鶏鍋に合う具材おすすめランキング！鶏肉の部位や相性抜群の野菜は？

寒い時期や、あっさりした鍋料理が食べたいときにおすすめのメニューが鶏鍋です。鶏鍋はシンプルであっさりとした味付けが人気で、さまざまな具材を入れて楽しめる点も、人気の理由のひとつです。

鶏鍋はあっさりした味付けですが、鍋に入れる具材によってスープの味が違ってきます。本記事では、鶏鍋に入れるとおいしい具材をランキング形式で紹介します。鶏鍋は、野菜とも相性が良いので、健康志向の方にもおすすめです。

鶏鍋は、シンプルな味付けながらも、野菜の旨みが感じられる絶品の鍋です。また、肉を入れることによって、鶏鍋のスープに出汁が溶け込みおいしさが増します。今回の記事でも、美味しい出汁が取れる具材や、鶏鍋にぴったりの野菜がランクインしています。

鶏鍋のメインともいえる「鶏肉」には、部位によっておすすめポイントが違います。そこでまずは鶏鍋におすすめの鶏肉部位ランキングTOP5から、チェックしてまいりましょう。

骨付きもも肉は、具材としても定番ですしスープの出汁づくりでも定番の出汁食材です。骨からはコクのあるだしがたっぷりと出るのでスープ作りに重宝しますし、出汁がとれた後もそのまま煮込むことでとろとろで柔らかいメイン具材になります。

ぷりぷり食感とジューシーさが人気の「骨なしもも肉」は、鶏鍋のメイン具材として定番の部位です。煮込み料理にもよく使われるので鍋料理にぴったりですし、程よく身に脂があるのでコクのある出汁がとれる部位としても人気があります。

骨付き肉の1つである「手羽先」は、出汁がよく出る鶏肉具材としておすすめの食材です。煮込み料理にもよく使われる手羽先は加熱しても身が柔らかいですし、コラーゲンがたっぷりなので女性にも人気があります。

鶏肉部位「鶏つくね（鶏団子）」は、どの具材とも相性が良いため、さまざまな具材と一緒に食べられるところがおすすめです。つみれはひき肉から作るので、正確には「部位」とは言えません。

ただし細かく刻んだ野菜も練り込むことで野菜も一緒にとれますし、軟骨入りにすれば歯ごたえがあるおいし鶏つくねになります。さらに時間がないときは冷凍の鶏だんごを利用しても、おいしい鶏鍋が時短で作れるのでおすすめです。

鶏鍋におすすめな鶏肉の中でも特にヘルシーな部位としてあげられるのが「胸肉」です。タンパク質が豊富ですしあっさりとしているので、ダイエット中でも罪悪感なく食べれます。

ただし胸肉は加熱しすぎると身が硬くパサつくので、下ごしらえにひと工夫してみましょう。シンプルに胸肉だけ食べるならば、火が通りやすいように薄めのそぎ切りにします。

厚みを出して食べごたえを増したいときは、肉のうまみが外に流れ出さないよう、片栗粉または小麦粉で表面をコーティングするのがおすすめです。コーティングするとスープにもとろみが出るので、シメにはパスタを加えてスープパスタにしてみてはいかがですか。

メインの鶏肉そのものが出汁具材となる鶏鍋は、組み合わせる具材によっていろいろな楽しみ方ができます。そこで鶏鍋におすすめの具材TOP5をランキング形式でご紹介していきましょう。まずは、TOP5からTOP2です。

鶏鍋おすすめ具材「油揚げ」は、定番＆コスパの良い具材として人気があります。油揚げはスープを吸い込みやすい食材なので、コク旨鶏だしスープをたっぷり吸った油揚げはそれだけで絶品のおかずになります。また油揚げはだしにコクが出るので、出汁具材にもおすすめです。

鶏鍋におすすめの具材ランキング第4位の「きのこ」は、鍋料理の定番でもあります。しめじやえのきなど、さまざまな種類のきのこが販売されていますが、鶏鍋には「しいたけ」や「えりんぎ」がおすすめです。

しいたけは煮込むことで、おいしい出汁が出るため、鶏鍋のスープを濃厚に仕上げてくれるでしょう。また、しいたけの食感も堪りません。エリンギも、食感を楽しめるきのことしておすすめです。

コク旨鶏だしスープで食べる鶏鍋では、根菜類もおすすめの具材です。定番の大根も煮物感覚で食べられますし、加熱すると甘みが増すカブも人気があります。シャキシャキ食感のレンコンもおいしいですし、鶏肉と相性の良いごぼうはささがきにするとおいしいです。

鶏鍋の具材おすすめランキング第2位は「葉物野菜」がランクインしました。あっさりとしたスープのためどんな野菜とも相性抜群の鶏鍋ですが、中でも「白菜」や「白ネギ」がおすすめです。

自宅に白菜が余っているという家庭も少なくありません。鶏鍋は、白菜の大量消費にもおすすめです。鶏肉から出た旨みが、白菜にしみわたり絶品です。

白ネギは斜め切りにすることで、出汁にふれる面積が大きくなり、白ネギに出汁が浸み込みやすくなります。白ネギに出汁が浸み込むと、ジューシーな味わいを楽しめます。シャキシャキの食感が苦手な方は、煮込んでクタクタにしてもおいしく食べられるでしょう。

いよいよ鶏鍋の具材おすすめランキングTOP1の紹介です。TOP1にランクインした具材は、鍋の定番ともいわれる食材です。さっそく、鶏鍋にぴったりな定番具材を発表します。

鶏鍋におすすめの具材ランキングTOP1は、「豆腐」です。豆腐といえば、なめらかな食感で食べやすいことから、小さい子供から大人にまで人気の食材です。あっさりとした鶏鍋のスープともよく絡み、野菜や肉と一緒に食べることで、さらにおいしく食べられるでしょう。

鶏鍋はメインの具材である鶏肉から旨味たっぷりのだしが取れるので、どんな野菜とも相性がよい鍋です。そんな鶏鍋をもっと楽しみたいなら、スープの種類にこだわってみましょう。鶏鍋のスープはほんの少しポイントを抑えるだけで、簡単にアレンジができます。

鶏鍋ならではのシンプルな味を楽しむなら「塩スープ」がおすすめです。材料は骨付き鶏肉と水のみですし、だしを取った骨付き鶏肉も具材として食べられます。

鶏鍋・塩スープの作り方

1. 骨付き鶏肉を水で洗い、表面の水分を軽くふき取る
2. 鍋に水を入れ、火にかける
3. 水が沸騰したら、骨付き鶏肉を入れる
4. 丁寧に灰汁を取り除く
5. 灰汁が出なくなったら、少量の塩で味をととのえれば完成
6. だしを取った骨付き鶏肉は、そのまま鶏鍋の具材として使う

ヘルシーな鶏肉や野菜などをたっぷりと使う鶏鍋は、甘めの醤油スープとも相性が良いです。醤油スープならしっかりと味が付いているので、ポン酢などを使わなくてもおいしく食べられます。

鶏鍋・醤油スープの作り方

1. 薄口醤油・酒・みりんを、1：1：1で合わせておく
2. 鍋に水を入れ、顆粒和風だしと合わせた調味料を加えて火にかける
3. 沸騰したら火を止めれば、醤油スープの完成

野菜をたっぷりと食べる鶏鍋なら、味噌スープにするのもおすすめです。味噌スープなら味がしっかりしているので水分を多く含む葉野菜を入れて大丈夫ですし、鍋の後にごはんやうどんなどを入れてシメを楽しみたい時にもいろいろとアレンジができます。

鶏鍋・味噌スープの作り方

1. 鍋にたっぷりの水と鶏ガラスープの素を入れる
2. すりおろししょうが（チューブでも可）を加え、火にかける
3. 沸騰してきたら、あわせ味噌と醤油を加えて味を調えれば完成

出汁の旨味でたっぷりと野菜が食べられる鶏鍋は、メインの具材となる鶏肉からも出汁が出るので具を入れるほどにおいしくなります。そんな鶏鍋をさらに手軽に楽しむなら、市販の鶏鍋スープを使ってみましょう。

モランボン「魅惑の丸鶏清湯鍋用スープ」は、丸鶏×鶏油でコクとまろやかさをだしたおすすめスープです。ベースとなる清湯（ちんたん）は澄んだ透明の鶏ガラスープなので、具材の色を生かした見た目の上品な鶏鍋が楽しめます。

ダイショー「鶏だし醤油鍋スープ」は、鶏出汁にかつお節・昆布・椎茸の旨味を加えた醤油ベースの鶏鍋スープです。味付けに本みりんを加えているので、上品な甘さが鶏肉や野菜をさらにおいしくしてくれます。

ダイショー「天下一品 京都鶏白湯味鍋用スープ」は、人気ラーメン店「天下一品」監修で店の看板ラーメン・こってりのスープを再現した注目のおすすめ商品です。濃厚鶏ガラスープ×10数種類の野菜スープの合わせ技なので、こってりなのにあと味がすっきりしています。

イチビキ「鶏だしにんにく味噌鍋スープ」は、濃厚味噌ににんにくを加えて旨味を引き出したパンチのある鶏鍋スープです。ベースには国産鶏ガラスープを使用していますし、味噌は3種類使って味に深みを出しているので、シメもいろいろなアレンジが楽しめます。

エバラ「プチッと鍋 地鶏だしゆず塩鍋」は、1人前から作れる便利な鶏鍋スープです。阿波尾鶏を使ったコクのある鶏ガラスープに昆布と椎茸の旨味を加え、さわやかなゆずの風味を加えた塩スープなので、あと味のよいさっぱり系の鶏鍋に仕上がります。

鶏鍋にぴったりのおすすめの具材を紹介しました。あっさりとした鶏鍋スープには、野菜や鶏肉、豆腐がよく合います。今回紹介したおすすめの具材を鶏鍋にたっぷり入れて、より一層おいしい鶏鍋を作りましょう。