アメリカのコンセント情報を解説!電圧や形など日本の規格との違いもまとめ

アメリカのコンセント情報を解説!電圧や形など日本の規格との違いもまとめ

間違った電子機器を使うと故障や発火の原因になります。日本とアメリカの電圧の違いやコンセント形状など、持参した電子機器が安全に使えるよう役立つ情報をご紹介します。アメリカへ行く前に現地のコンセント事情を把握しておきましょう。

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    記事の目次

    1. 1.アメリカのコンセントについて詳しく解説
    2. 2.コンセント電圧が異なる弊害
    3. 3.アメリカ・コンセント周波数
    4. 4.アメリカと日本・コンセント形状比較
    5. 5.おすすめ変圧器情報を紹介
    6. 6.アメリカ・コンセント延長ケーブルを紹介
    7. 7.アメリカ旅行ではコンセントに注意!

    店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。

    アメリカのコンセントについて詳しく解説

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    ハワイやグアム、ニューヨークなど日本人が行く海外ランキングでも上位をしめるアメリカですが、充電器やドライヤーなどの電子機器を持って行く際は注意が必要です。日本とアメリカの電圧の違いやコンセントの形状、持参すると便利なアイテムなどご紹介します。

    初めて海外へ行く方やアメリカに行ったことのない方がチェックしておきたい電圧やコンセントに関する情報です。海外対応の電気機器は電気量販店でも販売していますが、安く入手するならネットがおすすめです。荷物をまとめる直前ではなく、前もって準備しておきましょう。

    電気機器の入力電圧を確認しよう

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    アメリカを含め海外へ行くなら各国のコンセント情報の確認をおすすめします。日本とアメリカではコンセントの形状や電圧に違いがあるため、日本の電圧に合わせた電気機器を使用すると故障する恐れがあります。電圧とは電気を流す圧力のようなもので、国際単位ではV(ボルト)を使用します。

    日本の電圧は100V、一方アメリカは120Vと電圧量に違いがあることを覚えておきましょう。ちなみに日本と同じアジアでありながら韓国は220Vが主流です。ミャンマーは220~240Vとなり、各国で電圧に違いがあることがわかります。旅行へ行く前にコンセント情報をチェックしておきましょう!

    対応していなければ変圧器

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    電圧に対応していない電気機器を使用すると故障の原因になってしまい、最悪の場合、故障だけでなく宿泊先に迷惑をかけてしまう場合もあります。日本の電圧とアメリカの電圧には違いがあるため、対応していない電気機器を使用する場合は変圧器を使うことになります。

    日本にいると変圧器を使う出番はないですが、アメリカなど日本以外で電気機器を使用するなら変圧器の情報はチェックしておきたいところです。変圧器とは電圧を変える機器です。鉄心にコイルを巻き付けた形状で、小さなものなら充電器とさほど差のない大きさのため荷物の負担にはなりません。

    変圧器は様々なタイプが販売されています。大きさや重量、対応している電気機器など変圧器によって特徴も様々です。手持ちの電気機器との相性をチェックして変圧器を選ぶのがポイントです。

    コンセント電圧が異なる弊害

    Photo byDryHeartStudio

    日本のコンセント電圧は世界で最も低い100Vですが、アメリカは先述したように120Vと違いがあります。アメリカだけに限りませんが、国や地域によっては電圧事情が不安定です。低いコンセント電圧量にも関わらず安定性を維持しているのは、日本ならではなのかもしれません。

    日本と電圧量に違いがあるアメリカで、日本のコンセント電圧にのみ対応した電気機器を使用すると正常に作動しないことがあります。ドライヤーやヘアアイロンなど日本からアメリカへ持ち出したい電気機器がある場合、あらかじめ手持ちの電気機器に掲載されている電圧情報を確認します。

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    アメリカを始め海外旅行へ行く際、普段使用している電気機器を持って行くならコンセント電圧情報のチェックが必要です。特に初めての海外旅行や初めてハワイなどアメリカへ行く方はコンセント情報の違いや形状など確認しましょう。

    ドライヤーは特に注意が必要

    Photo by neco

    アメリカなど海外のホテルに設置しているドライヤーは簡易的なものがほとんどです。日ごろから癖毛に悩んでいる方や身なりにこだわりたい方にとって、ドライヤーやヘアアイロンはマストアイテムという方も多いでしょう。しかし、アメリカの電圧に対応していない場合は注意が必要です。

    アメリカのコンセント電圧に対応していない電気機器を持って行くなら、電圧の違いを解消する変圧器で対応できると先述しました。しかし、ドライヤーのような定格容量が大きいものは変圧器の形状が大きく、重さもあるので荷物の負担になるといいます。

    アメリカの電圧に変換するドライヤー対応の変圧器は他よりも高い価格帯です。ドライヤーやヘアアイロンのためだけに形状が大きく、高価な変圧器を購入するのはあまりおすすめできません。

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    日本のコンセント電圧にのみ対応したドライヤーなど電子機器は、アメリカはもちろんヨーロッパなどでも使用できず故障の原因となります。まだ故障ならいいですが、煙が出たり発火したりと危険な場合があります。アメリカのコンセント電圧や持ち込むドライヤーの電圧情報を確認しましょう。

    ドライヤーを現地へ持参する際、アメリカの電圧に変換させる変圧器が必要です。しかし、形状が大きく高い点や数回のみの使用という点を考慮すると現実的でないという情報もあります。

    アメリカとのコンセント電圧の違いを解消し、変圧器を持って行かずに使用するなら海外対応のドライヤーやヘアアイロンがおすすめです。例えば100V・120Vと200V・240Vの切替えを手動もしくは自動で簡単に変換できるものがあります。アメリカだけでなく海外対応なので長く使用できます。

    アメリカ・コンセント周波数

    Photo byOpenClipart-Vectors

    アメリカのコンセント電圧の違いは先述した通りですが、周波数について情報をまとめました。周波数は一定時間内に繰り返す電気振動の数を指します。日本は静岡県と新潟県のある地域を境として周波数に違いがあり、世界でも珍しいといわれています。

    東側が50Hz、西側は60Hzと国内で分かれているのが特徴です。アメリカのコンセント電圧は120V、周波数は日本の西側と同じ60Hzとなります。

    モーターやタイマー内臓機器は周波数に注意

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    周波数はアメリカと西日本が60Hzで同じです。電気機器の説明書や表示に周波数が掲載されているので情報を確認してください。電気機器に50・60Hzと両方記載されている場合は、アメリカの周波数に対応しています。一方、50Hzと単独表示されている電気機器は使用できません。

    特に周波数と大きな関わりを持つのがモーターやタイマー、トランスの内臓機器です。周波数を基にしてタイマー機能が働く電子機器があり、周波数の違うものをアメリカで使用すると正常に作動せず、また故障してしまう可能性があります。

    電気時計やヘアアイロンなどは正常に動かなかったり、性能が変わってしまったりする恐れがあるため、コンセント電圧と一緒に周波数の情報もチェックしましょう。

    アメリカと日本・コンセント形状比較

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    携帯電話やデジカメ、パソコンやドライヤーなどアメリカで使用の際はコンセント電圧や周波数だけでなく、コンセントの形状も確認する必要があります。アメリカを含め海外のホテルでは、コンセントの形状を変える変換プラグの貸出をしていないのがほとんどです。

    たくさん写真を撮ったり、行先を調べたりと携帯電話を使う機会は多く、コンセント充電できないとかなり不便です。日本とアメリカのコンセントの形状についてご紹介します。

    日本のコンセント

    Photo by けんたま/KENTAMA

    コンセントの形状は、A・B・C・Oなど数種類あります。日本と世界でコンセントの形状に違いがあり、日本で一般的に使用されているのは縦穴が2つあいたAタイプのコンセントです。

    アメリカのコンセント

    Photo by haru__q

    一般的にアメリカは日本と同じAタイプのコンセントですが、同じアメリカ国であっても地域によってはAタイプではないコンセントの場所もあるといいます。例えばアルゼンチンはOタイプでチリはCタイプ、ブラジルはAもしくはCタイプと違いがあるため、アメリカの行先で情報確認が必要です。

    北アメリカはAタイプのため違いがなし

    Photo by shishamo72

    北アメリカは日本と同じAタイプのコンセントの形状をしています。また、人気観光地であるハワイやグアムの中央アメリカもAタイプのコンセントです。アメリカの電圧と周波数に対応した電子機器であれば、変換プラグを用意しなくても問題なく使用できます。

    北アメリカや中央アメリカのコンセント情報や海外対応の電気製品を調べず、変圧器や変換プラグを持って行って結局使わなかったという意見もありました。余計な荷物を増やさないためにもあらかじめ現地のホテル情報や口コミをチェックしておきましょう。

    おすすめ変圧器情報を紹介

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    電圧の違いを解消するのに役立つ変圧器をいくつかピックアップしてご紹介します。アメリカ以外でも使用できる変換プラグ付きやトランス式、USBポート搭載のものなど多様な変圧器が出回っています。

    1:海外旅行用変圧器 変換プラグ付き

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    変換プラグ付きの海外旅行変圧器です。電源タップとUSB充電、アダプターとがセットになった変圧器は各アダプターを用意する必要がなく、荷物が少なく済みます。また、アメリカのみならずBタイプやOタイプにも対応し、海外旅行に欠かせないアイテムです。

    90~240Vの電圧を日本で使用している100Vの電圧に変換するため、手持ちの充電器など電子機器に対応します。Aタイプのコンセントを2口とUSBポートを4つ完備し、携帯電話やパソコンなどを一緒に充電でき余計な時間や手間がかかりません。

    サイズは幅151mm×奥行80mm×高さ28mm、本体重量は250gです。許容消費電力200Wを超えないよう注意してください。

    2:TRYACE 海外旅行用 変圧器

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    200ヵ国に対応した「TRYACE 海外旅行用 変圧器」です。220~240Vを100~120Vのコンセント電圧に変換し、ヨーロッパなど海外の宿泊先でも問題なく使用できます。海外プラグの形状に合わせ4つのソケットを装備しており、アメリカ以外の国にも対応しています。

    定格消費電力は2000Wなので超えないよう注意してください。アダプターモードではスマホやデジカメなどの充電に対応、一方コンバータモードは非電子式の電気機器に使用します。ドライヤーも使用できますが、性能や種類によって対応していないものもあり確認が必要です。

    3:日章工業 変圧器 海外 旅行用 トランス式

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    続いてご紹介するのは「日章工業 変圧器 海外 旅行用 トランス式」です。入力電圧はアメリカより高く220~240Vで出力電圧は100Vとなります。サイズは幅60×奥行105×高さ62mm、本体重量は710gとやや重いです。プラグ形状がCタイプであり、アメリカで使用はできません。

    オーストラリアや中国、ヨーロッパなどの国に対応しています。変圧器には電子式とトランス式の2種類あり、電子式は温度調節機能の付いていない製品に使えます。ドライヤーなど消費電力の大きな電気機器に対応しています。

    一方、トランス式は規定容量の電力でスマホなどの精密機器の使用が一般的です。電子式は比較的軽量ですが、トランス式は規定容量の大きさによって変圧器自体が重くなります。

    4:海外 変換プラグ コンセント 変換

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    軽量で荷物の邪魔にならず持ち運びしやすいサイズです。重量は100gと軽く、サイズは77×50×39mmとなります。ひとつの製品でアメリカや中国などのAタイプ、ヨーロッパのCタイプ、シンガポールなどのBFタイプとオーストラリアのOタイプに対応しています。

    スマホやデジカメを同時充電できる2USBポート搭載です。注意したいのが変圧機能がない点です。あくまでコンセントの変換プラグになるため、使用する電子機器は旅先の電圧に対応したものを使いましょう。

    アメリカ・コンセント延長ケーブルを紹介

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    意外と盲点なのが延長ケーブルについてです。アメリカなど海外対応の電子機器なら大丈夫と安心しがちですが、延長ケーブルを使うなら注意が必要です。というのも、電子機器だけでなく延長ケーブルもアメリカの電圧に対応しなければならないためです。

    海外の電圧に対応していない延長ケーブルを使うと漏電したり、発火したりとトラブルになる可能性があります。日本の場合、ベッドの枕元にコンセントを設置したホテルもありますが、海外では不便なこともあります。ストレスなく充電できるよう、あらかじめ延長ケーブルがあると安心です。

    TESSAN 電源タップ 延長コード 1m

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    「TESSAN 電源タップ 延長コード」は電圧100~240Vまで対応するため、アメリカでも問題なく使用できます。コードの長さは1mとちょうどよく、まるめて収納するのにも適しているサイズ感です。コードは本体の横に付いており、デスク上でも邪魔になりにくいといいます。

    表面と側面に合計4つのACタップと2USBポートを搭載しています。同時充電が可能で6つの電子機器を繋ぐことができます。燃えにくい素材を使用し、ショート保護や過熱防止などの機能を備えています。

    アメリカ旅行ではコンセントに注意!

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    海外へ行く際は普段使っているスマホを持参する方がほとんどで、出先で地図や時間を調べるのに欠かせません。充電が切れたなんてことにならないようホテルでは充電する必要があります。海外は日本と電圧やプラグの形状が異なりますが、アメリカは電圧のみ違います。

    電子機器がアメリカの電圧に対応していないと故障や発火の原因となるため、海外に対応した電子機器や変圧器を使用してください。電子機器の裏や説明書などに電圧や周波数が記載されています。現地でも使えるなら変圧器の購入は不要なので事前に見ておきましょう。

    anemone4
    ライター

    anemone4

    生まれも育ちも福岡のanemone4です。ホッキョクグマや犬が好きで愛犬チワワにいつも癒されています。上手ではないですがカラオケが娯楽の一つで友人と7時間は歌っていることもあります。

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