大分・杵築のおすすめ観光スポット!城下町で着物体験や人気のランチも!

大分・杵築のおすすめ観光スポット!城下町で着物体験や人気のランチも!

大分県北東部にある杵築は豊後の小京都と呼ばれる城下町です。杵築城をはじめ城下町風情が漂う街並み、武家屋敷など見どころあふれる観光スポットが多く、美味しいグルメの食べ歩きも観光の楽しみのひとつです。今回は、人気の観光地やランチのお店など杵築の魅力をご紹介します。

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記事の目次

  1. 1.杵築観光で城下町を散策しよう
  2. 2.着物で観光したくなる街・杵築
  3. 3.杵築観光・人気の武家屋敷
  4. 4.杵築観光・おすすめスポット
  5. 5.杵築観光・おすすめ景勝地
  6. 6.杵築観光・ランチが人気のお店
  7. 7.杵築観光は歴史に触れられる旅

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杵築観光で城下町を散策しよう

Photo byDidgeman

杵築は美しい城下町として有名な人気の観光スポットです。石畳の街並みや歴史を感じさせる武家屋敷、小さいながらも風格を見せる杵築城などがあり、杵築の風情にひたりながらゆっくり散策が楽しめます。歴史ある建物のひとつひとつがフォトジェニックです。

城下町らしさがあふれる杵築の風情をたっぷり味わうなら、着物姿で散策するのもおすすめです。杵築にはレンタル着物のプランもあり女性客に大人気です。城下町の雰囲気に溶け込み、遠い歴史に思いをはせながらじっくり散策できるのでおすすめです。

日本でただ一つの珍しい城下町を観光できる

フリー写真素材ぱくたそ

多くの歴史ある武家屋敷や商家、白壁と石畳の道が残る杵築ですが、この城下町はほかにはない特別な特徴をもっています。この城下町は坂が多く、高台に武士たちの暮らす屋敷群、坂と坂との谷間に商家群があるサンドイッチ状をしています。

酢屋の坂・塩屋の坂の2つが商人たちの暮らす谷町を挟み、坂の上にいる武士たちはいつも坂の下の町民たちを見守るように暮らしていたのではないしょうか。坂の上から江戸時代の武士の気分で眺める城下町の景色は見ごたえがあります。

“サンドイッチ型城下町”

Photo by ml0716

城下町・杵築特有の「サンドイッチ型」とは具体的にどのようなものなのでしょうか。杵築には武家屋敷が建つ「酢屋の坂」と「塩屋の坂」があり、身分の差を象徴するように坂と坂に挟まれた谷間に商人の町が広がっています。これがサンドイッチ型といわれる所以です。

坂の上からは白壁と石垣、竹林、石畳など美しい城下町の町並みが見渡せ、現代にいながら貴重な江戸時代の風情を味わうことができます。おすすめのビュースポットは塩屋の坂の高台です。向かい側の酢屋の坂や武家屋敷群、町並みを一望できる絶好の場所です。

着物で観光したくなる街・杵築

Photo by12019

杵築は3万2000石の城下町として江戸時代は活気ある豊な町でした。現在、お城や城下町ファンが絶えず訪れる人気の観光地となっており「着物が似合う歴史的町並み」にも認定されています。杵築ならではの城下町風情は、時代劇ドラマや映画にもよく使われています。

江戸時代そのままの歴史観を味わえ、武家屋敷や商家など当時の貴重な建造物を着物姿で散策できるのも杵築観光の魅力です。江戸風情に満ちあふれた杵築を着物に身を包み優雅に散策するのは格別です。お城までの石畳や茶屋、武家屋敷などの和情緒に着物がなじみます。

Photo by Kumar nav

杵築の町には着物レンタル店があり、季節感のあるゴージャスな着物数百点の中から好きな着物を選んで着用できます。着物着付けはもちろん、着物小物や和傘もレンタルできます。

城下町に歴史情緒を色濃く残す「小京都」

Photo by kennejima

江戸時代、松平藩の城下町として栄えた杵築は九州豊後の小京都として今も多くの歴史を伝える貴重な観光スポットです。杵築城をはじめ、江戸時代と変わらぬ歴史深い姿を残す武家屋敷や商家はタイムスリップしたような趣ある世界です。

坂の町でもある杵築は独特の美しさがある街並みも人気のひとつです。和の象徴でもある着物を着て歴史のある古き良き町並みを散策していると江戸時代と錯覚してしまうほどリアル感があります。とくにたくさん残る武家屋敷は多くの歴史を物語っています。

Photo bydimitrisvetsikas1969

着物を着て武家屋敷の高い石垣や土塀沿いの石畳、長屋門の前を散策していると今にも武士と出会いそうです。籠や馬も歩いた歴史ある勘定場の坂や杵築藩の藩校の門も見どころです。

かつては国東半島の政治・経済の中心地

Photo by jetalone

国東半島南部にある杵築は廃藩置県のころまでは政治や経済の中心地でもありました。杵築に残る多数の古墳の発掘からも、九州と瀬戸内との窓口であり海上・陸上の交通面で地理的な重要性がうかがえ、政治的・経済的に杵築は要的となる場所であったといえます。

杵築観光・人気の武家屋敷

Photo by INABA Tomoaki

大分・杵築の最も人気な観光スポットといえるのが、今も多く残された歴史ある武家屋敷群です。杵築の南北にある塩屋の坂、酢屋の坂の高台には、江戸時代の面影が色濃く残る武士たちが暮らした武家屋敷が建ち並んでおり、歴史好きの人々が連日訪れます。

どの屋敷も武家文化の歴史を物語る格式高いものばかりで、日本一の武家屋敷通りともいわれています。まさに着物姿で立ち寄るのにふさわしい観光エリアで、記念撮影に人気のスポットでもあります。石畳の風情ある坂道を歩きながらの武家屋敷巡りがおすすめです。

「重光家」

Photo byFree-Photos

「重光家」は名外相として日本史に深くその名を残した重光葵氏が子供時代を過ごした家です。明治20年に士族の家に生まれた重光氏はとても勤勉家で、いつも勉強をしていたという蔵の2階は「無迹庵(むせきあん)と呼ばれ、現在たくさんの資料が展示されています。

重光氏は東京帝国大学を卒業後、戦時中とその前後の動乱の昭和時代に外務大臣として大きな功績を残した人です。戦後、ポツダム宣言の受諾、戦艦ミズーリ号で降伏文書にサインをしたのが重光氏です。後に鳩山内閣の副総理も兼任し日ソ国交回復などにも貢献しました。

住所 大分県杵築市大字本庄893-1
電話番号 0978-62-5556

「大原邸」

Photo by alberth2

杵築の武家屋敷の中でもとくに最上級の武家を象徴する屋敷が北台にある「大原邸」です。杵築藩の家老大原氏の屋敷で、立派な茅葺屋根の住居や回遊式庭園など美しい佇まいを見ることができます。敷地は656坪あり、いたるところに家老屋敷らしい格式がうかがえます。

広い玄関口、次の間や紋が刻まれた畳、家の中で弓の練習ができる弓天井な目をみはるほど素晴らしい造りとなあっています。また、障子には主人の帰りを待つ意味を込めた松葉飾りも施された江戸しぐさも見られます。杵築武家屋敷を代表する貴重な遺構です。

住所 大分県杵築市杵築207
電話番号 0978-63-4554

「一松邸」

Photo by alberth2

杵築の城下町の中で、目を奪われるほど見事な構えの屋敷が南台にある「一松邸」です。この屋敷は、杵築で初めての名誉市民となった一松定吉氏の住居で、昭和32年に寄贈されこの場所に移築されました。上質な素材と職人技が活かされた建築様式が見どころです。

当時は最先端であった手吹きガラスを多用したたくさんのガラス戸は、開け放つと家中に爽やかな風が入るしくみです。部屋から外の景色が眺めやすいよう戸袋を最小限にするため回転式の雨戸になっています。ひとつひとつにこだわりが込められた素晴らしい造りです。

Photo by INABA Tomoaki

大分出身の一松氏は東京で小学校教諭をしながら現在の明治大学で学び、その後検事や弁護士、政治家と出世し国会で数々の大臣も務め、勲一等旭日大綬賞なども受賞した偉人です。

住所 大分県杵築市南杵築193-1
電話番号 0978-62-5761

「能見邸」

Photo by INABA Tomoaki

「能見邸」は北台大原邸のそばにある屋敷で、一帯の武家屋敷の中でも比較的後期の幕末建築の建物です。徳川家直系武士の屋敷で、当時の姿を再現すべく2008年より2年という歳月をかけ修復しました。440坪の敷地に建つ屋敷は大原邸に劣らず格式高い建築様式です。

玄関の間・上段の間とあり、奥には喫茶室もあり趣ある和室で杵築のお茶や菓子を味わうことができます。お茶を飲みながら眺める武家屋敷の庭園はなかなか体験できないおすすめな時間です。喫茶室を利用しなくても屋敷を見学できるので立ち寄ることをおすすめします。

住所 大分県杵築市大字杵築北台208-1
電話番号 0978-62-0330

「佐野家」

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

「佐野家」は杵築の中でも多くの偉人を生んだ家柄として有名です。初代は杵築藩お抱えの藩医で、以降は400年以上という医師を営む家系でした。武士が暮らした武家屋敷とは一味違う、医者の家らしい風格と美しさを見ることができる最も古い屋敷です。

天明3年に建てられたと推定される屋敷で、これまで度々改修工事がされすべて原型のままではありません。屋敷内には当時のレントゲンや顕微鏡、殿様からいただいた品など貴重な資料が展示されています。茶道や書画などでも著名人を生んだ教養の高い家柄です。

住所 大分県杵築市杵築329
電話番号 0978-62-2007

杵築観光・おすすめスポット

Photo by uemu

江戸時代にタイムスリップしたような風情ある城下町・杵築でおすすめの観光スポットを集めました。坂の町ともいわれる杵築は、北台・南台の坂と2つの坂に挟まれた商人町とのコントラストが美しく、ここにしかない日本の風景を楽しめるおすすめの場所です。

着物が似合う町並みとしても認定されている杵築では、施設の無料入館や食事、ドリンクの割引きサービスなど着物散策による特典も満載です。せっかくの杵築観光は着物に身を包み、江戸情緒あふれる城下町をしっとりと優雅に散策するのがおすすめです。

Photo byReginaChung

杵築に数々ある人気の観光スポットの中から、定番といえるおすすめのスポットを厳選してみました。現代という時間を束の間忘れ、杵築の歴史ある時間にじっくりひたってみましょう。

「杵築城下町」

Photo by BONGURI

南と北とにある石畳の坂の上に武家屋敷群、その坂に挟まれた谷間に商人の町という独特のスタイルをもつのが「杵築城下町」です。ここには江戸時代の杵築が存在しており、武家屋敷、土塀や白壁沿いを散策していると歴史をさかのぼっている気分になります。

大原邸をはじめとする南台・北台の武家屋敷は、坂道の風情も楽しみながらゆっくり観覧できます。とくに北台の武家屋敷群は江戸時代の雰囲気が色濃く残されており、歴史専門家からは日本一の城下町といわれています。

Photo bynaturalogy

武家屋敷のひとつである能見邸では、屋敷の観覧のほか喫茶コーナーでお茶を楽しむのもおすすめです。商人の町では今でも商いをする歴史ある商家も存在しています。

「酢屋の坂」

Photo by shishamo72

「酢屋の坂」は北台となる坂で、杵築に20ヶ所ある坂のひとつです。この坂を下った先に酢屋があったことが名前の由来で、向いには南台の「塩屋の坂」があります。酢屋の坂、商人の町、塩屋の坂は一本で結ばれており江戸時代より主要道として利用されてきました。

長い坂道沿いに続く石垣や白壁に江戸時代の面影を見ることができます。また、坂は頂上が広く下るにつれて狭く造られており、これは戦の際上から攻めやすく、下から攻めるのが困難になるよう考えられています。騎馬隊や武将たちが揃う場でもありました。

Photo by oisa

石畳の坂には灯籠が置かれ、日が暮れると灯りがともされなんともいえない風情があります。散策しながら坂の上へ登り、美しい城下町一帯を眺めるのがおすすめです。

「きつき衆楽観」

Photo by photo_lover_s

「きつき衆楽観」は杵築で唯一の芝居鑑賞ができる芝居小屋です。昭和28年に一度は閉館となりましたが、有志により復活しました。明治時代に建てられたという建物は、時代劇に登場しそうな雰囲気ある店構えで、昼と夜の二部上演となっています。

柱や梁などは当時のままですが建物全体は大正時代の酒蔵を利用しています。上演内容は月ごとに劇団が入れ替わり、子供から大人まで楽しめる大衆劇が好評です。館内には食事処や売店があり、杵築銘菓であるきつき羊羹や豚まん、ソフトクリームなどが名物です。

住所 大分県杵築市大字杵築398-1
電話番号 0978-66-1112

「杵築城」

フリー写真素材ぱくたそ

応永元年、木付頼直が築城した「杵築城」は日本一小さなお城として知られています。はじめは木村城として建てられましたが、後に松平氏の城となり杵築城と城名が変わりました。現在建つこの城は昭和45年に復元されたもので、天守閣からは杵築の絶景が見渡せます。

木付城、勝山城、台山城といった別名もある杵築城はたびたび戦の舞台となりましたが、とくに有名なのが木付鎮直の時代、2ヶ月もの籠城戦で勝利した島津義弘との戦いでした。難攻不落の城として名を広め、その際に勝山城とも呼ばれていました。

Photo by veroyama

三方に広がる海や川の眺めはとても素晴らしいので、360度じっくり見回してみるのがおすすめです。その天守閣に展示された藩主たちのさまざまな遺品も見どころです。

住所 大分県杵築市杵築16-1
電話番号 0978-62-4532

「住吉浜リゾートパーク」

Photo byRitaE

国東半島南東に位置する「住吉浜リゾートパーク」は温泉・アクティビティ・グルメが楽しめる杵築随一のリゾート施設です。周りを取り囲む海は水質調査でAAランクがつく美しい海で、生きた化石として有名なカブトガニや珍しいアオギスを見られることでも人気です。

40ヘクタールという広大な敷地にはゴルフクラブやプール、キャンプサイト、ホテルやバーベキューガーデンなどさまざまな施設が揃っています。オールシーズンや季節ごとのアクティビティを楽しみながら、美味しい杵築グルメも堪能しましょう。

フリー写真素材ぱくたそ

デイキャンプバーベキューやイチゴ狩り、カキ小屋といったイベントも見どころです。とくにかき小屋は大分最大級の施設で、冬の名物カキを焼きながら味わえるのが人気です。

住所 大分県杵築市守江1165-2
電話番号 0978-63-9116

「大分農業文化公園」

Photo by Kazutaka NAKANO

「大分農業文化公園」は杵築と宇佐市にまたがる人気の大型の農村公園です。遊びを通して楽しみながら農業体験、自然とのふれあいができる素晴らしい観光スポットです。総敷地面積は120ヘクタールもあり、正面ゲートから東ゲートまで多くの施設が点在しています。

木のすべり台や木のおうちなど木製の遊具が並んだ「木のこどもエリア」は子供の創造力を育てる夢いっぱいのスポットです。昆虫の世界を楽しめる「花昆虫館」、アスレチックを満喫できる「プレイファームランド」も人気のエリアです。

Photo byLebemaja

農業・草木染め・陶芸など色々な体験プログラムも完備され、豊の国物産館のカフェでは人気のソフトクリームやごまだしうどんなどが味わえるのでおやつやランチにおすすめです。

住所 大分県杵築市山香町大字日指1-1
電話番号 0977-28-7111

杵築観光・おすすめ景勝地

フリー写真素材ぱくたそ

杵築の有名観光地である城下町やリゾート施設、歴史を満喫できる杵築城など定番のおすすめ観光スポットをこれまでご紹介してきました。ここからは一度は散策してみたい杵築の有名景勝地が登場します。絶景の滝や霊験あらたかな山、神社など心洗われるスポットです。

杵築の観光名所として名高いスポットにぜひ足を運び、自然が織りなす風景や神聖な世界にふれてみてはいかがでしょうか。

「羽門の滝」

フリー写真素材ぱくたそ

観光名所「羽門の滝(うどのたき)」は杵築の支流松尾川の上流に位置する落差約12メートルの滝です。周囲は深い山々に囲まれ秘境といった雰囲気が漂っています。世を避けるように暮らしていた娘の白竜伝説が残されており、流れる滝はまさに竜を思わせます。

岩に叩きつける白い水しぶきと、周りの自然風景とのコントラストは目に刻み付けたい美しい光景です。また、滝の周囲にはたくさんの石仏が祀られており神秘的な雰囲気です。下流にはプールが併設されているので夏は子供連れでの観光もおすすめです。

住所 大分県杵築市山香町大字広瀬
電話番号 0978-63-0100(杵築市観光協会)

「山香三山」

フリー写真素材ぱくたそ

「山香三山」とは杵築の津波戸山・雲ヶ岳・鋸山のことで、登山者に人気の山です。標高は529.4メートルの津波戸山はあまり高さがなく初心者おすすめの登山コースもあります。難所が多くなりますが、弘法大師像が八十八体鎮座している霊場拝道コースが人気です。

秋には「探勝会」が行われることでも有名です。杵築で最も高いといわれる雲ヶ岳は白山神社から入っていくルートで、各展望所からは清々しい山々の絶景を楽しめ登山の疲れが癒されます。東京スカイツリーの頂上と同じ高さの展望所からは由布岳が一望できます。

「市杵島」

Photo by houroumono

女神が舞い降りたという伝説がある「市杵島(いちきじま)」は八幡奈多宮の元宮で、海の上にぽつんと浮かぶ小さな島です。市杵島比売神の霊地といわれる厳かな場所で、岩肌に鳥居だけが建つ光景はとても神秘的です。静かな気持ちになれるおすすめの観光スポットです。

スサノウとアマテラスの娘である市杵島比売神が市杵島に降臨したことは日本書紀にも記されています。海岸からは応神天皇が船で着岸し滞在したといわれる奈多宮への参道があります。鳥居と登る朝日とのコントラストが絶景なため人気の撮影スポットにもなっています。

住所 大分県杵築市奈多
電話番号

杵築観光・ランチが人気のお店

Photo by Jun Seita

杵築はたくさんの観光スポットがあり有意義な時間を過ごせる場所です。その杵築でさらに楽しみたいのが散策中に味わえるグルメランチです。多彩なグルメがある杵築で地元民や観光客に愛されている美味しいランチを堪能しましょう。

杵築城の殿様も好んで食べていたという鯛茶漬けの名店や、杵築の特産品である海の幸ランチが堪能できる人気の食事処など、空腹でなくても立ち寄らずにはいられないグルメランチのお店が目白押しです。杵築観光プランにはランチスポットもぜひ加えましょう。

「若栄屋」

Photo by nekotank

「若栄屋」は杵築で16代にわたって続く老舗の和食店です。美味しんぼにも登場したことから食通の方の間では有名なお店です。江戸時代には杵築城主である殿様にも親しまれており、若栄屋という店名は殿様自ら名付けたものとされています。

若栄屋の名物ランチでもある鯛茶漬け「うれしの」は、殿様が食べ「うれしいのう」と語ったことから付いた名前です。殿様の大のお気に入りだったという鯛茶漬けは、上質で新鮮な鯛を自家製ごまだれと杵築茶でいただきます。

Photo by nekotank

シンプルなスタイルと、代々伝わる秘伝のタレでぷりぷりの鯛を美味しく味わえるのが魅力です。観光で杵築ならではのランチが食べたいときは迷わず若栄屋へ足を運びましょう。

住所 大分県杵築市 杵築665-429
電話番号 0978-63-5555

「磯料理 魚市魚座」

Photo by zenjiro

杵築産の新鮮魚介類を堪能できることで人気なのが「磯料理 魚市魚座」です。海沿いに建つこのお店には手作り豆腐や魚みそなど約200種類以上もの商品が並ぶお土産コーナーや、しゃこ店が人気の天ぷら屋、魚屋など幾つかのコーナーがあります。

魚市魚座の一番の楽しみが絶品ランチです。夏の岩牡蠣、冬の真牡蠣、そして定番の海鮮丼やりゅうきゅう丼は至福を味わえるランチです。岩牡蠣やサザエなどを炭火で焼いて食べられる「魚壱番」も大人気です。単品や季節限定メニューランチもぜひチェックしましょう。

住所 大分県杵築市大字守江4775-9
電話番号 0978-63-9100

「紙ふうせん」

フリー写真素材ぱくたそ

「紙ふうせん」は国道213号線沿いにある老舗の喫茶店です。店内には静かにジャズが流れレトロな雰囲気で、どこかほっとできる空間は杵築観光に欠かせない癒しのスポットとなっています。杵築散策途中に一息つきながらランチを楽しむのにおすすめです。

こだわりのコーヒーと、種類豊富なランチメニューが人気を集めているのでランチタイムは待ち時間覚悟で向かいましょう。格安の日替わりランチや定番のピラフ・オムライス・パスタのほか丼物やハンバーグなど幅広い年齢層が楽しめるランチがたくさんあります。

住所 大分県杵築市大内4537-5
電話番号 0978-62-3984

「M.MIURA 」

Photo byShenXin

「M.MIURA 」は杵築生まれのオーナーが営むフランス料理店です。モダンでおしゃれな店内では本格的なバスク料理のランチが味わえます。3000円台のランチAコースは前菜と肉・魚料理、パン、スープ、デザートなど全7品の豪華な内容でほかにB・Cコースも人気です。

さらに贅沢に杵築グルメを堪能したい方にはスペシャルな大分の郷土料理が楽しめる「THE OITA」がおすすめです。いずれも3つ星レストランなど有名店で修業を積んだシェフの絶品フレンチを堪能できるメニューばかりです。

住所 大分県杵築市大字守江1807-5
電話番号 0978-63-9826

「洋食屋 おわたり」

Photo by yoco**

「洋食屋 おわたり」は杵築で人気の行列ができる洋食店です。純和風の外観とは異なり店内は大正ロマン漂うレトロな洋食屋さん風です。「牛肉の赤ワイン煮」や「ハンバーグステーキ」は定番の人気ランチメニューです。

どのランチにもライスか自家製パン・スープ・サラダがセットになっており、パンの美味しさは素晴らしくランチで食べる以外にテイクアウトもできます。オーナー自ら毎日杵築産の新鮮食材を買い出しに行くため、いつでも旬の食材が味わえるのも魅力です。

住所 大分県杵築市杵築126
電話番号 0978-63-6550

杵築観光は歴史に触れられる旅

Photo byyuki0328

杵築で歴史あるおすすめの観光スポット・ランチの美味しいお店などをご紹介しました。杵築では着物姿で散策するとさまざまな施設のサービスが受けられる「きつき和服応援宣言」も行われています。着物をレンタルして素敵な杵築の城下町を満喫しましょう。

sokonashi1019
ライター

sokonashi1019

観光スポットやカフェ、レストランなどのグルメスポットに興味があります。

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