奈良大和郡山は金魚の街！ミュージアムやおすすめ観光スポットを教えます

奈良公園の鹿や東大寺の大仏などで知られる人気観光スポット・奈良県ですが、その奈良県の北部に位置する大和郡山市は、まさに昔ながらの日本の文化が残る街です。

大和郡山市には、おすすめの観光スポットがたくさんあります。豊臣秀吉の実弟・羽柴秀長の居城となった大和郡山城跡は、県の文化財にも指定されています。

大和郡山城跡では、復元された追手門や多聞櫓をはじめ、2017年に一般公開された天守台展望台には当時の天守礎石を見ることができます。

また大和郡山には、細密な切金文様が施された阿弥陀三尊が見応えある光明寺や厄除け信仰で有名な松尾寺、国の重要文化財に指定されている阿弥陀如来坐像のある浄慶寺など、たくさんの神社仏閣が残されています。

お城や神社仏閣以外に大和郡山でおすすめなのが、昔の風情ある城下町を見ることができます。江戸時代に建てられた造り酒屋や呉服屋などが残された街の風景は、町家好きにはたまらないスポットです。

特におすすめなのが、羽柴秀長のお茶会にお菓子を献上したことのある創業400年余という老舗「御菓子司 本家菊屋」、登録有形文化財にも指定されている大正13年に建てられた「町家物語館（旧川本邸）」などがあります。

吉野山をはじめ桜の名所がたくさんある奈良県ですが、この大和郡山市の桜もまた見ごたえあるおすすめスポットです。特に大和郡山城跡の桜は、「日本さくら名所百選」にも選ばれています。

お城のお堀を囲むように植えられた約800本の桜は、天守台の展望台から望むことができます。また夜にはボンボリの灯りによってライトアップされ、幻想的な風景を見ることができます。

桜が開花する3月下旬から4月上旬には、お城で桜まつりが開催され様々なイベントが催されます。京都からも電車で40分程でアクセスできる奈良の大和郡山市は、おすすめ観光スポットです。