実食！スタバ風高級スイーツ！？ローソン「バスク風ショコラチーズケーキ」

ローソンの『バスチー』は、2019年3月に発売し、たちまちコンビニ業界にバスク風チーズケーキ旋風を巻き起こした大ヒットスイーツ。

そもそもバスク風チーズケーキとは、スペインのバスク地方で作られていたチーズケーキに由来し、2018年頃からブームになっています。

表面をこんがり焦がし、これまでのチーズケーキとはひと味違う、濃厚でしっとりとした味わいが特徴。そんな『バスチー』発売からちょうど2年になる2021年3月2日に、新作バスチーが発売されました。

新作は、苺×ショコラの「ベリベリバスショコ」（税込み380円）。ショコラバスチーの上に、ベリーのジュレと苺クリームをのせたスペシャルなバスチーになっています。

ローソンのスイーツコーナーをのぞいてみると、残り1個！店内でもひときわ目立つビジュアルから、ついつい立ち止まって見てしまいます。

しかし、価格はコンビニスイーツとしてはかなり高めの税込み380円。お昼ごはんのついでに買う、というお値段ではありません。それでも発売日から3日も経つとほとんどの店舗で売り切れていました。

「ベリベリバスショコ」という、遊び心のあるネーミング。ポップなラベルデザインと、中身の芸術的なケーキのギャップが面白いです。今回は『バスチー』ではなく『バスショコ』となっています。

ふたを開けると、思わず歓声を挙げたくなるほど豪華なケーキがお目見え！濃い目のベリーの鮮やかなカラーと、折り重なるようにしぼられたクリームの模様、トッピングのストロベリーピースすべてが美しいです。スタバにあってもおかしくない上品で高級な仕上がり。

食べるのがもったいないくらいですが、苺クリームを一口ぱくり。固めのホイップのような、ムースのような食感で、ストロベリーの香りがとってもフレッシュ。トッピングはフリーズドライではなく、レア感のある甘酸っぱい苺のかけらです。

クリームの中心には、ベリージュレ。ねっとりとしたジャムのようで、苺クリームよりもさらにベリー風味が濃厚。全体のアクセントになっています。

ショコラバスチーは、ずっしりと固めの仕上がり。食べてみると、チーズケーキの奥にチョコレートの風味を感じます。こちらは単品でも発売されていたくらいなので、完成された味わい。

苺クリームと一緒に食べてみると…なんだかなつかしい味。この配色でピンときた方もいるかもしれません、チョコ菓子のアポロに似ています。つまり、間違いない組み合わせということ。

ローソンの「ベリベリバスショコ　-バスク風ショコラチーズケーキ-」は、ずっしり重厚なショコラバスチーに、ふわっと軽いベリーと合わせることで、ほど良い酸味で満足感がありながら後味すっきり食べられる一品でした。