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パルスオキシメーターとは?
新型コロナウイルスの感染が拡大する中で、感染者の肺炎の早期発見に有効なツール、測定機器として注目を集めたのが「パルスオキシメーター(Pulse Oximeter)」です。今回の記事では話題の「パルスオキシメーター」について特集します。
ちなみに、パルスオキシメーターの数値により新型コロナウイルスの感染判断ができるということでは決してありませんので事前に確認しておきましょう。パルスオキシメーターはあくまでも感染の目安や予防目的のために有効な測定機器です。
健康管理に便利なパルスオキシメーターという測定機器の詳細、在宅医療でも活用できるのか、パルスオキシメーターの使い方、測定値に誤差が出る場合の詳細などについてご紹介します。
さらに実際にご家庭でパルスオキシメーターを購入しようと考えている方におすすめの人気のパルスオキシメーターのメーカーや機種などもご紹介します。
パルスオキシメーターには日本製のものやBluetooth搭載のもの、大手通販の楽天やAmazonで購入できるものなどがあります。パルスオキシメーターの価格帯や販売店などを知っておけば、いざパルスオキシメーターを購入するというときにスムーズに進みます。
健康管理の必需品「パルスオキシメーター」は動脈血酸素飽和度(SpO2)と脈拍数を測定する機器のことです。指先などに光を当てることにより測定する装置なので、採血などの必要がありません。
病院の手術室や集中治療室、内科、呼吸器科、循環器科の外来・病棟などで幅広く使用されている、いわば医療の基本となる数値です。現在主流となっている指先で測定するタイプのパルスオキシメーターは、1977年世界に先駆けてコニカミノルタが開発しました。
以降各メーカーが小型・軽量化を追求し、現在は測定・計算・表示を一体化した高品質なフィンガータイプの機器を医療現場に提供しています。
さらに近年は在宅介護や訪問看護、往診、慢性呼吸器疾患患者の方の自己管理や高齢者のご家庭での健康管理などのため、一般の方にも普及しており、健康管理の一項目などとして幅広い用途で使用されています。
低酸素血症を早期発見することが可能
パルスオキシメーターで測れる項目は「動脈血酸素飽和度」です。多くのパルスオキシメーターがこの動脈血酸素飽和度と同時に脈拍数も測れるタイプで販売されています。
動脈とは心臓から全身に運ばれる血液のことで、そこに含まれる酸素の飽和度(サチュレーション)を、皮膚を通して測っていますので、その測定値をSpO2(エスピーオーツー)と呼びます。
ちなみに採血などの方法により、動脈血の酸素飽和度を測定したものはSaO2(エスエーオーツー)と呼びます。血液中の酸素の大半は健康な方なら99%近くが赤血球の中にあるヘモグロビンによって運ばれます。
飽和とは最大限の状態を指しますので、酸素飽和度とはヘモグロビンが運べる最高の状況に対し、実際に肺にある酸素を血液中にどれだけ取り込んで体に運べているかを表します。
従って、肺炎になり、肺がダメージを受け、その箇所が増えると、それだけ肺から血液に酸素が移せなくなり、その結果、酸素飽和度が下がってきます。
これがパルスオキシメーターが新型コロナウイルスの感染による肺炎重症度の指標として、肺炎重症化の可能性を見つけるツールとなっている理由です。
近年は医療機関内だけでなく在宅医療でも活用
健康管理の必需品であるパルスオキシメーターの操作は非常に簡単です。近年では医療機関内や専門機関だけでなく、一般のご家庭や在宅医療でも健康管理の一つとして活用されています。
慢性呼吸器疾患の患者の方の自己管理や高齢者の方の在宅介護など、健康管理や体調管理の一つとしてもパルスオキシメーターは活用されています。
一般的なパルスオキシメーターは指を挟んで数秒から数十秒待つだけで測定できますので簡単です。しかし、測定値がどのような身体の状態を意味するのかを判断することは簡単ではありません。
測定値のもつ意味はその人の状態やかかっている病気などによっても異なるため、測定値の判断や判断に困った場合・測定結果について不安に感じる場合などは、主治医の判断や医療機関の受診をおすすめします。
パルスオキシメーターの使い方は?
酸素飽和度(SpO2)は肺や心臓の病気で酸素を体内に取り込む力が落ちてくると下がります。酸素飽和度(SpO2)は一般的に96~99%が標準値とされ、90%以下の場合は十分な酸素を全身の臓器に送れなくなった状態になっている可能性があるため適切な対応が必要となります。
パルスオキシメーターの使い方は簡単です。一般的なパルスオキシメーターの場合、赤い光の出る装置(プローブ)を指に挟むことで測定することができます。パルスオキシメーターのプローブに指を挟んだら安静な状態で機種に応じた一定時間を待ちましょう。
一般的なパルスオキシメーターの場合、数秒から1分程度で測定が完了します。測定にかかる時間や使い方はパルスオキシメーターの機種や種類によるので事前によく確認しましょう。
適切な厚みの装着部位を選択して装着
パルスオキシメーターの使い方については先ほどご紹介しました。パルスオキシメーターの測定には適切な厚みの装着部位が必要です。機種によっては測定可能体重が25kg以上の方などと設定されていますが、体重未満の小さなお子様が測定不能なのはそういった理由からです。
厚みのある指、一般的には人差し指をパルスオキシメーターに挟んで装着し、測定することが必要です。また小さなお子様や細い指の方向けのインナーアジャスターが付いている商品もありますので購入の際に確認しましょう。
測定値に誤差が出る場合
健康管理に使いたいパルスオキシメーターですが、使い方を間違えると測定値に誤差が出る場合があります。例えばマニキュアを塗っている場合や周囲の光が強すぎる場合などは測定値に誤差が出る可能性があります。
また、冷えや圧迫などにより指先の血流が滞っている場合、指が汚れている場合なども測定値に誤差が出る場合があります。発光部と受信部に指が触れるように正しく装着し、安静にした状態で正しい使い方をしっかりとマスターして測定しましょう。
パルスオキシメーターの価格帯や販売店は?
パルスオキシメーターは家電量販店で購入することができますし、大手通販の楽天やAmazon、メーカーの公式オンラインショップなどでも様々なメーカーや機種の販売がありますので手軽に購入することができます。
現在(2021年2月28日)楽天でパルスオキシメーターを検索すると1300件以上のヒットがあります。価格の安いもので1000円台から、高価なもので医療用モデルの200000円台のものまで販売がありました。
家庭用としてご自宅で健康管理に使用するのにおすすめの価格帯としては10000円以下のものから20000円前後のものが一般的です。この後の章でおすすめのパルスオキシメーターのメーカーや機種をご紹介していきますのでチェックしましょう。
日本製パルスオキシメーター
ではさっそく日本製パルスオキシメーターのおすすめ機種を見ていきましょう。安心の日本製パルスオキシメーターでお手頃価格、高機能な商品が登場します。機能やサイズ、使い方をチェックしましょう。
エクセルプラン「マイケアオーエックス EC82G」
日本製パルスオキシメーターとしておすすめなのが、エクセルプランの「マイケアオーエックス EC82G」です。マイケアオーエックス EC80Gは楽天で税込13500円です。メーカーはトライアンドイーです。サイズは幅34×奥行58×高さ38mm、重量は33gです。
カラーはホワイト、ピーチ、ライムの3色展開です。測定方式は2波長分光測定法です。画面表示は動脈血中酸素飽和度、脈拍数、脈拍レベル、脈拍周期表示、電池残量です。
測定中にスイッチを3秒間長押しでバックライト点灯、再度スイッチ長押しで消灯します。医療機器分類は管理医療機器・特定保守管理医療機器です。マイケアオーエックス EC82Gはしっかりとした基本性能・信頼の日本製オキシメーターです。
バッテリーは単4電池1本で動くので従来品よりさらに軽量になっています。電池寿命は1日3分測定で480回測定可能です。バックライト付きの液晶ディスプレイなので暗いところでも見やすいと評判です。
軽量化が実現しているのでお年寄りや小さなお子様でも測定時の負担がありません。測定時の使い方は、指を差し込んで約20秒から1分間、安静の状態でお待ちください。測定が安定するまでは、脈拍、SpO2共に数値が変動します。
指先の血行が悪い場合、爪にマニキュアをしている場合、外光が入り込む状況の場合などは正しく測定されない場合があります。指先の血行が悪い場合などは、指先を温めるなどして血行を良くしてから測定しましょう。
測定は爪の部分で行いますので、置くまで指を差し込み正しく測れるようにしましょう。本商品にはインナーアジャスターが付属しています。指が細い方や小さなお子様でも測ることができます。
Bluetooth搭載のパルスオキシメーター
続いてはBluetooth搭載のパルスオキシメーターをチェックしましょう。Bluetooth搭載のパルスオキシメーターは、BluetoothによりアプリをダウンロードしたスマホやPCで毎日の健康管理がより簡単に行えると評判です。
Bluetooth搭載のパルスオキシメーターの機能やサイズ、価格、使い方、Bluetoothとの連携方法などをチェックしましょう。
シースター Bluetooth搭載パルスオキシメーター NEWオキシヤング OXiM S-127Y
Bluetooth搭載のパルスオキシメーターとしておすすめなのが、「シースター Bluetooth搭載パルスオキシメーター NEWオキシヤング OXiM S-127Y」です。
シースター Bluetooth搭載パルスオキシメーター NEWオキシヤング OXiM S-127Yは楽天で税込12800円です。サイズは幅60×奥行32.5×高さ29.9mm、電池を含む重量は約55gです。測定方法は2波長吸光度法です。
対象年齢は成人で40kg~となっています。測定値表示までの時間は参考値として約7秒、連続測定時間の電池寿命目安は約24時間です。電源は単4アルカリ乾電池×2本です。ストラップ、シリコンケース、収納袋、添付文書、取扱い説明書、テスト用電池2本が付属します。
対応アプリはOXiM SpO2(iOS 10.0以降/Android 5.0以降)です。Bluetooth標準搭載の軽量で高機能なパルスオキシメーターです。
カラーはブラックのオキシマン、ブルーのオキシボーイ、ピンクのオキシガール、グレーのオキシヤングの4色展開でカラフルに自分らしく使用できます。Bluetooth搭載なので、スマホやPCと連携して測定した血中酸素濃度と脈拍を簡単に記録することができます。
アプリ起動時には測定した血中酸素濃度と脈拍が自動で記録されます。測定したデータはグラフとリストで見やすく管理できます。画面の明るさは10段階で調整可能、指を抜くと自動で電源が切れるエコ設計となっています。
スイッチ一つで画面方向を切り替えられるマルチアングルディスプレイを採用していますので、測定値がどんな方向からも読みやすく便利です。有機ELディスプレイを採用しており、黒い画面に白い数値が表示されるので暗いところでも明るく見やすいという特徴があります。
パルスオキシメーターのおすすめメーカーと機種
続いてはパルスオキシメーターのおすすめメーカーと機種を見ていきましょう。パルスオキシメーターのおすすめメーカー&機種を4つご紹介します。
ちゃいなび「パルスオキシメータJPD-500D」
パルスオキシメーターのおすすめメーカーと機種、1つ目にご紹介するのは、ちゃいなびの「パルスオキシメータJPD-500D」という機種です。パルスオキシメータJPD-500Dは楽天で税込8778円です。
サイズは幅62.2×奥行37×高さ33.1mm、乾電池を含む重量は約42.5gです。バッテリーはアルカリ乾電池・単4形×2本使用です。
本体の他に単4アルカリ電池×2、ポーチ、ストラップ、取扱説明書が付属します。使い方は簡単で、ワンタッチ操作なのですぐに測定でき、毎日の測定も苦にならず簡単です。ボタンを押すだけですぐに計測開始、ボタン長押しで設定の変更や確認ができる、シンプル操作が可能です。
大きな有機EL画面なので暗いところでも測定結果が確認しやすいです。軽量・コンパクトな設計なので持ち運びが便利でどこでも計測できます。無操作10秒後に電源が自動的にオフになるオートパワーオフ機能があるので電源を切り忘れるということがありません。
酸素飽和度(SpO2)は健康な方の標準値が96~99%ですので、普段の値より3~4%低下した場合などは治療が必要である可能性が高いとされています。
健康な方の一般的な脈拍数は60~100です。60未満/100を超える場合は不整脈や甲状腺機能異常、貧血などの可能性が考えられます。毎日の大切な体調管理に便利なパルスオキシメーターをぜひチェックしてみてください。
ドリテック「パルスオキシメーター OX-200」
パルスオキシメーターのおすすめメーカーと機種、2つ目にご紹介するのは、ドリテックの「パルスオキシメーター OX-200」です。パルスオキシメーター OX-200は楽天で税込7700円です。メーカーは株式会社ドリテックです。
サイズは幅57×奥行31×高さ30mm、重量は約23gです。カラーバリエーションはブルーとピンクの2色です。測定方法は2波長吸光度法、表示方法はLEDです。電源は単4形アルカリ乾電池×2です。測定範囲はSpO2は35%~99%、脈拍は30bpm~250bpmです。
パルスオキシメーター OX-200は毎日の健康管理に便利に使えます。運動前の体調管理や在宅介護、登山時の高山病の目安など幅広い用途で活躍します。
持ち運びに便利なストラップ付です。体重は25kgから測定可能なので小学生でも25kg以上あれば体調管理やぜんそくのお子様の管理などにも使用できます。使い方は簡単でクリップのような形状のパルスオキシメーターを指に挟んで測定します。
パルスオキシメーターから光を出し、動脈血の赤色の度合いを見て、酸素飽和度を表示しています。画面には脈拍数と血中酸素飽和度の値が大きく表示され、赤色LEDのため視認性にも優れています。
パルスオキシメーター OX-200は、指ホルダ部分にゴムが付いているので挟んでもいたくないという特徴があります。
ホルダから指を外すと自動で電源がオフになるオートパワーオフ機能を搭載していますので消し忘れの心配がありません。正しく測定するために、血管造影剤を投与中でないこと、手術灯などの強い光が当たっていないことなどを確認しましょう。
また、マニキュアを塗っていないこと、指が汚れていないこと、指先が冷たくなっていないことなども確認しましょう。測定中は動いたりせずに安静な状態で測定完了まで待ちましょう。
発光部と受信部が指に触れるように正しく装着することも、正しい測定結果を得るために重要なポイントです。使用の際には付属の取扱い説明書をしっかり読んで使用しましょう。
デルタ電子「パルスオキシメーター DB18」
パルスオキシメーターのおすすめメーカーと機種、3つ目にご紹介するのはデルタ電子の「パルスオキシメーター DB18」です。パルスオキシメーター DB18のサイズは幅34×奥行54×高さ38mm、重量は37.3gです。電源は単4アルカリ電池×2です。
表示範囲はSpO2が35~100%、脈拍が30bpm~250bpmです。高性能・高感度設計、有機ELディスプレイ採用、指の検出によるオートオン・オートオフ機能搭載、双方向表示対応、低灌流測定可能などの高機能パルスオキシメーターです。
難しい操作は一切なく、簡単な使い方で測定できます。カラー表示なので暗いところでも見やすく省エネ設計になっています。軽いので毎日のホームケアに便利です。
トライアンドイー「パルキシープラスEC100D(カラーディスプレイ)」
パルスオキシメーターのおすすめメーカーと機種、4つ目にご紹介するのはトライアンドイーの「パルキシープラスEC100D(カラーディスプレイ)」です。パルキシープラスEC100Dは楽天で税込25740円です。メーカーは株式会社トライアンドイーです。
サイズは幅32×奥行58×高さ34mm、重量は30gです。測定方法は2波長分光測光法です。カラーはゴールド、シルバー、パステルグリーン、パステルピンクの4色展開です。
国産ならではの安心の3年保証です。有機ELディスプレイを採用しているのであらゆる角度から正確に測定値を読み取ることが可能です。首にかけたまま伸縮可能な専用オリジナルストラップが付いています。使い方は簡単です。
測定時には指を差し込んで約20秒から1分間、安静の状態で待ちましょう。スイッチ長押しで1~10段階に簡単に明るさ調節ができます。操作はスイッチ1つだけのシンプル設計です。ディスプレイに表示された後、スイッチを押すと表示方法が切り替えられます。
スイッチを長押しし続けるとディスプレイの明るさが調節できます。指を抜けば数秒後に自動でパワーオフになる自動パワーオフ機能付きで便利です。
パルスオキシメーターで健康管理を
パルスオキシメーターは毎日の健康管理や新型コロナウイルスの感染拡大防止に役立つ測定機器です。
新型コロナウイルスの感染が判明する機器ではありませんが、指標となる酸素飽和度の測定ができ、基準値範囲外の測定結果だった場合に医療機関を受診する目安になります。高齢者の在宅介護や健康管理にも使えるパルスオキシメーターは一家に一台あると便利です。
※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。