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ダイソーとは?
ダイソーは、株式会社大創産業が運営する100円均一ショップです。ダイソーの起源は、昭和47年(1972年)にキッチン用品をメインにした個人商店「矢野商店」にあります。
創業から5年後には「大創産業」として個人商店から株式会社へ規模を拡大し、店舗数も増やしていきます。現在のような「100円ショップダイソー」のスタイルを始めたのは、昭和62年(1987年)のことです。
当時の小売業界には、ダイソーのような「100円均一ショップ」というカテゴリーはありませんでした。その時代にキッチン用品販売のノウハウを生かした「100円SHOPダイソー」をオープンし、店内すべての商品を100円(税別)で販売する新しいスタイルを確立します。
規模を拡大するにつれてダイソーが取り扱うアイテム数も増え、現在は約7万6000アイテムあります。ダイソーの安さの秘密は、アイテムす多さ以外にもあるといわれていますが、最も大きな理由には「ダイソーオリジナル商品の充実」が挙げられます。
約7万6000点を取り扱うダイソーですが、取り扱い商品のおよそ90%は、ダイソーが自社開発したオリジナル商品です。しかもダイソーでは毎月新商品が1000点も誕生します。そのためダイソーではブームやニーズをいち早く取り入れ、旬を逃さず店頭販売につなげることが可能です。
このようにダイソーは定番商品だけでなく、シーズン商品や話題の商品もダイソー価格で販売できるので、幅広い客層に人気があるのでしょう。
世界にも進出する国内最大手の100円均一ショップ
2022年2月末時点で国内に4042店舗を展開するダイソーですが、ダイソー店舗は国内だけでなく海外にもあります。海外にも100円均一ショップはあるのですが、ダイソーの人気は他の100円均一ショップよりも高いです。
すでに26の国と地域に2296店舗を出店しているダイソーは、100円ショップダイソーのほかにも300円ショップのTHREEPPYを国内に251店舗を展開しています。
初の海外進出は2001年で、同年8月に海外進出第1号となるダイソー台湾店を出店し、9月にはダイソー韓国店がオープンします。その後も毎年のようにタイ、カナダ、アラブ首長国連邦、バーレーン、マカオ、アメリカなど新たな国・地域に出店を続けていきます。
なおダイソースウォン南門店(韓国)、ダイソーサン・スター・キャッスル店(マカオ)、ダイソーイオンモール・ビンタン店(ベトナム)、ダイソーロビンソンズ・プレイス・イリガン店(フィリピン)は海外でも特に人気のある店舗です。
アメリカでも日本の高品質・低価格なダイソー商品は人気があります。北米エリアだけでも、ダイソークロスロード・ベルビュー店、ダイソーセラモンテセンター店、ダイソーレイク・フォーレスト店、ダイソーキャロルトン店があり、いずれも人気がある店舗です。
日本から遠く離れた中東にも、ダイソー海外店舗があります。売り場が150坪以上ある店舗だけでも、ダイソードバイモール、ダイソーダマン・オシームモール店、ダイソードーハ店、ダイソーラムリモール店、ダイソーマスカット・グランドモール店があり、いずれも人気です。※企業情報は2022年12月23日時点、ダイソー公式HPより。
ダイソーにネット通販はある?
全国各地に多数の実店舗を構えるダイソーなので、ほとんどの人が実店舗でダイソーショッピングを楽しんでいます。
店舗の規模によって取り扱いアイテム数は異なりますが、どの店舗も頻繁にダイソー新商品が入荷してくるため、ダイソーヘビーユーザーになると「ほぼ毎日、どこかのダイソーに出かける」というケースも多くあります。
そんなダイソーは実店舗の買い物だけでなく、ネット通販で買い物をすることもできます。ネット通販はコロナ渦の影響もあり、ダイソーだけでなくさまざまな業種で注目されています。
ネット通販のメリットは多数ありますが、コロナ渦によって最も大きな魅力となったのが「三密回避」でしょう。2020年以降は急激にネット通販の利用が拡大したため、これまでネット通販を行ってこなかった業種も新たにネット通販事業に参入するようになりました。
これまでネット通販との接点が薄かった100円ショップ業界にもその傾向は強く、ネット通販を始める店舗が増えています。ちなみに国内最大店舗数を誇るダイソーでも、ネット通販の利用が可能です。
ところが身近な場所に実店舗が多数あるダイソーでは、「わざわざネット通販を利用しなくても実店舗に出かけた方が便利なのでは?」という意見もあります。
またダイソーのネット通販利用者は大量購入が目的で利用している人が多いので、「個人が少量の注文をするのはNGなのでは?」と疑問を持つ人も多いです。ではダイソーが実施しているネット通販は、個人利用や少量注文に対応しているのでしょうか?
少量や個人でも購入できる?
「ダイソーネット通販は少量や個人でも購入できる?」の質問の答えは、「基本的にYES」です。ダイソーで同一商品を大量に購入する際は、実店舗ではなくネット通販を利用する人が目立ちます。しかもダイソーネット通販を利用する人は、個人客も多いです。
そもそもネット通販の利用条件に、「個人の利用は認めない」という条件はありません。もちろん団体の利用を制限する条件もないので、個人・団体問わずダイソーのネット通販は誰でも利用可能です。
注文数に関する質問については、「基本的に少量での注文ができる」となります。あえて「基本的に」と前置きした理由は、ネット通販を利用する際にはあらかじめ指定された購入単位以上での注文が必要だからです。
購入単位は商品によって設定が異なるため、中には少量での注文ができる商品もあります。ただしネット通販ではダイソー実店舗でのショッピングと違い、商品1個単位で注文することはできません。
ちなみに税込み110円商品であっても1セット8個の少量単位で注文できる商品もあれば、1セット30個単位でなければ注文ができない商品もあります。
もちろん税込み220円商品、税込み550円商品なども購入単位の条件があるので、少量での注文ができる場合と大量注文のみの場合があります。
とはいえ通販なら実店舗で取り扱いがない商品が購入できるケースもあるので、少量での注文が難しい場合でもネット通販を利用した方がお得な場合も多いです。
ただし少量・大量問わず、ネット通販が利用できない地域があります。それが沖縄本島および離島です。
沖縄本島および離島以外のエリアはどこでもネット通販が利用できるのですが、ネット通販サービス対象外地域に指定されている沖縄本島と離島は、大量注文でも利用ができません。
ですからネット通販の対象外となっているエリアでは、少量・大量問わずダイソー実店舗でのショッピングとなります。
ダイソー通販の利用方法
ネット通販でのショッピングを希望する場合、利用の条件だけでなく利用方法についても確認が必要です。そこでネット通販の利用方法を詳しくご紹介しましょう。ダイソーには公式通販オンラインショップ(まとめ買いメイン)と公式通販ネットストア(単品販売メイン)がありますが、今回はまとめ買いができる公式通販オンラインショップについてご紹介します。
1.通販サイトに会員登録
ダイソーの実店舗でショッピングをする場合は会員登録なしでも利用できますが、ネット通販でショッピングをする場合は「ネット通販会員であること」が利用の条件です。そのためネット通販を利用する前に、必ずネット通販会員の登録をしてください。
ネット通販会員の登録は、ダイソー公式通販サイトで行います。ダイソー公式通販サイトには「通販新規会員登録フォーム」があるので、まずは登録フォームを開いてください。フォームにはネット通販会員に登録する人の本人確認情報を入力します。
本人確認のための入力項目には、会員になりたい人のメールアドレスとパスワード(自由設定)のみです。どちらも必須項目なので、間違いのないよう確認して入力してください。
入力フォームの下部に「ネット通販利用規約」があるので、内容を確認したら「同意して確認」をクリックしましょう。クリックをすると入力フォームに登録したメールアドレスに、URLが添付されたメールが届きます。
メールのURLにアクセスし、ネット通販会員個人情報(氏名や住所等)を入力してから、再び「登録」をクリックすると、ネット通販会員登録の完了です。なおネット通販会員登録は無料ですし、登録後にネット通販会員を退会することもできます。
退会する場合は、ダイソーネット通販公式サイトの「退会手続き」から手続きを行ってください。ちなみにネット通販会員情報や、メールアドレス・パスワードの変更も可能です。
2.商品の注文
ネット通販会員登録が完了すれば、いつでもダイソーネット通販の利用が可能です。商品の一覧はネット通販サイトを開けば確認ができますし、検索機能があるので、欲しい商品名を入力するだけでも商品の検索ができます。
欲しいん商品が見つかったら、商品紹介文の下にある「カートへ入れる」のボタンをクリックしてください。クリックする前には、必ず注文個数の条件を確認しましょう。ネット通販では1個単位の注文が不可なので、商品ごとに最小注文数が決まっています。
商品合計金額は単価×最小注文数で計算しているので、必要に応じて注文個数(注文セット数の変更機能で調整可能)を決定してください。
たとえば1個是込み110円の商品が1セット8個入りを1セット注文すると、合計金額は「税込み880円」と表示されますが、2セットの場合は「税込み1760円」となります。
ちなみに注文セット数は再計算・数量リセット・注文の削除ができるので、内容に納得できない場合はこれらの機能を利用してください。
ダイソー通販の支払い・お届けの条件
商品の注文が無事に終わったら、購入手続きを行います。購入手続きでは支払い方法の選択と配送条件の確認をするので、内容を細かく確認するようにしましょう。
支払い方法・送料
ネット通販の支払い方法は、個人利用の場合と法人利用の場合で異なります。法人利用の場合はクレジットカード決済と現金振り込み(後払い決済サービス「Paid」を利用)から選択できますが、個人利用の場合はクレジットカード決済のみです。
クレジットカード決済は、主要な国際ブランドのクレジットカードであれば基本的に利用できます。ただしクレジットカードの種類によっては、ネット通販に利用できない場合もあるので注意してください。
送料は地域に関わらず、一律770円(税込み)です。なお1回の注文合計金額が税込み1万1000円以上の場合は、送料が無料になります。
請求書は発行できる?
請求書の発行は、現金後払い決済サービス「Paid」を利用した場合に限り可能です。ただし請求書が発行できるPaidを利用する場合は、利用前に簡単な審査が必要になります。なお個人で利用する場合はクレジットカード決済のみなので、請求書の発行は不可です。
お届け場所と日数
商品の配送場所は、沖縄本島・離島・海外を除けばどこでも指定可能です。ただし最寄のダイソー実店舗での受け取りサービスは実施していないので、実店舗を配送場所に指定することはできません。
注文から商品配達にかかる時間は、通常時で2日~9日です。ただし天候や注文状況(利用者が集中する時期を含む)で、通常配達時間よりも遅れる場合があります。
ダイソー通販のおすすめ商品
上手に活用すれば個人でもお得に利用できるのが、ダイソー・ネット通販です。そんなダイソーのネット通販で個人利用客におすすめの商品を2点ご紹介しましょう。
保湿ゲルクリーム コラーゲン
保湿ゲルクリームコラーゲンは、2種類のコラーゲンを配合した保湿用クリームです。乾燥した肌の内部にしっかりとしみこむクリームですが、1個税込み110円商品なので、コスパ的にも人気があります。
ネット通販では8個入り1セットとなっていますが、リピート率の高い商品なので、ネット通販でまとめ買いをしてもお得です。※2022年12月23日現在はダイソー公式ネットストアで販売中です。
個人購入で1セット8個入りという条件はやや厳しいですが、実店舗でも人気の商品なので個人で購入する人もいます。また個人ではなく、家族や友人と共同で購入するケースも多いです。
除菌おでかけウェットティッシュ30枚2個
こまめな手洗いが欠かせなくなった2020年以降、職場や外出先に除菌シートを持参する人が増えています。一時はダイソー実店舗でも品薄になった除菌関連アイテムですが、現在は入荷も安定し、商品アイテム数も増加しています。
そんな除菌アイテムでおすすめなのが「除菌おでかけウェットティッシュ30枚2個」です。アルコールタイプですが日本製なので、「安心して使える」と人気です。
30枚入りなのでたっぷり使えますし、三重構造シートなのでウェット感が長持ちします。1個税込み110円の商品ですが、オンラインショップでは20個1セットが注文条件なので、最小注文数で購入する場合は税込み2200円です。
ダイソーの通販でお買い物を楽しもう!
ダイソーでは個人でもネット通販でショッピングができます。ネット通販では1個単位の注文は不可ですが、一部商品は少量注文も可能です。
基本的にまとめ買いをするのに便利なネット通販ですが、実店舗で品切れ続出の商品などもネット通販で購入できるので、実店舗とネット通販を組み合わせて利用するとよいでしょう。
※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。サービスや商品情報は2022年12月23日時点、ダイソー公式オンラインショップより。