軽井沢へ行ったら白糸の滝ははずせない!アクセスや周辺の観光スポットは?

軽井沢へ行ったら白糸の滝ははずせない!アクセスや周辺の観光スポットは?

白糸の滝は自然豊かな軽井沢随一の観光スポットで、岩盤からの湧水が流れ落ちる優美な滝です。夏に開催されているプロジェクションマッピングは「日本夜景遺産」に認定されています。今回はそんな白糸の滝の魅力やアクセス、周辺にある軽井沢観光スポットなどを紹介します。

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    記事の目次

    1. 1.軽井沢随一の観光スポット・白糸の滝を見に行こう!
    2. 2.軽井沢・白糸の滝って?
    3. 3.軽井沢・白糸の滝の見どころ
    4. 4.軽井沢・白糸の滝と合わせて行きたいおすすめの滝
    5. 5.軽井沢・白糸の滝の周辺観光スポット
    6. 6.軽井沢の白糸の滝は一度は訪れたいスポット!

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    軽井沢随一の観光スポット・白糸の滝を見に行こう!

    Photo by vera46

    季節ごとに自然の豊かさを感じられる軽井沢には、風光明媚な景色を満喫できる景勝地として名高い「白糸の滝」があります。清涼感のある空気の中でマイナスイオンを存分に感じることができ、軽井沢の自然の迫力を肌で感じることができるスポットです。

    白糸の滝は流れる水がまるで白糸や絹糸のように優美だと、その名が名付けられました。全国各地に白糸の滝はいくつか存在しますが、軽井沢にある白糸の滝が最も有名です。癒し効果のあるパワースポットとしても有名で、海外からも多くの人が訪れている軽井沢随一の観光スポットです。

    軽井沢は清涼感を求めて夏に訪れる人が多いですが、白糸の滝では四季折々で違った景色が見られるので、紅葉の季節はもちろん、雪が積もる冬だからこそ見られる絶景もあります。

    遊歩道を散策しながら行くのがおすすめ

    Photo by Kuruman

    駐車場から白糸の滝までは、遊歩道「信濃路自然歩道」が整備されています。平坦な道を150mほど散策すると、目の前に白糸の滝の美しい景観が広がります。遊歩道では、渓流や石積みに苔が覆われている様子など、写真映えするスポットがたくさんあります。

    遊歩道の脇には、白糸の滝からの水が流れる湯川があり、せせらぎを鳥のさえずりと一緒に楽しんで散策することができます。この湯川は日本で一番長い川となる信濃川/千曲川に合流していきます。遊歩道をゆったり散策していると、とても心地がいいです。

    軽井沢・白糸の滝って?

    Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

    白糸の滝は岩肌や地下から湧き出る湧水を利用して、観光用に作られた人造滝です。浅間山の伏流水なので天候に関わらず一定の水量があり、雨が降っても水は濁らず常に澄んでいて、透明度が高いのが白糸の滝の特徴です。

    また浅間山の火山活動による地熱により、地下水としては温度が気持ち高めなので、真冬でどんなに寒くても凍ることはありません。白糸の滝から流れ落ちる水に触ることができたら、ぜひ確かめてみてください。

    軽井沢と北軽井沢沿いにある滝

    Photo by bizmac

    白糸の滝は浅間山の東麓に位置しています。軽井沢は長野県と群馬県にまたがり、長野県側の軽井沢エリアと群馬県側の北軽井沢エリアに分かれています。その2点を繋いでいるのが「白糸ハイランドウェイ」で、白糸の滝は群馬県との県境付近の白糸ハイランドウェイ沿いです。

    高さ3メートル幅70m

    Photo by wongwt

    滝というと高いところから水が落ちていくイメージがありますが、白糸の滝の高さは3mほどとわりと低めです。幅は70mほどで、大自然の中に白いレースの幕が長く広がっているような、とても絵になる景色です。

    アクセスするなら「白糸ハイウェイ」が便利

    Photo by CanadaPenguin

    白糸の滝への車でのアクセスは白糸ハイウェイを利用していきます。旧軽井沢から北軽井沢、草津温泉へぬける有料道路で、普通自動車だと片道400円となっています。

    春から夏にかけては新緑、秋から冬にかけては紅葉が見事なルートです。軽井沢の自然を楽しみながら白糸の滝を目指すことができます。白糸ハイウェイでは歩行や自転車、125cc未満のバイクでは通行できないのでご注意ください。

    Photo by pat_lau58

    白糸の滝への公共交通機関でのアクセスは、草津交通路線バスを使って行く方法があります。北陸新幹線の軽井沢駅から乗る場合は草津温泉方面に向かって23分ほどで、草津温泉から乗る場合には軽井沢駅方面へ向かって約1時間ほどです。白糸の滝バス停からは10分ほどの散策となります。

    白糸の滝には路肩に駐車スペースがあり、無料で利用できます。荒天の日や翌日には倒木の危険や地盤が緩んでいることもあるので避けた方がよさそうです。冬季は雪道走行となるので慎重な運転を心がけてください。

    住所 長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉小瀬
    電話番号 0267-42-5538(軽井沢観光会館)

    軽井沢・白糸の滝の見どころ

    Photo by kawanet

    白糸の滝は轟音を立てて流れ落ちるような激しさはありませんが、湧水でできあがった透明感あふれる軽井沢らしい滝です。また特徴あるフォルムや夜のライトアップなど美しい姿で観光客を魅了しています。

    その美しさを写真に収めるだけのために、わざわざ遠方から足を運ぶ人がいるほどです。写真に収めなくとも、白糸の滝周辺の視界いっぱいに広がる大自然は一見の価値があります。

    湾曲した美しいフォルム

    Photo by k14

    白糸の滝は、緩やかなS字状のカーブに滝が流れ落ちています。このフォルムがとても美しく、水が落ちるごとに表情を変えるパノラマに魅了されます。岩壁近くを観察すると、白糸の滝の岩肌から水が湧き出る様子を見ることができます。

    庭園風のたたずまい

    Photo by gtknj

    白糸の滝は全景が庭園風になっています。大自然の山奥に、庭園のように白糸の滝が広がるので、幻想的な風景でもあります。白糸の滝は人の手で造られたものですが、自然の美しさと調和し、軽井沢の景観を引き立てているのが見事です。

    ライトアップ&プロジェクションマッピング

    Photo byDeltaWorks

    白糸の滝では夏季と冬季にライトアップやプロジェクションマッピングイベントを開催しています。昼間に見る白糸の滝とは違った、神秘的な雰囲気を楽しむことができます。

    夏季のプロジェクションマッピングは70m広がるパノラマを利用した映像ショーで、「日本夜景遺産」に認定された軽井沢夏の風物詩です。白糸の滝は上信越高原国立公園の特別保護地域にあるのですが、国立公園でプロジェクションマッピングを開催しているのは白糸の滝が国内唯一となります。

    白糸の滝は夏場でも夜はかなり冷えますので、長袖の上着はあった方がいいです。冬は雪道を歩くことになりますので、暖かい服装と滑りにくい靴でお出かけください。

    開催期間・開催時間

    Photo by cloud.shepherd

    「軽井沢・白糸の滝プロジェクションマッピング」は7月下旬から8月下旬の金土日、お盆期間中は毎日、19時から21時まで開催されます。映像ショーは毎時00分から15分おきに1日9回の実施です。

    「白糸の滝真冬のライトアップ」は12月クリスマス時期の17時から19時、2月の初旬の17時半から19時半、3月初旬の18時から20時に、週末を中心に開催されています。冬はライトアップのみで、白糸の滝を見ながら星空も楽しめるような優しい光のライトアップになっています。

    2019年冬から2020年春の予定はまだ公表されていませんが、この時期に軽井沢周辺に行かれる方は、ライトアップに合わせて白糸の滝へ行かれてみてはいかがでしょうか。白糸の滝はプロジェクションマッピング中でも入場は無料となっていますが、混雑時は入場規制がかかります。

    軽井沢・白糸の滝と合わせて行きたいおすすめの滝

    Photo by yoshitomo1014

    軽井沢には白糸の滝以外にも見どころのある滝があります。時間があれば自然豊かな軽井沢で、周辺の滝巡りをするのがおすすめです。森林浴散策を楽しみながら滝を目指していけばいいハイキングになり、それぞれ違った滝の魅力を味わうことができます。

    「竜返しの滝」

    Photo by ozma.ht03a

    「竜返しの滝」は別名「珠数ケ滝(すずがたき)」とも呼ばれ、白糸の滝の近くにあります。白糸の滝に比べて規模は大きくありませんが、水力があり、激しく滝壺に水が流れ落ちていく様子を見ることができます。

    竜返しの滝の名前の由来は、竜のような大きな蛇が滝の激流に飲まれて滝壺に落ちたという伝説からきています。落差7m、幅2mほどなので大きくはありませんが、水量があるので迫力があり、観光客の少ない穴場の名瀑です。

    アクセス

    フリー写真素材ぱくたそ

    竜返しの滝へのアクセスは、白糸の滝でも使った白糸ハイウェイを利用します。竜返しの滝の駐車場からは歩いて15分ほどです。白糸の滝までの遊歩道と比べると、周辺はより木々に囲まれたエリアとなります。

    公共交通機関を使うアクセスは、白糸の滝と同じバスを利用する方法があります。「小瀬(こせ)温泉」停留所で下車して、15分ほど散策します。白糸の滝バス停から2つ軽井沢寄りになります。

    住所 長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉小瀬
    電話番号 0267-42-5538(軽井沢観光会館)

    「千ヶ滝」

    Photo by aclark71

    せっかく軽井沢へ行くならもっと自然を感じたい、ハイキングを楽しみたいという人には「千ケ滝」はいかがでしょうか。千ケ滝も軽井沢を代表する景勝地の一つです。

    千ケ滝はハイキングに時間をかけてじっくり森林浴散策を味わいたいという人におすすめです。滝壺までの道のりは「せせらぎの道」というハイキングコースが整備されており、水遊び場や渓流を見下ろせるようになっている木道の橋など、四季の変化に合わせてハイキングを楽しむことができます。

    アクセス

    Photo by CanadaPenguin

    車でのアクセスは、中軽井沢駅からせせらぎの道入口にある駐車場まで約15分ほどのドライブとなります。公共交通機関でのアクセスは、中軽井沢駅からバスが出ていますが、バス停からかなり歩くので車でのアクセスをおすすめします。

    車でのアクセスの場合、駐車場からは片道少なくとも30分くらい歩くことを想定しておいてください。途中で休憩できるスポットもありますので、景観を楽しみながらのんびりと散策して帰ってこられるスケジュールをたてておくと安心です。

    住所 長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉
    電話番号 0267-42-5538(軽井沢観光会館)

    軽井沢・白糸の滝の周辺観光スポット

    Photo by bizmac

    白糸の滝がプロジェクションマッピングやライトアップを開催している時期なら、昼に白糸の滝へ行ってから夕方まで周辺スポットをのんびり散策し、夜にまた白糸の滝へ戻るという楽しみ方もできます。

    白糸の滝の周辺には写真映えする人気の観光スポットがたくさんあります。どれも軽井沢らしく、自然に囲まれたおしゃれなところばかりなので、白糸の滝へ行かれる際には、周辺観光スポットへもぜひ足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

    「石の教会内村鑑三記念堂」

    Photo by Dal Lu

    「石の教会・内村鑑三記念堂」は石とガラスのアーチでできた荘厳なデザインの教会です。明治・大正時代のキリスト教伝道者・内村鑑三の功績を記念して建てられています。内村鑑三が唱えた「無教会思想」に基づき、十字架も祭壇もない、教会というよりは大きなアートのような建築物です。

    地下が内村鑑三記念堂、地上がとても長いバージンロードで有名な礼拝堂となっています。建築自体が自然の一部となるよう提唱したオーガニック建築で、周辺の緑によく馴染んでいます。教会内には自然光が差し込み、石の壁には水が流れているので清らかな水音が柔らかく響きます。

    Photo by Rmonty119

    夕刻のウェディングにはキャンドルが灯されとても幻想的で、結婚式に大人気のスポットです。式がなければ中も見学ができますが、休日などは式の予約がある時が多いです。外観を見るだけでも価値のある場所ですが、絶対に中を見たいという方は事前に問い合わせられた方がよさそうです。

    場所は星野リゾート「軽井沢ホテルブレストンコート」に隣接しています。アクセスは軽井沢駅や中軽井沢駅から車で約10分で、西武観光バスなら軽井沢駅から約20分ほどです。

    中軽井沢駅から星野リゾートまでは歩いて約20分ほどですが、坂があるので歩くのに自信がない方はバスやタクシーをおすすめします。ブレストンコート宿泊者は駅からの無料シャトルバスが利用できます。

    住所 長野県北佐久郡軽井沢町星野
    電話番号 0267-45-2288

    「ピッキオ」

    Photo by gcalsa

    ピッキオビジターセンターでは、野生動植物などの自然観察ツアーを開催しています。森のスペシャリスト「ピッキオ」スタッフが案内する野鳥の森でのバードウォッチングやムササビツアーなど、大人も子供も楽しめるツアーがたくさん用意されています。

    センター内にはトンボやカエル、水鳥が集う池があり、ソファから池を眺められるカフェもあります。冬には氷がはってスケートリンクになり、夜にはスケートリンクから星空を眺めるツアーも開催されます。

    フリー写真素材ぱくたそ

    星野リゾート内にあるので石の教会と同じアクセスですが、かなり奥に位置しているので、駅から歩いていくにはかなり大変です。近くにある「星のや軽井沢」宿泊者は軽井沢駅からシャトルバスが利用できます。

    住所 長野県北佐久郡軽井沢町 星野 軽井沢野鳥の森
    ピッキオビジターセンター
    電話番号 0267-45-7777

    「軽井沢絵本の森美術館」

    Photo byWokinghamLibraries

    「軽井沢絵本の森美術館」は、南軽井沢にあるミュージアムパーク「ムーゼの森」にある絵本がテーマの美術館です。展示館3棟と図書館があり、敷地内は「ピクチャレスク・ガーデン」で繋がっています。

    ピクチャレス・ガーデンは四季の野花が咲き、散策しながら展示館巡りができます。展示館のかわいらしい外観と合わせてフォトウェディングスポットとして人気です。

    ピクチャレスク・ガーデンには「森の願い」というシンボルツリーのコーナーもあり、絵本型の木札に願い事を託して、つるしておくことができます。ピクチャレスク・ガーデンは絵本の森美術館の入場料と一緒になっており、大人で900円です。

    Photo by iinduuu

    ムーゼの森には絵本の森美術館以外にも木製おもちゃがテーマの「エルツおもちゃ博物館・軽井沢」があり、館内にはカフェもあるので一緒に立ち寄ってみても楽しそうです。絵本の森美術館と2館共通セット券は、大人で1300円です。

    アクセスは、軽井沢駅から車で10分ほどです。公共交通機関の場合、軽井沢駅からは軽井沢町内循環バスを使って30分ほどです。

    住所 長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉182
    電話番号 0267-48-3340

    「軽井沢高原教会」

    Photo byJillWellington

    軽井沢高原教会は周辺が緑に囲まれた、結婚式に人気の教会です。結婚式ではハープとオルガンの演奏があり、新郎新婦は白馬の馬車で登場するというとてもロマンチックな演出があります。

    軽井沢高原教会では夏と冬にはキャンドルナイトが行われます。教会前に広がる無数のランタンは、軽井沢の星がこぼれ落ちてきたような光景です。期間中はハンドベルの演奏やゴスペルのコーラスなどがあり、無料で楽しむことができるようになっています。

    紅葉のシーズンにもライトアップがあるので、四季折々の行事が楽しめるようになっています。石の教会に近く、歩いて10分ほどなので、時間があれば散策がてら両方見学することをおすすめします。

    住所 長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉2144
    電話番号 0267-45-3333

    「ハルニレテラス」

    Photo by whitefield_d

    「ハルニレテラス」は軽井沢星野エリアの玄関口にある人気の観光スポットです。ウッドデッキ沿いに軽井沢らしいおしゃれなショップとレストランが集まっています。周辺には100本超の春楡(ハルニレ)が豊かに生い茂り、川辺には昼寝デッキやベンチがあり、散策に最適です。

    四季を彩るイベントも開催されており、ハロウィン装飾やクリスマスイルミネーション以外にも、梅雨時期には「アンブレラスカイ」というイベントも開催されています。

    傘のアーケードは日が暮れるとライトアップされ、幻想的な雰囲気が漂います。ハルニレテラスにあるウッドデッキが雨で濡れると、デッキ上にハルニレの葉や森の動物たちの模様が浮かび上がります。梅雨時にもぜひ行ってみたいスポットです。

    住所 長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉2148
    電話番号 0267-45-5853

    軽井沢の白糸の滝は一度は訪れたいスポット!

    Photo by fujitariuji

    白糸の滝は緑豊かな軽井沢の中でも、有名な景勝地です。湧水が流れ落ちているので雨でも濁りませんし、浅間山の地熱で冬でも凍らない珍しい滝です。湾曲したフォルムが美しく、夏と冬に開催される夜のライトアップでは昼とは違う表情を見せてくれます。

    周辺にも軽井沢らしい観光スポットが豊富ですので、まだ行かれたことがないという方は、ぜひ一度足を運ばれてみてはいかがでしょうか。

    Neo Sahara
    ライター

    Neo Sahara

    名古屋出身、関東の海辺エリアに住んでいます。お祭りなどのイベントを見に行ったり美味しいものを食べに遠出すること、パワースポット訪問、海外旅行が大好きです。オーストラリアでツアーガイドヘルパーをやっていたこともあります。記事を通して、旅やお出かけの魅力を伝えていきたいです。

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