【はちみつ】を使ったダイエットにおすすめのレシピをご紹介！簡単でも健康的に

薄着になる季節になると寒い時期に緩んでしまったお腹周りが気になる方もいらっしゃることでしょう。今回は最近話題になっているはちみつダイエットに焦点を当て、なぜはちみつがダイエットに向いているのか、効果を最大限に発揮するために守るべき点を検証します。

はちみつというと糖分ですので一見ダイエットとは無縁の、むしろ避けたい食品のように思われることでしょう。しかしはちみつについてよく知ると、ダイエットにとても効果的な食品であることが分かります。

さらにはちみつにはダイエット効果だけでなく毎日の食生活に取り入れたい素晴らしい特徴があります。是非はちみつについてよく知りダイエットに役立てましょう。

それではまずはちみつについて調べてみましょう。ダイエット中に特に気になるのはカロリーや糖質量ではないでしょうか。はちみつは主な成分が果糖とぶどう糖からなる天然の食品です。精製された上白糖と比べてカロリーが低くすぐにエネルギーになります。

またはちみつは身体にすぐに吸収されるという特徴があります。さらに気になる糖質ですが、上白糖の糖質が100gあたり99.2gなのに対してはちみつの糖質は100gあたり79.7gと低いのです。またはちみつは低GI食品のため血糖値の上昇が緩やかでダイエットにおすすめなのです。

さらにはちみつの成分には抗酸化作用のあるポリフェノールや美肌成分が含まれており、ダイエット中に限らず日常で取り入れたい食品としておすすめです。

それではここからははちみつダイエットの正しい方法を解説します。はちみつダイエットはとても簡単なダイエット方法ですが、正しい方法で行わないとかえって太ってしまう結果にもなりますので注意しましょう。

この記事でははちみつダイエットを考案されたお医者さんが提唱しておられる正しい方法を引用しながらご紹介します。その方ご自身もはちみつダイエットを成功させたご経験から正しいやり方と注意点を教えてくださっていますので是非参考にしましょう。

はちみつダイエットは夜寝る前にはちみつを大さじ1杯食べるだけというとてもシンプルで簡単な方法です。このダイエットは夜寝る30分～1時間前にはちみつを大さじ1杯食べることによって睡眠の質や脂肪燃焼効果が高まるというダイエット方法です。

しかしただはちみつを食べるのがダイエットに良いという訳ではありません。普段の食生活で糖質の多い食事を続けるなら効果は半減するでしょう。そのためこのダイエットをする際には夕食の糖質を減らし、炭水化物や糖質の多いお酒を避けることによって効果を高めることができます。

しかしなぜ寝る前のはちみつがダイエットに効果的なのでしょうか。そのメカニズムを知ると納得されることでしょう。

人間の体は寝ている間に骨や筋肉の成長、たんぱく質や糖質の代謝を行う修復活動をしています。昔から言われていますが、午後10時から午前2時くらいの時間帯は成長ホルモンの分泌が盛んになるのでその時間帯にぐっすり深い睡眠をとると良いということです。

その修復作業の際に脳が使用するのが肝臓に蓄えられたブドウ糖です。しかし寝る時間には食事をしてから時間が経っているのため糖が不足していることがあります。必要な糖が不足していると脳はタンパク質など骨や筋肉の成分を使うように指令を出すのです。

そうすると筋肉量が減りダイエットの効果が出にくい代謝の悪い体になってしまいます。そのため十分なエネルギー源としてはちみつの糖分が有効なのです。はちみつにより成長ホルモンの分泌を活発にし脂肪燃焼効果が得られるということなのです。

はちみつ大さじ1杯は寝る前の代謝を上げ脂肪燃焼に必要なエネルギーを供給してくれるのです。はちみつは血糖値の上昇も緩やかで吸収しやすいためダイエットに最適だと言えます。

ここで疑問が生じるのが、はちみつを摂るのは朝ではだめなのかという点ではないでしょうか。はちみつそのものは朝に食べると大変体に良いとされています。それははちみつがすぐに吸収されエネルギーになることから朝の脳を目覚めさせるのにとても効果的です。

また整腸効果にも優れていますので、一日のはじめとなる朝に食べるなら美肌や便秘解消効果を期待できるでしょう。そのため朝食にはちみつを入れたヨーグルトを食べている方も多いことでしょう。一日の活動源としてはちみつを取り入れるのは良いことです。

しかしこの記事で取り上げている夜にはちみつを食べるというダイエットをする際には、気を付ける点があります。いつもと同じ食生活を続けながら朝も夜も食べると糖質過多になります。

それでは夜寝る前にはちみつを食べるダイエットの際に役立つレシピをご紹介しましょう。はちみつをそのまま食べるのもいいですが、少し工夫をするなら飽きずに長く続けることができますのでおすすめです。

ダイエット中に上手にはちみつを取り入れる簡単でとても美味しいレシピの1つ目は「ハニーナッツ」です。ハニーナッツとは簡単に言うと乾煎りしたナッツをはちみつで漬け込んだものです。プレゼントとしてもおすすめのものですが作り方はとても簡単です。

アーモンドやクルミなどお好みのナッツを乾煎りして瓶に詰めナッツが被る位まではちみつを注ぐだけというとても簡単なレシピです。思い立ったらすぐに簡単に作ることができます。1週間程寝かせたハニーナッツは、甘みが染み込んでいて少量でも満足感を味わうことができます。

朝のヨーグルトに入れたりダイエット中に少し甘いものが食べたくなった時などにおすすめです。またラム酒やシナモン風味に仕上げるのもおすすめです。

次にご紹介するレシピは、夜にはちみつを食べるダイエットの際にぴったりのレシピです。夜寝る前に白湯に大さじ1杯のはちみつを溶かし、そこにスライスしたレモンを入れます。レモンを入れることによりはちみつにはないビタミンCを摂ることができます。

その際はちみつとレモンは熱に弱いですので熱いお湯で溶かさないように注意しましょう。またすりおろしたショウガを加えれば、体を温め睡眠の質をさらに高めることもできますのでダイエットに効果的です。是非お試しください。

最後にご紹介するレシピは「はちみつヨーグルト」です。夜ダイエットに飽きてしまった時や朝食にぴったりのレシピです。このダイエットは毎日の食生活で糖質の量を減らすときに効果があるものですので、ヨーグルトなどは無糖のものを選んでください。

しかし夜寝る前にはちみつを食べるダイエットの際には糖質のあるヨーグルトは避けた方が良いでしょう。しかしダイエット中の朝ごはんや小腹がすいた時には無糖のヨーグルトにはちみつを少しかけるだけで満足感を味わうことができます。きなこヨーグルトにするのもおすすめです。

それでははちみつダイエットの効果を最大限に発揮するための注意点をご説明します。この注意点を守らないならいくら良いダイエット方法でも効果は半減どころか逆効果になってしまいますので注意しましょう。

まずはちみつの選び方です。一般的に販売されているはちみつには水あめなどの糖類が加えられたものや加熱処理されたものがあります。そのようなはちみつは安くてどこででも手に入りますが、ダイエットには逆効果です。加糖のものは血糖値を急激に上げてしまいます。

そうするとインスリンが過剰に分泌されてしまい、入ってきた糖質を脂肪に変えてしまうというダイエットとは逆の結果になってしまいます。そのためはちみつを選ぶ際には純粋で非加熱の物を選ぶようにしましょう。非加熱のはちみつはミネラルなど天然成分も豊富に含まれています。

またはちみつダイエットは夜寝ている間の脂肪燃焼のためのエネルギーを補給するということですので、睡眠時間はしっかりととるようにしましょう。睡眠の質をより良いものにするために寝る前にスマートフォンなどをできるだけ見ないようにすることが重要です。

またはちみつには睡眠の質を高める効果がありますが、カフェインなど眠りを妨げるものを摂取しないことも大切です。またダイエット効果を高めるためには、寝る30分～1時間前に食べるようにしましょう。あまり早く食べると寝るまでの間にエネルギーが消費されてしまいます。

夜寝る前にはちみつを食べてダイエットするという方法をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。特に糖質制限などのダイエットと組み合わせると効果的です。とても簡単にできるダイエット法ですので、是非長い目でじっくりとはちみつ効果を実感してください。