大阪・新今宮の治安を徹底調査!観光で気を付けたいことや現在の状況は?

大阪・新今宮の治安を徹底調査!観光で気を付けたいことや現在の状況は?

大阪の繁華街である新今宮は、その駅を境に、大阪有数の観光地とディープスポットという全く異なる二面性を持っています。特に南側にある西成区に関して、治安が不安定という噂も聞きますが実態はどうでしょうか。新今宮に出かける際の注意点を、治安面中心に説明します。

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    記事の目次

    1. 1.大阪の新今宮の治安が悪いって本当?
    2. 2.新今宮ってどんなところ?
    3. 3.「新今宮・治安」現在の状況
    4. 4.新今宮周辺の治安が悪いと言われる理由
    5. 5.「新今宮・治安」危険といわれているエリアは?
    6. 6.新今宮周辺を観光する時に気を付けることは?
    7. 7.新今宮周辺に行く際は治安情報を詳しく調べておこう

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    大阪の新今宮の治安が悪いって本当?

    フリー写真素材ぱくたそ

    大阪の中でも特に有名な繁華街といえば新今宮ではないでしょうか。徒歩圏内に観光地があふれているほか、大阪グルメやショッピングが楽しめるエリアにも余裕でアクセスできるという、とても便利な街です。

    そんな新今宮ですが、実は大阪の中でも治安が悪いという噂が多くあります。新今宮はあまり女性一人で出歩くと危険だよ、などという話を聞いたことがある方もいるのではないのでしょうか。

    Photo by titanium22

    新今宮は観光地に近いので、特に大阪以外の場所からきた観光客だとあまりそのようなイメージがつかみにくいものです。また一口に危険といっても、近年は大阪の若者の中でも少しそのイメージが見直されている場面もあるようです。

    果たして、新今宮の状況はどのようなものでしょうか。新今宮の現在の治安に関する状況や、新今宮で観光や宿泊をする際に気を付けたい注意点をご紹介します。

    新今宮ってどんなところ?

    Photo by hans-johnson

    新今宮は大阪のミナミという、大阪市の中心部にあります。新今宮駅は、JR西日本と南海電気鉄道が乗り入れているので、各所へのアクセスが非常に便利なのです。

    新今宮駅は大阪の中心地である難波駅から2駅、新幹線の主要駅である大阪駅からは5駅と、大阪内外からも非常にアクセスが便利です。架線上にホームがあり、駅ビルなどには接続されていません。

    新今宮駅は周辺にも駅が多く、「動物園前駅」や「萩ノ茶屋駅」などは徒歩圏内になっています。新今宮駅周辺はJRと地下鉄、どちらのアクセスも便利ということがわかります。

    大阪の観光地の1つでもある新世界に近いエリア

    Photo by KeikoS.ryoko

    新今宮の周辺には、多くの観光地があります。中でも特に有名なのは、通天閣の麓に広がる新世界ではないでしょうか。この通天閣~新世界のエリアは常に人で賑わっており、いかにも観光地といった雰囲気です。

    新今宮駅の「通天閣出口」から出て、ドン・キホーテのある交差点に出ます。ドン・キホーテの方にずっとまっすぐ行くと、「ジャンジャン横丁」というアーケードに入ります。このアーケードを出ると新世界に到着です。

    Photo by Richard, enjoy my life!

    ジャンジャン横丁から新世界に来るまで、小腹をガッツリ満たせる大阪グルメや、大阪らしいド派手カラフルなショップが盛りだくさんです。

    そして新世界をずっと進むと、通天閣に到着します。通天閣は周辺もとてもド派手で映えること間違いなしですが、通天閣の展望台に登って、大阪周辺を一望するのもまた楽しみです。新今宮駅から通天閣まで、ゆっくり歩いて約6分ほどです。

    新今宮駅は北側は浪速区で南側は西成区

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    ところで、新今宮駅は浪速区と西成区の間にあります。住所的にはJRが浪速区、南海が西成区という位置付けになっており、一つの駅で二つの住所があるという少し珍しい駅です。

    新今宮の駅を出ると、あびこ筋という大きな通りがあります。この通りを境に、北・観光地の都会、南・西成の下町といった風に、ガラッと雰囲気が変わります。

    大阪らしさを感じられる地域

    Photo by iyoupapa

    新今宮周辺には、新世界や通天閣の他にも、大阪らしさ溢れる観光地が多く存在します。これらの観光地は距離が比較的近く、散歩のような感覚で回ることも、一日一箇所をじっくりと楽しむこともできるのが魅力的です。

    例えば、新世界よりも少し阿倍野方面に行くと「天王寺動物園」があります。ライオンやレッサーパンダ、ホッキョクグマなど、たくさんの動物たちの可愛い姿が見られるとして人気です。動物たちの生息地の景観をリアルに再現した展示も見どころの一つです。

    Photo by cyesuta

    また天王寺動物園を超えたところには、歴史好きな人はおなじみであろう「茶臼山」があります。茶臼山とは、5世紀頃にできた古墳「茶臼山古墳」があり、安土桃山時代には大阪冬の陣・夏の陣の場となった場所です。

    また茶臼山には真田幸村が陣を敷いた跡も残っています。「真田丸」での堺雅人さんや「真田太平記」で草刈正雄さんが演じたことで知っている人もいるのではないのでしょうか。真田幸村の人気も相まって、人気スポットになっています。

    Photo by Kanesue

    また、さらに天王寺方面に歩いて16分ほどすると、「あべのハルカス」に到着します。あべのハルカスは2014年に開業、2020年現在日本一高い高速ビルとして大阪民に親しまれています。

    あべのハルカスでは、隣接した近鉄百貨店でのお買い物や「チームラボ」が手がけたあべのハルカス美術館、そして300mもの高さから地上を眺める展望台「ハルカス300」で楽しめます。

    Photo by tablexxnx

    また、南側には花園町、萩ノ茶屋、今池、そしてあいりん地区といった「西成地区」があります。この辺りがいわゆる大阪のディープスポットで、ちょっと危険な雰囲気を持ちながらも風情がある下町として知られています。

    この西成地区について、噂されているような治安の悪さは現在は少し改善されているようです。しかし、観光する際は少し注意が必要なエリアなので、これらを守りつつ、コスパよく観光を楽しむ方法を後述でご紹介します。

    「新今宮・治安」現在の状況

    Photo byMasashiWakui

    さて、そんな新今宮の気になる治安についてですが、ご覧の通り新今宮周辺には観光地もディープスポットも混在しています。そのため、現在の新今宮は全体の治安が悪いわけではないようです。

    しかし、やはりごく一部ですが、新今宮の一部のエリアは少し治安が悪いと言われており、例えば観光客が一人でフラフラしていると危険と言われています。

    Photo byDariuszSankowski

    大阪の人はこの「危険なエリア」の治安を気にする一方で、旅費を安く済ませたい観光客や海外からのバックパッカーが多くこちらに滞在する傾向が大きいようです。

    一体新今宮のどの辺りが危険と言われているのでしょうか。またそれ以外の地域の治安状況はどのようになっているでしょうか。理由や滞在時の注意も含めてご紹介していきます。

    浪速区の治安は22位

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    新今宮の北側は浪速区になります。まず、浪速区自体の治安は大阪24区中22位と、大阪の中でもかなり治安が悪いという結果になってしまっています。

    浪速区は大阪の中でも比較的都会で観光スポットが多く、危険という印象はないかもしれません。しかし観光客が多いということは、それだけ観光客を狙った犯罪が多いということで、残念ながら治安が悪いという現状になってしまっています。

    犯罪内容は悪質なキャッチや客引き、スリ、引ったくり、置き引きなど、いずれも観光客を狙ったものになっています。浪速区は場所によって特徴が本当に異なるのですが、やはり新今宮周辺でこの傾向が現れるようです。

    通天閣や今宮戎がある

    Photo by Nao Iizuka

    通天閣や新世界、今宮戎があるエリアは、「恵美須町」エリアです。やはり観光地周辺はとても大阪らしい風景が並び、とても賑やかですが、想像の通り、若干治安が悪いのもこのエリアです。

    繁華街である以上は仕方がないのですが、観光客狙いの犯罪はもちろん、騒音や酔っ払いも多いため、落ち着いているとは言えません。

    これはどこの観光地にも言えることですが、スリやひったくり、置き引きなどに気をつけて行動することが大事です。旅行時はどうしても気が緩んでしまい、注意が散漫になってしまうので、そこを狙った犯罪に気をつけましょう。

    Photo by alberth2

    一方同じ恵美須町エリアでも、今宮戎駅より北側は、住宅地や小学校があり、比較的落ち着いています。またこのエリアには大阪府浪速警察署があり、警察が比較的多いという点も安心できます。

    このエリアは大阪のオタクタウン「日本橋」が近く、また難波駅や千日前といったエリアにも徒歩圏内で行けるのが便利です。もし新今宮より北側に宿を取るなら、この今宮戎駅付近が落ち着けて色々と便利なのでオススメです。

    西成区の治安は19位

    Photo by Dick Thomas Johnson

    新今宮駅の南側は西成区になります。西成区の治安は大阪24区中19位、「西成は危険」という印象を持っていた方は、少し意外に感じる結果になったかもしれません。

    実は西成区と一口に言ってもエリアは非常に広く、いわゆる「治安が悪い、危険」という印象が強いのは後述するあいりん地区を含む花園〜天下茶屋〜今池のエリアです。

    ただ、現在はかなり状況が改善されているようです。2025年の大阪万博に備えて、全体的に大阪市内の治安の向上を測っており、その影響が西成にも少しあるのが現状のようです。なので、あまり先入観を持ちすぎないことも重要です。

    難波や天王寺に近い

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    一方、これらのエリアより外は普通に生活の街が広がっています。特に花園町より西になると、それまでの下町っぽい雰囲気が一転、閑静な住宅街や学校が広がり、街も整っていて全く危険な雰囲気がしません。

    実際に大阪で一人暮らしの人はこのエリアを選ぶことが多いそうです。このエリアは何がお得かというと、ダントツで家賃が安いのです。

    その家賃相場は西成区の印象の悪さからきているのもありますが、お金を節約できるのならば気にしないという考えの方に多く住まれています。

    Photo by Dick Thomas Johnson

    また、このエリアには大阪民の食卓を支える「スーパー玉出」があります。ここはとにかく物価も安いので、一人暮らしの人でこのスーパー玉出にお財布を支えられたという人が多くいます。

    さらにアクセスも便利なのがこの西成区です。難波までは数駅程度、大阪ミナミの観光エリアにも徒歩圏内という羨ましい距離なのです。このように「お金がかからない」「飲みにもお買い物にも便利」という利点が西成区にあります。

    新今宮周辺の治安が悪いと言われる理由

    Photo by Kanesue

    とは言え、新今宮駅の周辺が危険だ、治安が悪いと言われてきたのには理由があります。それは「あいりん地区」の長年のイメージによるものです。

    あいりん地区にはやはり他の大阪エリアにはない独特の雰囲気があります。よく言えば「風情がある下町」悪く言えば「カオス状態」「混沌としている」と言った雰囲気です。

    このため潔癖症の人や旅行慣れしていない人、安定した観光を楽しみたい人には少し不向きです。「とにかくコスパ重視」「安かろう悪かろうは承知」という人、普通の綺麗な旅行に飽きた人が足を踏み入れ、その状況を実感しているそうです。

    日雇い労働者の街というイメージ

    Photo byrebcenter-moscow

    あいりん地区には労働者が多く集まっていて、そのほとんどが日雇い労働者です。その労働者は、あいりん地区に広がる「ドヤ」と呼ばれている安宿に身を寄せている人はいい方で、中には公園や道端で寝ているホームレスもいます。

    日本のホームレスが減っている現在でも、やはり新今宮駅の南側を歩いていると、結構な数のブルーシートハウスを見かけることができます。こう言った光景が地区外の人から異質に写っているのも事実です。

    Photo by Strolling

    また、こう言ったホームレスの人たちが、道端で昼間から酒を飲み交わしている光景も、あいりん地区では珍しくありません。彼らはやはり酔っ払っているため、普通に歩いている人に対して絡んできたり、中には暴言を吐いてくるような人もいます。

    現在でもこのような状況に遭遇する人は一定数いるため、「西成は危険」という印象が強いのです。彼らホームレスは基本的にはいい人が大半なのですが、中にはちょっと危ない雰囲気の人がいるのも事実です。

    過去に起こった労働者による暴動の歴史

    Photo by Kanesue

    あいりん地区には労働者が多いのですが、彼らは「あいりん労働福祉センター」からの求人で仕事に就き、生計を立てています。その仕事内容は清掃や建設といったものが大半ですが、中には危険なのに給料が安いというブラックすぎる内容もありました。

    この悪質で理不尽な雇用問題に対し、度々西成では労働者の鬱憤が溜まり、暴動が起きていました。あいりん地区では、1960年代の最初の暴動を発端に度々労働者の暴動が起きています。

    Photo byLAWJR

    労働者の暴動は1970年代に入ると、ヤクザや新左翼団体がこの労働者の暴動に介入してくるようになり、更に混沌とします。この頃は一番破壊や放火、更に発砲事件まで起きていたほどだったため、どれほど危険な状況だったかが把握できるかと思います。

    1970年代は頻繁に起きていた労働者の暴動でしたが、平成になっても数回起こりました。2008年を最後に、現在暴動は発生していないようですが、この暴動の歴史が西成の印象を悪くし、現在もなお偏見の目の原因になっているようです。

    「新今宮・治安」危険といわれているエリアは?

    Photo by Kanesue

    新今宮の治安が悪いと言われている理由を説明しましたが、それらの状況は現在どのようになっているのか、なかなか伝わりづらいと思います。やはり一度危険という印象がついた以上、現在でもなかなか足を踏み入れるという人は少ないようです。

    そこで、新今宮、の中でもやはり飛び抜けて強烈な印象を持つあいりん地区を中心に、現在の状況をご紹介します。

    あいりん地区

    Photo by Kanesue

    あいりん地区は新今宮駅の南口を出て「あびこ筋」を渡ればすぐ到着です。あびこ筋という大通りを境に、北は大阪ミナミの観光地、南は混沌としたドヤ街、と言った雰囲気になっているので、一歩足を踏み入れればすぐに「あいりん地区にきた」と実感します。

    あいりん地区に入ると、やはり昼間から酒を飲んでいる人の姿がちらほら見かけます。現在は歌舞伎町ですら昼間からこの光景は珍しくなったのですから、その雰囲気に驚いてしまうのも無理はないでしょう。

    Photo by yto

    かつてはホームレス、特に高齢者の男性が多かったようですが、現在は若者の姿もちらほら見かけます。これはSNSやYouTubeなどであいりん地区の様子が発信されるようになり「やばいけど面白そう」という印象から、観光感覚で訪れる若者が増えてきたという状況です。

    この状況から、あいりん地区に抱いていた危険なイメージが少し薄らいでいるのもまた事実です。もちろんこの辺りを歩くのに注意も必要ですが、必要以上に怖がらず、肩の力を抜いて観光してみてはいかがでしょうか。

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    新今宮・あいりん地区の治安を語るのに外せないのは「飛田新地」の存在です。飛田新地とは大正時代に作られ、現在もなお営業している日本最大の遊郭街です。あいりん地区の商店街を超え、すぐに飛田新地にアクセスできます。

    飛田新地は遊郭、つまり性的なサービスをしているお店が密集しています。飛田新地に限らず、その手のお店は反社会勢力が営業していることが多いのです。

    街中でもヤクザが、観光客がお店の写真を撮っていないか目を光らせている状況です。実はあいりん地区以上にこの飛田新地の治安が悪いという現状があり、無用な出歩きは推奨されないエリアです。

    「ドヤ」の現在

    「ドヤ」とは労働者が寝泊まりする安宿です。最近は最低限の価格・最低限のサービスで宿泊ができるということで、観光客やバックパッカーも多く宿泊しているという状況です。

    一時期は「西成で泊まるなら覚悟が必要」と言われていましたが、最近はそんなこともなく、選べばそれなりに清潔で綺麗なドヤで泊まることもできます。

    特筆すべきは一泊1000円以下という「激安宿」です。安いだけあり、鍵は基本的についておらず、部屋は一人寝るのがやっとなスペースで、お部屋やお風呂はかなり年期が入っています。そのためプライバシーが気になる人や潔癖症の人には推奨しません。

    Photo byEngin_Akyurt

    もし「あまり年期の入ったところはきつい」「治安が心配」という方には、同じ西成の中でも、花園町駅の近くをおすすめします。花園町駅、特に大通り沿いは、おしゃれなお店やオフィスが少しずつ存在しています。

    そこそこ賑わっていますがあいりん地区のような喧騒もなく、コンビニや商店街、飲食店が多いので安心できます。値段はあいりん地区の「ドヤ」に比べて高めですが、それでも他の地域よりは安いのではないでしょうか。

    セキュリティもしっかりしているので、女性の一人旅などでこのエリアに滞在しなければならない場合はぜひ参考にして見てはいかがでしょうか。

    新今宮周辺を観光する時に気を付けることは?

    Photo byrahulpandit

    新今宮はエリアによって雰囲気がはっきり分かれており、当然エリアごとに治安の状況は異なるということがわかりました。

    現在はかつてのような緊迫した雰囲気もなく、十分に観光を楽しめるようになりました。しかしいくら治安が改善されつつあると言っても、それでも治安が良くない場所、気をつけたほうがいい場所というのは少なからず存在します。

    そんな新今宮を観光する際の注意点をご紹介します。あまり気を張りすぎず、しっかり自分の身は自分で守り、大阪の観光を楽しみましょう。

    危険と言われる場所には安易に近づかない

    Photo byTama66

    新今宮はかなり治安が改善され、かつては危険と言われていたあいりん地区も、かなり親しまれるようになりました。地域に密着した飲食店やお店はもちろん、今は観光客にターゲットを向けたお店も増え、危険という雰囲気はないように思えます。

    しかしそうは言っても、やはり混沌とした街です。人通りの少ない死角になりがちな場所や、物が違法に投棄されて何があるかわからない場所も多く存在します。そしてそう言ったところは、薬物中毒者を始め、危険な人の溜まり場になりやすいとも言われています。

    もちろんこう言った場所には近づかないのが鉄則ですが、もし危ないと感じた場合、直感を信じてすぐにその場を離れることをおすすめします。

    夜の一人歩きは慎重に

    Photo by Paul Jerry

    例えば、あいりん地区は昼間は三角公園を中心に、非常に人で溢れかえっています。それは危険というよりも楽しげな雰囲気で、このくらいなら何かあっても大丈夫かもしれない、という感覚に陥りがちです。

    しかし、夜になると人通りがとても少なく、昼間は人で溢れていた公園も静かになります。そんな時が一番治安上では危なく、危険な人の標的にされやすいのです。

    あいりん地区には、夜までお酒を飲んで楽しめるお店も多く存在しますが、ついつい浮かれてしまわないよう、ドヤまでの行き帰りはしっかり気を引き締めましょう。明らかに危なそうな場所は立ち寄らず、速やかに帰りましょう。

    Photo by Nao Iizuka

    また新世界などの大阪ミナミエリアでも注意が必要です。酔っ払いが多く喧嘩を振られたり、あるいは客引きに引っかかるなど、夜に一人歩きをしていてトラブルに巻き込まれた事例が多くあります。

    悲しいことにそれらは観光客や断りづらそうな人をターゲットにしているので、そういった場合はしっかり無視しましょう。勿論自身の荷物や貴重品の管理も忘れずにお願いします。

    大阪の治安の悪い地域を解説!気を付けたい場所とその理由は?のイメージ
    大阪の治安の悪い地域を解説!気を付けたい場所とその理由は?
    大阪は元気な関西弁が飛び交い、おいしい食べ物があり、人情味あふれる楽しい街ですが、残念ながら大阪観光の際に不用意に近づかない方が良い治安の悪い地域も存在します。そんな大阪の治安の悪いと言われる地域の状況やなぜ治安が悪いと言われるのかについてご紹介します。

    新今宮周辺に行く際は治安情報を詳しく調べておこう

    Photo by Dick Thomas Johnson

    新今宮は観光にとても便利で、用途に応じて色々な楽しみ方ができるエリアだということがわかりました。大阪らしい楽しみ方もできる上コスパも抜群で、色々と便利に過ごすことができます。

    かつては新今宮は治安が悪いという評判でしたが、かなり改善され幾分か過ごしやすくなっているのが現状です。観光地も下町もあちこち回って、大阪らしさを見つけてみるという旅もおすすめです。

    家村絵未
    ライター

    家村絵未

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