいチーズを味わうことが出来ます。

ピザーラのイタリアン生地は、みみ部分までソースやチーズが行き渡りやすいように、みみの部分が平らになっています。また全体の厚みもハンドトスよりも薄くなっています。

ハンドトスよりも生地が主張していないので、ピザソースとピザ生地のバランスが1番良く、みみの最後の一口までピザソースを食べ続けられるのがイタリアンの最大の魅力です。ピザーラの美味しさを1番感じられるのは、この生地なのかもしれません。

イタリアンは、その名の通り、イタリアで代表的なピザ生地です。日本で最初に普及したピザもイタリアンタイプのピザだったとされています。厚すぎず薄すぎず、ちょうど良い厚さの生地は食べやすく、色々なピザソースに合う生地でしょう。

ピザーラのイタリアン生地は、みみの上にもチーズが乗っているので、香ばしくカリカリになった食感も楽しめます。ピザのみみ部分はあまり好きではないという人も、最後の一口までチーズとともに美味しく食べられるという方が多くいます。

ハンドトスは生地とピザーラのピザソースの旨味をダイレクトに味わえるものでしたが、イタリアンは違い、ピザーラのピザソースの旨味にチーズのコクを＋αすることが出来る生地になっています。

イタリアンはピザ生地とトッピング、ピザソースをバランスよく食べられるので、「エビ」や「イカ」などのシーフードや「イタリア風ソーセージ」「ペッパーハム」などの肉系も相性がいいです。

ピザメニューで選ぶ場合は、トッピングが多く豪華な「シーフードイタリアーナ」や「ジューシーステーキ」「ピザーラチーズラバー」などがおすすめです。ピザ生地がしっかりとトッピングを支えてくれるので、最後まで美味しく食べられます。

「スーパークリスピー」は、サクッとした軽い食感で薄焼きタイプのピザーラの生地です。これはピザ発祥の地とされているイタリアのミラノやローマなどでよく食べられているタイプのものです。

ピザーラのスーパークリスピーは、生地の厚さが1cmにも満たない薄さなので、サクッととした生地の食感と、ピザーラのピザソースの味を存分に楽しめます。また、イタリアンと同様にみみの端までチーズがかかっているので、最後まで美味しく食べられます。

スーパークリスピーは、極薄の生地にピザソースとチーズをたっぷりと乗せて焼いています。そのため色々な食べ方で楽しむことができます。中央から外側に向かってクルクルと巻いたり、二つ折りにして食べたり、ナイフで一口大に切って食べたりと、楽しみ方は人それぞれです。

ピザーラのスーパークリスピーは、まるでパイ生地のように薄くサクサクしたピザ生地で、時間が経っても変わらないサクサク感が楽しめます。お腹にたまりにくいので、お酒の席やパーティーなどでもおすすめのピザーラのピザ生地となっています。

ピザーラのスーパークリスピーは、他のピザ生地に比べて生地が薄くボリュームがあまりないので、おつまみとしても食べられています。

オーソドックスな状態で食べてもピザソースの旨味を存分に味わえますが、半分に折って食べることで、よりソースとチーズの旨味が閉じ込められます。丸めて食べると、ソースと生地がミルフィール層のようになるので一味違った味が楽しめます。様々な食べ方が出来るマルチなピザ生地です。

生地が薄く、お酒との相性が抜群のスーパークリスピー生地はトッピングの味がダイレクトに感じられるのが特徴です。生地が薄いため、トッピングが大きいと食べにくく感じますが、その際は折りたたんで食べるようにするといいでしょう。

スーパークリスピー生地はどんなトッピングとも相性がいいので、好みで選ぶといいでしょう。ピザメニューの中から選ぶ場合はお酒にあう「THEミックスピザ」や「ピザーラプルコギ」「生ハムのマルゲリータ」などがおすすめです。

ピザーラのピザ生地は種類によってカロリーが異なります。今回はピザの代表格であるマルゲリータのMサイズで比較してみましょう。

ハンドトスとイタリアンは1ピース当たりのカロリーは同じですが、スーパークリスピーは生地が薄い分少しカロリーが低いです。ハンドトスとイタリアンは生地に厚みがある分、少しカロリーが高いですが食べ応えもあるので、好みで選ぶといいでしょう。

ピザーラでは、ピザ生地に対して並々ならぬこだわりを持って製造しています。ここでは、ピザーラがこだわり抜いて作り上げているピザ生地の素材や製法について紹介していきます。

ピザーラで製造している3種類のピザ生地の中の「ハンドトス」と「イタリアン」の2種類のピザ生地は、パンの名店「浅野屋」と共同開発の元、完成しました。これによって、ピザーラでしか味わえないオリジナルのピザ生地となりました。

浅野屋は創業1933年の老舗パン屋です。伝統的な製法でパンを作り続け、浅野屋らしい美味しいパンを日々作っています。信州の食材や世界の原料を厳選し、こだわりのパンを日本中に届けています。一流ホテルにもパンを提供しているほどの名店で、パン関しては超一流のお店です。

浅野屋とピザーラが共同開発したピザ生地は、厳選した小麦粉を独自にブレンドして、2度の低温発酵を繰り返して作られます。2度の低温発酵の発酵時間は、その日の湿度や気温に合わせてその都度、調整されていて、小麦の旨味を最大限に引き出す工夫が凝らされています。

その日その日の気温や湿度に合わせて発酵時間を調整するのは、簡単なことではありません。作り手一人ひとりが、愛情を持って生地と向き合い、最高の美味しいピザを作り出そうと、日々ピザーラのピザと向き合っているのです。

そんなピザーラのピザの作り手の愛情と、浅野屋との共同開発で生まれ製造されたピザーラオリジナルのピザ生地を使用して、ピザーラ自慢のピザ生地は出来ています。

こだわり抜いて作られたピザーラのピザ生地は、作り置きしません。ピザーラで注文を受けた段階で1枚ずつ丁寧に伸ばして、焼き上げられています。

いつ注文を受けてもベストな状態でお客様に提供出来るよう、細心の注意を払って生地の状態の管理を行い、発酵度合いを調整して、美味しい生地を提供出来るように常に準備をしています。

ピザーラの3種類の生地は、それぞれに違いがあり、それぞれにおすすめの食べ方があります。ここでは、ピザーラで人気のおすすめのピザ生地と食べ方を紹介していきます。

イタリアンは、ピザーラで1番人気のおすすめピザ生地です。パン生地タイプのピザ生地なのでボリュームもありながら最後の一口までチーズを味わえるのが、ピザーラで人気となっている理由です。

イタリアンを最大限に楽しみたい時は、ハーフ＆ハーフがおすすめです。数あるピザーラのピザソースをひとつに決めるのは大変です。そんな時におすすめなのがハーフ＆ハーフで、2種類のピザーラのピザソースが選べます。2種類のピザソースとイタリアン生地の美味しさを楽しみましょう！

ピザーラで人気の、テリヤキチキン・マルゲリータ・もち明太子ピザ・プルコギポテトなどのたくさんの種類のピザの中から、好きなものを2種類も食べられるというのは贅沢です。なかなかどれかひとつに絞れない、という人にはとてもおすすめです。

期間限定で販売されることがある「ハートのマルゲリータ」は、大切な人と食べたくなるピザです。ハンドトス生地をハート型にしたピザで、過去にはバレンタインデーやホワイトデー、母の日などに登場し話題なりました。

生地はハンドトスのみ、サイズもMサイズのみですが、可愛く華やかな見た目なので、お祝いや記念日の時におすすめです。

ピザーラからピザが届いて箱を開けたらハートピザが入っていた！というサプライズをする人もいるようです。ピザを食べるだけでも幸せなのに、そこにこんなサプライズまで付いてきたらより一層幸せになりますね！

薄くてサクサクの食感が人気のピザーラのスーパークリスピーは、生地のサクサク感を邪魔しない、細かな具材が主役となっているピザーラのピザソースと合わせるのがおすすめです。

薄い生地のため、あまりお腹にたまらないピザーラのスーパークリスピーは、4種類の味が楽しめる「よくばりクウォーター」を選ぶのも人気です。お腹いっぱいになることなく、4種類の味をぺろっと食べられるところが人気となっています。

2023年10月17日時点で販売されているよくばりウォーターは「熟成パンチェッタのよくばりクォーター」「ガーリックシュリンプのよくばりクォーター」の2種類があります。

その他にも4種の味わいが楽しめる「バスターズクォーター」や「ビンゴクォーター」など、8種類のクォーターピザがあるので、好みや組み合わせで選ぶのがおすすめです。

ピザーラのピザは、ピザソースが美味しいだけでなく、生地自体にもこだわりが詰まっていて、それ単体でも味わえるほど美味しいものになっています。電話やネットで簡単に注文できるピザーラをこの機会にぜひ試してみてください！

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や価格が異なることがあります。本記事中の情報は2023年10月17日時点のものです。