彦根城でもらえる赤備え御朱印が話題!周辺神社の情報もあわせて紹介

彦根城でもらえる赤備え御朱印が話題!周辺神社の情報もあわせて紹介

最近御朱印を集めるのがブームになっていますが、彦根城でもられる赤備え御朱印をご存知ですか?通常の御朱印とは違う変わったデザインがかっこいいと話題になっています。赤備え御朱印がもらえる彦根城の見どころや、周辺神社の情報をご紹介します。

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    記事の目次

    1. 1.彦根城ってどんなお城?
    2. 2.彦根城などのお城でもらえる御朱印とは
    3. 3.彦根城の御朱印
    4. 4.彦根城の見どころ6選
    5. 5.彦根城周辺の神社5選
    6. 6.彦根城で話題の御朱印をもらおう!

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    彦根城ってどんなお城?

    彦根城は滋賀県彦根市にあるお城です。日本では5つしか現存しない天守を残す貴重な城として、姫路城や松江城などとともに国宝に認定されています。近年は大河ドラマの舞台にもなった場所として人気の観光スポットです。彦根に行く際は必ず観光するという人が多いです。

    滋賀県にある井伊家のお城

    Photo by Kentaro Ohno

    彦根城は江戸時代初期に井伊氏の拠点として築かれ、代々井伊家の居城でした。関ヶ原の戦いの後徳川四天王の一人である井伊直政が徳川家康の命によって、石田三成の拠点があった場所である佐和山城を一掃する目的で築城することになりました。

    ですが築城の計画途中で直政は病に倒れ、完成を見ることはありませんでした。家督を継いだ直継の代に直政の遺志を継ぎ築城を開始します。その後20年もの時間をかけて完成したのです。

    Photo bySamueles

    井伊家は彦根城の築城中も戦いで名を上げ、江戸幕府に功績が認められて政治にも貢献します。彦根35万石と言われるほどの大大名となったのです。徳川の血縁ではない譜代大名としては例を見ないほどの功績でした。

    国宝の天守など見どころが多い

    彦根城の一番の見どころといえば天守ですが、他にも見どころ満載です。約400年前もの歴史がある彦根城は城だけではなく、敷地内の庭園や門や櫓なども国の重要文化財に指定されており日本の名城100選にも選ばれている場所です。彦根城の周囲は特別史跡として指定されています。

    そして最近は御朱印ブームもあり、彦根城の赤備え御朱印が注目を集めています。御朱印とはどのようなものか詳しくご紹介します!

    彦根城などのお城でもらえる御朱印とは

    Photo by chiaki0808

    御朱印とは神社やお寺にて参拝者に向けて参拝した証として押印されるものです。通常は御朱印帳に押印と参拝した日付や寺の名称、御祭神の名前などを墨書きしてもらいます。元々は寺院に写経を納経した証としてもらう受付印だったと言われています。

    徐々に写経を納経するという文化がなくなり、御朱印のみが残ったとされています。現在では寺院に訪れた記念として集める人が増えています。御朱印の値段は300円が一般的です。限定の御朱印や見開き2ページを使う場合は600円から1000円くらいの値段がかかることもあります。

    Photo by ken_c_lo

    御朱印の値段は「初穂料(はつほりょう)」と呼ばれます。年の最初に稲穂を神社に納めていたことの名残です。おみくじなどの値段も初穂料といわれます。御朱印の値段が知りたい時は初穂料が書かれている場所を探すといいでしょう。ネットでも値段を調べることができます。

    Photo by 古攝古香

    最近は御朱印を集めるのが目的になっている人もいますが、御朱印は参拝した証としてもらうのがマナーです。いきなり社務所に行って御朱印のみを貰って帰るのではなく、きちんと寺社に参拝した後にもらうようにしましょう。

    御朱印は御朱印帳にもらうのもマナーです。ノートなどを持っていき、書いてくださいと頼んでも断られる場合があります。御朱印をもらう意味を考えながらマナーを守って御朱印をいただきましょう。

    神社やお寺のように御朱印がもらえる

    お城でも寺社でもらえる御朱印と同じように登城した記念として御朱印がもらえることを知っていましたか?御城印ともいいます。もらい方は御朱印とは異なります。

    御朱印は参拝した後にもらうのが通常ですが、御城印は登城の記念スタンプのようなものです。御朱印帳に書いてもらうのではなく、印刷されたものが売っています。

    御城印は1990年に松本城で発行されたのが始まりと言われています。以降様々なお城が御城印を始め、今では226城ほどのお城で発行されています。和紙に登城したお城の名前、日付とゆかりのある城主の家紋や花押の御朱印です。お城に行った記念にぜひ買ってみてはいかがでしょう。

    近年ではオリジナル御朱印帳も話題

    Photo by shi.k

    御朱印をもらう御朱印帳は、社務所やAmazonなどのネット通販でも手に入れることができます。また最近の御朱印ブームもあって寺社やお城でオリジナルの御朱印帳が販売されるようになりました。

    寺社とお城では御朱印のもらい方が違うので、御朱印帳も分けて用意したほうがよいでしょう。寺社の御朱印帳は寺社で買うの一般的で、値段は1000円が相場です。最近はおしゃれで可愛らしい御朱印帳も増えています。

    お城のオリジナルの御朱印帳は表紙に歴代城主の家紋が印刷されているものや、御朱印を買った後そのまま保存できるポケットタイプのものなど様々です。

    彦根城内では鐘の丸売店にて御朱印帳が売られています。値段は1100円です。御朱印だけではなく、お気に入りの御朱印帳を探すのもよいでしょう。ぜひ自分だけのオリジナルの御朱印帳を見つけてみてください。

    彦根城の御朱印

    彦根城と御朱印についてご紹介してきましたが、赤備え御朱印とはどのようなものなのでしょうか。赤備えの名の通り真っ赤な御朱印です。赤備え御朱印がどのように誕生したのかご紹介します!

    井伊の赤備えにちなんだ「赤備え御朱印」

    彦根城の御朱印は以前は白い紙に印字されていましたが、2017年から築城410年を記念して真っ赤な赤備え御朱印が発行されました。赤備えとは井伊家が合戦の時に赤い甲冑を身に着けていたことに由来しています。戦国時代に一世を風靡したほど有名だったといいます。

    赤備え御朱印は赤い紙に井伊家の「井」の字と家紋が描かれ、大きく書かれている歴代当主の名前につけられた「直」の字が印象的です。よく見ると彦根城の「彦」の字が兜をかぶったように見えると評判です。ぜひ手に入れて確認してみてください。

    御朱印がもらえる場所

    Photo by Kentaro Ohno

    彦根城の御朱印がもらえる場所は、彦根城表門の管理事務所で買うことができます。チケット売り場の手前の窓口で売っています。彦根城についてすぐ買うこともできますし、観覧した後に記念として買うのもよいでしょう。

    時間・値段

    Photo by Kentaro Ohno

    御朱印の値段は一枚300円です。販売時間は管理事務所が営業している時間です。8時30分から17時までの間に買いましょう。閉門は17時30分ですが、管理事務所は17時で閉まりますので注意しましょう。

    彦根城の見どころ6選

    彦根城に行くならぜひ見ておきたい名所をご紹介します!彦根城はもちろん、周囲にもたくさんの見どころがあります。観光する時の参考にしてみてください。

    天守

    彦根城に行くなら必ず見ておきたいのが、国宝にも認定された天守です。天守とは城主の権威を現すための象徴としての役割をしています。そのため天守の中は何もなく物置として使われていたとされています。戦国時代から江戸時代にかけて各武将がこぞって豪華な天守を建てました。

    彦根城の天守は長方形をしており、表門から登ると目に入る東の面や琵琶湖から望む西の面はそそり立ち端正な佇まいをしています。反対に南と北はどっしりとした佇まいをしています。への字型に並ぶ破風が組み合わさった姿はとても美しいと評判です。

    天秤櫓

    表門から坂を登ると廊下橋が見えます。廊下橋の両端に建てられたのが天秤櫓です。天秤のような姿をしているのでそう呼ばれています。日本のお城では天秤の形式をしている櫓は彦根城だけです。重要文化財にも指定されています。

    時報鐘

    天秤櫓を過ぎると見えてくるのが時報鐘です。現在も定時になると鐘がつかれ、城全体に響き渡ります。鐘の音は日本の音風景百選に選ばれています。幕末12代藩主である直亮により、より美しい音色にしようと大量の小判が投入されたといいます。

    隣接する聴鐘庵では薄茶を楽しむことができます。お菓子付きの値段で500円です。営業時間は9時から16時です。美しい鐘の音を聞きながら味わってみてはいかがでしょうか。

    鳳翔台

    鳳翔台は城の北東にある大名庭園である玄宮園の内部にあります。かつては藩主が客人をもてなすための客室として使われていました。鳳翔台も茶室になっており、500円でお菓子付きの薄茶を楽しめます。美しい庭園をみながら飲む薄茶は格別です。時間は9時から16時までです。

    楽々園

    楽々園は元は槻(けやき)御殿と呼ばれ、藩主の下屋敷として使用されていました。玄宮楽々園の名で国の名勝に指定されています。大書院や地震の間、雷の間など工夫を凝らした部屋が今も残っています。楽々園の名は「山を楽しみ水を楽しむ」「民の楽しみを楽しむ」という心が込められています。

    ひこにゃん

    Photo by Kentaro Ohno

    彦根城に行くと彦根市の人気キャラクターであるひこにゃんに会えます!ひこにゃんは彦根市の公式キャラクターです。2007年の彦根城の築城400年を記念したイベントに初登場して以来、大人気になりました。ゆるキャラでひこにゃんを知らない人はいないというほどの人気です。

    ひこにゃんは彦根藩二代目当主の井伊直孝をお城の門前から手招きして雷雨から救ったとされる白い招き猫をモチーフとしています。井伊家のシンボルである赤備えの兜をかぶっています。ひこにゃんという名前は公募で全国から寄せられた1167点の候補の中から選ばれました。

    Photo by goto_

    ひこにゃんは第1回ゆるキャラグランプリで1位になったり、毎年1万通以上の年賀状が届くなど人気は増していくばかりです。彦根市の観光PRにはひこにゃんは欠かせない存在なのです。

    ひこにゃんは彦根城で毎日3回イベントを行っています。ひこにゃんに会いたいという人は、公式サイトでイベントが行われる場所や時間を確認してひこにゃんに会いに行きましょう!

    住所 滋賀県彦根市金亀町1-1
    電話 0749-22-2742

    彦根城周辺の神社5選

    Photo by flasksrw

    彦根城周辺にもおすすめの神社があります。ご紹介する神社では御朱印がもらえる場所もありますので、御朱印を集めている方はぜひ参考にしてみてください。

    滋賀縣護國神社

    滋賀懸護国神社は、彦根城の目の前にあります。幕末から太平洋戦争までの戦争で亡くなった滋賀県出身の英霊を祀っています。この神社では赤備えにちなんだ3種類の御朱印がもらえることで有名です。

    アクセスは彦根駅から彦根城方面に徒歩10分の場所にあります。彦根城の赤備え御朱印と一緒に3種類の御朱印も記念に手に入れてみてはいかがでしょうか。

    住所 滋賀県彦根市尾末町1番59号
    電話 0749-22-0822

    井伊神社

    井伊神社は彦根藩12代藩主井伊直亮が、井伊家の始祖井伊共保の750回忌の際に現在の静岡県にある井伊谷八幡宮から井伊大明神を分霊し、龍潭寺の脇に祀ったのが始まりとされています。御朱印はありません。

    現在は風化が激しく境内の中を見ることはできませんが、春には井伊直弼が植えたとされるしだれ桜が咲き誇りとても美しい場所として人気です。アクセスは彦根駅から徒歩35分ほど時間がかかります。行く際はタクシーを利用するか、時間に余裕を持って行くことをおすすめします。

    住所 滋賀県彦根市古沢町
    電話 0749-22-1411

    千代神社

    千代神社は彦根で最も古い神社です。元は千代宮(ちよのみや)と称されていましたが、明治2年に千代神社に改称され現在に至ります。五穀向上、家業繁栄、開拓の祖神として崇められています。

    古来より俳優や芸能の祖神としても信仰があり、多くの芸能人が参拝したり、オーディションの合格祈願に訪れる人もいます。習い事や技能などの芸能の向上を祈願する扇おみくじも人気で、値段は1000円です。こちらも彦根駅から徒歩30分ほど時間がかかりますので余裕を持って行きましょう。

    住所 滋賀県彦根市京町2-9-33
    電話 0749-22-1237

    天満宮北野神社

    天満宮北野神社は菅原道真公を御祭神とする神社で、彦根の天神さんと言われています。彦根藩二代藩主の井伊直孝が幼少期に立身出世と子孫繁栄を祈願した天満宮への思いが藩主となった後も断ち切れず、彦根城下町の守護神社として建てられました。

    学問の神としても有名で、毎年合格祈願に訪れる人が多くいます。毎年行われる彦根十日ゑびす祭や天神祭なども有名です。彦根城の近くで時間はかかないのでぜひ立ち寄ってみてください。彦根駅からはバスかタクシーで行くことをおすすめします。バス停長曽根口天神前すぐの場所にあります。

    住所 滋賀県彦根市馬場1丁目3-10
    電話 0749-22-5631

    彦根神社

    彦根神社は彦根駅から約徒歩20分時間がかかりますが、ひこね芹川駅からは徒歩10分の場所にあります。御祭神は活津日子根命(イクツヒコネノミコト)が祀られており、彦根の名前の由来となった神様です。御朱印はなく住宅街に建つ小さな神社です。彦根に行く際はぜひ立ち寄ってみてください。

    住所 滋賀県彦根市後三条町122
    電話 0749-22-3727

    彦根城で話題の御朱印をもらおう!

    Photo by zunsanzunsan

    彦根城の御朱印についてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。御朱印やひこにゃんなど魅力が満載でした。赤備え御朱印をいただいた後はぜひ彦根の街も散策してみてください。

    佐藤みさこ
    ライター

    佐藤みさこ

    埼玉在住です。趣味は音楽が大好き!ライブやフェスによく行っています。旅行も好きで、一人旅もよくします。ライブの遠征がてら観光をして現地の美味しい食べ物を食べるのも好き!目標は47都道府県制覇です!

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