沖縄石垣島のおすすめ観光・グルメスポット37選！人気のツアー情報も

沖縄石垣島は沖縄本島よりさらに南に位置する八重山諸島の島です。石垣島は、沖縄本島、西表島に次いで3番目に大きい島です。八重山の玄関口石垣島からは最南端の波照間島、最西端の与那国島、伝統的な街並みが残る竹富島などの離島行きフェリーターミナルがあります。

沖縄石垣島は美しい海とサンゴ礁に囲まれた屈指の観光地で、透明度の高い海や本州では見られない星空、南国独特のグルメなどたくさんの魅力に溢れています。

沖縄本島からさらに400km南に位置する沖縄石垣島は、島の中央に沖縄一の高さを誇る於茂登岳（おもとだけ）がそびえ、山岳部には亜熱帯の森があり、平野にはサトウキビや牧草地が広がります。特に川平湾が白保など世界屈指の青サンゴ礁が見られる場所もあります。

沖縄石垣島は八重山地方の人口の約9割が集中して経済の中心地です。沖縄石垣島と台湾との距離は約270mと那覇よりもはるかに近いこともあり、昔から台湾との関係が近い島でもあります。気候は本土のような四季と言うよりは夏（3月〜10月）と冬（11月〜2月）の2季に近いです。

沖縄石垣島は離島としては全国ナンバー1の利用客数を誇ります。2013年に新石垣空港「南ぬ島石垣空港」となってからは、ピーチ、ソラシドエアなどLCCが参入したことによって、石垣島が一気に身近になりました。

沖縄石垣島へのアクセスは飛行機のみです。石垣空港までは直行便で行く方法と那覇空港を経由する方法があります。沖縄県外から石垣島までの直行便は、空港によっては便数が少なかったり、全く無かったりもするので、その場合は那覇空港を経由して行くことになります。

沖縄石垣島の緯度はハワイのホノルルと同じくらい、沖縄本島より1〜2度気温が高いのでいつ旅行しても楽しめますが、旅行の目的によってベストシーズンが異なります。月別、目的別にまとめてみたので参考にしてください。

沖縄石垣島の1月2月は北風が強く小雨が多いです。海も波が高く荒れています。3月4月は寒暖の差が大きく晴れていると半袖で大丈夫ですが水温はまだ低いので、海で泳ぐには寒いです。5月6月はGW辺りから梅雨入りですが、本土と違いスコールがすぎるとすぐに晴れます。

沖縄石垣島の7月8月9月は真夏でジリジリと太陽が照り付ける海のシーズンですが、台風シーズンでもあるので注意が必要です。10月11月12月は晴れて泳げるような日もあれば北風が吹く寒い日もあります。

沖縄石垣島へとにかく安く行きたい方は、1月下旬、5月中旬、11月が最安値の時期で旅行社ツアーなど利用すると良いです。海で遊ぶなら5月の連休くらいから9月中旬くらいまでがベストシーズンです。3月下旬が海開きですが、実はまだ気温も水温も低いです。

沖縄石垣島にダイビング目的での場合はウエットスーツを着用するので1年中潜れます。釣りも1年中できますが、ボートでの海釣りは波が穏やかになる3月〜7月と10月〜12月あたりがベストシーズンです。食がメインのグルメ旅はいつでもベストシーズンです。

毎年夏になると日本にやってくる台風ですが、最近は沖縄より本州へも近づいて猛威を振舞っています。せっかくの石垣島観光を楽しみたいのに暴風で出掛けられない、飛行機も全て欠航になってしまっては楽しめません。沖縄石垣島で観光が楽しめるように台風シーズンを事前に知っておくと良いです。

日本に接近する台風は7月、8月、9月が多いと言われています。この時期は太平洋高気圧の勢力が強いため、コースが不安定です。過去のデータによると沖縄地方に接近している台風が多いのは6月〜10月です。特に7月〜9月に沖縄石垣島旅行を計画する際は台風情報に注意が必要です。

沖縄石垣島には南国ならではの自然が数多くあります。ガイドブック「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で3つ星にも選ばれた川平湾や素晴らしい観光スポットとアクティビティツアーなどを紹介していきます。

石垣島鍾乳洞は20万年もの時をかけて自然が作り出した日本最南端の鍾乳洞です。洞窟内には、シャコ貝などの化石が見つかったことから、かつては海底だったらしいです。鍾乳洞の成長が3年で1mmと日本で一番早く成長する鍾乳石です。全長3.2kmのうち約660mを公開しています。

トトロに似ていると話題になりトトロ鍾乳石と名前がついた鍾乳石や、長さ40m幅20m高さ6mの大ホールに無数の石筍が樹立しまるで神々の彫刻のようです。鍾乳洞内はイルミネーションでライトアップされてます。階段も多く足元は濡れてますので気をつけて歩くように注意してください。

石垣島の地元の人もよく通う「白保日曜市」は毎週日曜日に白保サンゴセンターで行われる地元主催のイベントです。わずか10時から13時までの3時間オープンしている白保日曜市は島独特の食材や民芸品の販売や観光客向けに舞踊や民謡などのライブも行われています。

白保日曜市で人気のカナっぱ弁当&おにぎりは見た目も味も島らしく、カナっぱとは色芭蕉（バナナの木）の葉のことで食事の皿やおにぎりに巻いたりします。他にも島のおばあが作ったアーサー（アオサ）のスープやサーターアンダギーやジューシーおにぎりなども人気です。

石垣市白保集落にある白保日曜市の会場白保サンゴセンターは新石垣空港から車約10分、石垣市街からは国道390号線を東へ約25分で到着します。会場から海まで徒歩0分の所にあるので海風を感じながらぜひ白保日曜市に行ってみてください。

八重山ミンサーは素材が木綿、組織が平織り、生地が石垣市と竹富町とする織物で、国の伝統工芸品です。特徴は五つと四つの絣に「いつ（五つ）の世（四つ）までも末永く」という思いが込められています。元々は藍一色の「ミンサーフ」という帯であります。

みんさー工芸館は、みんさー織の工程を見学できる工房と、歴史や移り変わりがわかる染織資料展示室、みんさー商品を展示販売している売店があります。外観は白壁に赤瓦屋根が生える建物で、地元や観光客で賑わっています。

みんさー工芸館では、八重山みんさー織製作の最終工程である織りを実際に体験できます。30分程度で仕上げられるコースターや、本格的なテーブルセンターやタペストリーまで指導員が丁寧に指導してくれます。気織りが初めての方でも楽しみながら体験できます。

桃林寺は、石垣島にある臨済宗妙心寺派の寺院で、八重山の中で最も古い仏教寺院です。木造の建物としては沖縄県で最も古く、薩摩藩の進言により琉球国王が1614年に創設されました。琉球赤瓦屋根の山門、両脇に設置された赤色の力強い仁王像、正面にあるお堂など、深い歴史を感じさせられます。

青の洞窟とはその名の通り、洞窟内が青色に光る神秘的なスポットです。太陽の角度、海面を反射する光、そして洞窟の形などの条件が揃って作られるコバルトブルーの海は自然が作り出した奇跡の絶景です。運が良いと洞窟内の海が反射して、まるで鏡のように映し出す光景を目にできます。

沖縄石垣島の青の洞窟は潮位によって全く違う絶景を見ることができます。満潮時はシュノーケリングやカヌー、スタンドアップパドルなど、干潮時は洞窟探索や浅瀬でシュノーケリングを楽しめます。青の洞窟のアクティビティを楽しめるツアーなどもたくさんあります。

伊原間サビチ鍾乳洞は日本で唯一海に抜ける鍾乳洞で、3億7000年前に海底隆起で生まれたものと言われています。洞窟内には鍾乳石やサンゴの化石などがたくさんあります。

15分くらいで出口で、右と左に分かれた道は右へ行くとパワースポットとして話題の場所で、左に行くとこぢんまりとしたビーチが広がります。

伊原間サビチ鍾乳洞は石垣島の北部にあり、石垣島の市街地から車で約1時間です。何と言っても見所は海を抜けた後に見えるビーチです。サビチ鍾乳洞へ行く際には必ず干潮時を狙いましょう。

石垣島最大の湾で、ラムサール条約で保護されている名蔵湾は、マングローブ林やシオマネキやドビハゼなどの様々な動植物を育み、多くの魚の稚魚を育てるゆりかごでもあり貴重なエリアでもあります。

県道79号線名蔵湾大橋の下に広がる「名蔵アンバル」は、名蔵川河口部に東西1.5km、南北2kmの干潟と周辺に自生するマングローブや原野が広がるエリアです。誰でも気軽に潮干狩りを楽しめ、干潮時には地元の人が貝を拾う姿も見られます。

沖縄石垣島の北東に位置する玉取崎展望台は、海を眺める景観地として島内でも1・2位を争う人気のおすすめスポットです。展望台では石垣島の美しい海や平久保半島を一望できます。展望台へと続く遊歩道には1年中ハイビスカスの花が咲いていて南国気分を味わうことができます。

バンナ公園とは石垣市街地の北部にあるバンナ岳を開発した県立森林公園です。規模は沖縄県内トップクラスで、公園の大半は車で回ることができます。また、バンナ公園には展望台が10ヶ所以上あります。

星空の観測用の「星空展望台」は夜になるとフロアや階段が星のように光り、おすすめのデートスポットです。国内で最も高い位置から一望できる「渡り鳥観測所」は鳥の卵の空をイメージした展望台です。

八重山の島々が一望できる「エメラルドの海をみる展望台」は、エメラルドの海と竹富島、西表島が見え、夜は夜景が綺麗に見えます。

沖縄石垣島の観光名所としてよく紹介される平久保崎灯台は、石垣島最北端の平久保崎にあります。白い灯台と青い海のコントラストが美しくおすすめの観光スポットです。市街地から車で片道120分と以外に遠い場所ですが、平久保灯台と最北端の碑は記念撮影にもおすすめです。

灯台の右側に見えるビーチは石垣島でもトップクラスの透明度です。どこまでも広がる青い海に思わず息を呑んでしまいます。平久保崎は夕日も綺麗です。夕方は訪れる人も少なく、海に沈んでゆく太陽をのんびりと眺めることができます。

石垣市立八重山博物館は、1972年の沖縄本土復帰の年に開館しました。八重山の焼き物であるパナリ焼や祭りに使う旗頭（はたがしら）や人頭税（にんとうぜい）時代の資料など、貴重な歴史資料や美術工芸品、民具、農耕具、漁具などが展示されています。

石垣市の市街地にある宮良殿内（みやらどぅんち）は、1819年に宮良親雲上当演（みやらぺーちんとうえん）が建てた、琉球士族屋敷です。琉球王国の士族階級の住宅様式として、国の重要文化財に指定されており、また敷地内の宮良殿内庭園は国の名勝に指定されています。

宮良殿内庭園の設計指導は首里の庭師・城間親雲上（ぐすくまぺーちん）によると伝えられます。庭園にはフクギやソテツなどが植えられ、琉球石灰岩を主な原材料とした五つの築山が北側を高く、次第に南側を低くという構成で築かれています。

この庭園は最南端で日本庭園の流れを知る上で貴重なばかりではなく、近世の沖縄の上流階級の庭園造りを最も良く伝えるもの一つと言われています。

新石垣空港から車で5分、島の東部に位置する白保海岸は、空港から市街地までの道中にあり、市街地からも車で20分とアクセスが良い人気のビーチです。約10kmにおよぶ天然の白い海岸線が広がっています。干潮時は沖まで歩いて行くことができます。

白保海岸といえば美しいサンゴ礁です。特に希少なアオサンゴが群生していて、北半球最大規模とも言われています。アオサンゴ以外もハマサンゴやウスモコサンゴなど70種類以上のサンゴが生息しています。白保海岸でシュノーケリングツアーなどのサービスもあります。

沖縄石垣島の南西の観音崎にある唐人墓は1985年に起こったロバート・バウン号事件で犠牲になった中国人の慰霊の為に建設されました。唐人墓には128人の中国人の霊が祀られています。また、同じ敷地内には太平洋戦争で犠牲になった米軍飛行士の慰霊と平和記念の為に建てられたものもあります。

1852年アメリカの奴隷船、ロバート・バウン号内で奴隷にされた中国人400人は暴動を起こし、船長らを撃ち殺し奪った船を操縦しましたが、石垣島の崎枝沖合で座礁してしまいました。上陸した380人の中国人は収容所に収容されましたが、その後バウン号の報告を受けたイギリス兵が砲撃しました。

さらに武装したイギリス兵とアメリカ兵が上陸し、中国人を射殺または捕獲しました。捕獲を免れた中国人は琉球王国に保護されましたが中国に生還できた人数は172人でした。古い石積みの墓碑が残された場所に1972年に中国風の様式で唐人墓を建立しました。

沖縄石垣島最西端に位置する岬で、シンボルの白い灯台から広がる景色は、雄大な海と西に約20kmの西表島が迫ります。冬場には断崖絶壁の岸壁に荒波が押し寄せる風景と加えて海難事故の慰霊碑と菩薩像もあり、どこか悲しさも感じられます。

初夏（４月から5月頃）には無数のテッポウユリが咲き、起伏のある丘を埋め尽くします。そして西端とくれば夕日です。天候さえ良ければ通年楽しめますので大海原に沈む夕日を堪能できます。

沖縄石垣島の西部に観音崎と呼ばれる岬の北、名蔵湾に面したフサキリゾートヴィレッジ前に広がるビーチは天然のロングビーチです。ホテルのビーチですが、宿泊客でなくても無料で利用できます。観光客、家族連れに特におすすめで、ウミガメも産卵に訪れる美しいビーチです。

フサキビーチは、シュノーケル、シーカヤック、マリンジェット、ドラゴンボートなどのマリンアクティビティが楽しめます。アクティビティツアーなども受け付けています。期間中はクラゲ防止ネットや監視員も常駐しているので安心して楽しめます。また夕日も綺麗です。

沖縄石垣島北部の久宇良集落の奥にあるビーチで、映画「花より団子」のロケ地としても使われた青い海と白い砂浜が美しいビーチです。透明度は高く砂浜の質も良く波も穏やかなので小さなお子様でも安心です。シャワーやトイレ、更衣室もあり、各種アクティビティツアーも楽しめます。

新石垣空港から車で約40分、石垣市内から国道390号線を北上し、県道206号線に入り久宇良を左折するとサンセットビーチに到着します。施設利用料として大人500円小人250円、駐車場1日500円です。遊泳時間は9:30〜18:00、遊泳期間は5月1日から10月15日までです。

米原ビーチは観光の人にも地元の人にも人気No1のビーチです。週末になると家族や仲間とBBQやキャンプをする人で賑わいます。石垣市街地から車で30分ほどで到着します。米原ビーチは全長約1kmの遠浅の白い砂のビーチです。

米原ビーチは遠浅なサンゴ礁とリーフに囲まれているため、波は穏やかになりサンゴ礁にはたくさんの熱帯魚が群れているので、シュノーケルに最適なビーチです。浜から200m程沖に泳ぐとリーフエッジのサンゴ礁の谷には大型の魚を見ることができます。

米原ビーチはカレント（離岸流）に注意が必要です。手前側は波が穏やかですが、簡単に沖合に行けるので知らないうちに流されてしまう危険性があるので、シュノーケルツアーなどをおすすめします。

真栄里ビーチはANAインターコンチネンタル石垣リゾートの目の前にあるリゾートビーチです。宿泊者以外でも利用可能で、パラソルやデッキチェアのレンタル、アクティビティツアーも楽しめます。シーズン中は監視員もいるので安心です。

真栄里ビーチは石垣空港から車で約20分ほど、市街地からも車で15分ほどでアクセスできます。広い駐車場と更衣室やシャワー、トイレもあり無料で使用することができます。真栄里ビーチで楽しめるアクティビティは10種類以上あり子供が楽しめる遊具もあります。

底地ビーチは石垣市の指定海水浴場として長年「日本一早い海開き」を開催し、全国に紹介されました。また、国指定の川平湾と共に沖縄県を代表する観光名所として知られています。モクマオウの林を抜けると、真っ白な砂浜が1kmも続くロングビーチはおすすめスポットです。

底地ビーチの右手に連なる石崎半島の先は、マンタと出会えるダイビングスポットとしても人気です。また、ビーチが西向きなので夕日スポットとしてもおすすめです。夜には満点の星空を眺めることもできます。

新石垣空港から車で約1時間、石垣市街からは約40分で到着します。干潮時は泳ぐことができないのであらかじめ潮の時間を確認する必要があります。海は遠浅で波も穏やかなので子供連れやファミリーのおすすめです。

沖縄本島、西表島に続いて県内3番目大きな島石垣島は、沖縄本島から飛行機で約1時間で到着します。マングローブ、美しいサンゴ礁に囲まれているので、ダイビングポイントとしても有名です。また八重山諸島巡りもおすすめです。

世界最大級の魚類で主に熱帯の海域に生息するマンタは海外の海に生息していることが多いのですが、石垣島周辺でマンタに遭うことができます。特に遭遇率が高いのが、石垣島の北西側に位置する「川平石崎マンタスクランブル」です。

川平石崎マンタスクランブルはその名の通りマンタが多いダイビングスポットであり世界有数の遭遇率の高さです。水深10mから20m前後で、潮の流れは比較的穏やかですが、時折強くなる事もあるのでダイビングには注意が必要です。

マンタとはエイの仲間で大きな体が特徴です。石垣島周辺に生息するマンタは「ナンヨウマンタ」という種類で、体長3mから4m前後です。性格は大人しくゆったりとしたペースで泳ぎます。ベストシーズンは9月から11月始め頃と5月から8月です。

マンタスクランブルへ行くには船が必要です。必ずダイビングショップを利用しましょう。石垣島にはたくさんのダイビングショップがあります。お店によって値段やツアー内容は異なりますので、事前に調べて予約をして起きましょう。

吹通川（ふきどおがわ）とは石垣市街地から車で約40分のところにあるマングローブ川です。吹通川周辺のヒルギ群落は国の天然記念物に指定されており、森林浴という言葉がとても合うおすすめスポットです。

マングローブというのは、熱帯から亜熱帯地域の川に、海水と淡水が混ざり合う「汽水域」に生える木の総称です。実は、海からの距離（海水の濃度）でそれぞれ自生している木が違います。根が蛸足のような「ヤエヤマヒルギ」や根がまとまっている「オヒルギ」などを見ることができます。

吹通川のマングローブを満喫するにはカヤック・カヌーツアーがおすすめです。吹通川を熟知したガイドに案内してもらいましょう。カヤックが初めてでもパドルの使い方や珍しい生物や森の中の植物などを丁寧に教えてもらえます。できれば事前の予約をおすすめします。

日本初星空保護区に認定された石垣島で星空観察を楽しみながら、亜熱帯に棲む野生生物たちと出会うナイトツアーです。季節によって出会える生き物は違いますが、ホタルやヤシガニ、フクロウが見られます。ホタルの季節は3月から6月頃です。

沖縄石垣島を語る上で絶対に外せないのが川平湾です。石垣島内でも随一の人気を誇る観光スポットで、青い海、白い砂浜など、一度見たら忘れられない景色です。気軽にサンゴ礁やカラフルな魚を見て楽しむならグラスボートがおすすめです。船に乗って濡れることもなく海の中を堪能できます。

今もなお、沖縄らしい古民家が立ち並ぶ竹富島は、国の重要伝統的建造物群保護地区に選定されています。サンゴの石垣に囲まれた赤瓦屋根の家々、白砂の小道、軒先を彩る花々はまさに沖縄の原風景です。竹富島は石垣島からフェリーでわずか10分で行くことができます。

沖縄石垣島にはガイドブックには載ってないですが、とても面白い観光スポットや、地元民に人気の絶景スポットがあります。その中から厳選した5つの場所を紹介していきます。

石垣島市街地から車で5分程度のところにある御嶽（うたき）です。航海の安全を祈願して作られた御嶽で、地元住民の信仰の場となっています。入り口は壮大な木々に囲まれており、厳粛な雰囲気を醸し出しています。1956年に琉球王府より国の指定有形文化財に指定されました。

沖縄石垣島の名勝「名蔵湾」を一望できる丘にある石垣やいま村は豊かな自然を背景に古き良き八重山の家並みを再現したテーマパークです。中南米原産のボリビアリスザルを自然に近い状態で飼育しています。手のひらに乗る程度のリスザルは人懐っこく、餌をあげるとすぐに寄ってきます。

沖縄石垣島の西側に位置するフサキリゾートヴィレッジは南国の草花に囲まれた、沖縄の赤瓦のコテージが特徴です。ホテルの目の前には天然のビーチが広がり、夕日の絶景スポットでもあります。またヴュッフェレストランや島のグルメが楽しめる創作料理店もあります。

野底岳は空港から車で約30分の場所にあります。標高282mと石垣島の中では2番目に高い山です。30分ほど登って行くと頂上の岩が見えてきます。海沿いにあって、視界を遮るものが全くないので頂上からは360度の絶景が楽しめます。野底岳でみるパノラマビューはインスタ映え間違いなしです。

野底岳の別名「野底マーペー」の由来は、山頂にある岩にまつわる切ない恋物語によります。愛する人を思う強い気持ちが自分の身を岩にしてしまったマーペーの思いは今も受け継がれ、恋愛のパワースポットとして石垣島の観光名所になっています。

野底岳トレッキングコースは2つあります。1つ目は、吹通川から車で10分の野底エリアの道沿いに「野底マーペー登山道」と書かれた看板を右折すると入り口に到着します。片道1時間程度のトレッキングです。入り口付近では、3月はホタル、6月中旬から7月末にかけてサガリバナを見ることができます。

2つ目は、8合目まで車で行き、そこから約20分程トレッキングです。距離が短いので一気に頂上まで登れます。因みにこのコースはツアーなども開催されています。自然のままの山道なので、できれば薄手の長袖などを用意するのをおすすめします。

石垣島のガラス工房PONTEは日本最南端のガラス工房です。手軽に楽しく本格吹きガラス体験ができます。グラスや一輪挿し、ガラスのシーサーなど沖縄石垣島旅行の思い出が作れます。利用する際は必ず事前に電話で予約してください。

沖縄石垣島には南国情緒溢れる美味しいグルメスポットがたくさんあります。沖縄石垣島でしか味わえない珍しいグルメや、石垣島グルメ代表の石垣牛などのお店を紹介していきます。

石垣島ではかなり有名なグルメスポット「明石食堂」は昼間のピークで、20組待ちも普通にある人気店です。そばにトッピングされているソーキがお箸で摘むだけで切れてしまうほど柔らかく煮込んであります。ソーキの味付けは濃いめなので、そばのスープとの相性はバッチリです。

明石食堂の人気メニューはソーキそばだけではありません。おすすめグルメはカツ丼、野菜そばにソーキのせなども人気です。そばのサイズは大、中、小と選ぶことができます。明石食堂の定休日は月曜日と火曜日です。お店の営業時間は、昼は11:00〜15:00、夜は18:00〜21:00です。

「さよこの店」はサーターアンダギーのお店です。石垣島でサーターアンダギーが一番美味しいと言われるグルメスポット「さよこの店」いろんな種類のサーターアンダギーが並んでおり、バラ売りもしているので味の違いを楽しめます。

石垣島「CORNER'S GRILL」は、JA沖縄が指定する石垣牛を使用したステーキとハンバーグ、ハンバーガーが楽しめる本格グルメ店です。店長の目利きで食材を仕入れ、解体や熟成も行い、調理に入る前にお肉と証明書を提示するなどのこだわりぶりです。

石垣牛3等級以上のみ使用というグルメスポット「CORNER'S GRILL」のおすすめは特選石垣牛サーロインステーキです。甘みのある肉汁が広がり、口の中でとろけるお肉は絶品です。いつもグルメな人でいっぱいなので事前に予約をおすすめします。

炭火焼肉やまもとは1ヶ月前でもなかなか予約が取れない人気店で石垣牛の美味しさを十分に堪能できるお店です。「ただ美味しいお肉を食べて欲しいだけ」と話すオーナーが2010年にお店をオープンして以来、瞬く間に多くのグルメファンの口コミが広がり全国区で有名です。

そんなグルメスポット炭火焼肉やまもとに、来店した人が100%注文する「焼きシャブ」は、上ロースをさっと炙りオニオンスライスを巻いてポン酢をつけて食べる人気メニューです。石垣牛の肉の甘みとオニオンとポン酢のさっぱり感がたまりません。

沖縄石垣島グルメの代表石垣牛専門の焼肉店「金牛」は、観光客や地元民からも人気です。JA石垣牛取扱店と言うこともありカルビやロースは間違いなく絶品です。ホルモンも美味しいです。キムチや冷麺、ビビンバやクッパなどメニューも豊富でデザートもあります。

生焼肉とホルモンの専門店OTOKICHIの石垣店です。焼肉はカルビとロースはもちろんですが、牛肉直営店だからこそ提供できる「美崎牛ホルモン」が絶品です。自家製の塩ダレやオリジナルのブレンド塩も用意されていて、グルメな地元民に人気のお店です。

沖縄石垣島の海を一望できる山の上にあるミルミル本舗は美味しいジェラート屋さんです。石垣島空港から車で約30分ほどで到着します。お店の外にはテラス席があり、海と空のパノラマの絶景が広がります。

ショーケースには地元の食材を使用したジェラートが並び、「ミルクと塩黒糖」「シークワーサーとゲンキクール」「紅いも」「ドラゴンフルーツ」など沖縄石垣島でしか味わえないメニューが揃っています。

沖縄石垣島の移動は車が便利です。空港から市街地までの距離は16km、島の最北端平久保崎までは32kmと以外に広く、交通インフラは都会のように整備されてませんので、レンタカーをおすすめします。

沖縄石垣島でレンタカーを選ぶ場合、価格重視か空港でそのまま借りたいのか、乗り捨て可能がいいとか、条件によって変わります。またツアーによってはレンタカーパックもあるので、事前にインターネットで調べましょう。

沖縄石垣島への飛行機は那覇経由がほとんどですが、乗り継ぎ時間が長く、空港で無駄な時間を過ごす羽目になります。最近は、東京、名古屋、大阪、福岡から直行便を使ったツアーなどもあります。

東京（羽田）から石垣まで直行便はANAとJALが1日2便、合わせて4便運行しています。所要時間は約3時間10分です。チケットは約20000円からです。

名古屋（中部）から石垣はANAが1日1便で運行しています。所要時間は約2時間20分です。チケットは約18000円からです。

大阪（関西）から石垣はJAL、ANAが1日2便、Peachが1日1便、合わせて5便運行しています。所要時間は約2時間20分です。チケットは約9000円からです。

福岡から石垣はANAが1日1便、運行しています。所要時間は約2時間10分です。チケットは約12000円からです。

沖縄石垣島には観光スポットやグルメが満載です。美しい海と美味しいグルメをぜひ堪能して石垣島を楽しんでください。