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伊丹空港~大阪駅までの行き方まとめ
伊丹空港と大阪駅は、どちらも関西における交通の拠点で、観光やビジネスでもたくさんの人が日々利用している場所です。伊丹空港は、1日に約370回も飛行機の発着があり、国内各地に向けて飛行機が行き来している関西三空港の1つです。
また、大阪駅はJRの路線において重要な拠点となっています。環状線や桜島線などの大阪府内を走る路線だけでなく、北陸方面や山陰方面への特急、新快速などによる関西の都市間をつなぐ電車といった、各地への路線の発着駅となっています。
JR以外にも、大阪駅周辺の梅田エリアには大阪メトロや阪急、阪神といった地下鉄や私鉄の駅が集結しており、合わせて商業ビルや飲食店も数多く立ち並んでいます。
伊丹空港から大阪駅を目指す人も、単に目的地までの中継地として向かうこともあれば、出張でビジネスを目的として行くこともあり、繁華街への観光をするために移動していることもあるため、同じ移動でも目的は様々です。
そして、伊丹空港と大阪駅の間を移動する際、行き方によって所要時間や料金はどの程度違ってくるのでしょうか。伊丹空港も大阪駅も、どちらも大阪府内ですが伊丹空港は豊中市、大阪駅は大阪市と市をまたぐので、多少距離はある位置関係となっています。
電車とバスを比較
伊丹空港から大阪駅の行き方を調べると、使われているのは主に電車とバスの2種類の行き方です。伊丹空港と大阪駅は比較的都市部にあり、特に大阪駅周辺は街中になるため公共交通機関の方が便利に使える場面も多いことから、電車とバスの利用が多くなっています。
公共交通機関を利用しての行き方は、時刻表もあらかじめ定まっており、検索がしやすいため初めて利用する際も便利です。
伊丹空港~大阪駅までの距離はどの位?
まず前提として、伊丹空港から大阪駅にかけては、道筋としておよそ13kmの距離があります。もちろん通常であれば歩いていくような距離ではありませんが、もし徒歩で伊丹空港から大阪駅まで行こうとするのであれば、大体2時間半から3時間かかります。
大阪の豊中市から大阪市への移動なので近くはありませんが、伊丹空港から大阪駅は遠い、と言い切るほどでもない距離の移動であることは知っておくと参考になるでしょう。
伊丹空港~大阪駅・所要時間の比較
伊丹空港から大阪駅までの行き方において、まずは所要時間を基準に比較してみましょう。乗り物に乗っている乗車時間が短くても、乗り換えや駅からの移動時間が長いこともあるので、スタート地点からゴール地点まで、トータルで見た所要時間で比較することが重要です。
伊丹空港から大阪駅までの行き方として電車とバスで比較した際に、所要時間にどれくらい差があるのか、どちらが便利に早く着けるのかについて、行き方の詳細も含めてまとめました。
電車の場合
伊丹空港から大阪駅まで電車を利用した行き方において、最も乗り換え回数が少なく楽なルートは「伊丹空港から大阪モノレールで蛍池駅まで向かい、阪急電車に乗り換えて大阪梅田駅まで行く」行き方です。ただし大阪梅田駅は阪急電車の駅なので、大阪駅とは場所が少し違います。
利用する時間帯にもよりますが、大阪モノレールが10分に1本程度、阪急電車も同程度の頻度で出ています。トイレや乗り換え方法に慣れないことで1本逃したとしても、次の電車に乗ればそれほど遅れずに済むので安心して利用出来る方法と言えます。
伊丹空港から大阪モノレールの大阪空港駅が徒歩5分程度の距離と想定されているので、空港から案内表示などはあるものの、念の為位置は調べておいた方がスムーズに行けます。
大阪空港駅は、位置関係としては伊丹空港の正面、中央ブロックにある到着口からまっすぐ行った先にあるので、寄り道せずそのまま行けば、あまり迷うことはありません。お土産の購入や飲食店で一息ついてから伊丹空港を出るような場合には、現在地と到着口の位置を確認しましょう。
また、電車を利用した別のルートもあり、別ルートでは阪急電車でなく北大阪急行(御堂筋線と重複)を利用します。伊丹空港を出て大阪モノレールに乗って千里中央駅で北大阪急行に乗り換え、御堂筋線の梅田駅に到着した後は梅田駅からJRの大阪駅に徒歩で向かうといった行き方です。
梅田駅までは30分程で到着
伊丹空港から大阪駅まで、電車を利用した上記の方法で移動した場合における所要時間ですが、電車での移動におよそ30分、伊丹空港から大阪空港駅までの徒歩で5分、阪急電車で大阪梅田駅まで到着してから大阪駅まで向かう際の徒歩で5分以上かかります。
結果として、電車や徒歩を含めたトータルの所要時間を考慮すると、伊丹空港から電車で大阪駅まで行くなら50分弱見ておいた方が良いでしょう。と言うのも、大阪駅周辺は駅やビルの位置関係が入り組んでおり、慣れていないと迷ったり道順を確認したりする可能性が高いためです。
さらに、大阪駅周辺は、他の地方から来た人が驚くこともあるくらい人の歩くスピードが早く、慣れない土地ということも相まって焦りやすい要素が多くなります。
大阪梅田駅から大阪駅までは徒歩移動以外の方法は難しい上に、伊丹空港を利用する場合大きい荷物を抱えて移動する可能性が高いので、徒歩移動の時間は多めに見ておきましょう。
一方、千里中央駅を経由し、北大阪急行を利用した場合の電車移動でも、梅田駅から大阪駅までが徒歩になるという点は同様です。また、千里中央駅経由の行き方の場合は大阪モノレールの駅から北大阪急行(大阪メトロの御堂筋線と同様です)のところまで徒歩移動で4分程度かかります。
千里中央駅経由ルートの場合、徒歩移動や電車の頻度を考慮すると所要時間は1時間程度と長くなってしまうので、所要時間を最短にしたいのであれば、最初に挙げた蛍池駅経由の、阪急電車を利用した行き方がおすすめです。
バスの場合
伊丹空港から大阪駅まで、バスを利用した行き方は、大阪空港交通や阪神バスが運行しているリムジンバスに乗っていくのが最も手軽です。伊丹空港からは京都や奈良、神戸など関西の各地に向かうリムジンバスが出ており、行き先の1つに大阪駅方面も含まれています。
リムジンバスであれば、伊丹空港から大阪駅すぐの大阪マルビルまで乗り換えなしの1本で行くことが出来るため、乗り換えでバタバタしたくないという人に向いている行き方です。
また、空港から出ているリムジンバスの利点は、大きい荷物を持った乗客を想定して運行していることです。リムジンバスは車体のほとんどにトランクルームが設けられており、キャリーケースなどの大きい荷物はトランクルームに入れて目的地まで走ってくれます。
通常の路線バスの場合、キャリーケースを持っての乗車は出来なくはないものの座席が1つ埋まってしまい、混雑時はひんしゅくを買うといった問題がありますが、リムジンバスはその心配がなく、バスに乗っている間は少しの手荷物だけでゆったり座って過ごせるのが嬉しいポイントです。
もちろん、リムジンバスで大きな荷物を預けて利用する際は貴重品や精密機器は手元に確保しておくといった注意は必要となります。上手く使えば長旅の疲れも癒せるのがバスの長所です。
空港からバスが出ている頻度としては、昼間の時間帯であれば10~15分に1本程度走っているので、電車での行き方と同様、ゆっくり行って1本逃したとしてもそれほど焦らずに済みます。
注意点としては、伊丹空港からバスに乗る際の乗り場は同じ場所なのですが、大阪駅側の降り場についてはダイヤによって大阪マルビルの他、新阪急ホテルやホテル阪神と到着する場所が違うので、乗る前にどこに降りるバスなのかは確認しておくようにしましょう。
伊丹空港から大阪駅の方面へ出るバスは、降り場が「ホテル阪神」「ハービス大阪」「新阪急ホテル」「大阪マルビル」の4つのどこかになります。どれも大阪駅周辺の場所ですが、新阪急ホテルは大阪駅から見て北側にあり他3つは南側と、大阪駅との位置関係は異なります。
普段大阪駅周辺に行くことがある人も、南側は知っているけれど北側は全然知らないということもありえるので、大阪駅への道順や位置関係の把握は大切です。
そして、伊丹空港からバスに乗る場合、バスの乗り場は伊丹空港の中央ブロックから出てすぐのところ、両脇の位置に1番から13番までの乗り場が設けられています。大阪駅方面へ向かってくれるバスは9番の乗り場で、伊丹空港のターミナルビル出口からも近い位置です。
渋滞が発生していなければ大阪駅まで約30分で到着
伊丹空港からバスを利用して大阪駅まで移動するなら、所要時間としてはおよそ30分とされています。ただし、これは運行がスムーズに行った場合の所要時間です。バスという乗り物の特性上、道が渋滞してしまうと所要時間が30分を越えてしまうことは十分に考えられます。
また、バスに乗っている乗車時間としては30分ですが、伊丹空港からバス乗り場、バスの降り場から大阪駅までの移動も含めると所要時間はもう少し長くなります。伊丹空港からバス乗り場への徒歩が初めてならおよそ7分、大阪マルビルから大阪駅までの徒歩がおよそ6分かかります。
結論として、伊丹空港から大阪駅まで、バスを利用した行き方での所要時間はトータルで見ると45分程度だと予測しておいた方が良いでしょう。
伊丹空港~大阪駅・料金の比較
所要時間においては、伊丹空港から大阪駅まで移動するのであればバスの方がやや短く、早めに着きたいならバスが良いことが分かりました。では、電車とバスを比較して伊丹空港から大阪駅までの料金が安いのはどちらの方法になるのでしょうか。
先程の所要時間と同様、電車とバスでそれぞれ伊丹空港から大阪駅への移動にかかる料金をまとめた上で、どちらが安く移動出来るのかを比較しました。
電車の場合
伊丹空港から電車で大阪駅まで行くなら、「大阪モノレールと阪急電車」を利用する方法と「大阪モノレールと北大阪急行」を利用する方法の2種類があることについては、上記でご説明した通りです。
2種類の方法において、所要時間が短いのは阪急電車を利用する方ですが、料金についてもおすすめなのは阪急電車を利用する行き方です。阪急電車を利用した行き方は料金が合計430円、北大阪急行を利用した行き方は料金が合計710円で、出発地と目的地は同じでもかなりの差があります。
以上のことから、電車で伊丹空港から大阪駅まで移動するのであれば、料金は430円が最安値と言えます。
バスの場合
次に、伊丹空港からバスを利用して大阪駅まで向かった行き方で発生する料金ですが、大阪空港交通や阪神バスでの行き方なら、650円で伊丹空港のバス乗り場から大阪駅近くの降り場まで行くことが出来ます。
大阪マルビルや新阪急ホテルといった降り場から大阪駅までは徒歩移動と考えると料金は0円なので、バスで大阪駅まで行くのであれば料金は650円として問題ありません。
結論として、伊丹空港から大阪駅まで行く際はバスであれば650円かかるので、電車での料金430円と比較すると、割高に感じられるでしょう。
また、バスの利用で心配なことの1つが、料金の支払い方法です。伊丹空港からのリムジンバスにおいては、リムジンバスを運行している会社によって少し違っています。大阪空港交通が運行している方のバスでは、乗車前に券売機もしくは係員の人から乗車券を購入することとなっています。
すべてのバスではありませんが、大阪空港交通のバスであれば、一部はICカードでの料金支払いも可能となっています。一方、阪神バスが運行している方では乗車前に券売機もしくは係員の人から乗車券購入、までは同様ですが阪神バスなら旅行代理店で購入することも出来ます。
事前に購入しておけるのは阪神バスの方ですが、乗るバスが都合良く阪神バス運営のものとも限りません。最も確実な方法としては券売機での乗車券購入なので、到着口からバス乗り場までの間にある券売機で、余裕を持って購入しておくと安心です。
伊丹空港~大阪駅・電車とバス移動どちらがおすすめ?
伊丹空港から大阪駅まで行きたいならば、所要時間ではバスの方が早く、料金では電車の方が安いことが分かりました。その上で、所要時間と料金、2つの条件を考慮してどちらの行き方を選ぶべきなのでしょうか。
伊丹空港からの移動として考えると、電車は「渋滞というブレを気にせず安く行ける方法」、バスは「多少ブレはあるがお金をかけてでも早く行ける楽な方法」です。もちろん電車でも人身事故などで遅れる可能性もありますが、渋滞よりは発生する可能性は低く、確実性は高くなります。
コスパと確実性、という点で選ぶのであれば、伊丹空港からは電車での移動がおすすめです。一方、バスも利点は多く、所要時間が短いということの他に「1本で行けるので楽」という点を重視し、バス移動を選択する人も多くいます。
伊丹空港を利用する人には、キャリーケースを持っている人や、フライトの移動で疲れている人も多くいます。そういった人がバスを選ぶのは、疲労状態から乗り換えを気にしてキャリーケースを転がして移動するよりは、多少料金がかかってしまっても良いという考えです。
「確実性とコスパの電車」「楽で早いバス」として、両者の利点を考えた上で自分に合った行き方を選びましょう。
伊丹空港~大阪駅・その他移動手段を調査
伊丹空港から大阪駅への移動について、電車とバスという2種類の行き方を比較する形で解説してきましたが、自家用車やタクシーといった、さらに別の行き方も可能です。本章では、電車やバスといった公共交通機関以外の、伊丹空港から大阪駅へ行く方法についてご紹介していきます。
伊丹空港から大阪駅まで移動する費用や移動速度を考えると電車やバスの方がもちろん便利ではありますが、時と場合、荷物事情などによって車やタクシーといった移動手段が視野に入ることもありえます。
そういった場合に困ることのないよう、今から解説する情報も、参考程度に知っておいてください。
車の場合
伊丹空港には、降車専用レーンや送迎スペース、駐車場があるので、伊丹空港に到着した人を迎えに行き、車で大阪駅まで向かうことが可能です。ただし、送迎スペースは無料で利用出来るのは15分までで、15分を超えると500円、以降も30分ごとに利用料金が加算されていきます。
また、駐車場については30分以内であれば無料で利用出来るようになっており、繁忙期以外であれば1時間300円という料金設定であるため、伊丹空港の中まで出迎えに行くのであれば送迎スペースよりも駐車場を利用した方がお得です。
自分の運転で伊丹空港へ行って飛行機に乗り、数日後伊丹空港へ戻ってきて伊丹空港の駐車場に駐めていたマイカーで再度運転して大阪駅や自宅へ向かう、という方法もレアケースですが存在します。ただ、かなりの駐車料金がかかってしまうのでおすすめの手段ではありません。
伊丹空港から大阪駅まで、車を運転していった場合は阪神高速道路を利用すれば15分、下道だけであれば30分程度かかります。何が何でも急ぎたい場面では、高速道路を使う方法も視野に入れておいても良いでしょう。
単純なコストパフォーマンスの点では良いとは言えない、伊丹空港から大阪駅までの車移動ですが、楽器などの大きく特殊なものを運ぶ時には有効な行き方です。
また、車移動と言うとマイカーが注目されがちですが、レンタカーを用いた車移動も行き方の1つです。伊丹空港のターミナル内にはレンタカー会社のカウンターがあり、有名なレンタカー会社が数社入っているので、伊丹空港内でレンタカーの手続きが可能となっています。
伊丹空港に着いた後、大阪駅だけでなく他の観光地へ行く予定もあり、時刻表を気にせず自由に移動したいのであればレンタカーで移動することも出来ます。
タクシーの場合
自家用車での車移動があるなら、タクシーを使って伊丹空港から大阪駅まで向かうことも出来ます。伊丹空港は到着口から真正面に出たところにタクシー乗り場があり、手早くタクシーに乗り込めるようになっています。タクシー会社を指定したいなどの事情があるなら、事前連絡も可能です。
伊丹空港からタクシーに乗って大阪駅まで向かう場合、ネックとなるのはやはり料金の高さです。混雑状況などにも寄りますが、伊丹空港から大阪駅までの距離であれば4500円程度かかるつもりはしておいた方が良いでしょう。
手軽に使える上に、公共交通機関と違い周囲に気を使わないので楽な方法ではありますが、その分多くお金を支払って良いという考えでないならば、そこまでおすすめは出来ません。
深夜や早朝の場合はタクシーが便利
楽ではあるものの料金の高さが難点となっているタクシーでの移動ですが、伊丹空港から大阪駅まで、公共交通機関を利用して移動する場合の弱点をカバー出来る方法でもあります。その弱点とは、早朝や深夜において、公共交通機関が利用出来ない、または本数が少ないという点です。
伊丹空港に到着するフライトが深夜、または早朝の場合、早く大阪駅に到着したくてもバスや電車が運行していないことは十分にありえます。また、深夜や早朝は、昼間は10分、15分に1本程度の間隔で運行しているものが1時間に1本ということもあるため、乗り換えに時間がかかります。
その日の最終便で伊丹空港に着いたけれど、大阪駅までの移動はどうしようと困ってしまうことの無いように、タクシーという便利な移動手段も候補に入れておきましょう。
伊丹空港~大阪駅まで状況に合った移動手段を使おう!
伊丹空港は大阪駅など大阪の中心地からも比較的近い空港であるため、関西圏をはじめとして観光・ビジネスと様々な目的での利用者が多い空港です。利用者の層も幅広いため、大阪駅まで移動する方法も、コスパや荷物事情などに応じて多種多様に用意されています。
今回、伊丹空港から大阪駅まで主に電車とバスの2種類に加えその他の行き方をご紹介しましたが、移動の目的に応じて、自分にとってベストな移動手段で快適に移動してください。