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コメッコとは?
特徴のある食感が人気のスナック菓子・コメッコは、大手菓子メーカー・グリコの人気商品です。グリコは1919年に創業した老舗メーカーですが、創業当初はコメッコのようなスナック菓子製造メーカーではなく、栄養豊富なキャラメルを製造するメーカーでした。
現在でもグリコのキャラメルは「栄養豊富なお菓子」として子どもに人気があります。そんなグリコはお菓子だけでなくアイスや乳飲料、ヨーグルト、カレーなど幅広いジャンルにヒット商品がありますが、そんなグリコで異彩を放っているのが米スナック菓子・コメッコです。
グリコのお米を薄く伸ばして焼いたライススナック
数々のヒット商品を製造・販売しているグリコが1973年に発売したのが、米を原料にしたグリコ・コメッコです。
昭和レトロな箱型パッケージに入ったグリコ・コメッコは発売当初、1箱100円と決して安い値段ではなかったのですが、独特の食感と日本人が好むフレーバーに子どもだけでなく大人にも好まれました。
そもそも米を原料にした菓子といえば、古くから全国各地で食べられている煎餅があります。煎餅にも製法によっては薄焼きタイプがありますが、薄焼きタイプであっても煎餅はあくまでも煎餅であって、スナック菓子として分類されることはありません。
その点グリコ・コメッコは、米を原料にしつつもスナック菓子として食べられるように工夫があります。煎餅の中にはあられやおかきのようにもち米を主原料にしているものがありますが、グリコ・コメッコは食事で食べる白米の一種・うるち米が原材料です。
うるち米を使った生地でもサクサクした食感が出るように薄く伸ばし、成形後は焼いて仕上げています。原材料がうるち米で、成型後に焼いて仕上げるという作り方は煎餅との共通点です。
ただしグリコ・コメッコはスナック菓子として開発した商品なので、軽さとサクサクした食感には強いこだわりがあります。
コメッコの歴史
昭和生まれであれば、グリコ・コメッコのレトロな箱型パッケージの記憶がある人も多いでしょう。発売当初のグリコ・コメッコは、現在のようなスリムタイプのパッケージではなく、当時主流だった箱型パッケージに入っていました。
しかもグリコの定番カラーである赤を基調にしたインパクトのあるパッケージだったので、現在のグリコ・コメッコのおしゃれなパッケージを見て同一商品であると気が付かない人もいるでしょう。
実はこの大幅なリニューアルには、グリコ・コメッコの歴史とも関係があります。グリコ・コメッコの発売が開始されたのは1973年です。当時の日本は第2次ベビーブームで、子どもに関する商品が多数発売されました。
コメッコシリーズを開発したグリコでも、おやつを食べながら栄養補給がとれる子ども用お菓子で有名になったメーカーです。おまけ付きのキャラメルもグリコが仕掛けた子ども向けお菓子のアイデアですし、現在でも人気の酵母入りお菓子・ビスコもグリコのヒット商品です。
そんな歴史を持つグリコが子供から大人まで食べられる美味しい米スナックとして開発したのがグリコ・コメッコで、狙い通り幅広い世代に愛される人気商品となります。
1990年代に突入するとスナック菓子業界は競争が激化し、ヒット商品ですら、いつ人気が低迷するかわからない状態でした。実はグリコ・コメッコもそうした商品の1つで、長年愛されるヒット商品でしたが2011年に販売を休止しました。
このニュースに驚いたのが、全国各地のグリコ・コメッコファンです。「なんとかコメッコを復活させてほしい」という声が製造元であるグリコに多数寄せられたことが影響し、グリコ・コメッコは休止の翌年に販売を再開しました。
ただし休止する以前はグリコ自社工場で製造していましたが、販売再開を機に自社生産から秋田いなふく米菓への外部委託に切り替えました。
現在もグリコ商品として販売されているグリコ・コメッコですが、以前とは違い米菓専門の企業が製造を担当しているところが昔と今の大きな違いでしょう。
コメッコ定番の「ホタテ味」
グリコのスナック菓子にはおつまみ系スナック商品が多いですが、リニューアル後のグリコ・コメッコもおつまみにおすすめのスナックとして人気です。
過去にはコメッコチョコ味(チョコメッコ)やコメッコカレー味(コメッコLEE味)など個性派コメッコフレーバーも存在しましたが、グリコ・コメッコホタテ味は発売以来、常に人気があります。
グリコ・コメッコを代表するフレーバーとしておすすめのグリコ・コメッコホタテ味ですが、発売当初の商品名は「コメッコホタテ味」ではなく「コメッコホタテ貝の味」でした。
現在のグリコ・コメッコホタテ味はプラスチック袋のパッケージを使用していますが、「グリコ・コメッコホタテ貝の味」時代は箱型パッケージを使用していたことも違いの1つです。
見た目やネーミングには変化があるものの、コメッコシリーズの定番といわれるグリコ・コメッコホタテ味の人気は今も変わりません。
サクサク食感とホタテの風味がおいしい
グリコ・コメッコホタテ味は米を原料にしたスナック菓子ですが、食べたときにサクサクした食感が楽しめるところがグリコ・コメッコホタテ味の魅力といえます。
グリコ・コメッコホタテ味が発売された1970年代はさまざまな原料を使ったスナック菓子が発売されていましたが、グリコ・コメッコホタテ味のように米を使ったスナック菓子はそれほどありませんでした。
米のお菓子といえば昔から日本人になじみの深い煎餅の方が人気ですが、「小腹が空いたときに食べるお菓子=スナック菓子」とは少し違います。
そんな時代に米を原料にしたグリコ・コメッコホタテ味は、当時のスナック菓子業界でも驚きでしたし、発売直後から人気に火が付きました。
商品名を見てもわかる通りグリコ・コメッコホタテ味はホタテ味をベースにしたフレーバーですが、正しくは「ホタテ風味」で、どちらかというとお米との相性が良いしょう油の香ばしさが印象に残るフレーバーです。
ただししょう油と米の組み合わせだけだと昔ながらのお菓子・煎餅と同じになるので、しょう油との相性が良いホタテの風味を加えてコメッコらしさを出しています。
ノンフライ製法で気軽に食べれる
米との相性が良いしょう油に旨味が詰まったホタテの風味をミックスしたグリコ・コメッコホタテ味は、ノンフライ製法を採用しているので、米を原料にしたスナック菓子ですがカロリーは控えめなおすすめ商品です。
単に生地を薄くして焼くだけでは、グリコ・コメッコホタテ味の軽い食感は再現できません。ただし油で揚げれば、その分ハイカロリーなお菓子になってしまいます。
そこでグリコ・コメッコホタテ味では、生地にごま油を練りこんで焼くことで、サクサクした軽い食感だけでなく、コメッコ特有の香ばしさを加えています。
これだけのこだわりが詰まったグリコ・コメッコホタテ味だからこそ、子どものおやつだけでなくお酒もおつまみとしてもおすすめなのです。
コメッコのおつまみにおすすめな「のりわさび味」
発売当初から人気のフレーバーであるグリコ・コメッコホタテ味と共に、おつまみ系スナックとしておすすめなのが、グリコ・コメッコのりわさび味です。
グリコ・コメッコのりわさび味も米が原料のスナック菓子で、子どものおやつとして人気だったグリコ・コメッコシリーズを大人向けに進化させた立役者といえます。
ピリッとした辛さと海苔の風味が相性抜群!
グリコ・コメッコのりわさび味は、米との相性が良い海苔の風味と同時に、わさびの刺激的な辛さが楽しめるのが特徴です。
大人を意識して作られた商品ということがよくわかるグリコ・コメッコのりわさび味は、わさびのピリッとした刺激を主役にしているといっても過言ではありません。
のりわさび味のスナックはどちらかというと海苔の風味が強いのですが、グリコ・コメッコのりわさび味ではどちらの風味・旨味も活かす絶妙なバランスで配合しています。そのため「海苔わさび風味」ではなく、「のりわさび味」の表現がしっくりくる商品です。
グリコ・コメッコのりわさび味は激辛系のスナック菓子ではありませんから、子どもが食べても健康上は問題ありません。
ただしグリコ・コメッコのりわさび味はあくまでも大人向けに作られたフレーバーなので、わさびの刺激になれていない年齢の子どもには避けたほうが良いでしょう。
コメッコは軽い食感が人気のお菓子
米を原料にしたグリコ・コメッコですが、サクサクした軽い食感が魅力の米スナックです。現在のグリコ・コメッコは2種類のフレーバーですが、どちらもお酒に合うフレーバーなのでおつまみとしても人気があります。
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